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おばちゃんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 919
性別 女性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/20084/
ホームページ http://tiaratiara.exblog.jp/
年齢 70歳
自己紹介 前からありましたっけ?[この方のレビューを非表示にする]とカスタマイズできる機能。最近ですよね? 知らないうちに進化し続けてますね、このサイト。また来ようと思います。

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421.  キューティ・ブロンド
ここにもありましたね、さりげない女の友情がいい感じの映画。キュートな魅力いっぱいのリーズ・ウィザースプーン、なかなかよかった。ちょっと「カラー・オブ・ハート」ですでに演じていたキャラとかぶっていて、そこは気になりましたが、むしろあの役からの発展形としての本作だったのかな。監督さん、若い人なんですね。がんばってるけどちょっと未成熟?という表現も幾つかありますが、でもそれも本作の魅力のうち。うまく構成されていることでステロタイプに陥っている作品もありますよね。これはもう、荒削りに見える部分も含め、むしろ新鮮な魅力いっぱいです。邦題がバカバカしいことでかなり損をしてますけど。これは正しくは「Legally Blonde」です、みなさん覚えておきましょう!
9点(2004-03-08 02:20:34)
422.  フライド・グリーン・トマト
女の友情を描いたいい映画ってほとんどない、とブツブツ言っていましたが、ありましたねえ~、これが。いつかレビューを書こうと思っているうちに、いつのまにか忘れていました。でも(見たのは10年ほど前になるにもかかわらず)内容はほぼ覚えてるつもり。重たいんだけれど押し付けがましくなくて、女性映画なのにあまったるくなかった。「いい話」におとしこまなかったところがセンスあるし、ユーモアもあって、これは男性にもお勧めできる作品だなあと思うんですけど、いかがでしょ?
9点(2004-03-08 01:00:19)(良:1票)
423.  マイ・ドッグ・スキップ
うーん、並かな。愛らしいけど、わざとらしさがちょっと鼻につく。両親役のダイアンとケビンはさすがに華があるし、にもかかわらず抑えた演技でよかったけれど、この2人が夫婦だったら実際にはもっと波乱が生じるはず。そんなエピソードももっと入っていたほうが、ドラマの部分に厚みが出たのではないだろうか? この採点、5点にするか6点にするか迷いましたが、それでもこの2人がわるくなかったと思うので、オオアマで6点にしときます。葉巻をくわえてたダイアン、かなりステキだったし! 女が見てもホレボレします。欲を言うと、もうちょっと生活感覚を出してもらったほうが、逆にもっと魅力的に描けたのでは?という気がします。ケビンも演技はよかったのにシナリオに人物像が描ききれてなかった感じ。あー、せっかくこの2人を起用しながら、もったいないことです。そもそも私の最大の誤算は、あのパッケージ写真から持ってしまっていた印象ですね。もっと違ったテイストの作品を想像してしまっていました。だって、あの写真のスキップはおとなしそうで、どこか哲学的な雰囲気なんですもの。全編を犬の魅力だけで押していくなら、人格じゃないけどもっと犬格作りを丁寧にしてほしかったなあ。賢くて愛らしいだけじゃ、つまんない。犬の出てくる映画としては、「ターナー&フーチ」や「ベートーベン」の魅力にゃ、遠く及ばなかったですね。
6点(2004-03-04 15:50:25)
424.  ドニー・ダーコ
点数のほとんどすべては、主役のジェイク・ギレンホールに。彼の主演による人気作「遠い空の向こうに」は私には最も苦手なタイプの作品だが、彼については新鮮な魅力が感じられると思ったし、ああいった作品に出すには惜しい個性派だと感じていた。本作を見て、これぞまさに適役だ、と。映画そのものは評価が難しい。好きでも嫌いでもない。何かわからなくもないけどなあ、という程度。たいていの場合は、主役を気に入ると映画全体を気に入ることが多いものだけれど、これに関してはそうはならなかったですね。製作者側に並々ならぬ熱意があったことはわかるけれど、そういうあからさまな熱情は、どうも苦手。本作は、とにかく今後も、ジェイク・ギレンホールという俳優を見続けたいものだ、と思わせてくれた、私にはそういう映画でした。
7点(2004-03-03 21:57:19)
425.  チョコレート(2001)
パソコンがこわれかけていた(自力で必死にリカバリしたら何とか復活しました!)ので、再開1作品目のレビューです。まず言いたいのは、ここまでひどい邦題は見たことがないということ。許しがたい。配給会社は観客を見くびりすぎているのでは? 題名に神経を遣っているはずの監督や製作者、製作会社を冒涜していると思う。いつまでこんなことが続くのか。本当に腹立たしい思いです。映画の持っている個性とメッセージに共感したからこそ、その思いが強いのかもしれません。雰囲気はまるでアジア映画のようだと感じました。騒々しくないアメリカ映画もあるということ、またいわゆる大作ではないこういう映画にスポットを当てようというアカデミー賞選考委員も少なくないということに、とても好感を持ちます。男と女を描いた作品としても、まれに見る秀作。今若い世代でこの映画と出会えた人たちに少しばかりのジェラシーも感じます。ビリー演じるハンクに共感した男性は、女性とのあいだにきっとよいパートナーシップをつくっていける人でしょう、と思います。本作は確かに重いし苦いけれど、この歳になって思うのは、人生というのはそういうもんよ、ということ。でも生きることには価値がある。監督の価値観に共鳴します。「人生、やり直せるよ」と囁いてくれているようで、それもうれしい。ラストで何らかのどんでん返しがあるのかと思ったらなかったことに、心底ホッとしました。別の意味で驚かされました。パターン化した映画に、私自身も毒されすぎているのかもしれませんね。
9点(2004-03-03 18:43:20)(良:2票)
426.  GO NOW
テンポがいいのに上すべりじゃない。実はTVMだったってほんとかしら? ずいぶん丁寧に作ってある、と感心。肩の力の抜け方がいい。いわゆる「難病」ものが苦手な人にもこれはOKでしょう。「感動したい」病(失礼!)の人や「不倫はいけない」病(これも言いすぎ?失礼!)の人には向かないかも。ああやっぱり私ってほんとに口がわるいか。ごめんなさい。あまり深い意味ではないので、軽く受けとめてください。今までロバート・カーライルを観た中では、このときの演技が私は一番好きです。せつない。(このレビューで500作投稿と相成りました。約1年。1日あたり1本以上書いてきたってことですね。そう思うと感慨深いです) 
8点(2004-02-08 14:54:07)
427.  フル・モンティ
ラストシーンのすがすがしさだけでも、6点は差し上げたい。情けないせつない話だけど、八方ふさがり、失うものももうないゾ!という開き直りから思いつくのが男性ストリップ、というのが(確かに元手が要らない、原価ゼロだもんね)、笑えます。題材が題材なのに品が悪くないのは、お父さんたちが一生懸命だからよね。
7点(2004-02-08 14:39:18)
428.  15ミニッツ
何にも印象に残らず、観たことすら忘れてしまっていた作品。2回目に見たら、題材やキャスティングを考えると、もっといい映画になり得たのでは?と思った。
[ビデオ(字幕)] 5点(2004-02-07 17:43:33)
429.  ボウリング・フォー・コロンバイン
ドキュメンタリーを劇映画的手法で、飽きさせることなく見せているのは見事だと思いましたが、その強引さにおいて、銃の推進派の頑固さと同等の質を感じてしまいました。 問題提起のうまさに、7点。 この監督への評価は、まだときを待ってみないと、よくわからん、という感じです。  〈追記〉最近ますますこの人は「映画・商売人」であって「映画・作家」ではないと感じるんだけど、世界的レベルで評価は高いですよねえ。 ある人にこの人のことちょっとけなしたら妙に不快感を表明されちゃって、ちょっとゲンナリ。 作品に時代的価値がないとはいわないけれど、やっぱり私はこの人に、銃の推進派と同質のファシズムのにおいを感じちゃうんだけどなあ・・。
7点(2004-02-07 17:37:33)
430.  虚栄のかがり火
冒頭の長回しやら、トム・ハンクスにおおよそ似合わない役柄、この当時はまだ「ダイ・ハード」で出てきたばかりだったブルース・ウィリス、さまざまな要素から、これが実験作だったことに、疑いの余地はない。 スターを起用して、よくある役柄で手堅い作り方をしていれば、そこそこ商売にはなるかもしれないけれど、それでは作り手として面白いわけはない。 本作は確かに興行的にはうまくいかず、売れかけたトムもかなりこれで一時期沈んでしまったらしいが、私は欠点だらけかもしれないこのビター味の作品が、けっこう好きだ。 一番がんばってたと思うのは、メラニー・グリフィスかな。
7点(2004-02-07 17:25:54)
431.  普通の人々
「ORDINARY PEOPLE」と「普通の人々」とでは、ニュアンスにかなり違いがあると思うのだけど、英語のニュアンスはよく分からないから、まあこれ以上つっこむのはやめておきます。  見たのは公開当時で、その頃は映画というものはもっと簡単に作られているような錯覚をしていたので、「フツウ」? ほんとにふつうだわー、とバカにしていたような気がします。 「ふつう」としか思えないほどにナチュラルに演出しているすごさに、気づいてなかったんですよね。  今思うと、自分が出ればそれだけでベーシックな観客動員は約束されているようなものなのに、それをしなかった監督の潔さにも、改めて感服です。 ○ニーニとか、○ブソンのように、自分で監督して主演して、という人が好きじゃないので、 なおさらです。  今なら素直に言えます。「感動しました」って。 でも観た当時はそう言えない何かもこの映画は持っていたのも事実です。 直球勝負の映画に、たじろいだということかもしれません。
[映画館(字幕)] 8点(2004-02-07 16:57:55)(良:2票)
432.  8人の女たち
見るからにいわゆるミステリーじゃないしいわゆるミュージカルでもない。新しいジャンルなんじゃないかしら。言葉にするなら「シャレ」とか「ギャグ」。配給会社の宣伝方法は、今回もまったく間違えていますね。こういう映画を好きな人たちというのは、いわゆる「B級」ファンであったり、たとえるなら香港コメディなんかを愛してるような人たちじゃないかしら? ところが、そういう人たちに情報が全然届いていないと思う。まいいけど。でも気がついたら、フランス映画も最近元気になってきましたね。うれしいな。個人的な体験として、フランスには一度だけ行きましたが、いかに美というものが「当たり前」化している国かということが、行ってみて初めてわかりました。たとえば、街角の小さな花の植え込みの、花の選び方、取り合わせ方一つも、「どうしてこんなに美しくデザインできるんだろう」と感嘆するくらいキレイだったです。で、この映画で使われている「色」を見て、そういう、この国の独自性をこの監督はよくわかっていると思いました。つぶやくような唄い方のシャンソンをいっぱい取り入れてるのも、その表れではないか、と。で、内容についてですが、フランス映画というのはほとんどたいていの場合日本人にとっては「何じゃこりゃ」です。そういうフランスらしさも、この映画ははずしてない(笑)。だから私が思うには、これはオバカ映画にして、最高にフランス映画らしい作品です。オゾン監督作品では、期待して見た「まぼろし」より、何の期待もしてなかったこっちのほうが面白かったー。いっつも、この「期待」というやつがクセモノですね。
[ビデオ(字幕)] 8点(2004-02-06 10:37:26)(良:2票)
433.  12人の怒れる男/評決の行方(1997)<TVM>
吹き替えで見るのは好きじゃないけれど、まいっか、と視聴。 但し結論はやっぱり「字幕のほうで観たかったなあ」。 声優さんたちも頑張っているらしいのはわかるんですけど、似たような声やしゃべり方の人が多かった感じ。あれじゃ単調では?  日本のTV局は、もっと声優のキャスティングや演出に神経をつかってほしいものです。  今回のリメイクにあたって陪審員に黒人を配したことは、むしろ自然さを感じさせてよかったと思いますが、さらにバランスをとろうとしてか判事を女性にしたのは、何だか安っぽかったですね。 あそこまでしなきゃいいのに。 とはいえ、なぜこれをリメイクしたかについては、そのあたりに企画の裏話が潜んでいそうな気もします。 かつての映画が、いくら名作といっても白人男性ばかりのキャスティングである為に、何か都合の悪いことがあったんじゃないかと。 たとえば学校教育でこの映画を子どもたち見せたいんだけど、でも使えない、といったような。 日本でも陪審員制度が取り入れられそうな按配ですけど、本作はテキストとしておおいに役立つんではないでしょうか。 「映画」としての緊張感はかなり薄かったと思いますが吹き替えだったからかもしれず、けっこう飽きることなく楽しめたので、この点にしました。
7点(2004-02-06 09:44:28)
434.  ドライビング Miss デイジー 《ネタバレ》 
初めて目にしたのはずいぶん前だが、2人のキャラクターが類型的な気がして途中で見るのをやめてしまった。アホでした。今回、ジェシカ・タンディも確かによかったけれど、ワーすごい、と思ったのはモーガン・フリーマン。初めてデイジーが車に乗ったシーンの彼の表情だけでウルウルしてしまった。さりげないスマイルだけで観客を泣かせる彼はやっぱりほんとに素晴らしいアクターだ。ジェシカ・タンディのアカデミー賞受賞に文句はないが、彼のほうはさらにそれを上回ってふさわしかったはずではなかったか。アカデミー賞選考委員たちの頑迷さがほんとに腹立たしい。シナリオと演出に、初見のとき私が感じた「くささ」はやはりあったけれど、温かさと2人の名演技は、心身の疲れにほどよく効いた。一見は地味な雰囲気だけど、クリスマスシーンに代表される映像の愛らしさ、ロードムービーとしての味わいなど、さすがこういうところは「とにかく観客を楽しませる」ことが大命題のハリウッド作品らしいメリハリで、心地よい。息子役にダン・エイクロイドという配役も、絶妙。ほかの役者をもってきても、こうはいいアンサンブルにならなかったに違いない。
8点(2004-02-06 09:10:16)
435.  お茶漬の味 《ネタバレ》 
恥ずかしながらこれまで小津作品をあたまからしっぽまで見続ける根性・根気なかったため、本作が初めてレビューできる作品と相成りました。山の手のざーます言葉って、子どもの頃からチョ~苦手で、かえってかっこわるいじゃーん、と思っていたものですが、ここまでレトロになると、笑ってゆるせるから、不思議です。「あーた、いつもそうやって召し上がっていらっしゃるの」でだんなを困惑させて間髪を入れずに女中さんに向かってまた「○○や、そうなの?」と聞くところで、爆笑。女中さんの演技がこれまたドンピシャでおかしかったです。ただねえ・・こんなふうに夫婦の間柄を「お茶漬け」というあいまいな味に決め付けてそれでいいんだよ、としてきた国民性もゆえんして、この国じゃ男と女の成熟した関係作りが難しかったんじゃないかと思うと、ただアハアハと笑ってだけもいられませんでした。やっぱり思っちゃうなあ・・小津ってそんなにいいかしら? 何気ない場面なのにシチュエーション作りはうまいなあとは思いますが。野球場のシーンを見て、TVドラマ「男女七人秋物語」で、シナリオの鎌田敏夫さんめ、パクッてたな、と気づきました。「七人の侍」→「武蔵」だけじゃなかったっつうことですよ。ほんとに失礼なヤツ!・・言葉が悪くなっちゃった・・でもすごくうまい人!と思って好きだった脚本家なのに、かなりガッカリです。
6点(2004-02-01 17:26:27)
436.  ホテル・スプレンディッド
「シックス・センス」でトニ―・コレットっていいなあ、と思い、本作にも期待してしまったのが失敗だったかも。暗くて眠たかった。
[ビデオ(字幕)] 5点(2004-02-01 11:50:50)
437.  天国に行けないパパ
有名な人は誰も出てないし、ありがちな「勘違いから起きる喜劇」なんですが、これがむちゃくちゃ面白かったです。いかにもさえない初老の刑事が余命いくばくもないという宣告を受け、それなら早いとこ死んで保険金を家族に残してやろう、と思って危険な捜査に乗り出していくんですが、捨て身で立ち向かっていくものだから、なぜかことごとく成功しちゃうんです。成功してるのにトホホ・・という単純なプロットなので、気楽に見ていられます。だいぶ昔に見たので細部は忘れてますが、「今日はコメディを見たいけどなかなかいいのが見つからないなあ」なんてときに、オススメです。
8点(2004-01-31 16:12:48)(良:1票)
438.  たそがれ清兵衛
本作は時代考証をきっちりやったと評判ですが、清兵衛の言葉の中に「とんでもございません」の一言が。これで、私は一気に冷めました。現代劇ならまだしもだけど、それでも間違っていることに変わりはないのに、山田監督ともあろう人の時代劇で、これはそれこそとんでもないことです。正しくは「とんでもないことでございます」でなければ! 時代物でこんな言葉遣いは、許されないですよ。静かなたたずまいはいいし、ナレーションの(岸恵子の)声やトーンも絵と合っていますが、あまりに説明過剰。これまた解せません。ヒロイン像が、小手先だけ新しさを装った、昔ながらの「耐える女」だったのも、やだやだ。古くさいですよ。ラスト、老けた娘が出てきたことも、訳のわかんない主題歌も興ざめ。映像そのものは見応えあったのでそこには敬意を表し6点としますが、実質は5,5点といったところ。世間の高評価は間違っていると思う。
6点(2004-01-28 14:14:29)(笑:1票)
439.  恋する人魚たち
私が見たシェールの作品では一番かな。好きなタイプの映画です。アンサンブルがいいからね。シェールとボブ・ホスキンズって全然つりあわなさそうなのに、妙にリアリティがありました。軽そうに見えて、一生懸命に生きてる、でもダサくないかあちゃん。いいですね。クリスチーナ・リッチはこれが本格デビュー作ということなんでしょうか?「アダムス・ファミリー」より前なんですね。もう一人前の女優さんだということが、よくわかります。トップシーンで何か妙にウルウルしちゃいました。かわいすぎるー。シェールが彼女を産んだ経緯って「ガープの世界」に似てる感じです。動機はかなり違うけど、「あたしはあたしの道を行かせていただきます!」ってとこがね。この世に生を持つことの偶然性、せつなさ、感受性、若い頃の情けなさ、生きてることの素晴らしさが、この作品の中に、ギュッとつまってる感じがして、特に後半がよかったです。でも、ウィノナ・ライダーの心情を伝えるナレーションはもうちょっとあっさりめでもよかったような気もするんだけれど・・。
8点(2004-01-26 22:41:54)
440.  猫が行方不明
猫が見つかるシーンが好きです。この映画に出てくるおばあちゃまたちが好きです。この映画の音楽が好きです(オープニング、特にかっこよかったですねえ!)。オシャレで冷たい都会というイメージのあったパリを舞台にした、人間的なふれあいのささやかなドラマにしみじみとしましたが、現実にはSTING大好きさんも書いておられましたが、昨年の熱波で孤独に亡くなられたお年寄りたちが大勢いらしたわけですよね。監督は、もっとこんな町であったらいいなという思いもこめて、この映画を描いたのかも。昨日、知り合ったばかりの若い女性が「夫とはケンカばかり。ゲイの友だち、女友達とは楽しいときを過ごせるのに」と言うので、「この映画、知ってる?」と聞いたら、「ううん」と。でもぜひ見たいわ、と言ってました。私は近所のビデオ屋になかったためツタ○の100円デーで借りたのですが、その日、在庫の4本のうち3本は既に借りられていて、最後の1本でした。JTNEWSのお仲間が借りて行ったのかなあ・・なんて思わず想像をたくましくしてしまいました。
8点(2004-01-25 19:25:22)
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