21. ローマの休日
昔から往年の名作だ不朽の名作だって言われている映画に対し、よく思うことは「ホントにそこまでいい映画なのか?昔のだし案外大した事ないんだろうなー」。この「ローマの休日」も同様でした。ラブストーリー苦手だし……って敬遠していたのがバカみたいに、素直に面白かったです。会見~ラストまでの流れは映画を見ている気がしませんでした。二人の視線が切なくて、別れがどんどん近づくにつれ、二人とも今からでも遅くないから早く行け!って気持ちと、あくまでも王女と記者の一日限りの恋だから良いんだよな、って気持ちが一人せめぎあってました。オードリーはもう言う事なし。本当に妖精が彼女に宿っていたんじゃないかとまで思います。 [DVD(字幕)] 9点(2009-05-03 17:02:25)(良:1票) |
22. DEATH NOTE デスノート the Last name
《ネタバレ》 前編を見た直後、なんだかんだで続きが気になるあまりに原作の単行本を全巻購入→読破、公開直前まで弟とデスノ議論をしていたのはいい思い出。後半のストーリーはヨツバを高田清美に置き換えたオリジナルでしたが、映画は映画でしっかりとまとまっていたと思います。刑事たちとエキストラは相変わらずダメだけど。原作では息子がキラだと知らないまま死んでしまった夜神総一郎が、ライトと向き合い法律の意味を語るところ、Lに敬礼して去っていくところは原作では味わえなかった感動がありました。映画化で一番得したキャラはたぶん総一郎だと思う。あと、ワタリが倒れるシーン、唐突すぎて一瞬ギャグかと思った。 [映画館(邦画)] 7点(2009-05-03 15:41:10) |
23. DEATH NOTE デスノート(2006)
《ネタバレ》 「捕まえてみろ。殺してみろ。」というキャッチコピーに惹かれて原作未読のまま映画館に行き、死神のノートで人を殺すという斬新なアイディア、複雑なルールを駆使した二人の天才の頭脳戦と先の読めない展開に、すっかり夢中になりました。その時にレビューを書いたらだったら8点9点くらいつけてたと思います。 だけど、後編を見るにあたっての復習と暇潰しをかねてテレビ放映も見ると、脇役の人の演技はチャチだし、映画館では気付かなかったけど不自然な所もあったり。南空ナオミが詩織を人質に取るのが想定内だったんならライトがペンを出しかけた理由が分からないし、他人には見えないリュークとあんな大きな声で話した挙句にリンゴを放り投げるライトは傍から見たらどう考えても不自然。普通あの時点で多少は怪しまれるだろ。リュークと、ラストの二人の対峙シーンに+1点。 [映画館(邦画)] 6点(2008-03-23 19:22:49) |
24. ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
建物や公共物がどんどんぶっ壊されていって、周り巻き込みすぎだろwwって弟と笑いながら見てました。今思えばなんで笑えたのか分かんないけど、まあ期待せず暇つぶしに見る分にはいいと思います。最後の博士(だっけ?)とのバトルより、橋の上で超能力使う所の方が面白かったって意見には同意。 [地上波(吹替)] 4点(2008-02-07 16:24:49) |
25. ダイ・ハード
聞きしに勝る面白さ。アクション映画を最後までワクワクハラハラドキドキして見たのは久しぶりでした。エレベーターから椅子に乗った死体が降りてきて、そこにマクレーンの挑発が書いてあるのがなんか笑えた。ハンスがスネイプ先生役の人だとは気付きませんでした。 [DVD(字幕)] 9点(2008-02-07 15:48:25) |
26. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
中身なんてあってないようなもんだけど、海賊が暴れ回ってんのを見ているだけで楽しく、あっという間に時間が過ぎて終わってしまう。テンポがいいから最後まで全然退屈しないし、ジョニデに関してはもう今更言う事もない。見終わってからしばらくは頭の中で音楽がくり返し鳴り響いて止みません。ほんと、映画館で観たかった… [DVD(字幕)] 9点(2008-01-18 15:33:52) |
27. 佐賀のがばいばあちゃん
ストーリーや人物はテンプレ通りだし、脇役は微妙に合ってないしクライマックスの長距離走も大して盛り上がれなかった。時間の無駄とまでは言いませんが、テレビで十分って感じですね。まあ、なんだかんだいってばあちゃんのキャラは良かったと思うので+1点。 [地上波(邦画)] 5点(2007-11-27 11:47:46) |
28. スターダスト(2007)
劇場は席を間違えた事に最後まで気付かなかったくらいガラガラだったけど、思ってたよりずっと面白かったです。映像、音楽も良かったし、何人かの方が言う通り最後まで安心して観られました。こういっちゃなんだけど、話が単純で世界の存亡とかが絡んでないファンタジーはけっこう新鮮でした。 あと、ロバート・デ・ニーロ、実はこれが初見…。 [映画館(字幕)] 8点(2007-11-27 11:01:22) |
29. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
夏休みに隣の市まで観にいきましたが、いまだに鮮明におぼえてます。クライマックスのヤシマ作戦はもちろん、冒頭の使徒襲撃シーンはあまりに突然ドガーンと来たので、弟と思わず声をあげちゃったくらい(マナーしらずですみません)。あとは、ラストのシンジとレイのやり取りが良かった。「笑えばいいと思うよ」って、ここだったのか(笑。ただ、「シンジとよばせてくれ」みたいな台詞はちょっと唐突に感じた。すでに書かれてますがドラマ部分はアニメ放送時の方がやっぱりいいのかなって思いました。 ……にしても、なんで「ヤシマ作戦」って名前なんだ? [映画館(邦画)] 7点(2007-11-15 16:52:12) |
30. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル
《ネタバレ》 下の方の言う通り笑い全開なので退屈はまったくしませんでした。が、みんなでアクション仮面を応援するなどの真面目なシーンはいまいち乗れなかった。その辺りのバランスと言うか、転換があまり良くないのかも。お尻移動でサルたちを追い詰めるシーン(なにげに迫力あり、笑)と、ひまわりの超人ぶりは見物です。 [ビデオ(邦画)] 6点(2007-08-31 12:09:18) |
31. クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦
お色気拷問シーンでは毎回爆笑します。バトルシーンもそこそこ迫力あるし、それから風景(とくに星空)がすごく綺麗で、そこだけアニメ見てる気がしないです。そして何より、ぶりぶりざえもん、かっこよすぎる。。。なんで再登場しないのかなってずっと思っていましたが、声優さんがお亡くなりになられていたんですね。今更ですがご冥福をお祈りいたします。あと、なにげにあの食えない感じのする博士も好き。 [ビデオ(邦画)] 7点(2007-08-31 11:15:18) |
32. ターミネーター2/特別編
《ネタバレ》 あえて予備知識無しで見たので、シュワちゃんとロバート・パトリックが少しずつジョンに迫っていく序盤から一気に引き込まれました。前作のT-800の無表情がのならではの無機質さ、冷酷さを感じさせるのに対し、こちらはジョンとの会話場面などでそれがお茶目に感じられるのはなかなか面白かった。スカイネットを作った技師とのシーンはちょっと退屈でしたが、終盤からラストにかけての展開は前作をはるかに凌ぐ迫力と感動がありました。 それにしてもサラの変貌ぶりは凄まじい。母は強し、どころじゃないです。 [DVD(字幕)] 9点(2007-08-31 10:51:16) |
33. ゲド戦記
《ネタバレ》 竜の共食いやテルーの唄うところなんかはそこそこ印象的だったけど、全体的には何が起きて何がどうなったんだかよく分からなかった。散々繰り返されてる「説明不足」の一言に尽きますね。キャラも言動の説得力がないから魅力的とは言い難いし。こりゃ原作者が怒るのも当然だな、と原作未読者に思わせちゃうのはちょっとね……。 [映画館(邦画)] 2点(2007-08-30 17:04:38) |
34. 情婦
法廷サスペンスと聞き、どっしりした重厚感のある感じのを想像してたので、かなり笑えるところがあったのは意外でした。主人公の弁護士とおせっかいな看護婦のやり取りは見てて楽しかったです。笑いを適度に盛り込みつつ、先の読めないサスペンスとしてもしっかり魅せる。私も完全に騙されました。映像に古さを感じなかったといえば嘘になりますが、そんなことがどうでもよくなるくらい素晴らしい脚本と演出には頭が下がります。間違いなく名作。 [DVD(字幕)] 9点(2007-08-30 16:26:41) |
35. ALWAYS 三丁目の夕日
先に観ていた母が「泣けたよ」と言ってたので少し期待してましたが、かなりつまんなかったです。先が読めるなんてレベルじゃない超ベタベタな展開だけならまだしも、「ここで泣け」と言わんばかりに流れるBGMがうっとおしくてしょうがない。劇中で音楽が流れるたびにイラッとしたのは初めてです。役者の演技は良かった。 [地上波(邦画)] 3点(2007-08-26 20:35:13)(良:1票) |
36. 紅の豚
《ネタバレ》 今までオッサン向けの映画だとバカにしてきて本当にごめんなさい。金曜ロードショーで暇だから見てやるかって気持ちで観たら五分後には画面に釘付け、飛行機の迫力と浮遊感は凄すぎてアニメとは思えませんでした。ストーリー、音楽、絵、世界観、キャラクター(対称的なジーナとフィオがどっちも魅力的)、そして豚!!どれも最高。男はあれくらいカッコつけてるくらいが最高にかっこいい、と私は思います。 [地上波(邦画)] 10点(2007-08-26 19:14:08)(笑:1票) |
37. となりのトトロ
おそらく生まれて初めて観たジブリ作品であるという個人的な思い入れもあって、私的ジブリ映画トップ3に入るほど好きな作品。内容はもちろん、鑑賞後に残る余韻がなんか心地良くて、田舎の空気を思いっきり吸いたくなります。小さい頃はヤギがメイに近寄るシーンがすっごい怖かったんだよなあ。 [ビデオ(邦画)] 7点(2007-08-18 20:09:02) |
38. 天空の城ラピュタ
客観的に見れば名作だとは思うけど、主人公のパズーとシータが小さい時から苦手で好きになれないから、「好きな映画」ではないです。だけど、眼前にラピュタが現れるシーンとエンドロール、君をのせては最高だと思います。 [地上波(邦画)] 6点(2007-08-14 22:20:42) |
39. ホーンティング
最初の方はまだ観れましたが、中盤からは「ハァ?ナンダソレ」の連続。ホラー映画を一度も観たことがない怖がりの自分ですが、まさかホラー映画の途中であくびが出るなんて、一年前なら想像もつかなかったです。結構好みな屋敷の美術と、「呪怨」や「オーメン」に手を出す勇気をくれた感謝の意味を込めて2点献上。 [地上波(吹替)] 2点(2007-08-14 21:52:56) |
40. スタンド・バイ・ミー
死体探しに向かうまでの、ワクワク感と楽しそうな雰囲気が、いまから思い出すととても切ないです。あの後四人が離れ離れになっちゃうの、寂しいけど、なんとなく分かる気がします。友達って、いくら仲が良くて大切でも、ずっと一緒にいられるわけじゃない。上手く言えないけど、きっとああいうのが本当なんだと思います。 ただ、ラストシーンからエンドロールへの入り方と、「スタンド・バイ・ミー」の使い方は完全に反則です。おまけに歌詞の日本語訳を見せるなんて……こっちの目を腫れさす気か [DVD(字幕)] 10点(2007-07-31 22:14:03)(良:1票) |