441. プリティ・ブライド
意外に笑える場面もそこそこあったのだが、こんなアホコメディにギアとロバーツというのがすべての間違い。もっと若い人にやらせていたら、そんなにちぐはぐになることもなかっただろうに・・・。 [DVD(字幕)] 4点(2007-01-01 01:57:57) |
442. 秘密と嘘
《ネタバレ》 ビデオパッケージの紹介文からは、「まず実の母に会いに行って、そこからいろいろな人との間でドラマが始まっていく」みたいな展開のように読めたので、なーんにも起こらない前半1時間に唖然。母以外の人に会うのはもっと経ってから。でも、実際のところ、「会った後・知った後」にそれぞれの立場でどうするのかが本当のドラマなんじゃない?これでは結局何も説明していませんよ。登場人物で、キャラクター的に魅力ある人が1人もいなかったのも難点。 [ビデオ(字幕)] 4点(2006-12-30 23:57:13) |
443. ホワイトクリスマス 恋しくて、逢いたくて
《ネタバレ》 終わってみればごく単純で、どうということもない話なのだが、変に手を拡げずに丁寧にコンパクトにまとめようとしているところに好感が持てる。加えて、回想系とか同一シーンの多角視点系には弱いので、そこでも点が甘くなってしまうのです。導入部が省略しすぎでちょっと分かりにくいのと、この邦題が難点。クリスマスはほとんど関係ないでしょ。 [DVD(字幕)] 7点(2006-12-24 04:19:40) |
444. スリング・ブレイド
ビリー・ボブの迫力が突出しすぎて、他の人たちが置いていかれ気味なのが気になるが(特に、一番大事な母子の存在感不足が痛い)、主人公のたどった軌跡を飾らずに盛り上げずに素朴に追い切った好作品。ただし、まわりの人の設定がみんな善悪問わずステレオタイプなのは不満が残るし、全体の尺ももっと短くできたと思う。 [DVD(字幕)] 6点(2006-12-23 03:19:27) |
445. ホーム・アローン2
マコーレー・カルキンって、人相が悪いというか、こまっしゃくれた雰囲気全開で、笑った顔もよく見ると可愛くなくて、子役ではあまり好きではないです。しかも本作でのマコーレーは、泥棒を機転と頓知で撃退する利発少年というよりも、むしろ人に危害を加えることそれ自体に嬉々としているようにしか見えません(まあ、大半は演出の責任ですが)。よって、高い点はつけられません。 [ブルーレイ(字幕)] 3点(2006-12-15 22:57:05) |
446. ローサのぬくもり
《ネタバレ》 荒廃しかかっている家族の僅かずつの変化を撮りきっていて、起伏には乏しいのですが、じっくりと楽しめます(多少、眠くなる箇所もありますが)。ただし、終盤の着地の仕方にはびっくり。あのオッサンがそんな強引な(おいしい?)解決の主役になるとは・・・。 [DVD(字幕)] 6点(2006-12-13 03:53:22) |
447. ワイルド・ワイルド・ウエスト
内容的には、あっちこっちに拡散して焦点が定まっておらず、全体の構想が壮大に滑っているのではないかとも思えるのだが、小道具関係の異様なこだわりとか、一つのネタをずるずる引っ張らないテンポのよさによって、そこそこ面白く見られてしまうという困った作品。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-12-08 20:22:25)(良:1票) |
448. アトランティック・マネー
いきなり大金が手に入って、それで周りの人たちとの関係がおかしくなっていく、なんてのは、死ぬほどありがちな設定なわけだし、この作品のように何の工夫もなく流されてしまっては、見所はまったくありません。男優女優陣に格好良さも可愛さもないのも難点。 [地上波(字幕)] 3点(2006-12-05 00:20:47) |
449. バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲
《ネタバレ》 ジョージ・クルーニーが主役だと、仮面やマントをつける前に、裏で戦略と策術を尽くして何とか解決しそうに見えるんだよなあ・・・。せっかく登場したバットガールも、しょぼいアクションをこちょこちょやってただけで、何しに来たの?という感じ。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-12-04 00:25:17) |
450. デッドマン・ウォーキング
《ネタバレ》 死刑囚と贖罪という難しいテーマに正面から切り込んでいった制作者の姿勢は評価したいが、前半は突っ込み不足が明らかで、見ていてイライラした。コミュニケートが困難な相手に対する精神的な救済の第一歩は、まず辛抱強く「聞く」こと、その状況に相手を持って行くこと(「話させる」こと)から始まるはずなのだが、主人公はほとんどそれをしていない。他方、冤罪云々を伺わせる描写が出てくるが、これはテーマでも何でもないミスリードなのだから、かりに入れるとしても、もっと無理筋主張なのがはじめから明らかになる描写をすべきだった。また、遺族宅を訪問して話を聞いてみせるシーンがあるが、死刑囚のために動くべき立場の人間が目的を明示せずにそんなことをすべきではない(結果、当然のように遺族の一方とはトラブルになっている)。などなど、不満点はいろいろあるのですが、ラスト10分の緊張感溢れるシークエンスは非常に優れていたので+1点。 [DVD(字幕)] 6点(2006-11-27 00:28:30) |
451. コンタクト
《ネタバレ》 最初に見たときは、やたら序盤がダラダラしているなあという印象だったのですが、改めて見直したらそうでもありませんでした。それよりも、いろいろな場面に力をこめて作っている制作者の気合を感じます。ジョディ・フォスターは、この主人公のようにちょっと考えすぎの感じがする人物を演じさせたら見事にはまりますね。マシュー・マコノヒーの宗教者というのも、意外に役に合っていますし、話に奥行を与える程良いアクセントになっています。 [DVD(字幕)] 7点(2006-11-23 01:33:49) |
452. 我が心のオルガン
年上の同僚女教師に憧れて、他方おませな小学生から憧れられる、なんて、いろいろひねれそうで面白そうな設定なのですが、関係の変化に何の工夫もないばかりか、後半の力技、というか滅茶苦茶な、というか考えるのを放棄したようないい加減な収束には唖然。邦題もほとんど中身と関係ありません。 [DVD(字幕)] 3点(2006-11-19 01:54:35) |
453. ボクサー(1997)
投獄前の部分の説明がほとんどないので、前半はどういう人間関係なのかが分かりにくかったが、話が動き出した後半は一気に引き込まれた。デイ=ルイスを相手に回して一歩も引かない演技を見せたエミリー・ワトソンの功績が大きい。 [DVD(字幕)] 7点(2006-11-18 11:41:40) |
454. 真実の行方
ラスト一発のための作品ですが、その割に尺が長すぎ。もっとコンパクトにまとめられたと思います。実はローラ・リニー目的で見たのですが、冷静非情な検察官という役が合っていなくて残念(何となく、顔つきもいつもと違ってますね)。 [DVD(字幕)] 5点(2006-11-12 04:05:48) |
455. 虚栄のかがり火
すでにたくさん指摘されているとおり、演出の方向性が全然一貫していません。本来、どうみてもコメディ向きの素材だと思うけどな・・・。それを抜きにしても、手垢のついたようなありがちな展開に説明的なシーンを積み重ねた面白くない作品です。今から見ればびっくりするようなキャスティングとスタッフの豪華さに免じて+1点。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2006-11-11 23:29:20) |
456. メンフィス・ベル(1990)
脇役・端役が無駄に豪華ですね・・・。もう、最初から中間部から収束まで、どうでもいいようなダラダラした会話が、戦争ものとは思えない弛緩し切った雰囲気の中で延々と積み重ねられる状態にうんざり。そもそも、これだけ登場人物がいて、1人として描き分けができず、物語上の存在の必然性もないというのも凄い。題材の選定も含めて、制作者は何がしたかったんでしょうか。 [DVD(字幕)] 2点(2006-11-05 02:50:20) |
457. フリー・ウィリー
このタイトルと、「動物モノ」「シリーズ化されている」「子供が主人公」という前情報から、子供と動物が繰り広げる大忙しドタバタ・コメディを勝手に予想して見てしまいました。すみません。いつまでたっても笑わせてくれないので、違う作品を見ているのかと思いました。ただし、いずれにせよ、動物を不必要に崇め奉る作品は好きではないです。●あと、主演の彼の演技が下手すぎなのは、致命的ではないかと思うのだが・・・。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2006-11-04 01:59:30) |
458. レッド・オクトーバーを追え!
《ネタバレ》 もっとスリリングであるはずなのが、何か全体的に緩い空気感が漂っているんだよな・・・1つは、亡命ネタがさっさと確定しているので、心理の綾が削がれていること(それに、ソ連側の追撃の描写は、もっとウェイトを置くべきだった)。もう1つは、アレック・ボールドウィンだとあまりに存在が安定していて、必死さというか窮迫感というか、その辺がうすくなっていること。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-10-18 09:23:27) |
459. 沈黙の要塞
環境問題とイヌイットを入れてやろう!と真面目に思ってしまった時点で失敗。サシのアクションが少なくて爆薬に頼りまくっているのは、疲れてたんでしょうか?●しかし一番可哀想なのは、こういう作品に曲を提供してしまったばっかりにラジー賞ノミネートという経歴を刻んでしまったスコーピオンズでしょうね、やっぱり。 [DVD(字幕)] 2点(2006-10-10 00:09:43) |
460. ザ・チェイス
意外に悪くなかったのでびっくり。ほとんどがカーチェイスという危機感あふれる設定と、割とのんびりした会話や展開のギャップが面白い。単純明快なラストの切り上げ方も良い。 [地上波(吹替)] 5点(2006-09-28 03:29:50) |