21. トスカーナの休日
《ネタバレ》 映画見る前にトスカーナは人の名前かと勘違いしてました(笑) まぁ、それは置いといて。イタリアの景色はとても神秘的で癒された、イタリア料理を囲んで食べたり、話したり、他人でも開放的なイタリア人って暖いファミリーって感じで、いいなーなんて思いました。ただ話ができすぎてるし、よくある話と言われればその通りで、この映画から感じる所はあまりなかったように思います。ただ、不思議とイタリアの街の魅力と淡々と進む話が良いリズムを刻んでいるような、そんな心地よさを感じる映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-09-01 17:19:27) |
22. 世界最速のインディアン
話が上手く作りすぎているのは確かだが、お爺ちゃんの人柄やプロフェッショナル根性に胸が熱くなりました。あんな活発なお爺ちゃんには絶対になれないし、なろうとは思わない。ただ自分の夢を叶えたいと言う底知れない情熱が、周りの人を動かしていく姿は見てて気持ちよかった。「諦めなきゃ何でも出来るってぞ」って言われたような感じで、素直にメッセージに共感できた。なかなか良い映画だと思ったしアンソニーの新たな魅力を見つけた感じです。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-08-19 13:06:05) |
23. ミリオンズ
《ネタバレ》 空想物語と現実的な話が交互に出る作りに、色彩の鮮やかさアニメーションなどを取り入れてあって遊び心満載な映画と言う感じでした。あと、子供たちの大人の扱い方の巧さに一本と言う感じかな。でも肝心なお金の使い道が聖者とかあれほど言っときながら好き勝手使ってるし、最後で結局良い事しましたってなラストにされてもね~ 絶対に最後に何か思わぬ展開が待ち受けていると思っていたので余計にガッカリした。見ている時はそれなりに楽しめたけど最終的にはあまり何も残らない映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-07-29 16:43:27) |
24. フラガール
《ネタバレ》 笑いあり、感動あり、あまり深く考えずに気軽に見れる作品。田舎を変えようとする人々の努力が常磐ハワイアンセンターを造ったのにはもちろん感動したんですが、町の人にはかなり深刻な問題で、炭鉱を掘ることでしか食うことが出来ない町の状態や職を失った人には賭けのような状態だったとは全く知りませんでした。踊りをマスターするのも大変な努力だったと思いますが、方言なんかもよく頑張ってるなと感心させられた。やっぱりこの話のメインであるフラダンスには感動。村の威信を賭けて頑張りが実った瞬間であり、フラダンスの娘たちの努力が報われた瞬間でもある。古典的な話ではあるが、頑張ったものが夢を叶える瞬間はやっぱり感動的です。 [地上波(邦画)] 7点(2008-07-29 16:31:30) |
25. リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
《ネタバレ》 なんかもう、何でもありって感じで。つまらなくもないがメンバー構成に違和感を感じてしまい、あまりこのノリに付いて行けなかった。それぞれの特技がありヒーロー戦隊もののようでワクワクするところもあるにはあるが、所詮は子供向けのファンタジーの域。ストーリーをもう少し考えてほしかった(このメンバーで話を作る時点でもう失敗かもしれないけど)。まぁ、一度見たら二回目は決して見たいとは思わない映画ですな。みなさんが言うように、これがショーン・コネリーの遺作になるとはちょっと悲しすぎますね。 [ビデオ(吹替)] 5点(2008-07-29 16:11:40) |
26. 沈黙の追撃
《ネタバレ》 セガールも今風の複雑な映画にチャレンジしたつもりなんだろうけど、いまいちピンと来なかった。昔の仲間を集めて任務を遂行にあたっている所までは期待が持てたが、それから下がる一方、敵か味方か微妙なマインドコントロールさらた人&その他をセガールがバシバシ制裁してめでたしめでたしってこれでいいのか?話が分かりずらいことに加え強引過ぎる展開、洗脳せれた人は皆殺し、仲間が死んでも気にしないラストの終わり方なんてあまりにも酷すぎる。こんなことなら分かりやすいアクション映画にまとめてくれた方が良かったよ。見終わって沈黙(落胆)すること必至です!! [地上波(吹替)] 3点(2008-07-01 14:04:53) |
27. 747 エア・ターゲット
《ネタバレ》 航空機から盗むってのは面白い発想だとは思う、空中で盗みを働く「オーシャンズ11」と言った感じかな。ただ、華麗に盗むと言うわけでも無いしね、何か物足りない話でした。最後のオチもよくある展開だったのもあってこの点数かな。 [地上波(吹替)] 5点(2008-06-18 11:54:20) |
28. ボーン・スプレマシー
《ネタバレ》 物語の全貌が見えてくるのにともなって全体的に暗い印象が残るが、テンポと物語の展開の良さはさすがで実に計算されている映画だと感じた。恋人の急死から始まることによって続編へ興味を借りたて、その後の「ボーン・アルティメイタム」にも違和感なく見事に繋がっていると思います。悪いところを上げるとすると少し手ぶれが気になった所ですね、臨場感が出すための演出でしょうがアクションを目で追えないのはちょっと違和感を感じた。ただ前作のアクションよりも進化していていると感じましたし、個人的には続編ものとしては合格点だと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2008-06-10 13:19:34) |
29. オリバー・ツイスト(2005)
《ネタバレ》 予告編のイメージとはだいぶ違ってました。少し泣けるのかと期待していましたが、そこまで感情を揺さぶられる映画でもなかったですね。恩を忘れない子供の優しさってとこでジンワリきたのは確かだけど、あの老人はそこまで親切と言うわけでもなかったしね。ビルのあっけない死に方もイマイチだったし。なんか物足りない映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-05-25 22:31:11) |
30. クローバーフィールド/HAKAISHA
《ネタバレ》 久しぶりに劇場に足を運んだかいがありました。最近の映画でまた注目されてきた手持ちカメラ。その手法で映画を作っちゃおうと言うのが本作なわけですが。この手の映画は今に始まったことじゃないし、ブレア・ウィッチ・プロジェクトでも使われていたし、さほど驚くことは無いと思っていた。しかし、いざこの映画を鑑賞してみて驚いた。こんな映画は一年に一回出会うか分からないと言うような強烈なインパクトで。音楽を使わず効果音を最大限に生かす工夫、ネックである手ぶれを坂手に取ったライブ感、それらを壊さない程度のCG、とにかく凄かった。日本の怪獣映画に影響を受けた監督らしいがそのセンスは大したもんで。クリーチャー映画のお約束を抑えながらもライブ感を損なわないし、観客と苦痛を共鳴させ尚且つ限界を超えない程度の終わらせ方(2時間超えてたら吐いてたね)。ラストの無理やりな怪獣の寄せは気に入らなかったものの十分に監督の熱意は伝わりました。アイデアと意欲に満ちている奇抜な作品でした。これは映画館で見るべき映画でしょうね。 [映画館(字幕)] 8点(2008-05-06 08:49:13)(良:1票) |
31. ボーン・アイデンティティー
今時のアクション映画にしては控えめで、爆発やCGはほとんど使ってないし。記憶喪失で自分自身を取り戻す旅ってのも良く聞く話で新鮮さは無い、派手なドンパチが好きな人はもの足りない映画でしょう。シュワちゃんを陽とするならこの映画のマットは陰と言う感じです(笑)。建物をよじ登ったり、ひっそりと追っ手から逃げたり、地味な役柄です。それでも頭を使って敵を倒したりするところは共感できるし、舞台がヨーロッパであるところもありきたりな映画とは一戦を画したと思う。知的な元暗殺者と言う役にマット・デイモンを使ったのが良い方向に転んだなと言う印象は受けました。スプレマシーはどう続くのか見てみたくなりました。 [地上波(吹替)] 7点(2008-04-14 16:50:35) |
32. 東京ゾンビ
《ネタバレ》 大まかな話はランド・オブ・ザ・デッドと同じですが、柔術やらハチャメチャなコメディーでキツい味付けをしたという感じのショボ映画。よくこんな映画に哀川翔とか浅野忠信が出てくれたね~ 奇跡と言うしかないでしょ。前半の流れは和製ゾンビ映画と言う感じで自分的にはアリだったんだけどな~(黒富士は笑えなかったけど)ゾンビコロシアム?あの辺りから急激にアホらしくなった気がしますね。あと、続くかも?って感じの終わり方が何かやけにイラっと来ました。あっても見ないわ!大体さ~、ロシア、ロシアってロシアに何があんのよ!まぁ、俺はロシアに行かずとも笑いで凍え死んだけど.... [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 4点(2008-03-05 02:55:33)(良:1票) |
33. リトル・ミス・サンシャイン
《ネタバレ》 ファミリー映画の雰囲気なんだけど下品って所がミソなんでしょうね。初めは自殺未遂の男の笑えない話やヤク中のおじいさんのエロトークでかなり不安になったんですが(子供の前でズバズバと言い過ぎ(笑))、だんだんこれはこれでスパイスが効いていていいかなと思えてきて、そのうち爆笑してました。登場人物がみんな個性的で面白い、特にヤク中おじいさんと無言の青年はツボでしたバランスが陰と陽と言うか絶妙です。ロードムービーって雰囲気は自分好みなのでその辺でも楽しめたんだと思います。あんだけエロいおじいちゃんが教えたダンスってことで、これはもしかしてって思ったら、期待通りに笑かしてくれました。ありえない話の連続ですが最終的には癒されるナイスな一作でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-03-02 10:49:50) |
34. キャットウーマン
《ネタバレ》 バットマンのキャットウーマンよりは露出してるんでセクシー。たしかに大した話じゃない、使わないとシワクチャになる化粧品ってどっちにしろいつか訴えられるだろ!でも使い続ければ若いままなの?じゃあ、使っとけよ!何か微妙な設定では?あと、敵が普通すぎない?最後の大ボスはカチカチおばちゃんだし(でも、シャロン・ストーンって本当に美人)。けど不思議とそれなりに見れちゃった。多分、ハリー・ベリーが魅力的だったからと思たんだけど・・・ この映画でラズベリー賞の最低主演女優賞とってたんだ(;^_^A俺は結構好きだったけどなー あと、研ナオコってのは言い過ぎでは(笑) [地上波(吹替)] 5点(2008-02-28 06:08:54) |
35. ビッグ・フィッシュ
《ネタバレ》 ティム・バートンの映画中で一番好きな話です。ファンタジーの分野は世代に縛られるものですが、この作品はファンタジー=おとぎ話であってハッキリと割り切って話しに入れました。父親と言う身近な存在の人生の話であり、さらに笑ってしまうような父親のホラ話でもある。その辺の曖昧さが他のファンタジー映画とは違う魅力だと思う。自分の父親はどんな日々を過ごしたか意外と知らないし、人生を子供に話すのは自分が生きた証明を残すことにもなるし、良いことだと感心した。映像の美しさ、色調とかはティム・バートンらしさが出ていておとぎ話の世界とマッチしてると感じました。ラストの葬儀に駆けつけたたくさんの人々を見てジーンときました。みんなに愛される生涯を送れるって素晴らしいです。自分もあんな死に方ならよろこんで(笑) [DVD(字幕)] 9点(2008-02-26 00:21:04) |
36. バベル
《ネタバレ》 全ての悲しみはあのライフルから始まったと言うが、実際そんなことは重要なことではない。事件の大小はあるものの、ここで出てくる悲しみとは映画の中のものだけでは無く、その国では日常茶飯事なことである。ではこの映画の魅力は何か?それは人種間の環境の違いや生き方の違いを描いている所だと自分は思った。耳と口が使えずのけ者にされ愛に飢えている少女。子供の死で夫婦の絆が薄れ始め旅に出たアメリカ人夫婦。不法労働者としてアメリカで働いている女。みんな初めから悩みを抱えていた人達であり、そしてライフルが齎したのは決して不幸だけでは無い。アメリカ人の夫婦は仲を取り戻し現地の人々の優しさを感じ、日本の少女は結果として父親と和解している。結局は国や文化や暮らし、不自由な体であっても、同じ人間であり同じ愛を持って生きている生物に変わりないと言うことが言いたいわけだ。もちろん違法労働者の女や銃撃事件を起こした少年は不幸になったわけだが、どこかの国で死者が出てもどこかの国では産声が聞こえるわけで、それも人間と言う生物の宿命だと言うこと。この映画は複雑な構成ながら、各地の人種の日常を淡々と描いたに過ぎない単純な映画であり、それでいて人間と言う現実を見直す機会を与えた作品だと自分は感じた。愚かなことを積み重ねていく人類だが、未来を明かるく照らすことも不可能ではないと、この映画に励まされた気もした。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-02-25 23:59:10) |
37. 親指さがし
《ネタバレ》 ホラーとしてもサスペンスとしても今ひとつでした。絶叫する場面が無いままやっぱりと言いたくなる使い古されたラストに行きついた時には肩をおとしました。最近のホラーって似たり寄ったりな映画ばかりですけど、この映画は特に中途半端な感じでがっかりでした。まだ、少女の呪いでみんなやられるって方が個人的には良かった気がします、最後に感動的な終わりにしようとしてるのもなんか違和感があるし(紙飛行機?)。 それにしてもなんでエンドロールに洋楽の曲?合わないと思うんだけどなー [CS・衛星(邦画)] 4点(2008-02-22 19:10:00) |
38. スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師
《ネタバレ》 ティム・バートンとジョニー・デップの最強コンビがまたしてもやってくれました!今回はミュージカルの映画化。ティムお得意のダークファンタジーの世界が見事にこの映画にも生かされてます。タイトルロールから彼独特の世界観があふれ出ていて、ワクワクさせてくれます。ミュージカル映画は苦手だったんですが、この作品はそれほど気にせずに見ることができた。むしろ出演者の歌が上手で関心したほど。ただし、この映画をチャーリーとチョコレート工場のノリで見ると大やけどするのは間違いない。子供とは見てはいけないし、それなりの覚悟をもって見るべきだと思う。 グロい映画には慣れている方だが、実際ティムがここまでやるとは思ってはいなかったので正直あっけにとられた。次々と喉を掻っ切られる人々、バサバサト人間を落下させてはパイの材料に、この一連の流れ作業には言葉を失った。それでも真紅の血に染まっていくジョニーに不思議と魅力を感じてしまうし、ティムの世界観に見事に調和したミュージカルには拍手を送りたい。グロい映画が苦手の人にはお勧めできないが、その不可思議な世界を体験してほしいとは思う。劇場でカップルで身に来てた人はかわいそうだったなー(笑) [映画館(字幕)] 7点(2008-02-10 22:03:02) |
39. エイリアンVS. プレデター
《ネタバレ》 なかなか良かったです。期待は全くしてませんでしたが古代遺跡を探索するノリは好きです(個人的にインディージョンズみたいのが好きなので)。たしかにプレデターと共闘するんかい!とか、人間は成人の儀式のための餌だったの?とか言いたいことは山ほどありますが、元のコンセプトはプレデターとエイリアンが戦ったらどうなるかって所なので、戦闘シーンは迫力があったし、SFアクション映画としてはこれで良かったと思います。ただ、2が見たいとは思いませんが。 [地上波(字幕)] 6点(2008-01-30 13:38:05) |
40. 28日後...
《ネタバレ》 一人、ロンドンに取り残される孤独感、そして走って追いかけてくる感染者の恐怖。事態を飲み込めずに話しに巻き込まれていく展開に釘づけになった。この手の映画の定番と言うべき極限状態の人間の心理、グロい描写などもたくさん用意されているのはもちろんだが、休息の場面とのメリハリがあり最後まで飽きずに見れた。後半の感染者が暴走する場面では都合がいい気もするが、ラストの希望のある終わり方は印象的だった(スッキリしました)。HELPって言いたい所だけど敢えてHELLOにしたのがよかったね。 [DVD(字幕)] 7点(2008-01-29 15:43:57) |