Menu
 > レビュワー
 > えすえふ さんの口コミ一覧。2ページ目
えすえふさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 552
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/sf0O7
自己紹介 筋肉アクションやSFなどに目が無いです。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728
>> カレンダー表示
>> 通常表示
21.  トップガン 《ネタバレ》 
トム若い! 一度見てるけどほとんど覚えていないトップガン。たしかメガネの相棒が死んだはず。 それ以外はマジで戦闘機に乗ってたくらいしか覚えていない。しかし続編のあんな凄い予告を見せられたらもう一度復習するしかない。 そんな本作はなんとも80年代な雰囲気。その後の日本のアニメ(0083やマクロスプラスなど)にも相当な影響を与えまくってますね。  そんなトムことマーベリックは絵に描いたような天才無鉄砲パイロット。そしてライバルはいけ好かない奴ではなく非常に常識的で知性的な漢アイスマン。今だと彼に感情移入してしまいマーベリックみたいな人と組まされるのは気の毒に感じるくらいだ。 マーベリックの相棒であるグースも何故そんなに無鉄砲な男に肩入れするんだ!?と不思議と思いますが、相当彼の才能を買っていたんでしょうね。ヒロインとのロマンスはギャグかと思うくらい同じ曲を擦り続けて面白いですし。2人とも相当頭がおかしいのも最高です。 そんでもって本作の肝は戦闘機…ではなく、この浮かれた雰囲気が最高なんです。海岸線!椰子の木のシルエット!オレンジ色の空!バイク!ジュークボックス!ムキムキ男だらけのピーチバレー!80’sの雰囲気をこれでもかと味わえます。  そんな訳で今見るとだいぶ緩急が薄くて、グースの死やマーベリックの悲しみも取ってつけたような感じに見えてしまうんですよね。 やはり古臭さが否めない一本です。しかしこの一本が次回作のために大切な物語だったんです。 ちなみに吹き替え版はトム役を塚本高史氏がやっているのですがこれがまたツラいモノで今回は字幕版で見ました。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-06-30 09:22:24)
22.  シン・ウルトラマン 《ネタバレ》 
そもそもが30分程度のSF特撮番組なだけあって、一体どんな「映画」になるかわからなかったが、出来上がってみたら、お話の転換が自然で一件落着と更なるピンチが楽しかった。シンゴジラのシリアスな雰囲気とは違って、ちょっと抜けたユルい雰囲気も非常にらしさがあって嬉しい。 しかし話のディテールはオリジナルの雰囲気を保持しつつ「これは厄介な事になったな」と思わせる緊張感がまた上手い。メフィラスの件も怖いぞ。 にしてもお話のアレンジも意外性もありつつ、偽ウルトラマンに巨大な隊員、戦闘をやめるメフィラス星人にゼットンに勝つ人類、そして実相寺アングルといったオリジナルの肝心な部分は裏切らないのがとても嬉しい。 特にイデ隊員的役割を持つ隊員がしっかり自暴自棄になってくれた。このドラマこそウルトラマンだと僕は思うんだ。  小ネタも嬉しくウルトラQの怪獣が最初からドッ出てくるのには笑っちゃいました。(どうせだったらバルンガも出して欲しかった。) 最後の強敵もまさかの理由が面白くも恐ろしい。というかマルチバースは免罪符か何かなのか。 そしてアクションシーンも素晴らしい。しかも結構たっぷり見せてくれるので満足ですよ。 対ザラブ戦の都内のビル街の戦いも相当な大惨事だけど面白い!  ただゾフィーの声が山ちゃんというのがなんとも山ちゃんで山ちゃんなのが山ちゃんだった。もっと得体の知れない声の方が個人的には嬉しかった。  最後にまぁ「詰め込みすぎじゃね!?」って思うくらいの濃密な2時間でした。しかし足りない!バルタン星人に体を乗っ取られる長澤まさみとか、子供に石を投げられるウルトラマンとか!いろいろ彼らの活躍をもっと見たかった! きっと彼もハヤタ同様記憶はない。 一番の主人公が記憶も力も全てを失う喪失感もウルトラマンな気がしなくもないが、ここは一つハッピーエンドでいっか。  あと盟友をスタッフロールの最後に持っていく庵野秀明の友情はいいもんですね。
[映画館(邦画)] 7点(2022-05-15 21:55:28)(良:1票)
23.  ライアー ライアー 《ネタバレ》 
ジム・キャリー×トム・シャドヤックの二本目。 こちらのフレッチャーは真面目に働いている、しかもパパだ。あのベンチュラとは違う、至極理性のある男だ。 しかし仕事柄嘘をつきまくるのが仕事なのでそれが出来ないとなればパニックになるしかない。 そこから始まるのはいつも通りのジム・キャリー劇場。言いたくても言えない嘘に苦しみまくる描写がとにかく面白い。 特に口から出そうにも言葉に出せない描写がとにかく面白い。さすがです。 自分をボコボコにしたりするのもやっぱり凄いし楽しい。こんな芸当はやはりジム・キャリーにしか出来ない。 しかし上司たちに悪口を言うシーンはちょっと嘘という枠を外れていて蛇足気味だったような気がしなくもないかな。 最後はまさかの豪快なアクションも面白く、最後まで楽しく見れる作品でした。 (吹替的な視点では初の高木渉ジムで、最初は凄い違和感でしたが。山寺、江原にはない父としての暖かみを感じる吹き替えで良かったです。狂った演技もマッチしていると思います。)
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2022-05-15 00:44:16)
24.  ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 《ネタバレ》 
湧いて出て来た謎の女の子。狙われるならばどんな奴でも守らねば。誰でもない正義の心がそうさせる!相手はあの盟友ワンダ。しかし心はすでに壊れてしまった。やらねばやられる。どうするストレンジ!  いやいや、完全にワンダ闇堕ちしたんかい! ワンダヴィジョンでこれからどうなるかと思ったらまさか魂を売り渡していたとは…。 それに巻き込まれるのは同じ魔法使いでも強さは正直微妙なストレンジさん。開幕から一部で有名なシュマ…ガルガントスさんの大活躍も見れて満足。しかしまぁワンダの襲撃以降ホラー描写が強いのもわかりますが、とにかく死の描写やらが多くてエグ味は他のMCUに比べると強く、ワンダが取り返しのつかない所にまで来てしまった悲しさで以降のマルチバースの旅がワクワク見れないのが辛かったです。  まぁそのマルチバースの旅も意外と映像的に面白くなるかと思ったらそんなことも無いので肩透かし。その代わり出て来たのが謎アベンジャーズ ことイルミナティ。 まさかの連中大集合で面白かったです。ウルトロンもプロフェッサーXも宇宙忍者ゴームズいるよ! まぁ彼らもワンダの圧倒的パワーに蹂躙されちゃって今お会いしたのに即お別れなのでかなりツラい。あとファンタスティック4なんだから4人出してやれよ!あとその殺し方は普通にエグい! そんな訳で楽しいけど心がツラいの方が本音なストレンジとの地獄旅。 …って突然音楽バトル始まったんですがどう言うことなんですか?  ホラー描写に関しては監督サム・ライミのホラー映画オマージュなシーンもたまりませんし、誰も歯が立たない力を持つワンダのモンスターっぷりもたまりません。 しかしインフィニティウォーから本作に至るまでワンダがとにかく可哀想な本作。 制作の誰かワンダに恨みでもあんのかというレベルでイジメられまくってるのが本当にツラい。 救いがあるとしたら他の宇宙のワンダが幸せなくらいだ。しかし今まで戦いを共にして来たウチのワンダはこんなに苦しんでるんですよ!あーもう!  終盤の死者ストレンジを使ったあたりはギャグとしても面白いですが、もうちょい面白いリアクションしてくれる人がいても良かったかもしれませんね。そんな訳でヤバい書を開いてしまったおかげで第三の目を開眼してしまったストレンジ。これからどうなってしまうのか気になりますが、とりあえず今はカミナリ様に期待したいと思います。
[映画館(吹替)] 7点(2022-05-08 17:51:54)
25.  ガールズ&パンツァー 最終章 第3話 《ネタバレ》 
知波単との激戦に決着!強い!なんか知らんが強すぎる! そんな激戦はちょっとわかりにくい。なんせ鬱蒼とした夜のジャングルがバトルフィールド、これではどこで誰が何をやっているかわからない!左上にミニマップでも表示してくれたら助かります…。 しかし映像的には派手で常に緊張感があって面白かったですね。負け方も非常に知波単らしいというか、しかし熱かったです。 そんでもって他の学校の試合もどれも面白くてよかったです。やっぱりアンツィオが良い!  そしてはじめる継続との試合。知波単が行っていたアンコウが落ちれば総崩れという不安すぎる言葉が的中して最悪の開幕に。 一体全体どうなってしまうのか、四話が待たれます。 今回も非常に楽しかったガルパン最終章!次は一体何年に上映なのか!あとやっぱり映画館で見りゃ良かった!!!!!
[DVD(邦画)] 7点(2022-05-04 13:37:28)
26.  コン・エアー 《ネタバレ》 
やっと会える!愛しの娘に!愛しの妻に! だけども釈放されたその日に乗った護送飛行機に乗り合わせたのは超凶悪犯罪者御一行!ダニー・トレホもいるよ! 手際良くハイジャックされた飛行機の中で清き心を持った肉体凶器ニコラス・ケイジが立ち向かう! 設定もメチャクチャなら出てくるキャラクターも浮世離れしすぎています。一人一人犯罪者の極悪経歴が高らかに語られるんだからワクワクしちゃいますね。しかも途中で追加キャラまで用意してくれるんだから嬉しいですよね。スティーブ・ブシェミと特に何もしてないけど雰囲気だけでヤバさを出してくれる所もたまりません。  スタートした最悪の空の旅はダイハード並のタンクトップでテンポ良くグイグイ、途中途中でギャグと爆発を絡めて上手に進行して行くので飽きずに進行してくれるので面白いのなんの。普通の映画なら予算がかかりすぎてやりたくない絵を率先してやってくれます。 もちろん空飛ぶコルベットとかマジで意味ないけれどやってくれます。楽しー。 しかも普通の映画なら砂漠の飛行場がラストになりそうな所ですが、だめ押しの如くラスベガスを用意する所に本作の気前の良さが際立ちます。嗚呼ニコラス・ケイジとラスベガス。因縁を感じずにはいられない!そんな訳でその縁に爆笑しちゃいました。わざわざやるかよ!  もちろん「こんな事になるなら砂漠で撃ち落としといた方が良かったな」と僕でも思う、怪獣映画並の大惨事に爆笑&唖然。 べガスのチェイスも楽しく、絵になるシーンばかりで最後まで楽しかったです。 にしてもこの映画、刑務所の廊下のシーンやら、バーのシーン、コルベットの疾走やら、やたらシーンが絵になるようにカッコつけて撮っているおかげで90年代な雰囲気がたまらなく面白いんですよね。ここも見所です。  そんなこんなで最後の最後まで十分楽しむ事が出来た贅沢すぎる映画でした。ありがとう。
[インターネット(吹替)] 8点(2022-05-01 18:07:16)
27.  リービング・ラスベガス 《ネタバレ》 
娼婦、アル中を飼う。 というのかなんなのか、これでいいのかなんなのか。 この二人の奇妙な共依存は「一体何を見せられているのだろう」となる。 ただ音楽とラスベガスの雰囲気がとても良いので最後まで日本茶を飲みながら見る事が出来ました。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2022-05-01 02:27:25)
28.  ズートピア 《ネタバレ》 
ここはズートピア!動物の理想郷!!! そんな評判の良い本作をもちろん今更見てしまい、今更「コレ作ったやつ天才じゃん…」とか思いながら楽しんだのですが、本作の事を考えれば考えるほどその歪な世界が凄まじい。もちろんわざと歪に作ってるであろうから面白い。 というか冒頭の学芸会から「この映画はこーゆーブラックなスタンスで行きますよ」と提示していて非常に潔い。  この霊長類も爬虫類も鳥類もいない世界!「進化した!」という一言で済むライオンキングもビックリの毛むくじゃら達に服を着せた平等世界!あまりにも人造的で神々の作為によって作られた理想世界がたまらなくオタク心をくすぐります。 そしてその作り上げた理想郷に「でもお前ら所詮アニマルじゃん!生肉好きじゃん!」というメタ的な悪意の介入があるのが本当に最高です。  基本的にはアナタもキミもオレも大好きな警察バディモノなので楽しいし、作り込まれた美しいズートピア巡りも楽しい。(ネズミの街のチェイスも最高) しかしギャグは人間社会に対する皮肉を可愛い動物たちにやらせまくってるし、動物だから出来る描写をやらせたりとやりたい放題。キツネを従わせる方法も「脱税してるじゃん?言質取ったよ?」というのも子供を全く無視している所も最高。(子供には数年後後もう一度見た時また楽しめるから二度美味しい) 個人的には我が身可愛さに事件を隠蔽するし、開き直るライオンハート市長が大好きです。  そんな訳で根っからのオタク的な本作を今更楽しませてもらいました。
[インターネット(吹替)] 8点(2022-04-29 20:25:55)
29.  フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊 《ネタバレ》 
いつもは興味が湧かない恋愛邦画にアベンジャーズ ばかりやっている駅前のデカい映画館で何やらおかしな予告をやっている。どう見ても単館系の絵作りの映画はウェス・アンダーソンの最新作。役者もやたら豪華なのも気になります。(そして改めて今回この映画を本サイトに登録したときその役者の豪華さにビビりました。) グランドブダペストホテルとダージリン急行の2本ほど見たことあるけれど、経験上この人の映画は家で見ると後悔すること間違いなしだったので、映画館へ。迷いましたがこれで正解でした。  架空のフランスの街を舞台を記者達がいろんな視点で紹介してくれるのは最初はどうなるかと思いましたが面白いのなんの。飛行機の断面図はさすがに驚きましたし、レア・セドゥも可愛かったです。映画館で見るとやはり大画面にイカす構図の絵がビシバシ出てくるのがとにかく楽しい。それに監督独特のユーモアがそこかしこで炸裂するので何度も劇場で吹き出してました。個人的には単純なギャグが素直に嬉しい。結局あのレスラーは車にしがみついただけなのも最高!  ただ長台詞が多いため、字幕を見ていると映像が見れないため辛いところもありましたが、この類の映画で2時間未満に収めてくれたのは嬉しかったです。なんだかんだ独特の音楽と映像と変なお話を終始楽しむことができました。
[映画館(字幕)] 7点(2022-02-14 20:23:17)(良:1票)
30.  工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男 《ネタバレ》 
ようこそ北朝鮮! 南北の諜報戦にそこそこ期待しましたが、予想以上の展開の連続と緊張感で驚きの一本でした。 重々しくヒリヒリした緊張感の中続くスパイ劇はとにかく怖い。一挙手一投足のお互いの腹の探り合いがとにかく怖い。 主人公の巧みな交渉術とスパイテクニックがとにかく面白いけれど、進めば進むほど後戻りの出来ない闇に引き込まれて行く過程が面白くも恐ろしい。北朝鮮という異空間のヤバい雰囲気は「ボーダーライン」に似たヤバい所に来ちゃった感がハンパじゃない。もう一目散に帰りたい!!! そして堂々とお目見えする将軍様の存在感は茶の間のワイドショーで見てきたモノとは違うヤバさに溢れておりあの空間にいるだけで、気を失いそうです。そして北朝鮮の現実に直面するあのシーンはあまりにも突然現れてショッキングすぎました。  更に後半はまさかの展開に。そんな事で南北が結託するの!? 意外すぎる展開に主人公の正義感が揺れて、己の信じる正義の為にスパイが金正日に直談判するシーンは見てるだけで緊張で吐きそうでした。そして察しながらも、自らの国の未来の為にリ所長との奇妙な友情がまた良いんですよね。 ただ終盤はいつのまにか国家を揺るがす大事件を題材にした、二人の友情を越えた謎のロマンスのような気がしなくもない展開には感動しながらもドラマチックすぎて笑っちゃいました。 そんな訳で終始ドキドキして驚いて、最後には感動しちゃうなんとも凄まじい映画でした。傑作です。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-02-05 00:58:19)
31.  スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 《ネタバレ》 
スパイダーマンである事はピーターを救い、どこまでも苦しめる。勝っても晴れやかな気分には慣れない苦い戦いに明け暮れる彼の戦いはいつだって変わらない。 ヴィランたちはいつだって気の毒だ。なりたくてなった訳じゃない人々が力を制御出来ずに人を傷つけていく。 そんなスパイダーマン映画の最新作はサム・ライミシリーズ、アメイジングシリーズを総括した凄い内容でビックリ。あのヴィラン達を一人ずつ救っていくのだ。にしてもマックスは随分イケメンになりましたね。 あのスパイダーマンの気の毒なアイツが、やっと救われると思うと涙腺が結構来る。  そして見せ場はやはりスパイダーバース 。 ついに集合してしまった三人のスパイダーマンは凄いテンションが上がる。そしてアンドリュー・ガーフィールドがMJを救うシーンがまたなんとも泣ける。  スパイダーマンに喪失はつきものであり、運命だ。彼が全てを乗り越えまた会える日を俺は待ってるぜ!
[映画館(吹替)] 8点(2022-01-20 14:43:40)
32.  アメイジング・スパイダーマン2 《ネタバレ》 
ちょっと物足りなかった一作目とは裏腹に二作目は最初からアクセル全開。 もう最初のトラックチェイスシーンから面白い。どうみても多すぎるパトカーも笑える。初っぱなから前回には無かったニューヨークの住人たちとの交流もあり誰からも頼りにされる親愛なる隣人っぷりはかなりソレっぽくなってきました。 しかしスパイダーマンは幽霊が…ではなくグウェンの父の姿がいつも見えてしまう体質に。悩ましい若者をしながらも相変わらずキスしまくっているのがなんともかんとも。  さてバトルはというとヴィラン・エレクトロも気の毒な人ながらも前回とは明らかにスケールの大きい敵で最高です。 ニューヨーク全体を巻き込み、バトルシーンも派手にカッコ良くなっています。特に時間が止まりながら危険を察知して行く事でスパイダーセンスを視覚的に表現したのは素晴らしいですね。でも実はラストバトルはスパイダーマンより飛行機がお互い避けるシーンがカッコ良かったです…。  そしてグウェンとの別れ、なんともスパイダーマンの業がのしかかるシーン。今後の心の置き場を考えつつも前に進む締めも綺麗に整っており素晴らしかったです。まぁこれで打ち切りになってしまいましたが、今までみたスパイダーマン映画の中ではかなり上位に食い込む面白さでした。満足です
[インターネット(吹替)] 7点(2022-01-15 00:52:04)
33.  アメイジング・スパイダーマン 《ネタバレ》 
リブート!それはやり直し。 MCUも色づいて来た頃にやってきた本作は意外と早くやって来た。「え?もうやり直すの?」とその早々としたリブートに劇場へ行く足は伸びなかったことを覚えている。そんな訳で新作のために視聴。  知っていた通り、また全部はじめから蜘蛛にかまれて、調子こいて、ベンおじさんが死んじゃって。サム・ライミ版とは差異はあるけれど流れは同じなので新鮮味は薄く、必要な儀式をこなしているだけで全然嬉しくない。うん、退屈。 しかし自警団になった理由が明確に示されたのは良かったです。 そんな訳でようやく覚醒したアメスパですが、それと対抗するヴィランは実写マリオを思い出すようなトカゲ人間。インパクトが弱い!強いんだろうけど弱い!しかも中身は自己制御出来ない気の毒で善良な科学者というのが戦いの気持ちよさを阻害しております。 あとテンポを良くするためかこの世界の人々は皆話のわかる連中ばかりです。あんな酷いイジメをしていた奴でさえ良い奴になります。グウェンも会えない理由を察してくれます。メイおばさんもわかってくれます。ピーターの周りは良い人ばかりですね。 最後のクレーンシーンも街の人とスパイダーマンの繫がりがオッサン一人だけに見えてしまってちょっと感動が薄かったです。  そんな訳でリブート一本目は意外とスケールが小さい作品でした。
[インターネット(吹替)] 5点(2022-01-15 00:19:22)
34.  ブラック・ウィドウ(2020) 《ネタバレ》 
いや、知ってるよ!この人の過去はツラいって!…ほらやっぱりツラい!知ってた! そんな訳で彼女の活躍無くしてアベンジャーズは勝利は無かったのですが、そんな彼女の過去は結構謎だらけ。 初っぱなから解かれる過去は序盤から結構しんどい。なんて人間は残酷なのか…!そしてタスクマスターの正体も非常にキツい。そこまでするかというツラさ!  しかしそこはやっぱりMCU。適度なギャグも少々挟みつつ頑張ってくれます。 シリアス一辺倒なお話に花を添えてくれるのはデブ親父なのですが、彼があまりちゃんとした活躍が出来ないのが個人的には残念。そしてこの親父に大塚明夫を当てるという配給の決断にも驚きです。いや、凄いあってるんですよ。  そしてやっぱりアクションはよく動く人なので見応えたっぷり、007なノリで世界中で暴れ回るナターシャさんの勇猛っぷりがイカしてます。あとRED ROOMという文字がドーンとでる演出僕は好きです。  そんな訳で最後の最後までなんだかんだ面白かった本作、ミニシアターっぽい間の撮り方や撮影も美しく、楽しめました。満足です。
[インターネット(吹替)] 6点(2022-01-06 00:09:51)
35.  モスラ(1961) 《ネタバレ》 
それは僕が最も興味から離れた怪獣!神秘的なんだろうけど表情に乏しいデカい蛾にはあまり惹かれない。セットの小美人も嬉しくない。しかし今回午前10時の映画祭で4Kリマスターされて劇場公開されるなら、家で見るより幾分か楽しめるだろうという非常に舐めた態度で見に行きましたが、ごめんなさい…めちゃくちゃ面白かったです。  特にドラマは私利私欲で動く興行師ネルソンのカタコト日本語で策謀する悪党っぷりはなかなか良い味を出しているし、マスコミでありながら小美人を良心から助けようとするフランキー堺の様は三枚目ながらもだんだんカッコ良くみえてくる。  そして後半からのモスラ上陸はとにかくスケールが多くて驚き。カット割のせいか、見せ方なのか、疾走する戦車に、逃げ惑う人々、地上を這うモスラの空撮ショットに、建物の隙間から覗かせるモスラなど、今はもう見ることの出来ない昭和な街がこれから戦場になる雰囲気がこれでもかと出ている。 更に成体に変化してからはラドンの如き風圧で車を薙ぎ倒し、ステージは東京からまさかの異国ロリシカへ。どう見てもマンハッタンな高層ビル街をコレでもかと蹂躙していくモスラは圧巻!まさか国外に飛び出すとは思わず驚きました。  そして最後は小美人をモスラに返してめでたしめでたし…なんだかあの蹂躙された光景を見た後に、小美人も人間もみんな笑顔なのは少々疑問は残るけど終わりよければすべてよしって事で! そんな訳で最後の最後までテンポが良く飽きることなく楽しく見ることが出来ました。 この完成度は東宝怪獣映画の中でも随一ですね。
[映画館(邦画)] 8点(2022-01-05 23:56:21)(良:1票)
36.  キングスマン: ファースト・エージェント 《ネタバレ》 
0!それは飛ばしすぎた2をリセットするには良い口実だ。2も嫌いじゃないけど、あの駄菓子はなんともクドすぎた。 そんな訳でキングスマン誕生の物語へ。舞台は20世紀初頭!日本人にはいささか馴染みのない第一次世界大戦真っ只中。英国崩壊を狙う魔の手からあの体たらくのM…ではなくオーランド・オックスフォードことレイフ・ファインズが頑張るスパイ映画になっている。 というかこの映画レイフのレイフによるレイフの為の映画だ。  キングスマンらしい特徴的な刺客と、派手なアクション、そして独特のエグみがシリーズの味だったけれど、エグみは前作でやりすぎたせいなのかその点は思いの外控えめ。そして史実に基づくお話にしたために説明は多め、派手なアクションは物語から30分後にやっと拝めるスローな展開。そんな訳であのビシバシキレッキレの映画のはずが異様に上品で親切でちょっと「らしくない」印象。  だけどもアクションシーンも刺客もやはりキングスマン。この堂々たるラスプーチン!まさに怪僧!正直こいつがラスボスで良いくらいの圧倒的存在感。そしてコイツの戦闘スタイルはどっかで見たことある!そうだ!ネオジオの格ゲー・ワールドヒーローズのラスプーチンだ!クルクル回る姿はまさに俺たちがよく知るラスプーチンだ!・・・しかし、この映画の最も盛り上がる所はここ。  その後の展開は結構失速してしまう。息子の死というドラマを描かねばならない為に遠回り…まぁ立ち直りも早いけど。 そんな訳でアクションシーンはどれも一級品でラストバトルも見た事無いアングルのバトルが拝めたりと満足も出来るが、もうちょっとしまりと刺激のある作品にしてほしかったとも思ってしまう作品でした。 この調子で第二次大戦、冷戦と続いて行きそうなので次回も見て行きたいですね。
[映画館(字幕)] 6点(2021-12-30 19:30:44)
37.  グレムリン 《ネタバレ》 
生き物を飼う時は覚悟しろよ! そんな事を軽々しくペットを飼いたい人間には言いたくなるクリスマスな今日この頃。 犬や猫だって飼うのは嬉しい時もあるが大変な時だってある。それはこのキュートなモグアイだって一緒。 ルールを破れば即そのしっぺ返しが飛んでくる。もちろん話が通じない相手なんだから責任は飼い主にある。 まぁこの主人公はどちらかというと巻き込まれた上に、不運が重なり、悪いモグアイに上手くやられたおかげでとんでもない目に遭ってしまう。  そんなこんなで始まってしまうバックトゥザフューチャーと瓜二つな街で起るドタバタパニックは悪趣味な笑いを誘うパニックムービー。 とにかく至る所で楽しく暴れ回るグレムリンたちが面白いです。面倒くさすぎる輩が街を占領したって話ですよコレ! しかし死者が面白い事に出ちゃってるから大変だ。いけ好かないおばちゃんもいい感じに楽しく殺られるのがなんとも黒いし面白い。 そして始まる人間vsグレムリン軍団の死闘は人間側が容赦しない形で始まります。相手は人間じゃない上に可愛くないからぶっ殺してもヘーキヘーキ!人間側も刺したりミキサーにぶち込んだり、レンジに入れて爆破したりとやりたい放題。 エイリアンのリプリーよろしく主人公の母親がグレムリンたちと死闘を繰り広げるのが面白いです。というか繭といい、なんかエイリアンっぽいですよね。にしても最初からここまで温かな家族が主人公の映画というのも逆に珍しい。お母さんも旦那のポンコツ発明品を不満な顔一つせず使っているのが非常に好きです。  個人的に好きなのはやはりグレムリンたちの迷惑でノリノリなヤンキー集団のような盛りっぷり。 酒場や映画館でいい感じに楽しみまくっているのが笑えます。すげえ迷惑だけど。 あとグレムリンたちのダーツの的にされるという露骨に嫌ないじめを受けるギズモがブラックながら笑えました。  そんな訳で「人間は愚か!」というありがたいおじいちゃんのお言葉を頂き本編は面白いままに終わりました。 特撮と良いギズモのキュートさといい、ラストバトルの手に汗握る感じと良いなんだかんだで最後まで見所たっぷりに楽しめる一本でした満足です!
[インターネット(吹替)] 7点(2021-12-25 22:51:04)
38.  ロジャー・ラビット 《ネタバレ》 
あー!なんでこんな自分の好物のような映画を今までスルーしてきたのだろう! ディズニーランドのトゥーンタウンにだってロジャーのアトラクションがあるというのにっ! でもこの映画の方があのアトラクションよりロジャー・ラビットという世界観の面白さを引き出していますね。  そんな訳で戦中戦後を湧かせたアメリカンカートゥーンの世界をこれでもかとリスペクトしながらも、現実がアニメと共存する謎の世界観にはビックリ。実写との合成もさることながら、冒頭のアニメシーンの恐ろしいまでのヌルヌルっぷりもたまりません。 更に見所は会社間を越えたコラボレーションの数々、ダフィー・ダックとドナルド・ダックが共演し、ミッキーとバックス・バニーが同じスクリーンに映っているのはこの映画でしか見た事の無い奇跡のようなビジュアル。 そして実写世界もいかにも映画のセットという感じの作り物感がたまりませんね。ワクワクします。  そして主軸となるお話は大人が見ても楽しめるようにサスペンス仕立て。アニメに人権は無いというばかりに残酷すぎるディップがかなり恐怖を煽ります。さらにクリストファー・ロイド演じる判事の恐ろしさっぷりがまたいい味出しています。怖い! もちろんマリオでおなじみボブ・ホプキンスの好演も素晴らしい。  という事で終始面白く見れたと同時に、なんでもっと早く見なかったんだと後悔もしています。 カートゥーン好きなら是非見ておくべき一本でしょう。
[インターネット(吹替)] 7点(2021-12-19 16:24:38)
39.  ロマンシング・ストーン/秘宝の谷 《ネタバレ》 
ロマンス小説家がひょんな事から大冒険! 作りは正直レイダースの二匹目のドジョウを狙った一本だけど、こちらはスリルより二人のロマンスにこれでもかと寄せた形で、テンポ良くご都合的に進行する為飽きもこない。おかげでコロンビアのロマンス小説家ファンのおじさんなんてとんでもないキャラクターまで出てくる。こっちのマイケル・ダグラスは蛇にも強いぞ。 ただしアクションは逃走シーンばかりでインディのような見た事も無い古代遺跡でスリル満点大冒険というのはあまり期待してはいけない。でも滝から車ごと落ちるシーンは凄いぞ。 そんな訳でワニを諦めて助けに行った彼も、終幕には何故か小説家の所にワニを倒して船を手に入れたマイケル・ダグラスが迎えに来るという夢のような非常にご都合的で甘い甘々な展開だ。でもそれでいいじゃない! 痛快アクションも見たいけど甘いロマンスも欲しい!そんな欲張りなデートムービーという印象でした。素晴らしいです。
[インターネット(吹替)] 6点(2021-12-11 20:46:22)
40.  007/ユア・アイズ・オンリー 《ネタバレ》 
宇宙から帰ってきたボンドの次の任務はちょっと地味目、でもとても面白い。 しかしまだまだ冷戦真っ只中。対ロシアとの緊張はイギリスの秘密船の沈没で大事に。 そんなポリティカルなシナリオ、そして両親を殺され復讐の鬼となるボンドガールなどシリアス路線なのがユア・アイズ・オンリー。 とにかくクロスボウ片手に戦うキャロル・ブーケがとにかく美しくて個人的には最高なのですが、今回の見せ所はこのリアリティ路線。 今回は凝ったボンドカーもQアイテムも控えめに、ボンドの身体一つで戦う様をこれでもかと拝める。 とはいえロジャー・ムーアなボンド映画なのでウィンタースポーツを絡めたり、可愛い車でチェイスしたりとユルい見所もたっぷり。 そしてシナリオも敵の親分が実は逆だったという展開もあったりでなかなか楽しめます。 更に終盤のクライミングシーンも緊張感たっぷり。こんな時でもQアイテムが登場せず、体力と判断力で華麗に突き進むボンドのエージェントっぷりにドキドキしますよ。しかも仲間との連携もなかなか良いんですよね。 最後の最後まで緊張感たっぷりに見る事が出来る本作。そして最後はユーモアで締める面白さ。そしてキャロル・ブーケの美しさ。 とても見応えのある一本ですよ。
[インターネット(吹替)] 7点(2021-11-14 22:30:14)
000.00%
100.00%
230.54%
391.63%
4254.53%
59216.67%
619435.14%
716028.99%
8498.88%
9162.90%
1040.72%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS