21. もしも昨日が選べたら
《ネタバレ》 奥さんは美人で子供二人も可愛い。何が不満だったんだろう・・・ と思う。安易に面倒を避けて取り返しのつかないことになってしまった 主人公。これは現実的な問題ですね(熟年離婚とか)。 ラストは見ているほうとしても嬉しかった。たとえとってつけたようなものでも。 [DVD(字幕)] 7点(2009-03-15 22:53:43) |
22. アヒルと鴨のコインロッカー
《ネタバレ》 変わったタイトルに惹かれて見てみたのですが、よく出来た話だと思います。 完全に河崎=瑛太として見てましたから、後半は引き込まれました。 絶対に分からない見せ方でずるいけど、それでもいいかと思わせる謎ときでした。 でも、悲壮感がただ漂うだけで、爽やかな青春映画で終わらせて欲しかったところです。 動物虐待はダメ。また、それが人殺しにまでつながる経過というか感覚が理解できなかった。それから、アヒルは神様に見逃してもらえたのか。暗示的でもあったけど、ラストはちょっと無理やりすぎた。 [地上波(邦画)] 6点(2009-03-15 16:18:24) |
23. M:i:III
《ネタバレ》 私生活を出してウソくさくなったり、全体的にご都合主義なのは この手の娯楽映画として目をつぶったとしても、 やはり1には遠く及ばない出来。 とにかくネタバレが多くてしらけてしまった。 冒頭に奥さんが殺されるシーンが出てくるが、本編はその前の時間だと 分かってしまうとディビアン(トムよりも若い俳優には見えない)が 逃げ延びたことがあっさりとわかってつまらなくなる。 また、宣伝もよくなかった。 めぼしいアクションシーンは全てテレビの宣伝番組で 見てしまった後で映画館で見てがっかりしたものです。 まあ本編には責任はないのですがね。 [映画館(字幕)] 3点(2009-03-15 15:51:43) |
24. ALI アリ
《ネタバレ》 意外と評価が低いですね。格闘技映画とみてしまうと無理からぬのかもしれません。でもドキュメンタリーとしてみると見方が変わってきます。 実在の人物の人生だと思うとかなりドラマティックなものだったのではないでしょうか。公民権運動の時代背景である黒人差別との戦いやベトナム戦争への向かい方を見ても勇気のある行動です。また、強さの一方で弱さも持ち合わせた人間らしさもあってよく描かれています。その愛すべきキャラクターの民衆のヒーローであったアリをウィルスミスは好演していると思いました。 [地上波(字幕)] 8点(2009-03-12 22:34:03) |
25. ミッドナイトイーグル
《ネタバレ》 テレビで見たのですが、翌週に放映する「ザロック」と設定は似ているような気が。 でも、敵もあいまいで動機がよく分からない。 踏み込みたくないなら、安易に政治的な色をつけなければいいのではないでしょうか。 ラストがハッピーエンドではなく、とってつけたようなお涙頂戴なのもダメ。 ハリウッドと比べると気の毒ですが、アクションシーンも寂しい気がしました。 [地上波(邦画)] 4点(2009-03-07 23:20:13) |
26. L change the WorLd
《ネタバレ》 Lがジャッキーチェンばりのアクションをしたり、ネットカフェ難民になったり、自転車で逃げたり、背筋を伸ばしたときにポキポキ音を鳴らしたり・・・笑えるシーンは満載。「L CHANGE THE WORLD」というよりは「WELCOME TO THE L WORLD」という趣。でもストーリーがしょぼいのでお金を払っていたら怒っただろうなと思う映画。 [地上波(邦画)] 3点(2009-02-01 14:19:30)(笑:1票) |
27. ウェルカム トゥ コリンウッド
《ネタバレ》 ゆるい空気が良くて楽しく見ることができました。 [地上波(字幕)] 7点(2009-01-11 21:30:24) |
28. メゾン・ド・ヒミコ
《ネタバレ》 ゲイの老人ホームの話をテーマに持ってくるのはかなり個性的で面白いと思う。 暗くなりがちな老人ホームだけど、明るく振舞っている人が多いイメージのゲイを おくことで逆に物悲しさが浮き出ています。 でもこれといった筋書きがないので退屈だった。無意味にエロいし、柴咲コウの演技もいつもと同じでちょっと食傷気味だった。5点献上。 [地上波(邦画)] 5点(2009-01-03 17:36:43) |
29. 叫
《ネタバレ》 自分を思い出してくれた吉岡は許すけど殺戮を続ける赤い服の女、許されていても大事な人を実は殺していた吉岡。赤い服の女に誘われて人を殺した者もやり方だけを導かれているだけで何も残らない虚しさがあります。また、古典的な怪談のようなテイストもあって不思議な感じのする映画でした。 ただ面白かったかというとかなり微妙。ホラーなのに全く怖くないのが致命的な感じがしました。最後になって一気に畳み掛けてくるのですが、暗示的な表現を残してあまりすっきりしないのもマイナス。 [地上波(邦画)] 5点(2009-01-03 13:47:53) |
30. サイレントヒル
《ネタバレ》 ゲームが原作なのでアクション的な色合いが強い。ホラーとしては今ひとつであった。 まず、30年ぐらい前に魔女狩りがあったとか、警察も含めて街ぐるみで隠しているという 設定にリアリティがなさ過ぎる。孤立させた環境を生み出すために必要な設定なんだろうけど、無理があって説得力がない。次に怖いとグロいは別物だと思うけど、グロ画像で怖がらせようとしているのは表現力に乏しい。 サイレントヒルを訪れる理由にも乏しく、最後になって全てを少女がネタバレするストーリーも破綻していると思った。 [地上波(字幕)] 3点(2008-12-31 13:01:38) |
31. 椿三十郎(2007)
《ネタバレ》 オリジナルは既見。全く同じ脚本で作るとどうしても オリジナルとの比較になってしまう。 特に役者の技量の比較という形で。 織田裕二は三船敏郎のモノマネをしているようで仰々しく滑稽になってしまった。 それからトヨエツはこの役にはあまり向いていないような気がした。 キャラが今ひとつでも面白かった。脚本がいいから最低限楽しめます。 [地上波(邦画)] 6点(2008-12-28 23:44:45) |
32. 犯人に告ぐ
《ネタバレ》 テレビで失敗した刑事が汚名返上のためにテレビを利用するというのが面白いです。 前半に散りばめだれた過去の失敗を経緯とした嫌な出来事の数々が 後半で犯人を追い詰めるとともに一気に終結に向かっていくというサイドストーリーの使い方がよかったと思います。 踏みつけた周りと立場が逆転していくところにカタルシスがあります。 メインストーリーは普通の青年である犯人の追跡であり、強敵と対決するという形 でないので、そこに期待を置くとちょっと物足りなくなるかもしれませんね。 映画としてどうかというとかなり地味ですが、なかなか楽しめました。 [地上波(邦画)] 7点(2008-11-20 22:30:22)(良:1票) |
33. 奥さまは魔女(2005)
《ネタバレ》 オリジナルが結構好きだったのでリメイクの本作は不安で見ていましたが、割とよかったと思います。劇中劇という形でひねった設定もあって楽しめました。 [地上波(吹替)] 5点(2008-11-16 14:30:29) |
34. アイランド(2005)
《ネタバレ》 アクションを見せることがこの映画の存在価値であり、それを導くための細部は全く無視されていますね。 最後の潜入シーンも全くどきどきしない。一見真面目そうなテーマをつけて、結局それを軽視している扱いは不真面目だと思います。が、このようなSF的な架空の世界を相手にしているためか腹立たしさもそれほどではありませんでした。それにしてもせっかくお金をべらぼうにかけて作ったのに陳腐な顛末だったなと思いました。随分と能天気な映画ですがこれでいいのでしょうか? [地上波(吹替)] 4点(2008-11-15 00:03:17) |
35. ジャスティス(2002・ブルース・ウィリス主演)
《ネタバレ》 仲間を裏切った捕虜の苦悩を描いた映画としてのスタートはかなり緊迫感があったのですが、途中から全く違うところに連れて行かれてしまいました。 どんでん返しで実は脱走する予定でしたとか、マクナマラ大佐のキャラがいきなり変わってしまったりするのですっきりしませんでした。全てが大佐を立派に見せるためのお膳立て見えてしまうのです。 [地上波(吹替)] 5点(2008-11-12 00:00:10) |
36. スウィングガールズ
《ネタバレ》 よくあるテーマを扱っているので無難にできるはずなのに、これはひどすぎました。 彼女たちがなぜ音楽に取り組んだかが全く分からないのです。音楽は決して安易なものではありません。それなのに、本当に下手だった彼女たちが突然にうまくなっているのです。 映画としてみせる時間の長い短いではなく、うまくなった結論を描きたいのであれば、彼女たちの真剣さが描かれないといけないのではないでしょうか。 突然ゴールについてしまう安易さに唐突感においていかれてしまうのです。そう、本来は、夢中になって取り組むところを真面目に描くべきなのに、そこをギャグで飛ばそうとしているところにテーマに対する不誠実さいうかバカにし切った態度がでている気がしてならないのです。 下手だけど楽しかった青春モノと見せかけて安易な成功をくっつけてしまっただけで、どちらにもなることができなかったと思います。初めて0点をつけたくなってしまいました。 [地上波(邦画)] 0点(2008-11-11 22:35:02)(良:2票) |
37. バンテージ・ポイント
《ネタバレ》 様々な角度から同じ事象を見せる手法の映画ははまれば面白いが、これはダメだった。 情報をわざと隠しているのが見えてしまうのはテレビドラマ的な安さが感じられてしまい興ざめしてしまった。出きればうまく処理して欲しかったところ。それに、登場人物の背景を必要としているのかいないのかよく分からない使い方も観客を意味深に期待させておいて、無視しているような気がしてしまう。最終的にはカーチェイスで解決したってのは本来目指した映画の方向性と一致していないのではないだろうか。と思う。 [DVD(字幕)] 4点(2008-10-19 14:37:49)(良:1票) |
38. ハウルの動く城
《ネタバレ》 キャラクターや設定は魅力的でした。魔法使いの話というのは夢のある話を作ることができるので、前半はどうなるかわくわくしてたのですが・・・後半の城にいる人たちの行動は全く意味不明で終わり方も消化不良でした。もったいないですね。オズの魔法使いのようにもっと明確な目的を持ったストーリーになっていればよかったのですが、場当たり的な話の展開にがっかりしました。 [地上波(邦画)] 4点(2008-10-05 11:07:16) |
39. ダーウィン・アワード
《ネタバレ》 学生のカメラが入ったドキュメンタリー形式にしたのがいいテンポを生んでいると思います。お陰で愚かな死に方をした人たちのみならず心配性なプロファイラーもアホに見えて 空気が軽くなった。でも、愚かな死に方をする人たちの方が幸せそうに見えてしまった のはどうしてだろう。 [DVD(字幕)] 8点(2008-09-29 22:19:35) |
40. めがね
《ネタバレ》 ゆるい映画を目指したと思うけど意外に面白くない。現実感がなさすぎてついていけなかった。それにだらだらしすぎている。前作はまだ「外国だから」と考える余地はあったのですけどね。 [DVD(邦画)] 3点(2008-09-28 14:55:45) |