381. 未来世紀ブラジル
個人的に風刺にはそれ程価値はないと思っている。 風刺を楽しめるということは、その本質を元より理解しているということ。 理解しているにも拘わらず、わざわざ二次的な表現をもてはやす気にはなれない。 本作ではただただ安直な風刺が続くだけでたいした芸とは思えない。 [DVD(字幕)] 1点(2007-10-16 20:07:41) |
382. ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎<TVM>
《ネタバレ》 メイン・ストーリーはルパンの盗んだ宝の在り処を示すもの(ヘミングウェイ・ペーパー)を敵対者に奪取される。しかし、その敵対者にも敵がいて共倒れ。よって宝はルパン達へ。 整理するととんでもなく無意味・無駄な要素や描写のある作品。 プロット上でのルパン一味の活躍は殆どなく、漁夫の利的処理に過ぎない(それ自体は構わないが、殆ど無意味のルパン一味を無理に絡ませ、膨らませ、掘り下げるべき部分は随分と雑多に扱われているのが何とも・・・)。 [DVD(邦画)] 4点(2007-10-16 19:45:52) |
383. GHOST SOUP
不可解要素で引っ張っておいて、世界観の説明で終わるだけ。 まるでジョナサン・キャロル作品のよう。 画面へのこだわりはさすが岩井俊二というものがあるものの、ゴテゴテの作り物感を醸し出す演劇芝居がどうにも安い。 昨今のコメディ風テレビドラマでも相変わらずよく見掛ける演技ですが、誰が求めてるんだろう? [DVD(邦画)] 1点(2007-10-16 18:25:34) |
384. 20世紀ノスタルジア
説明のないまま、勝手に始めて勝手に終わらせてしまうような内容。 [DVD(邦画)] 0点(2007-10-16 17:52:30) |
385. とらばいゆ
《ネタバレ》 傑作コメディだと思うのですが、終盤のドラマ処理に尺をとりすぎているのでコメディという印象が薄くなるのが残念。 それにドラマ部分はどうにもなし崩し的に快方に向かっちゃうので更に残念。 姉の方が勝っちゃうなんて特に(どこにもそんな流れはなかったし、勝たせなくても成立したと思うけど)。 コメディなんだと意識できず、ドラマに集中しすぎた人はイラついちゃう人もいるんでしょうね。 [DVD(邦画)] 7点(2007-10-16 15:32:53) |
386. わが街(1991)
社会的な問題をちりばめただけ。しかも何とも冗長な仕上がり。 情操教育の教材としてはそれなりの価値があるのかもしれないが、何とも芸のない内容。 ただ、二人の男の出会いはそれなりに救いとなり、変化を齎すので文芸としては成立しているかな。 [DVD(吹替)] 3点(2007-10-16 11:56:27) |
387. 1980(イチキューハチマル)
漠然と人間模様を描くだけで芸も内容もない。 [DVD(邦画)] 0点(2007-10-16 10:36:19) |
388. 恋の門
設定やシチュエーションでどこに持っていきたいのかがみえみえなので、ストーリーらしきものにのせて言いたいことを言わせているだけになってる感じ。 我を出そうという方向が客を選ぶものにいく浅はかさ。 小劇場上がりの人は視野が狭いな~と思わされることがよくある。 因に初観劇は大人計画。 もうこういうので楽しめないんだな、としみじみ。 [DVD(邦画)] 2点(2007-10-15 10:13:43) |
389. クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険
《ネタバレ》 「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」て、たまにどんな感じに仕上げてるんだろうと観てみるのですが、やっぱり大人の視聴には耐えられないというか、ある部分諦めているんだな、という処理が見えるのでガッカリさせられることが多い。 大概が状況解決のために設定を追加するなんて御法度を平然と行われていたりする。 今作は自宅で両親がおかしくなるシーンの描写が妙に真に迫っていたのと単身でヘンダーランドへ立ち向かうしんちゃんの描写が素晴らしかったのを思い出すものの、やはり子供向け。 ムードで盛り上がれる人はそれでも納得するんでしょうね。 まあ、しんちゃんのキャラクターのおかげで楽しく観れますけどね。 [地上波(邦画)] 3点(2007-10-14 13:00:16) |
390. Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004)
アメリカでの社交ダンスの認識がどういう立場なのか知りませんが、日本人よりは馴染みがあるに決まっている。 日本人とダンスという取り合わせ自体が狙い所でもあるので、向こうではいたって普通のホームコメディって感じになるのでしょうか。 とりあえず自分の評価はオリジナル版と同じに。 [地上波(吹替)] 6点(2007-10-14 12:32:30) |
391. あずみ
別の意味の笑いで劇場の座席が揺れていたのを思い出す。 そういう方向で楽しめる人限定の作品。 [映画館(邦画)] 0点(2007-10-13 18:43:54) |
392. Shall we ダンス?(1995)
ぼんやりした文芸ですが、コメディ要素で心地よく観れる。 [地上波(邦画)] 6点(2007-10-13 18:32:39) |
393. 偶然にも最悪な少年
方向性だけ与えて、ほったらかしにした駄作。 [DVD(邦画)] 0点(2007-10-13 18:27:39) |
394. エド・ウッド
単なる伝記。 ティム・バートンはつくづくストーリーに興味のない人なんだなと思う。 [地上波(字幕)] 1点(2007-10-13 18:12:15) |
395. 黄泉がえり
同情させるために用意されたシチュエーションとエピソード。 芸が見当たらない。 [地上波(邦画)] 0点(2007-10-13 12:12:27) |
396. 最後の猿の惑星
《ネタバレ》 かなり漠然と世界観とその成り行きを見せる内容なので退屈。 殆どが人間と猿の対立だけで進行していたシリーズの中でルールを作り、背いた者を裁くという社会形成に着地させるのは、なかなか良いのではないでしょうか。 [地上波(吹替)] 2点(2007-10-13 10:54:21) |
397. 8 1/2
つくづくこういったものを面白いなんて言う人にはなりたくないものだと思う。 自分は伝える努力が成されていないものを表現と呼ばない。 [ビデオ(字幕)] 0点(2007-10-13 09:57:42)(良:2票) |
398. プレデター
相手の思惑も定かでないのでゲーム性を楽しむことも出来ず、そもそも攻防と呼べるような内容もない。 未知のものへの興味のみで引っ張る安易。 [地上波(吹替)] 1点(2007-10-13 04:24:27) |
399. アルマゲドン(1998)
同情を誘う設定を組んだだけの内容。 ムードで盛り上がれる人は普通になけたりするのかな? [地上波(吹替)] 1点(2007-10-12 08:55:06) |
400. 世界中がアイ・ラヴ・ユー
漠然とした家族単位で綴られた群像を見せているだけ。 物語を求める人には不向き。 [DVD(吹替)] 1点(2007-10-12 06:18:16) |