21. 僕の彼女はサイボーグ
大惨事が起こる割りにはあまり緊迫感はありませんが、主人公の彼は親しみやすく、サイボーグの彼女も魅力があっていいと思いました。機械の彼女が彼との触れ合いの中で人間性を獲得していく様子がもっと多く描かれていたら、ラストがもう少し盛り上がったような気がしました。 [DVD(邦画)] 6点(2009-03-22 11:52:34) |
22. ヤッターマン(2008)
海江田博士の娘さんとケンドーコバヤシが意外に可笑しかったです。深田恭子も存在感があって良かったでした。唐突に始まるギャグシーンのテンポもアニメのようにサクサクしてたほうが笑えたような気がしました。エンドロール後の次回予告はおまけ気分で楽しかったです。 [映画館(邦画)] 6点(2009-03-16 14:31:39) |
23. ダークナイト(2008)
90年代に見たシリーズよりも色調が暗く、超人的な能力ではなく鍛えた肉体を強化服で纏う等身大の人間ヒーローな部分が更に強調されていて魅力がありました。ストーリー運びもサクサクしていて意外性もあって最後まで引き付けられました。ただ、たまに薄暗くて何してるのか見にくいときがありましたが良く出来た作品でした。 [DVD(字幕)] 8点(2009-02-23 04:38:15) |
24. ミスト
《ネタバレ》 中盤であっさりと台詞で言ってしまう「追いつめられた人間の狂気・弱さ・愚かさ」を描きたいからといって、人間を襲う謎の生物は謎のまま、原因は軍の秘密実験で片付けてしまっていいのかと不快に感じました。ラストに関しても、救いのないシチュエーションを描きたいために主人公の行動が不自然に感じます。登場人物たちは与えられた役割を果たすだけの駒にしか映らず、誰一人として感情移入できる人物がいませんでした。 [DVD(字幕)] 2点(2009-02-23 04:00:56)(良:1票) |
25. ガチ☆ボーイ
《ネタバレ》 たまたま「メメント」を見たあとだったので、主人公の設定の着想が似ていたのが少し気になったのですが、それでも眠るとその日の出来事を忘れてしまうことの悲喜劇が良く描かれていたと思いました。ラストの後の主人公のこれからの生活を思うと切なくなりました。ただ、記憶障害に至った原因が意外に安易に描写され、病気自体の背景もあまり語られないので物語に都合の良い設定に少し感じてしまいました。でも仲間や家族が主人公を思いやり励ます姿には感動しました。 [DVD(邦画)] 6点(2009-02-20 21:09:46) |
26. 築地魚河岸三代目
《ネタバレ》 原作は読んだことがないのですが、大沢たかお扮する主人公が明るく前向きな性格で好感が持てました。登場人物それぞれの心情や背景も丁寧に描かれていました。劇中でも言われてましたが本当に築地魚河岸三代目になるには、これからの本人のがんばり次第だという感じで終わるので、続きを見たくなりました。サラリーマンの苦労はよく描けていた割に肝心の築地の古い仕来りの大変さがあまり伝わってこなかったのが少し残念でした。でも優しい人の思いやりの感じる良い作品でした。 [DVD(邦画)] 7点(2009-02-20 20:42:45) |
27. ハンコック
《ネタバレ》 前半のコミカルなスーパーヒーローである主人公の人物描写が結構良かったので、後半で別な要素を入れるより、そのままストーリーを進めて欲しかった気がしました。でも一貫して主人公の孤独を描いていたので、それなりに楽しめた作品でした。 [DVD(吹替)] 6点(2009-02-20 20:18:49) |
28. それでもボクはやってない
考えさせられる、よく出来た作品だと思います。僕は周防監督の作品は大好きで、自分でもつい言いそうになる身近な親近感のあるセリフや雰囲気が好きでした。この映画は周防監督じゃなくても作れるような気がしました。 [DVD(邦画)] 7点(2009-02-10 00:06:53) |
29. バンテージ・ポイント
終盤近くまでは引き込まれて観ていましたが、事件の解決の仕方にもう少し工夫が欲しかったような気がしました。作品の変わった性質上、登場人物たちの描かれ方が希薄に感じました。 [DVD(吹替)] 5点(2009-02-09 23:08:16) |
30. コップランド
《ネタバレ》 冒頭から主人公の日常・人柄・背景が丁寧に描かれていました。警官同士の不正に立ち向かうまでの動機付けも、ゆっくりと進み解りやすかったです。不正を働く側にも、元はまじめな警官で仲間の生活を守る為だったような信念が垣間見え良かったと思います。主人公の身体的障害がラストで効果的に使われていました。 [DVD(字幕)] 7点(2009-02-09 22:51:52) |
31. チーム・バチスタの栄光
邦画にしてはストーリーがサクサク進み、テンポがあって良かったと思います。吉川晃司が意外に良い演技をしていました。ただ快楽殺人という異常な事件だった割に物語が心臓手術への恐怖や医師の責任感みたいなものに焦点を当てているので、あっさりと終わる結末に少し違和感が残りました。 [DVD(邦画)] 6点(2009-01-29 18:41:24) |
32. ザ・マジックアワー
中盤までは、ときどき笑わせながらも死と隣り合わせのような緊張感を持たせてくれて画面に引き込まれました。中盤以降からは徐々に人情劇の色合いが強くなってきて無難にまとまった感じがしました。でも登場人物達に人の良さが出ていて楽しい作品でした。 [DVD(邦画)] 6点(2009-01-29 18:18:19) |
33. 少林少女
柴咲コウの殺陣というか、アクションの一連の動作に凄まじい練習量を感じ、感心しました。 [DVD(邦画)] 4点(2009-01-29 18:04:07) |
34. メメント
ストーリーを遡っていく見せ方が変わっていて面白いと思いました。観賞しながら、いつの間にか人物達の背景を思わず考えていたり、少しゲームをしているような感覚で緊張感もあって楽しめた作品でした。 [DVD(吹替)] 8点(2009-01-29 17:46:04) |
35. 20世紀少年
地球征服のための兵器による惨劇、人々が死んで行く様子を映像で見せて欲しい。人類滅亡の危機感が全く伝わってこないです。映像的にもセンスがあるようでないように感じ、演じる役者によって演技力があったりなかったり、出演陣も豪華なようで安っぽく感じてしまいます。鑑賞中、いったい60億円はどこにかかってるんだろう?宣伝にかけてしまったんだろうかとずっと考えてしまいました。2時間のテレビドラマを見てるような、そんな映画でした。 [映画館(邦画)] 3点(2008-09-10 13:16:41) |
36. ザ・コア
《ネタバレ》 地中船の船長が船や乗組員たちの危機を救うためとかではなく、落下してきた鉱石が頭に突き刺さって死んでしまったときは一瞬興味がわいたんですが、その後は思ったとおりの展開でした。パニック映画というよりは、どこか探検もののような雰囲気の映画だと思いました。 [DVD(字幕)] 5点(2008-09-08 12:18:16) |
37. スカイ・クロラ The Sky Crawlers
《ネタバレ》 同じことを繰り返す結末に、虚しいというよりは哀れに感じました。音楽もいい、絵も綺麗、伝えたいこともなんとなく伝わってはくるのだけど、自分には観終わってなんだか何も心に残らない最後まで淡々とした映画でした。ただ、もう一度観てみようかなとは思いました。原作にも興味を持ちました。 [映画館(邦画)] 6点(2008-08-09 16:36:45) |
38. ジェネレーションズ/STAR TREK
《ネタバレ》 TVシリーズは好きなんですが、新スタートレックの劇場シリーズはピカードとデータのトラウマや内面的なドラマが中心であまり楽しめませんでした。もう少しスタートレック4のようなユーモアや娯楽性が欲しかった気がします。D型の最後やピカードとカークの競演と見どころはあるので、劇場シリーズの中ではジェネレーションズが楽しめた気がします。 [DVD(吹替)] 6点(2008-07-20 13:17:37) |
39. スピード・レーサー
子供の頃に観た「マッハGo!Go!Go!」のストーリーはほとんど覚えてませんでしたが、レースのシーンでテーマ曲が流れたときは身体が震えました。登場人物たちも好感が持て、クライマックスでは拳を握り締めて主人公を応援していました。久しぶりに爽快な気分でした。ぜひ大画面のスクリーンで観てもらいたい映画です。 [映画館(吹替)] 7点(2008-07-19 14:27:02) |