Menu
 > レビュワー
 > 蛇蟇斎狐狸窟 さんの口コミ一覧。2ページ目
蛇蟇斎狐狸窟さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 96
性別 男性
自己紹介 「じゃまくさいこりくつ」と読みます。
映画は映画館で見る派。平均だいたい年12~14本くらいのペースで行きます。
◆画面内で非常に邪魔。背景白いと読みにくい
◆人間の神経は絵よりも字に向きやすいので集中力が削がれる
◆見ている場面よりも先の台詞が表示されてネタバレになる
◆音声に較べ情報量が格段に少なくなり機微が伝わらない
◆日本の声優の技量は高く安心して委ねられる
など様々な理由から、大の字幕嫌いで断然吹替派。私にとっては字幕映画鑑賞というのは「映画を見に行く」のではなく「2時間、字幕を読みに行く」だけにしか感じません。
ところが、なぜか最近は洋画の吹替上映が少ないため、結果的に邦画を見る機会の方が多くなっています。

そこそこ好きなジャンル…時代劇、アニメ、ミステリー、サスペンス、群像劇
ほぼ興味のないジャンル…恋愛、ハートウォーミング系、アクション、ホラー
2014.12.07 SPACEBATTLESHIPヤマトの自レビューを手違いで消してしまいました…('A`)

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順12345
投稿日付順12345
変更日付順12345
>> カレンダー表示
>> 通常表示
21.  名探偵コナン 業火の向日葵 《ネタバレ》 
さて今年のコナン君もスーパーアクション超人でしたが、それをさらに上回るキッドがいたせいか、あるいは話運びの強引さが昨年の『異次元』や以前の『沈黙』『11人目』などよりいくらかマシだったせいか、まあまあ順当に感じました(余談ですが、現実の航空事故が相次ぐ中、さすがコナン映画は憚りませんな)。個人的に第6作『ベイカー街』から始まった「漢字に無理矢理英語の読みをつけるタイトル」が嫌いだったので、14年ぶりの英語読みなしは好感が持てます。今回に関して言えば、いつものコナン映画に加え、先月までTV放映された『まじっく快斗1412』の集大成でもあるのかと私は勝手に勘違いしてましたが、キッド(快斗)側の人物は寺井ちゃん・中森警部以外は登場してなくて残念。筋自体は複雑すぎることもなく、お子さんでも理解できると思いますが、ゴーギャンやらユダのあたりは説明なくて大丈夫かなぁ。犯人の動機がイマイチなのと、哀しき老婦人についてのフォローが全く無かったのが若干不満。ゲスト榮倉奈々の声は…うーん、これもまあまあかな。今回次郎吉さんのセリフが多かったですが、さすが富田耕生。故永井一郎を補って余りある演技でした。7点に近い6点という感じ。
[映画館(邦画)] 6点(2015-04-18 16:13:44)
22.  エイプリルフールズ 《ネタバレ》 
古沢脚本ということで期待していたんですが…フジテレビお得意の「めいっぱい豪華なキャストを集めたけど結局凡作になっちゃいました」的な作品群の範疇は超えられなかったかなー。もっとも昨年の『ジャッジ!』よりは楽しめましたが。平行に進む別々の物語が「エイプリルフールの嘘」をキーワードに結びつく…てのがコンセプトと思うのですが、あまり上手く仕上がってません。6本のストーリーに通す横串の刺し方が雑というか、感心するようなつながりになっておらず「とってつけたような」連鎖で終わってしまいます。酔ってしゃっくりを繰り返す高島政伸の刑事が、スペースノイドの話と絡まないのも残念。まあ2時間映画でノベルゲームの『街』みたいなリンクは難しそうですけどね(そうは言っても『桐島、部活やめるってよ』や『地獄でなぜ悪い』などよりは整合性を感じられました)。このキャスト陣なら、もう少し面白くできたんじゃないかという意味で、若干もったいない作品でした。
[映画館(邦画)] 6点(2015-04-03 21:28:02)
23.  KANO 1931海の向こうの甲子園 《ネタバレ》 
台湾も野球も好きな私にとって、実話ということもあり、半ば義務感で見に行きました。やはり3時間は長いですね…特に前半。嘉農の近藤監督は寡黙な明治人ということもあり、ほとんど自分の考えを言葉にしてくれませんので、何故の叱咤か、何故のしごきなのか、生徒たちだけでなく観客も分からないまま進みます。重要なアイテムのパパイヤも近藤監督じゃなく浜田先生の教えだったし…。万年弱小野球部がなぜ台湾島内で優勝できるまで実力をつけられたのか、物語の核と思われるので、もう少し丁寧に説明して欲しかった感はあります(本筋と絡まない金策のシーンなどは削っても良かったかと。あと八田与一もサービス出演という感じ)。しかし後半の甲子園大会本戦に入ってからは、俄然熱い展開の野球ドラマで引き込まれました。ベタベタな展開ではありますが、やはり燃える展開の野球はいいですね。決勝で敗れることは知っていても、もう少しのところで夢破れた嘉農ナインの力闘に思わず目頭が熱くなりました(近藤監督に「泣くな!」と言われそうですが)。彼らがその後の人生で日台球界に貢献した経歴を綴る説明を読む間も涙が…。やっぱり野球はいいなぁ。『バンクーバーの朝日』も見に行こうかしら…
[映画館(字幕)] 6点(2015-01-25 23:58:18)
24.  西遊記 はじまりのはじまり 《ネタバレ》 
ここでの評判が良かったので、見に行ったのですが…うーん、私はどうも楽しめませんでした。元々の小説の『西遊記』の方を以前から好きで関連論文なども読み漁っていた時期があったりして、思い入れがありすぎるせいかもしれません。少なくとも私には「西遊記」ものには見えませんでした…(例えると忠臣蔵に対する47Roninのような感覚でしょうか) 普段のチャウ・シンチーなら笑えそうなセリフやアクションも、ちょっとどぎつい演出や、ややグロめな表現で、あまり入り込めず…ストーリーも、あっち行ったりこっち行ったり。ヒロインはじめ、なまじ個性的な脇役をいろいろそろえたせいで、孫悟空たち本来の玄奘の仲間たちが、かえって邪魔な存在に感じました。新解釈でぶっ飛んだ作品を見たいという人には向いてるかもしれません。吹き替えは、斎藤工・貫地谷しほり、ともに経験済みなのもあり、無難な出来でした。
[映画館(吹替)] 4点(2015-01-25 00:52:48)
25.  太秦ライムライト 《ネタバレ》 
時代劇ファンとして、昨今の時代劇の減少や若い役者の時代劇離れは嘆かわしいものがあります。そんな状況の中、黙々と斬られ役を続け、撮影所とともに老い果てていく一人のベテランの物語。この映画を見る直前に、私はたまたま念願だった京都太秦映画村に行ったこともあって、劇中に出てくる殺陣ショーも現地で見ていたので、つい最近見た覚えのある場所が次々出てきて嬉しかったです。残念ながら主演の福本さんは斬られ役としては抜群ですが、しゃべりの演技の方は得意でないようで、とことんまでセリフが削られていたため、若干もやもやしましたが、全体的には良くできたドラマかと思います。松方弘樹が同時期に上映していた『イン・ザ・ヒーロー』と同じような役所で出ていたのが印象的。「またお前を斬らせてくれ」。さて今後、時代劇の伝統はどうなってしまうんでしょうね…
[映画館(邦画)] 6点(2015-01-25 00:36:27)
26.  楽園追放 -Expelled from Paradise- 《ネタバレ》 
結論から言えば「そこそこ面白い」映画。ネタ的には使い古された感もある電脳世界と現実世界の交錯、そして知能を持った機械の物語。もちろん2Dと3Dの境界を超越した絵の迫力は見応えあるのですが、何よりこの映画の最大の特徴は主人公3人のセリフ量の多さではないかと。釘宮・三木・神谷のお三方がまあ、しゃべるしゃべる。状況説明も思考内容も(その迫力ある映像に頼ることなく…?)ひたすら丁寧に声で説明してくれます。彼女/彼らのファンならば、かなり満足できるシナリオではないでしょうか(その分、チョイ役なのに贅沢なキャスティングの他キャラクターはほぼ出番なし)。オチもまあ想定の範囲内ではありますが、それなりに楽しめる作品ではあると思います。やや狙いすぎの感もあるとはいえ、アンジェラもかわいいしね。そんなこんなで6点。
[映画館(邦画)] 6点(2014-12-16 00:02:57)
27.  宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟 《ネタバレ》 
2199の24話と25話の間に挿入されるべき話ということで、旧作ではなく2199を見てない人にとっては、たぶん意味が全く分からない映画だと思います(精神感応とか波動防壁とか)。話自体は前半の引きはまあまあだと思いましたが、後半の筋はやや無理矢理感。冒頭とラストの斎藤・土方のシーンや、桐生とメリアが瓜二つ(声まで)という設定は必要あったのかな?、という感も。バーガーが生きていたのはまあご都合として、ジレル人が結構生き残っていたのは、(本篇の)セレステラの想いが何か無駄になったような気もして。まあ私の場合、一番の不満は本来のヒロイン格である森雪が全く活躍しないことですね…(あと途中からアナライザーも全く存在を忘れられてましたが) さて、またも死に損なったバーガー。果たして続篇はあるんでしょうか。旧作も未練がましく続いた感はありましたが、2199も商業的に成功なら、次もありそうですね。個人的には話が完結してるんで、この辺ですっぱり終わってもいいような気はしますが。
[映画館(邦画)] 6点(2014-12-07 12:54:04)(良:1票)
28.  紙の月 《ネタバレ》 
原作小説・ドラマ版はともに未見。筋自体は、女性営業員が年下の大学生との不倫にハマって、勤め先の銀行の金を横領していくうちに金銭感覚が麻痺していく…という、ありがちなストーリー。だが、インタビュー等を見ても、ほとんどの演者が自分が演じる人物に、少しも共感できないと語っているように、「実際にこんな人はいないだろう」というキャラクターばかり。にも関わらず、展開自体はテンポ良く(?)悖徳的行為になだれこんでいくという点で、ある意味同原作者の「八日目の蝉」と似たような感覚でした。また、話のオチが放棄され、何気ないシーンで突然終了するのは、同監督の「桐島、部活やめるってよ」と重なる部分も。池松壮亮もこんな濡れ場をやる歳になったんだなぁ、と思いつつ、役柄とは合ってた気も。小林聡美・大島優子・石橋蓮司・近藤芳正なども悪くなかった。旦那さんの田辺誠一は、ちょっといい人過ぎかな。5点と6点で迷いましたが、厳しめで5点。
[映画館(邦画)] 5点(2014-11-16 08:37:17)(良:1票)
29.  イン・ザ・ヒーロー 《ネタバレ》 
普段日の当たらないスーツアクターという職種に光を当てた作品ということで、同時期に公開されていた『太秦ライムライト』(こちらは時代劇の斬られ役)と似たような印象を受けた作品でした(奇しくも両作品に松方弘樹が同じような役どころでカメオ出演しています)。話の方は、何の衒いもない、まさに「王道」の作品。決してつまらなくはありませんが、面白い!という訳でもなし… 安心して見られる一方、サプライズもありません。さすがにスタントなしのワンカットCGなしであんなに無茶な撮影にこだわる監督というのは、嘘くささが否めず、主人公を活躍させるためのご都合主義としか見えませんでしたが。芝居の方は…福士くんの役はかなり紋切り型で作為的でしたが、そこそこ似合ってました。黒谷友香の方は若干がさつさを強調しすぎで、やや不自然だったかな…加藤雅也は、自身は嫌な役にぴったりハマっていましたが、そもそもこの役、要るのかな…?
[映画館(邦画)] 5点(2014-10-04 07:54:08)
30.  柘榴坂の仇討 《ネタバレ》 
私は浅田次郎の作品と相性が悪いのか、少しも泣けないし、また制作陣の意気込みとは裏腹に「いい時代劇」の醍醐味もそれほど感じられず。元々短篇だった小説を引き延ばしたせいか、物語にあまり厚みを感じません。むしろ泣かせ所が「ここで泣け」とばかりに冗長で、同じ幕末・浅田次郎・中井貴一の『壬生義士伝』を思い出しました。主役の金吾夫婦はともかく、仇役の十兵衛の造形も中途半端。執拗に繰り返される隣家のお千代坊との挨拶ばかりで、何気ないシーンからは十兵衛の人間性は感じられず、結局最後に自分で全部語ってしまうのは映画の見せ方としてどうなんでしょう。武士の生き様を強調しながら種なし蜜柑を食べてたり、金吾が亡き主君を「掃部様」と略して呼ぶのも違和感(普通は「宗観院様」、百歩譲って「掃部頭様」でしょう)。全体的にもったいない感じの映画でした。5点と4点で迷いましたが、ここは敢えて厳しめに4点。
[映画館(邦画)] 4点(2014-09-24 07:45:02)
31.  思い出のマーニー 《ネタバレ》 
原作未読。少女が一夏の不思議な経験を通してちょっとだけ成長する、という意味ではジブリの王道の系譜を継ぐ作品ですが、今作の主人公の杏奈は、かつて無いネガティブ少女。自分が嫌いで仕方ない理由は劇中でも語られます。肝心のマーニーが杏奈の空想上の存在であることは、すでに序盤から明らかに匂わせており、主人公からも語られます。ただその妄想の根源は、見る者のミスリーディングを誘うかのように幼い杏奈がいつも抱えていた金髪の人形ではなく、さらにもっと遠い祖母の記憶でした。ジブリならではの北海道の豊かな自然描写は、今回も丁寧に描かれていました(ついでにジブリ名物「転ぶ少女」も)。今回声をあてた俳優陣は、そこまで違和感はなかったので一安心。欲を言えば久子さんがもう少し序盤から話に絡んできて欲しかったかな…(キャンバスに向かう女性だけに、昨年の「風立ちぬ」の菜穂子を若干思い出してしまいましたが)監督の前作「アリエッティ」がボリューム不足だったので、あまり期待せずに行きましたが、全体によくまとまったジュブナイルストーリーとして「普通」に楽しめました。
[映画館(邦画)] 7点(2014-07-20 14:56:11)
32.  渇き。(2014) 《ネタバレ》 
原作未読。うーん、面白くない…そして、長い。私にはこの作品、全く合いませんでした。ひたすら汚らしい形の役所広司が「クソが!」と叫び、暴力を振るうシーンを見せられ続ける映画。時系列や人物が異なるシーンをかなりしつこく繰り返しカットインさせる手法も、さして効果的とも思えず途中で飽きましたし、何より物語を把握する妨げにしかなっていない。主人公や娘の行動原理も不明で「あいつは俺の娘、俺がぶっ殺す」のセリフが言葉通りで無いとしても、何を目的にどうしたいのか、さっぱりでした。頭を使う訳でもなく、行き当たりばったりな捜査も、ほぼすべてが暴力で進行。目を背けたくなる残酷シーンも多く、正直途中で見に来たのを後悔。ラストもいきなり時が過ぎ、カタルシスも無いまま終了。「告白」も後味の良くない作品ではありましたが、話は面白かった。こっちの方は全く救いがない。4点
[映画館(邦画)] 4点(2014-06-28 16:04:14)(良:1票)
33.  超高速!参勤交代
昭和の頃はよく見られたものの最近はめっきり減ってしまった、チャンバラあり、笑いありの痛快娯楽時代劇の系譜を継ぐ作品? 軽演劇にも通ずるこの手の作品に対して、時代劇の作法が口調がどうの、史実がストーリーがどうの言うのは、野暮天というものでして、とにかく笑いの量とラストの爽快感(キレ)がすべてだと思います。ラストの落とし方はまずまずとして、笑いに関しては、少し物足りなかった感じ。クスリとするシーンはそこそこあり、劇場でも場面場面で笑いが起きてはいたものの、欲を言えば『釣りバカ日誌』並のボリュームが欲しかったところ。役者も監督もどこか、時代劇の正統から逸脱することへの躊躇があったのか、笑いに徹し切れていないようにも感じました。そんな中でも、西村雅彦と陣内孝則のハジケっぷりはさすが。ともあれ、あまり難しく考えずに、楽しむ映画でしょう。5点と6点で迷いましたが、こういう娯楽時代劇、もっと増えて欲しいという希望を込めて6点。 
[映画館(邦画)] 6点(2014-06-22 14:18:24)(良:2票)
34.  MONSTERZ モンスターズ(2014) 《ネタバレ》 
エキセントリックで躊躇なく人を殺すサイコパス藤原竜也。何を考えているか分からないけど何となく事件に巻き込まれていくフリーター山田孝之。このヒントを出されたら、様々な作品の名が挙がりそうなほど、平凡すぎるキャスティング。まあミスキャストよりはましですが、そんな二人が演ずる典型的な役柄を二人の演技力に頼った感のある作品(ついでに言うと松重豊の刑事役も)。ストーリーの方は超能力の使い方にご都合主義が感じられ、あまりのめり込めませんでした。最後の螺旋階段…いったい何メートルあるんだろ。
[映画館(邦画)] 5点(2014-06-17 21:40:04)
35.  青天の霹靂 《ネタバレ》 
原作未読。何とも…評価しにくい。部分部分の笑いはあるものの、物語全般としては平板。主人公は過去へ行って、知人たちと会いながら、何一つ歴史を変えようとしないというタイムスリップものはかえって珍しい? なんでこの人まわりに何にも働きかけないんだろう、と思ってしまいました(自分自身に関してのみは、過去の世界で心機一転活躍しようという気はあったようですが)。普段はカメラの撮り方にはあまり注文をつけない方なのですが、他の方も指摘されているように、さすがにかなり違和感がありました。つまらなくは無いのですが、おすすめするほどでもありません。5点。
[映画館(邦画)] 5点(2014-06-17 21:29:15)
36.  名探偵コナン 異次元の狙撃手 《ネタバレ》 
冒頭からド派手な爆発事件が起きるあたり、また「沈黙の15分」「11人目のストライカー」の悪癖が出たかと思いましたが、それら2作よりは面白かったかな。ただ昨年の「絶海の探偵」には及んでいない感じ。スカイツリーが舞台というのが、昨年末の「ルパンvsコナン2」とかぶってるのも気になりました。今年のゲスト、福士蒼汰とパックンは…まあ、ひどくは無いものの、やっぱりちょっとぎこちない。恒例の博士のだじゃれクイズが灰原さんに割り込まれたのはマンネリからの脱却なのでしょうが…そろそろ止めては? 園子と蘭の友情がわざとらしく強調されるのも恒例ですが、今作は世良さんが入ったので、ちょっとマシになったかも。そして最後のアレ…まあ以前からバレバレではありましたが。本当に沖矢さんの正体は………あれでいいんでしょうか?
[映画館(邦画)] 6点(2014-04-21 23:53:05)
37.  白ゆき姫殺人事件 《ネタバレ》 
原作未読(映画を見た後に立ち読みでざらっと)。Twitterなど現代的なツールを交えつつも、「十二人の怒れる男」よろしく、証言者ごとに異なる犯人像の変遷を楽しむ映画でした。話としては、まあまあ面白かったとは思います。が、後半に容疑者である美姫(井上真央)の主人公視点になってしまったのは、ちょっと不満でした。欲を言えば、二枚目俳優綾野剛演じる赤星を徹底的な道化役と決めたのなら、最後までその視点のまま(つまり容疑者が犯人であるかのようにラスト近くまで)話を引っ張ってって欲しかったかも。まあ原作をほぼ忠実に映像化しているようですが。そこそこ面白かったので6点。
[映画館(邦画)] 6点(2014-04-13 18:46:59)
38.  モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE 亜空の深淵 《ネタバレ》 
一昨年のTVシリーズは全話視聴していました。原作小説(ミニスカ宇宙海賊)は未読。良くも悪くも「TVシリーズそのまま」ですね。ボリューム的にもスケール的にもTVシリーズの一篇(幽霊船篇とか女子高生海賊篇など)と、同じような満足感で、特に「劇場版だから」「一年後だから」という気はしませんでした。主人公の茉莉香こそ若干デザインが大人になった印象ですが、TV版の雰囲気は変わることなく、小気味よくテンポのいいスペースオペラが展開します(TV版の時に少し触れられていた免許を取って、自力で弁天丸に出勤できるようになったのが違うくらい?)。今回も電子戦が重要な要素になっていて、まさにザ・佐藤竜雄ワールド。TV版の主要人物もヨット部OGや、チアキ父含め総登場。新キャラの無限彼方君は、今までモーパイ世界にいそうでいなかったキャラで新鮮(というよりこの作品、圧倒的に女性比率が高いので…)。彼を迎えることで若干変化したヒルデが印象的でした。面白いのは面白いですが、DVD/BDで見ても問題ないかも。絵は元々綺麗なので大きなスクリーンだと劇場映えするでしょうが、今回は割と小さい劇場で見たもので… 原作も貯まってきたので、第二期シリーズも期待したいところ。
[映画館(邦画)] 6点(2014-02-28 00:45:17)
39.  THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ! 《ネタバレ》 
公開日午前0時からの最速上映、および翌週の2回鑑賞。TVシリーズの出来が素晴らしく良かったので、事前の期待値が高まり過ぎたせいか、結果的には、まあ普通の出来かなと感じました。なお原作(ゲーム)やアニメ等「アイマス」というコンテンツを知らない人には、そんなにお勧めできません(基本ファン向けの映画で、予習が望ましい所)。出鼻の映画内映画「眠り姫」予告篇、および前半の合宿は文句なし。アイドル達の成長、後輩達を優しく受け入れる姿…とにかく心ウキウキする楽しい展開で盛り上がりました。後半は新キャラを軸にした鬱展開で、やや冗長。売りのライブシーンは若干3D臭が気になりました。新曲M@STERPIECEは、らしくていいですね。若干違和感を覚えたのは、グリマス本篇で、とにかく"歌好き少女"のキャラを押し出し、持ち歌でも「やっぱり歌が大好き」と呟かせている矢吹可奈が「歌、大好きだったのにな…」とまで極端に落ち込む程のトラブルだったかなぁ?(TVアニメ10話で、らしくなく落ち込んだ高槻やよいに感じた違和感と似ています)というのと、志保もゲームに較べて若干ツンケンしすぎかな…。あと話だけ出てきて姿を見なかった千種さんは出して欲しかったかも。しかし回想シーンを一切使わずに、TVシリーズの各場面を観客に自然に思い出させる脚本は見事と思いました。アイマス最高!PPPPP
[映画館(邦画)] 6点(2014-02-14 23:42:42)
40.  BUDDHA2 手塚治虫のブッダ 終わりなき旅 《ネタバレ》 
1作目からずいぶん経って、もう出ないのかと思っていた第2弾。前回一番謎だった成長しないタッタの話は、さらっと流し説明でスルーされ(しかもデーパは、獣に身を落として人語を失ったナラダッタから、タッタ少年時代の特殊能力の「話を聞いた」という…これも謎)、青年シッダルタの苦悩を描きます。上映時間90分に詰め込むため、かなり端折り気味の前半では、原作で重要なポイントだったシッダルタとビンビサーラ王の友情も、軽く流され(3作目はどうするんだろ?)、タッタとミゲーラ、アッサジのストーリーをだいぶ圧縮(危うく有名なスジャータの逸話も無視されるかと思いましたが、一応ありました)。後半はルリ王子ビドーダバとヤタラを中心に、前半よりは若干丁寧な話運び。ヤタラについては、うまく原作をまとめた感があります(その分、ルリ王子の出番が割を食ってる感も)。ヤタラとルリ王子の母の別れは、前作第1弾のチャプラと母の姿とも重なって、思わず涙が…(というか全体として宗教の開祖の伝記というより、壮大な母子の物語になってる気も)。声ですが、やはり話題作りの俳優陣の演技は違和感の嵐(特に真木よう子)。逆にデーパの藤原啓治はさすがですが、前作のバンダカと同じキャストというのはどうなんでしょ。最悪なのがブラフマンの笑い飯哲夫。仏教に詳しい芸人ということでのオファーかもしれませんが、感動的な場面の後の重厚な台詞に、あの甲高い声は台無し。そもそもすべてを吉永小百合(マーヤー)に解説させている本作で、あの場面だけのブラフマン(原作での解説役)の登場は必要だったの? ヤショダラ、ブブ大臣など何人か前作とキャストが変わってるのも気になりました。さて、もう一人の重要人物ダイバダッタが出ないまま、第2部が終わってしまいましたが、第3部はどう話を持っていくのかな?
[映画館(邦画)] 6点(2014-02-08 22:29:50)
000.00%
100.00%
200.00%
344.17%
41111.46%
52829.17%
63940.62%
71212.50%
811.04%
911.04%
1000.00%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS