381. イベント・ホライゾン
抽象的すぎて、このジャンル(ホラー)には合わないような気がします。SFとして見ても、異空間と化け物の巣窟が繋がっているという設定はあまりにも先進的ではにように思える。新しい物を創ろうという意気込みは買えるが、アイデアがいまいちだったと思います。「怖い」というのではなく気持ち悪いといったイメージ。 4点(2004-01-26 17:16:37) |
382. 犬神家の一族(1976)
不気味だ。本当に不気味だ。あのマスク・・・、夢に出てくるぞ。 被害者の殺され方も凄いし、犬神家の人達の表情の暗さといったら見ている事ら側まで気分が滅入ってくる。 人間の強欲や妬みといった嫌な部分を生々しくさらけ出した内容の物語なので、重~いメッセージが見終わった後でずしんと堪える作品です。 5点(2004-01-26 17:16:05) |
383. アルカトラズからの脱出
かなりメジャーな作品ですが、以外とレビュー数が少ないのは何故だろう? 刑務所ものなのですが、家族で見るには持ってこいといった感じです。監獄映画独特の暗~いイメージが無いので少し軽めな作品なのですが、脱出にあたっての準備事項や作戦の練り方が面白く(不謹慎かも)、スリリングな看守との攻防も見応えが有る。エンターテイメント性を考えると非常にレベルが高く、ラストもハッピーエンドなので万人に好まれるタイプの映画です。 7点(2004-01-26 17:15:34) |
384. アラクノフォビア
地味~に気持ちの悪くなる作品。恐怖描写という点ではかなりマイナス。 物語も冗長でテンポが悪い。 2点(2004-01-26 17:15:02) |
385. アメリカン・ゴシック
旅行の途中で飛行機の故障に遭い孤島に不時着する。そこには老夫婦と息子達しか暮らしておらず、彼らはいかにも精神異常といった感じの親子であった。40歳は越えているであろう息子達は完全に知恵遅れでサイコ化している。彼らはとうとう旅行者達を遅い始める。と、よくあるパターンの物語設定ですが、ラストは以外と衝撃的なオチになっています。かなり不気味度の高い作品。 5点(2004-01-26 17:14:29) |
386. 天城越え(1978)<TVM>
バリバリ松本清張!っていう感じの作品。 純情・悲哀・皮肉という人生の3要素を剥き出しにした原作が素晴らしいのですが、映像化したこの作品もなかなか素晴らしいものが有ります。主軸となる3人のキャラクターの描写は臨場感に溢れ、山場の有る起伏に富んだ演出は秀逸。原作を一段と活気づける工夫が成されている。 キャスティングもはまっているし、その俳優陣もリアルに役柄を演じることが出来ています。 7点(2004-01-26 17:14:05) |
387. アビス(1989)
ホラーと思って見ていたら意外な展開。なかなか面白かったと思います。これ、ジェームズ・キャメロンだったんですね。そう言われれば作品の雰囲気がキャメロンタッチです。船内の撮り方や人物描写が「エイリアン2」のようなイメージです。 それにしてもキャメロンは気持ちよく観客に見せる方法というものを知っています。無理に芸術ぶらずにストーリーをありのまま見せてくれるので、見る側としては非常に分かりやすい。 映像に凝る監督さんなのでCGや特撮の出来にも余念がない。 サックリと見るには打って付けの映画だと思います。 6点(2004-01-26 17:13:20) |
388. アダムス・ファミリー2
1よりも2の方が面白いという珍しいパターン。コメディーの演出が前回よりも派手になっているので楽しめます。ただ、笑えるという程のものでは無いので、やはり「ほのぼの系」なのだろう。 何と言ってもこの作品の良さは、きちんとキャラクターに特長を持たせていること。無意味なキャストがいないので見る側は親しみ安い。姉の弟に対する確執が特に興味深い。 6点(2004-01-26 17:12:52) |
389. アダムス・ファミリー(1991)
独特の映像感覚ですね。ダークだけど嫌な暗さでは無いし、役者のキャラクター創りも素晴らしい。テーマソングも印象的でこの作品にマッチしています。肝心のコメディーの部分でも、ネタの作り込みに工夫が有って良い。特に下ネタに走ってないところに好感が持てる。ただ、ジャンルとしてはコメディーというより「ほのぼの系」かも知れませんね。 6点(2004-01-26 17:12:27) |
390. アサシン(1993)
この作品の存在意図が分からない。 3点(2004-01-26 17:11:50) |
391. スピーシーズ/種の起源
堂々とテレビでやってたのが凄いし偉い! 3点(2004-01-26 17:11:28) |
392. パラサイト
昨日(2004.2.25)のテレビ放送分は、かなり多数のシーンがカットされてましたね。おそらく2時間の枠に収める為の時間の都合かと思われますが、継ぎ接ぎが非常にお粗末なのでかなり違和感が出ました。そのことにより説明が付かないシーンが続出してしまったので、「おかしい!」と思った人も多いのではないでしょうか。 ホラー映画っていうのは若手の登竜門になることが多いですが、この作品はその代表的なものですね。その後売れた俳優、ダメだった俳優の悲喜交々な哀愁も漂わせています。 作品の内容については、過去の作品の良いところをマネしてそれを縫い合わせたものなのでコメントする必要は無いと思います。 3点(2004-01-26 17:11:02) |
393. バグダッド・カフェ
以外とこの作品って平均点低いんですね。 ストーリー設定の面白さで見せる作品の質は年々低下しています。「人は語り尽くした」という言葉が有るように、先人達が既に完成度の高い物語や斬新な設定の作品を先に発表しているので、現在の映画関係者達は新しいストーリーの創作に四苦八苦している。それを考えると、87年でこのストーリーを作れたということに対して、もう少し高く評価されても良いのではないかという気がする。 脚本も工夫が凝らされていて、無意味な描写を極力避ることによりテンポの良さが生まれ、見る側に退屈させません。役者陣の演技も素晴らしく、特に黒人の女主人であるブレンダを演じた女優さんのヒステリックな演技は芯に迫っていて良い。映像もなかなか優秀で、特に全体的な色遣いは「砂漠の中の辺境の地」という雰囲気が上手く出せている。そして何と言っても音楽が良いです。主題歌(calling you)も良いのですが、マジックショーの時のミュージカル風の曲はもっと良かった。 8点(2004-01-26 17:09:26) |
394. あの子を探して
《ネタバレ》 極度の貧困には無縁の裕福な人から見れば、この作品中の人物達は金の亡者にしか見えないのかも知れませんね。一日の食事にも困るという状況に局面した毎日を送っていれば、当然この作品の中国人の人達のように金に対する執着心が高まるのは当たり前だと思うのですが・・・。この作品はそういう現実を包み隠さず表現した良作だと思います。 初めはお金しか目に入らず、適当に子供をあしらっていたミンジですが、ホエクーが町に出稼ぎに行くという事件以降、生徒達と協力してレンガを運んだりバス代を計算し合ったりと試行錯誤します。結果オーライといった感じで生徒との距離が縮まります。何とか町に行ってホエクーを連れ戻しますが、最後にはすっかり生徒達との間に一つの繋がりが出来ました。ミンジはその後も時々学校に顔を見せるというテロップが最後に流れます。貧困にあえぐ現状を考えるとお金が一番でしょうが、結果的にミンジにとっては生徒と心が通じ合ったということの方が価値有る財産となったのかも知れません。 8点(2004-01-23 18:20:23)(良:1票) |
395. トレマーズ
地面を歩いてはいけないなんて、子供の遊びみたいで面白かった。 珍しいアイデアなので結構楽しめますよ。 5点(2004-01-22 16:40:44) |
396. フリントストーン/モダン石器時代
作品の面白く無さにも驚いたけど、ユニバーサルスタジオパビリオン内での人の少なさにも驚いた。連休中なのでごった返していたのに3人程しか居なかった。 1点(2004-01-22 16:40:17) |
397. 富江 tomie
きついなぁ~この作品は。テレビだから許されるけど、お金出して見てはいけない作品ですよ。 1点(2004-01-22 16:39:15) |
398. ピッチブラック
解明仕切れていない未知の惑星での恐怖を描くにあたり、巨大静物が骨になっていたり、先遣隊の基地が崩壊していたりと、謎の生命への興味をそそるような展開が上手い。昼と夜のコンストラストを平穏と恐怖というテーマに照らし合わせた演出のアイデアが面白いと思います。テンポも良いし、エンターテイメントとしてのストーリー展開はハイレベルです。何も考えずに気軽に見るとかなり楽しめると思います。 6点(2004-01-22 16:38:52)(良:1票) |
399. メジャーリーグ
このシリーズはパート3まで有ります。面倒くさいので3作全てに対して評価します。共通して言えることは「安っぽい」ということです。 野球というスポーツに対する映像表現は不出来だし、人間ドラマとしても陳腐。コメディーとしての笑いの部分もくだらない。特に石橋貴明のクソ演技が鼻につく。ストーリーもオリジナリティーがまるで無く、オーナーが意地悪という設定はこれまで何度見たことか・・・。一体この作品の何を楽しめば良いのだろう。 3点(2004-01-22 16:36:39) |
400. A.I.
死んだ人を祭り上げるのが好きな人って多いんですよね。そんな人ってスピルバーグが死んだら途端に祭り上げ始めるんでしょうね。生前キューブリックはこの作品の構想を練るにあたり、親友のスピルバーグにも相談していたようで、自分は製作に回り、スピに監督をまかせるという話も持ち上がっていたようだ。キューブがこの作品を作れなかったのは残念だが、だからと言ってそれをネタにスピをこき下ろすという行為は逆にキューブは嫌がるだろうね。 『鉄腕アトム』のパクリ? キューブリックは『2001年宇宙の旅』でも手塚治虫にデザインを依頼したとのこと。影響を受けているのは当然である。その手塚治虫氏もディズニーに影響を受けている。クリエイターって色んな人から影響を受けながら自分のカラーを出すものだよ。直接模造してる訳でもないのに、無差別に事あるごとにパクリとして片づけてしまう人の感性が不憫でならない。 あと、終盤に出てくるロボットを宇宙人と解釈している人がいるのには驚いた。しかも自身タップリに批判している。「人間を見たことない」って台詞が有ったでしょ。宇宙人なら人間って言葉が出るわけ無いじゃない。しかもデビットとピコピコ情報(データ)交換してたでしょ。そもそもこの作品、ロボット(人工知能)がテーマなのですよ。どうやったら勘違い出来るのか不思議である。まさか人工知能!? あと、ラストの母親との再会シーンですが、あれはデビットの頭の中で起こっている非現実な思考かと思われます(勿論未来のロボット達が見せている)。いくらなんでも人間(母親)が生き返る訳ないやん。宇宙人がテーブル囲んで見てました。仲間に「好きにさせてやれ」とも言ってた。クマにポケットなんて有る訳ない。デビットの表現も人間っぽくなって、最後には涙まで流します。よく考えたら、家まで再建築する訳ないよね。 [映画館(字幕)] 8点(2004-01-22 16:34:03) |