441. カリートの道
アンタッチャブルもスカーフェイスも大好きな私ですが、この作品には心躍りませんでした。主人公にも他の誰にも思い入れ出来なかったのが理由です。終盤の鬼ごっこだけは楽しかったですね。 [DVD(吹替)] 4点(2014-03-17 14:53:20) |
442. デストラップ/死の罠
《ネタバレ》 奥さんが標的だったというのは意外で楽しかったのですが、そこからがまったりした雰囲気になってしまい、長く感じました。 [DVD(字幕)] 5点(2014-03-10 14:28:51) |
443. 私の中のあなた
アナが主役とばかり思っていたら、実はケイトでした。ケイトの過去が語られるわりに未来の生について触れられなかったのはそのためなんですね、納得。ただ、アナが本心で移植等を拒否した場合の物語も最後まで見てみたかった気がする。姉のスペアとしての生、それを疑わない母親サラとの関係。こちらも語るべきことが多いテーマです。 [DVD(吹替)] 7点(2014-03-04 11:39:39) |
444. 悪い種子
●全部分かってやってますというローダの目が怖い。以前「良心を持たない人たち」という本がありましたが、あれを先取りしてますね。●母親は死に、何も知らない人だけが残って、彼女はこれからも・・・というオチかと思ったらビックリ。天罰っぽい。●一時幻の作品のように扱われたと聞きますが、犯罪者気質は遺伝するという描き方が見られるからでしょうか?●カーテンコールで和みました。なるほど、舞台劇で観客に重い気持ちを残さない演出なんですね。 [DVD(字幕)] 8点(2014-03-04 11:24:50) |
445. ウエスト・サイド物語(1961)
高校の文化祭で、私のいたクラスはこの作品の演劇をやって最優秀賞を獲得したのです(私は俳優でなく照明係でしたが)。原作を20年以上後でようやく鑑賞。若者たちの躍動感が素晴らしいです。シンプルなプロットを印象的なダンスシーンで盛り上げています。ミュージカル映画鑑賞の経験が少ないですが、他の作品も見てみたいなと思いました。 [DVD(字幕)] 6点(2014-02-26 12:54:36) |
446. 禁じられた遊び(1952)
別れの儀式もなく突然両親を失った少女の表情がなんとも切なくて、これは傑作かもと予感したら本当に…。演技しているとは思えないほど自然体な子供2人の交流を中心に進みますが、死をもてあそぶ遊びが恐ろしくもあり、無邪気でもあり。ラストは泣けます。引き離されて諦めていた時、不意にミシェルの名(別人ですが)を聞き、孤独を恐怖するスイッチが入ってしまう。ミシェルの名を連呼するうちに溢れてくる涙。すごい表現力だと思います。 [DVD(字幕)] 8点(2014-02-26 12:25:07) |
447. マンディンゴ
黒人とは我々白人の所有物であって売り買いしたり交配させたりするのが当然。なぜなら人間ではないから・・・という感覚は、江戸時代の日本人が、鎖国は建国以来の方針と考えていたのと同じようなものなのでしょうか。むき出しの人種差別が全編にわたって繰り広げられます。ラストも救いがありません。みんな不幸になります。覚悟の上で鑑賞しましょう。 [DVD(字幕)] 8点(2014-02-19 21:59:59) |
448. 古畑任三郎vsSMAP<TVM>
名探偵vs人気のアイドルグループということで、当時はお祭り気分で皆さん鑑賞したのではと思います。内容については尖ったトリックの印象はありません。エレベーターの仕掛けは楽しかったかな。直接関係はありませんが、セリフの量にグループ内の力関係を見るような気がします。 [DVD(邦画)] 6点(2014-01-26 10:41:36) |
449. 古畑任三郎ファイナル 今、甦る死<TVM>
《ネタバレ》 藤原氏・石坂氏のメインゲスト級二人が揃う。でも古畑とのやり取りはほぼ藤原氏のみ。おかしいなと思ってたら彼が中盤で死んじゃって、ええ!?と。ああ、そういう意図だったんですね。騙されました。あらすじを見ないようにしていて良かった。石坂氏の、態度は変わらないのに冷酷な雰囲気が醸し出されるのが素晴らしいです。古畑側の駄目押しの手段も見事。こういうのを経験してしまうと、もっとシリーズが続いてほしかったと思います。 [DVD(邦画)] 8点(2014-01-26 10:17:07) |
450. 許されざる者(2013)
《ネタバレ》 評価の難しい作品ですね。近年の邦画としては間違いなくトップクラスに入ります。北海道の自然は圧倒的に雄大で、この時代の最果ての土地という雰囲気が分かります。邦画で恒例の恋愛沙汰が絡まないハードな展開も良いと思います。主役級の演技にも力が入っていると感じました。欠点は、人斬り十兵衛の過去が言葉で語られるだけで具体的な想像が難しい事(渡辺謙氏はただでさえ善人のイメージが強いですし)、決着のつけ方がオリジナルと違っていて微妙な事です。 [DVD(邦画)] 7点(2014-01-18 11:22:36) |
451. 古畑任三郎ファイナル ラスト・ダンス<TVM>
双子が出たら入れ替わりするもの、というミステリーのお約束を多分分かっていながら作り切った勇気に感心します(気付かない人がいたのか?というあからさまな描写ですし)。でも、松嶋氏が大変美しかったから良しです。ラストの描写も古畑任三郎のスマートなイメージに合っていました。 [DVD(邦画)] 7点(2014-01-14 11:13:33) |
452. 古畑任三郎スペシャル 黒岩博士の恐怖<TVM>
古畑史上最低の出来。トリックが早い段階で分かるわりに引っ張る引っ張る。この内容に2時間近く費やすとは信じられない。緒形拳は大好きな役者さんなんですが。 [DVD(邦画)] 2点(2014-01-14 11:06:53) |
453. 古畑任三郎スペシャル すべて閣下の仕業 <TVM>
衝動的で穴の多い犯行ながらよくぞ2時間以上引っ張りましたね。割と楽しめました。ただ、気になったのは松本幸四郎。この人、見かけはともかくセリフ読みは棒じゃないか? [DVD(邦画)] 6点(2014-01-14 11:03:12) |
454. 古畑任三郎ファイナル フェアな殺人者<TVM>
●イチロー、演技上手い。警察に取り調べされるスポーツ選手を違和感なく演じている。●事件自体は平凡。どう言いぬけてもイチロー・向島兄弟が最有力容疑者であることに変わりはない。●「これはゲームだ」ってすごいセリフ。人生まるごと賭けているわりに計画が杜撰なんだけど。 [DVD(邦画)] 5点(2014-01-14 10:56:01) |
455. 処刑人
デフォーの挙動が面白いけど、全体的には観終わった後の印象が薄い。 [DVD(吹替)] 5点(2014-01-13 11:50:00) |
456. ウルヴァリン:SAMURAI
《ネタバレ》 ●ラスボスはやはり真田裕之にお願いしたかったですね。日本で有数のアクション俳優ですから。最後が巨大ロボットというのは締りがないように感じるし、昔助けた人間を今度は殺すというのはどうも・・・(あの人が黒幕でウルヴァリンを狙う理屈付けはちゃんとされているんですけどね)。●ウルヴァリンが日本刀をふるうシーンが少ない!爪を折られて刀を持つんだろうと予想していましたが、たったあれだけ?もったいない。●全体としてヒロインを周りがどうしたいのか、よく分からなかったです。 [DVD(吹替)] 6点(2014-01-09 18:45:47) |
457. 俺はまだ本気出してないだけ
「闇金ウシジマくん」で似たような設定の話があったと思いますが、あちらとは違い、主人公の徹底した楽天家ぶりと優しい関係者たちのおかげで何とも呑気な作品です。鑑賞後の印象は悪くありません。山田孝之のホントに人生で迷っている雰囲気が特に良かったです。 [DVD(邦画)] 7点(2013-12-26 10:44:01) |
458. ヒドゥン(1987)
《ネタバレ》 ●ロイドがベックに乗り移るシーンだけ強烈に記憶していました。数年ぶりに最初から鑑賞しましたが、本当に良くできていると思います。●初っ端のカーチェイスから引き込まれます。運転者視点のスピード感、強引なターンの連発、たまりません。●操る肉体を次々と替えていく異星人、それを追う刑事。物語もすごく分かりやすい。●スーツをキッチリ着こなすロイドと着崩したベックの対比が素敵ですね。●そしてラスト。なるほど、ロイドもあの悪党と同じ体の性質を持つのですね。●乗り移られた人間(その人の意思はどこに行ってしまうんでしょうか)の無表情な様は、確かに寄生獣に影響を与えたように思います。 [DVD(吹替)] 9点(2013-11-09 13:38:46) |
459. うさぎドロップ
原作既読。子育ての楽しさやつらさは最低限描けていると思います。役者さんも頑張っていると思います(松山さんは若く見えすぎだし、コウキママはイメージが違うけど・・・)が、5点以上は付けがたい印象です。クライマックスの行方不明事件。折角の映画オリジナル展開なんですが、仕事ほっぽり出して総出での捜索や、幼児の饒舌ぶり(どう見ても大人が用意した台詞・・・)など嘘くささが強すぎて醒めてしまいました。映画だからこの程度の派手さは必要という判断だったのでしょうが、その部分も含め脚色が全部滑っていると思いました。正子さんとの対峙で十分だったのではないでしょうか。 [DVD(邦画)] 5点(2013-11-09 11:19:11) |
460. スーパーマン(1978)
《ネタバレ》 ●約20年ぶりに鑑賞。本編開始からおなじみのコスチュームのスーパーマンが登場するまで50分もあるんですね。忘れていました。●お父さんのもくろみ通り、地球で強大な力を発揮して大活躍するクリプトン星人のお話ですが、前半はともかく、後半は私情入り過ぎで共感できませんでした。大好きな彼女を生き返らせるために歴史を巻き戻すとか、いくらなんでもハタ迷惑です。若者だから仕方ない面はありますが。 ●アクション成分が足りません。主人公が超人すぎて、まともに敵と戦えば圧勝してしまうのが明白なのですが、やはりアクション映画ですから肉弾戦が見たいです。●テーマ曲は抜群に良いです。スケールの大きさを感じます。 [DVD(字幕)] 6点(2013-11-01 22:32:15) |