461. アメリカン・ビューティー
理解出来ない私の脳みそが馬鹿なのかもしれませんが、生理的に駄目でした・・・・・ 3点(2003-04-17 10:28:05) |
462. ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
ストーリーより歌よりなにより、バートンのデザイン力の天才ぶりに脱帽。いけてる骸骨を、犬の幽霊を、ああいう風に描けてしまう感性ってすごすぎです。クレイ独特のカクカクした動きが、おとぎ話っぽくて好き。最近雑貨屋や玩具店に行くと、ディズニーのグッズが大人気ですが、ナイトメア物はいまいち人気なさげ・・・ やたらケバイお姫さまシリーズなんかより、断然かっこいいのになぁ~ 8点(2003-04-17 10:24:39) |
463. オール・アバウト・マイ・マザー
子供を持ったあとで、この映画を観た私は幸せだと思う。子供の死が、母にとっては過去も未来も夢も理想も全てが転覆する衝撃であるという事を、ある程度想像できなければ、ただの奇妙な映画で終わってしまうのかも。前提にある嘆きを、当たり前のものとして通り越して、その後の生き方を描いている所に、監督の手腕を感じました。優しく強く、それでいてどこか無感動なものをもってる主人公の言葉や表情が、胸に響きます。 9点(2003-04-17 10:17:47)(良:3票) |
464. 耳に残るは君の歌声
小さな少女が父を探す物語に託された、あの暗く重い時代を語るスペクタルロマンです。全体に抑えたトーンの中に、時折きらめく色(例えば花火、ジプシーの焚火、ケイトの真紅のくちべに)に、女性監督ならではの繊細な感性が伺えます。多くを語り過ぎず、短い時間の中で、あえて少女の将来を決定しない余韻を持たせたラストも好きです(いつか彼女がチェイザーと再会出来ることを、勝手に想像)。またそういった分析を排除して、音楽を楽しみながら、環境映画の様に、ただ眺めるという見方も出来るでしょう。それなりにアラもあり、傑作とはいえないかもしれませんが、私はこの映画を手に取って良かったと思えました。 9点(2003-04-17 10:07:17)(良:1票) |
465. ハート・オブ・ウーマン
中途半端なメルのかっこよさ、中途半端な恋愛、中途半端なCG。お金払って観たのでムカツキましたが、テレビで観てたら案外楽しめたかもね。ヘレン・ハントは素敵です。知的でいながらすごく女性的。 3点(2003-04-17 09:52:17) |
466. エド・ウッド
とても良い作品です。いますよねぇ~、周囲をひっかきまわして、迷惑かけて、でもその人柄に誰もがそれを許し、集まってきてしまうような人。まさにそれがエド・ウッド。そんな天真爛漫ぶりをキラキラの瞳で演じているジョニーが可愛いです! 女装も必見。 伝記ものって、感動するけどやや退屈、というものが多い中、随所にツボがあって、最後まで楽しく見る事が出来ました。やっぱりバートンは天才です! 9点(2003-04-16 21:40:43) |
467. 小説家を見つけたら
「出来すぎじゃ~」と言いたい所は数多くあります。はっきり言ってクサイです。これを邦画でやったら、見るに耐えないモノが出来上がるでしょう。まさにショーン・コネリーの、屁理屈の全てを吹き飛ばすパワーですね。内容6点。冒頭の三島由紀夫に1点おまけ! 7点(2003-04-16 21:25:51) |
468. リービング・ラスベガス
大好きです! 自分が辛かった時、エリザベスみたいな人がそばにいてくれたらなぁ・・・と思います。シュチュエーションの全てが胸に滲みます。ラストは賛否両論ですが、私は好きです。これでハッピーエンドだったら、絶対興醒めですよぅ~ ニコラス・ケイジは生理的に嫌いだったのに、この作品で思いがけずファンになってしまいました。 9点(2003-04-16 21:19:25) |
469. 救命士
芸術性とかメッセージ性とかあるのかもしれませんが(私にはさっぱり判らなかった)、実際救命士として働くかたがたは、ああいった現実に直面しているのかもしれませんが・・・ やはり夢が何もない、エンターテイメント性が何も無い映画は、「金返せ~」と言いたくなってしまうのです。ニコラスとパトリシアの夫婦共演がキモイです・・・ 4点(2003-04-16 21:14:22) |
470. ラスト・アクション・ヒーロー
おこちゃまの時劇場で観て、とても面白く感じました。大人になって観たら・・・・何であれが面白かったのだろうと疑問。つまりはそういうおはなしです。 5点(2003-04-16 21:07:34) |
471. 戦場のメリークリスマス
あの坂本教授といい、たけしといい、ボウイといい、まさに劇画のキャラクターの様にディフォルメされた過剰な「らしさ」が、戦争の狂気をよく顕わしている。その中で唯一、観客の側の存在であるロレンスがまた良いのです。随所にちりばめられた美しい背景と虚脱した兵士姿のコントラストが、目に焼き付いて離れません。視覚と聴覚を全快にして観るべき映画です。こういった「恥」を、日本人でありながら描き切った大島監督はすごいです。ただ-1点は、あまりにも聞き取りずらい教授とたけしの台詞・・・・・ 9点(2003-04-16 14:34:49) |
472. 真夜中のカーボーイ
西部劇かぁ~ と思って観たので、ストーリーの深さに思わず引き込まれました。とても良く出来た(ちょっと「おいおいありえないっしょ」というシーンがあるものの、それもこういうタイプの映画の良さ)展開と結末だとおもいます。ホフマン君の最後は、暗いけどあれが映画としてはベストな締。ボイトのその後を描かない所も、スマートで好き。それにしてもジョン・ボイトとアンジェリーナはそ~~~っくり! 口元が特に! DNAって不思議・・・ 8点(2003-04-15 06:48:17) |
473. アサシン(1993)
ニキータの哀愁や良い意味での暗さを捨て、分かりやすい筋書きだけにした駄作。みるんじゃなかったと大後悔しました。ブリジットはと~っても綺麗なのですが、その綺麗さがこの作品では仇となった感。だって最初っから綺麗なんだも~ん。ニキータを先に観ていて本当によかった! これを観たらオリジナルを観る気がしなくなるもん。 1点(2003-04-14 21:14:17) |
474. ブリジット・ジョーンズの日記
面白かった! 期待していなかっただけに、役者の演技の上手さとテンポの良さで、飽きずに見ることが出来ました。カメラやスタッフに囲まれて、あれだけこっぱずかしい演技ができるレニーは凄いです。でも育児中の私からみたら、30代独身女の生活は、けっこう羨ましいです。 7点(2003-04-13 10:46:20) |
475. ノッティングヒルの恋人
こういう映画は、このくらい「ありえねーぞおい!」で、このくらいラストが「臭~」なのがGOODです。女の子的には見ていてとてもハッピーになります。「私にもいつかこんな素敵な出合いが」と妄想を抱いて浸れます。でも『モーリス』と『幻の城』を愛する私的には・・・ヒュー様すっかりお軽くなられて・・・・(涙)。 7点(2003-04-13 10:42:25) |
476. プラクティカル・マジック
女優の魅力がまことにもったいないへぼへぼ映画ですね~ ち~っとも面白くなかったです。何が描きたいのか意味不明。姉妹愛? 家族愛? 御近所愛? 魔法ファンタジー? 全てが平均点以下でした。 椅子の上でひたすら「早く終われ~」と念じていました。 ニコールといい、ダイアン・ウィーストといい、アカデミークラスの女優がよく出たなぁ~ 2点(2003-04-13 10:38:43) |
477. ムーラン・ルージュ(2001)
ハリウッドのスターの皆様って、歌上手いんですね~ びっくりしました。洋楽ファンとしては、ちょこっと出るカイリー・ミノーグとか、オジー・オズボーンとか、宝探し的な楽しみがあって、わくわく見れました。娯楽映画なので、どうこう評論するモノでもないと思います、はい。でも私的にはロミジュリよりこちらが好き。 6点(2003-04-13 10:34:16) |
478. ドンファン(1995)
小品ですが、見た後暖かい気持ちになる所が好き。あのドンが、すてきな老紳士を演じていてびっくりですが、それがとてもとても魅力的なのです。私もロマンス病にかかりたい~! しかしフェイ・ダナウェイって、アリゾナ・ドリームではデップの恋人役をやっていたんですよね。すごい女優さんだなぁ~ デップの髪型がベタッとしている所がおっさん臭くてマイナス1点・・・・ 7点(2003-04-13 10:28:11) |
479. 欲望という名の電車(1951)
素晴らしい映画。脚本の素晴らしさ、キャストの素晴らしさ、モノクロ映画ならではのトーンが見事に調和している。危ういブランチは、美しく、可哀想で、苛だたしく、 ステラの生活に根ざしたしっかりぶりとある意味での無神経さが頼もしく、スタンレーの粗暴さと破壊衝動と、なぜか反比例する魅力が悩ましい。どれもどこか自分にあてはまり、どこかに嫌悪感を感じる。感情を右に左に上に下に、揺さぶられる。映画のキャラクターに俳優を重ねるのは、ダニエル・デイ・ルイスやエドワード・ノートンといった演技派の名優が嫌う通り、タブーだと思うけれど、この映画と「風と~」のヴィヴィアンに関しては、重ねすにはいられないし、重ねることによって、さらに感動が増す。後世に残したい名画のひとつ。 10点(2003-04-13 10:23:17)(良:1票) |
480. スリーピー・ホロウ
やっぱ黄金コンビです! 最高! でも雰囲気だけでヘラヘラ見ていると、案外人間関係がややこしくて混乱します。映像の凝り方がさっすがバートン! 細部まで違和感なく、幻想的な世界を構築しています。ホラーというよりは、大人のおとぎ話風で、リラックスして見るべきですね。 それにしてもイカボットは何歳の設定なのでしょう。デップは当時35歳くらいかな? でもキャラ的には二十歳の男の子の様にも見えます。 8点(2003-04-12 22:11:48) |