4621. 南極料理人
こういう作品は、本来のミッションの厳しさとか、極限状況ならではの人の内面のいろいろとかがきちんと描写されてこそ、緩さも笑いも生かされてくると思うのですが、この作品は、最初から最後まで、ただ単に緩いだけ。しかもそれを意図的にやっているとしか思えない。これだったら、別に南極じゃなくったって、どこかの国内の山小屋とかでも変わらないじゃん。根本的に何かを勘違いしているとしか思えません。もちろん笑わせようとする部分も滑りまくっている。つまらないだけならまだいいのですが(よくないか)、このようにキャラクターに対する敬意すら存在しない作品は、見ていて腹が立ってきます。 [CS・衛星(邦画)] 1点(2012-02-11 00:42:08)(良:1票) |
4622. ソフィーの復讐
何がびっくりしたって、チャン・ツィイーの劣化ぶり。最初のほうはずっと、「いつになったら出てくるんだろう?」と思いながら見ていた。ヘアメイクや衣装も最低だし、こんなふうにしか撮れなかった制作側の責任は大きい。内容的にも、笑わせようとしているっぽい場面がことごとく滑っている。 [CS・衛星(字幕)] 1点(2012-01-31 01:54:44) |
4623. 男たちの大和 YAMATO
《ネタバレ》 もう、すべての描写とすべての台詞が、説明的で、凡庸で、陳腐なんです。上船までの経緯も、その後の訓練も、全部、「ここでこうなりました」と説明しているだけ。この話の流れから言えば、レイテ沖海戦なんかは乗員にとって重要な転機点になるであろうことは史実に疎い私でも想像がつくが、そんな一番大事なところをあっさり通り過ぎている。最後の出航も、何でそんな無謀な突撃をすることになったのかということについての考察も検証も解釈もなければ、迫り来る破滅を予感させる空気感もなく、ただみんなが感傷的にわーわー騒いでいるだけ。せっかく登場した林隆三や渡哲也や勝野洋も、とんでもない無駄遣いでした。おまけに美術や衣装関係も手抜き(あのピカピカ感や清涼感は何なの?)となれば、ほめるべきところがどうやっても見つからない。頑張った蒼井優ちゃんには1点あげたいが、その優ちゃんにも無意味な絶叫芝居を要求してしまうセンスは何なんでしょうね。 [DVD(邦画)] 1点(2011-04-30 23:09:06)(良:1票) |
4624. RV
《ネタバレ》 久々に、腹が立つほどつまらない作品。そもそも、設定の前提として、本当はちゃんとしたお父さんが家族に誤解されたり嫌われたりするからこそおかしさが発生するのであって、この主人公は本当にただダメ男であるだけだから、コメディとして成立していない。子供2人もただ小生意気なだけで、ラストもとってつけた感じ。ウ○コネタであそこまで引っ張るってのも、発想の貧困さしか感じさせない。しかし、ロビン・ウィリアムスが06年にもなってこんなしょうもない作品に出ているとは・・・。 [DVD(字幕)] 1点(2010-03-18 00:46:13) |
4625. カオス(2000)
《ネタバレ》 歌野晶午という人は駄作率の非常に低い作家なのだが、そんな中でこのつまらない原作を何でわざわざ選んで映画化するのか、その時点で製作者のセンスを疑ってしまうわけなのだが、そこでさらに、ポイントの場面を矮小化もしくはカットして、どうでもいい部分を延々と流してぐしゃぐしゃにしてしまっているのだから、もうどうしようもない(ところで、あの子供は何の意味があったの?)。大体、舞台裏(真相)の部分を途中からあんなにばらしてたら、サスペンスとして成立しないでしょうに。主人公2人も、人格や背景の表現などまったくなされてない単なる操り人形です。とにかくひどすぎ。 [DVD(邦画)] 1点(2007-04-27 00:12:00) |
4626. 火山高
学園アクションというジャンル(?)は、日本人はコミックで十分目が肥えています。こんなレベルの代物を見せてはいけません。というか、そもそも、まず、真面目に作れ。 [DVD(字幕)] 1点(2006-06-07 03:44:09) |
4627. コンフェッション(1998)
まるっきりつまらないサスペンス、というかサスペンスと呼びたくない。盛り上がるべき場面というものがまったく用意されてないんだもん。適当に人物を動かして、適当に解決して、適当に収めましたというのがまるわかりの出来。 [地上波(吹替)] 1点(2005-09-16 03:18:35) |
4628. 愛に迷った時
《ネタバレ》 あきれるほどレベルの低い作品。結局これって、主人公がほとんど勝手にのぼせ上がって自己陶酔したあげく、自分を盲信している親族郎党を味方につけて、悲劇のヒロインとしての自分を半ば楽しんでいるというだけでしょ?旦那と父親のフォローによって物語は前に進んでいるが、この主人公は、事態を収拾するための自発的な動きを何一つしていない。旦那がさっさと縁を切ろうとしないのがむしろ不思議。ついでに、ボニー・レイットの"Something To Talk About"がテーマソング的に使われているが、あの曲の歌詞はラブラブなカップルがラブラブ状態を周りにのろけたがっている内容なのだから、この作品にはまったく合っていないと思うが。 [DVD(字幕)] 1点(2005-06-06 03:50:11) |
4629. ゴールデンボーイ(1998)
普通の人がだんだん狂っていく様を描くのであればまだしも意味もあるが、この作品では、少年ははじめから性根が腐っているのだから、その異常性が顕在化する過程を延々と見せつけられても、はっきりいって不愉快なだけ。したがって、ラストの後味の悪さも、味わいのある後味の悪さ(?)ではなく、単に「不味かった」という感想しか残らない。 1点(2005-02-06 01:16:37) |
4630. ハリウッド・ゲーム
誰が何をしたい話なのかほとんど表現されていない上に、「これは予算足りなかったんだな」とすぐに分かるシーンが満載なのが悲しい。役者たちの、手抜きとしか思えない演技水準の低さにもびっくり。 1点(2005-02-05 01:54:39) |
4631. 乱気流/グランドコントロール
内容がスカスカでしょぼしょぼなのは覚悟していたが、ケリー・マクギリスがあんな不細工オバハンになっていたのがショックで・・・(涙)。悲しみを込めてこの点数。 1点(2004-11-30 23:00:46) |
4632. ネイビー・シールズ(1990)
最初から最後まで、「殺せ!殺せ!敵を殺せ!」が続いています、というだけ。この脳天気ぶりは「アイアン・イーグル」にも匹敵するが、こっちの方が一目でアホ映画と分からない真面目っぽい作りをしているため、タチが悪い。なお、サントラにはMr.Bigのアルバム未収録曲が2曲提供されており、その点のみ価値がある。 1点(2004-10-03 21:08:07) |
4633. スターシップ・トゥルーパーズ
わざと阿呆馬鹿な内容にしているのか?という推測は立たないでもないが、それならば徹底ぶりが不足しています。 1点(2004-08-19 15:59:10)(良:1票) |
4634. ピッチブラック
最初から最後まで、何を表現したい話なのかさっぱり理解できませんでした。映像の色彩感覚も、はっきりいって汚いの一言ですし、編集センスも劣悪で真面目に見る気が失せます。 1点(2004-08-12 02:36:59) |
4635. ブラックアウト(1997)
何が言いたい話なのか、さっぱり理解できませんでした。 1点(2004-07-26 01:30:30) |
4636. 100万回のウィンク
えーと・・・私はラブコメだと思って見始めたのですが、どこがラブコメなんでしょうか?単なる出来そこないのサスペンスではないのでしょうか?登場人物も揃いも揃って馬鹿ばっかりで、見ていて不愉快ですらありました。 1点(2004-07-17 21:50:24) |
4637. アラン・スミシー・フィルム
これだけ評価の低い作品とは一体どんなものかと逆に秘かに楽しみにしていたりしたのですが、これは確かにひどい。というか、作品としての体をなしていません。 1点(2004-06-23 02:54:02) |
4638. ライジング・サン(1993)
日本関係の突っ込みどころは事前に想像したほどでもなかったが、とにかく刑事系サスペンスの笑っちゃう部分や恥ずかしい部分や外した部分を凝縮したようなお話で、むしろそっちの方の突っ込みどころのオンパレードであった。というか、作品として成立してないよ、これ。 1点(2004-05-08 02:30:54) |
4639. ローズ家の戦争
夫婦の2人が両方とも一番嫌いなタイプで、見ている間の気分が最悪でした。 1点(2004-04-20 02:13:25) |
4640. アイアン・イーグル
凄まじいほどの脳天気作品。今ではとてもこんな低レベルなものは世に出せないだろうが、こんなものでも真面目に作っていた時代があったということだろう。1点はDioの“Hide In The Rainbow”に対して。 1点(2004-02-25 03:10:47) |