21. イノセント・ガーデン
《ネタバレ》 昔の少女漫画のサスペンスものみたい・・・。 なんか不穏なムードが高まって・・・どきどき・・・怖っと思ったら・・・すべて中途はんぱ。雰囲気だけね。 インディア最初の殺し(実際手を下すのは叔父だけど)もちょっと殺しとくか~くらいでおいおいそのくらいで殺されちゃたまんないなあ…って感じ。まあいじめっこからかばってくれたりしてたのも下心があったからなんだけど、その方が許せなかったのかな。 インディア母もなんかわかってんだかわかってないんだか頭悪~ってかんじでニコール・キッドマンの無駄遣いでは…。 母娘の確執も中途半端なかんじだし。インディアに「親は子供の幸せを願うものだけど私は違う」ってセリフは良かったけど、今までそこまでの感情が表現されてたようにはおもえないのですが。 最後保安官を狩ってしまうとこは余計なんではと思った。そこまで殺しの衝動を抑えられないんじゃ捕まるしかないし、それだったらいっそダークファンタジーな作りにしてもっと非現実的にしたらよかったのになあ。そんで庭は死体がたくさん埋まってるの。 [DVD(字幕)] 4点(2014-04-13 15:36:20) |
22. キル・ビル Vol.1(日本版)
《ネタバレ》 たぶん映画館では見れなかったなあ…これ。痛そう~。まあいかにも作り物の血糊なんですがちょっと多すぎ…。 それ以外はなんか突っ込みどころ満載でおかしかった。いい意味でB級臭ぷんぷんで。 特にルーシー・リューがやくざの前で英語に切り替えた途端プレゼンぽくなったのがおかしい。 あと栗山千明の三白眼が怖い。みごとなキレっぷりです。女子高生っぽい武器使ってほしかったけど。(どんなじゃ) でも・・・でも・・・お金かけた壮大な真面目におバカやってる映画・・・好き嫌いが分かれると思います。 [DVD(字幕)] 5点(2014-04-10 21:35:35) |
23. グッバイ・モロッコ
《ネタバレ》 モロッコに行く前にみにいったのですが・・・。 まず音楽があまりにうるさくてあいませんでした。 そして西洋人が自分探しに?辺境(といってもモロッコなんかはまだおしゃれ感あるけど)にふらっといっていろんな人に迷惑かけてるようにしか見えんのですが…。実話ってとこが怖いけど、こういう人いっぱいいるんでしょうね…。女ばっかで無事全員なにごともなくすんでよかったね…。というくらいモロッコは安全なんでしょうけど。今じゃどうなっても知らんぞよ。 [映画館(字幕)] 2点(2014-01-04 14:43:36) |
24. ハムレット(1996)
《ネタバレ》 すみません。感想はとにかく長い・・・しかないんです。 あとはケイト・ウィンスレットは外見だけならまあミレイのオフィーリアとかみたいなかんじだけど、とにかく強そうで入水しそうにみえない。 [DVD(字幕)] 5点(2014-01-04 14:36:28) |
25. ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
《ネタバレ》 最初の方おじさんの思い出話がつづいてどこへ行くのだこの話は…。と不安になりましたが、遭難した後のストーリーの計算されつくしたおもしろさに目が離せませんでした。こんな狭いとこで話が進んでいくのに飽きません。そして美しい風景・・・。海の底のお母さんを思い出すときの幻想的な映像の数々・・・。 でもいくらなんでも虎と一緒は無理だろーというのが頭の隅に引っかかっていていまいち話に入り込めなかったのです。なので最後話をひっくり返すようなもう一つのストーリーが出てきたときに今までのはなんだったんじゃー!!と感心するよりなんかがっくりしました。特にミーアキャットの島?はなんなの・・・? なんとなくうちの近所の映画館では夏休みの子供むけっぽい扱いでしたが子供向けではないですね…。哲学的なことを考え始めるときりがない。 でも漂流したときのサバイバル術は少し役に立つかも。あと英語ができれば生き延びる確率が高まるとか(笑) [DVD(字幕)] 6点(2014-01-04 14:29:00) |
26. ドッグヴィル
《ネタバレ》 ラース・フォン・トリアーほんとに人間のいや~な(嫌なというよりいや~なとのばしたい)ところをこれでもかと突きつけてくれますね。 すごい映画だと思いますが、まったく人様に薦められません。 黒板を爪でひっかいた音みたいな映画です。 散々汚された後でもニコール・キッドマンのまぶしいほどの美しさが印象的です。 ラストで村人が殺されてる横で迎えの車に乗っていくシーン、歌舞伎の桜姫の最後夫と子供をあっさり捨てていくシーンみたいでした。 [映画館(字幕)] 6点(2013-11-04 17:53:50) |
27. オーストラリア(2008)
《ネタバレ》 オーストラリアの歴史を描きたかったのか、それにしてはアボリジニのおまじないとか出てきちゃってまあそれもオーストラリアの一部なんだけど、なんかとりとめのない話になってしまったのでは…。 前半の”貴族の奥様が未開の土地にいってまあ大変!いけすかないけどハンサムな放浪のカウボーイと反発しつつもその優しさにひかれていく…”ありがち~な話。でもそのままラブストーリーで進めていけばもっと面白かったのに…。 後へ行けばいくほど、ど・う・に・か・し・て・く・れ!!と叫びたくなるストーリーの破綻…。この手の(白人から見た)未開の地での人種差別の話ってそうとう練らないと上っ面だけの微妙に上から目線な感じになると思うのは私の偏見でしょうか。 [DVD(字幕)] 4点(2013-11-04 17:45:12) |
28. ライラの冒険/黄金の羅針盤
《ネタバレ》 前の方のレビューでジャンプの打ち切りマンガと評していた方がいたけど、まさしく!素晴らしくこの映画を言い表している・・・・! 不幸な(孤独な)主人公・愉快な仲間たち・不思議な必殺アイテム・・・がでそろったのに・・・・。 あっさり終わってしまいました…。 全部どこかでみたような既視感の設定がなあ・・・。 [映画館(字幕)] 3点(2013-11-04 17:32:14) |
29. 白いカラス
《ネタバレ》 すごーく深い社会問題を扱ってるはずなんだけど…。 そもそも黒人が白人の振りするってできるの???というか、アンソニー・ホプキンスがそうだとしたら整形したとしか思えないんですけど。と、余計なことを考えちゃって話はどうでもよくなってしまった。 [映画館(字幕)] 4点(2013-11-04 17:26:03) |
30. めぐりあう時間たち
《ネタバレ》 うーーーん。 すいません。ヴァージニア・ウルフの本ダロウェイ夫人しか読んだことないし伝記も評論も読んだことないです。そういう人はこの映画見ちゃいけないのかしら…ってくらいわかりませんでした。 わからんくてもいいんでしょうが、楽しめないしただ見てるだけというしかない。 そしてなんだってこの3人そんな苦悩してるの? まあウルフは病んでるからですが・・・・。 ほかの二人の苦悩の方向性がなんか頓珍漢な気がする。 というか、この3人を並べた意味すら分かりませんでした。 でも職場の60近い奥様がローラについて「わかるわあ…」って言ってたので私はまだまだ人生経験が足りないということでしょう…。でも足りない人にも感じさせるのがいい映画では…。 ニコール・キッドマンのがんばりに+1点 [映画館(字幕)] 5点(2013-11-04 17:19:40) |
31. バースデイ・ガール
《ネタバレ》 ニコール・キッドマンがとにかく美しい。それだけ・・・。 しかしこんな美しい人が自分にふさわしいって思えちゃうのかなあ。 男って…。 [地上波(吹替)] 3点(2013-11-04 17:11:48) |
32. 東ベルリンから来た女
《ネタバレ》 まず東ドイツについて多少の知識がないと何が何だかわからないかもしれない。 監視されているらしい女医の生活を淡々と描いている。 それが怖い…。誰が見張っているのか。官舎の管理人はもちろんだが、バスの中や街角や職場・・・皆密告しに行くんじゃないか視線が意味ありげ(に見える)。でもそれにしては主人公あまり慎重じゃない気が・・・・。 作業所(も、なんの作業所かよくわからん。なにかの矯正の施設…?)から逃げてきたステラにあっさり亡命のルートを譲ってしまうのが、ええーって感じ。西に行きたいって結局政治的な思想とかじゃなくて恋人といたいって理由だからあんまり切実じゃないのかしら…。まあ恋人の代わりになりそうな同僚とかいるしね…と、ちょっと皮肉に思ってしまいました。いや医師としての責任感から残ったんだろうけど…。 西の恋人が差し入れてくれるのがストッキング(とたばこ)ってとこが時代を感じます・・・・。 どうでもいいけど、同僚の男の先生が近所の皮膚科の先生に似てて笑った・・・。 [DVD(字幕)] 5点(2013-11-04 16:15:14) |
33. わたしを離さないで
《ネタバレ》 原作が翻訳されてすぐ読みまして、このたび映画を見ました。 映像化しないほうがよかったのでは・・・・。 小説で読んでると、繊細な世界観にはまれますが、映像で見せられると、つじつまの合わないことばっかりなのではあ?って感じになってしまいます。 そもそも臓器を健康な人間から「採る」ことが合法なんだったらクローンなんかつくる必要がないし。 (クローンを作ってわざわざ育てるんだったら清水玲子のマンガのようにセレブが自分のクローンを作って隠しておく方がありそう。拒否反応がないわけだし) 臓器提供が目的の人間だったら臓器何回にも分けて2.3個とっておわりどころかついでに全部とれるものは取っとくんじゃないかなー。 それとか、やぶれかぶれになった提供者が事件起こしたりしないのかなあとか。 というようなことが人間が演じているとうかんできてしまって、本当に嘘っぽい話としか見れなくなります。イギリスっぽい青みを帯びたグレーの海辺の風景とか、学校の雰囲気とかはすごくいいんですが、 キーラ・ナイトレイのいじわるそーな感じがおもしろかった。 [DVD(字幕)] 4点(2013-08-18 10:52:39) |
34. スノーホワイト(2012)
《ネタバレ》 白雪姫に戦わせる必要あるかなあ? の一言に尽きる [DVD(字幕)] 3点(2013-08-18 10:37:34) |
35. 倫敦から来た男
《ネタバレ》 かなりの映像マニアなら楽しいのかもしれない・・・・。 でもお話を楽しむのが好きな人には、んー・・・・。 ワンカットがあまりに長すぎ、しかもスローモーション?というくらいゆっくりゆっくりゆっくり・・・・。 なんか意味あるんでしょうか? しかも主人公の運命が狂い出すのが1時間半以上たってからなのでそれまでの時間はなんだったの・・・・?(まあ鞄を拾ったことから運命が狂いだすんですが、それはおいといて) とにかくおもわせぶりな映画でした・・・・。 最後え・・・それでいいの・・・・?って終わり方だし、お金を二人に目の前で渡す刑事の無神経さにびっくり。 あとティルダ・スゥイントンがふつーの疲れた奥さん役ってのが珍しかったな。口元がいつもちょっとあいてる風なんですが、今回は特に白黒だし、文楽の人形みたいにかくーーーっと開きそうで怖かった。娘役の人もちょっとティルダに似ててこわい。 [DVD(字幕)] 3点(2013-08-15 23:48:16) |
36. 天地明察
《ネタバレ》 原作を読んでいまいちい文字だけではイメージできなかったので見てみました。 原作をただなぞって感傷的にしているだけでした。 絵馬の答えが「無」のエピソードもかなり重要なはずなのにあっさりクリア。 ただ、観測の方法や、いろんな器具を映像で見るととてもわかりやすく、その点で評価できます。 [DVD(邦画)] 4点(2013-07-29 23:04:43) |
37. 風立ちぬ(2013)
《ネタバレ》 6点にしたのは5点だとDVDでもいっかって評価だから…。これは映画館で観なかったらつまんないかも。 話としては面白いか面白くないかっていうと正直あまり面白くないです。子供向きでは絶対ないと思う。子供はラピュタ見てなさい。 ただただ映像の素晴らしさを見た2時間だった。宮崎駿の空に対するあこがれの集大成というような。 本当の堀越二郎さんのことは置いといてこの映画の二郎さんですが…。とにかくおたくだなあ…。当時のいいおうちの知識人ってみんなこんなかんじっぽい。 最初は大震災の時に助けた女中さんのことが好きだったんじゃないかと思ったので(年からいっても後姿を思い出してたりというシーンとか)奈穂子さんの方ですか…。まあそうですよね・・・。 でもほんとに菜穂子のことが好きなのかな。向こうが好意を寄せてくれたからじゃないのかなあ?いきなりおうちに訪ねていっちゃう情熱的なとことその後の生活のあっさり感が変な感じ。まあ日本の男はそんなもんか。肺病の人の前でタバコ吸ってるしね…。病気の苦しさも貧乏のつらさも戦争の恐ろしさも次郎の周りに薄い膜があってそこから少しのぞくだけ…。クリアなのは美しい飛行機だけ。なので夢のシーンのほうが現実感があるというか、生き生きしている。 庵野さんの声に批判もあるようですが、私的にはすごくあっていました。というのも知り合いのT大の理系君にそっくり。そうそう、こういうしゃべり方するよね。常に他人事のような。 歩き方もこんなかんじ。どこかで観察していたんだろうか・・・・。 [映画館(邦画)] 6点(2013-07-29 22:49:25)(良:1票) |
38. 君さえいれば/金枝玉葉
《ネタバレ》 でたでた!!男装で!(好きな人・あこがれの人に近づくために)アイドルに!このベタなお話なんか日本の少女漫画で散々見たけど、やっぱおもしろい~。 アニタ・ユンがかわいい。しかも男の子(公開当時はこんなかわいい男の子いるわけないけどとおもってたけど、最近は女の子顔負けの男子いるなあ)に見えないけど見えるような・・・。不思議な魅力があります。 ストーリーも笑わせたりしみじみさせたり展開が早くて、そしていつ女ってばれるのかはらはらさせられます。 しかしこれもお約束で、なんで男がこんなに気になるのか・・・じつは女の子だったから(はあと)あーゲイじゃなくてよかったって、話としてはまとまってるけど、ゲイの人が見たらムッとするかもね…。なんてことは公開当時考えず、素直に笑って楽しみました。20年もたってみたら、振られるカリーナ・ラウに同情…。別にやな女でもなく特に悪い点もなく、主人公の恋のライバルってだけなんですが、要は飽きちゃったから振られるんだよね・・・。涙。 [映画館(字幕)] 7点(2013-07-20 17:36:48) |
39. ウォーロード/男たちの誓い
《ネタバレ》 前半3人の出会いとか葛藤とかわくわく感があるんですが、な、長いです…。 戦闘シーンだけの話ではなく、宮廷のいや~な爺様たちによって人の命が1000人単位で消耗されていったり、ストーリーも頑張ってます。中国ってダイナミックだなあ…。でも人の命安いよね…。 3人の役柄がピッタリです。いかにもっていやあそうなんですけど。 アンディの奥さんとジェット・リーの話いらないとは言わないけど、なんかどうでもいい感が・・・・。女優さん無理に出さなくても映画の華は金城君でいいじゃん!(暴言) [DVD(字幕)] 5点(2013-07-20 17:15:29) |
40. 捜査官X
《ネタバレ》 シュウさん(金城武)が主人公だと思ってたら違ったのね…。捜査官Xという題名と日本向けCMに騙されたよ…。なんなの原題と全然違うじゃん!「容疑者X」に便乗? 一見運よく盗賊を退治したしたように見せて実は・・・・というのを解説してくれたり、人体のしくみ(?)とか針のツボとかなんか面白い…。そしてどんな捜査が・・・・!?とか思ってたら、え?な、なんか様子が違うんですけど…途中からアクション映画になってしまいました。 話の流れからいってジンシーが七十二地刹全員相手に立ち回り・・・・?と思ったらそこまで嘘くさい話ではなく地に足のついた(?)カンフーアクション映画でした。 女刺客(まさかジンシーのお母さんって設定じゃないよねえ・・・・?)が筋肉の重みのある立ち回りでかなりかっこいいです。 最後は科学の勝利・・・・?シュウさん一応役に立ったのね・・・・。 しかし捜査官とジンシーどっちが主役なのかダブル主役という風でもなし、はてな?という感じがしますがなかなか面白かったです。風景とかきれいなのもよかった。 捜査官主役でシリーズ化したらいいのにと思ったけど、どうかな。 [映画館(字幕)] 6点(2013-07-20 17:02:27) |