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anemoneさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 646
性別 女性
自己紹介 2006年のレビュー本数4本ってあんまりですわね。
2005年には「姑獲鳥の夏」まで見ていたクセに。
ってこういう使い方やっぱ邪道ですよね。来年こそは。

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521.  ノイズ(1999)
生まれて初めて観た映画がコレだったら、思わず「面白かった」ぐらいは思いかねないが、何しろ目新しさが何もない。強いて言うならシャーリズ・セロンは文句なく美しいし、歩く姿や立つ姿などいちいち彼女を絵にする方向でプロモーションビデオでも見せられているのかという錯覚に陥った。ジョニー・デップはこれまでハズレがなかったので、これも同時期公開の「スリーピー・ホロウ」とさんざん迷ってこっちを先に観たのだが、順番的には正解だった気がする。そもそも予告編でオチまですべてさらしてしまうという大らかすぎる宣伝方針にも問題がないと言えなくもないが。まあこの内容で思わせぶりな予告編やられたら腹立ちもひとしおでしょうから、ある意味正直なのかも知れないし、エスエフだから大作なんだろうと思い込む自分の単純さにも非はある。ジョニー・デップの輝かしいキャリアに、未来永劫汚点となり続けるであろう作品。
0点(2003-11-30 14:35:20)
522.  サイモン・バーチ
ずばり、テーマは「家族」の再構築。両親から愛されなかったサイモンが、いかにして自分の居場所を見つけ、自分の家族を選んで行くかが、サイモン・バーチの小さな体と短い命というオブラートに包んで語られる。アシュレイ・ジャッド演じるシングルマザーとその息子の家庭には父親が欠けており、サイモンには実体としての親がない。その3人が血よりも濃い絆を持つことで、アービングは「家族」という集合体にまつわる様々な神話を解体しようとしているのではないだろうか。いわゆる薄命モノであり、人生の意味を問いかける典型的なお涙頂戴映画の体裁を取りながらも、ここに提示された「家族ってナニよ?」という問いかけは長く心の中にひっかかり続けることになる。予告編の上映中にすすり泣きが聞こえた珍しいほど泣ける映画だが、それだけではない気がする。
8点(2003-11-30 14:19:08)
523.  アサシン(1993)
本家と比べてしまうのはどうしようもないことなのだが、唯一本家に足りなかった主人公の美貌という点については残念ながら明らかにこちらが勝っている。普通に楽しめるハリウッドの娯楽作品という感じで、特に後に残る物は何もないが、最近になって見返すと「ブリジット・フォンダって可愛かったんダー」という一つの感銘はある。だから何なのよ、という映画ではあるのだが、まあヒマつぶしにはならないこともない。
5点(2003-11-30 14:09:23)
524.  アザーズ
いわゆるネタ物の一つなんだと思うが、「シックス・センス」同様、ネタが割れた後で再見してもちゃんと楽しめる作りになっているのが評価できる。ニコール・キッドマンの時代錯誤な美貌がゴシックホラーに見事にマッチした一篇。途中から微妙にタネ明かしがチラついて来て、「もしかしたらな~」と思わせながらキチンとオチをつけ、観客のチャレンジ精神をほどよく納得させてくれる運びは上手い。たまに見返したくなる秀作。
8点(2003-11-30 14:06:30)
525.  悪霊島
島と鍾乳洞と双子、横溝ワールドの3大アイテムを思いっきり集めてビートルズのBGMで見せようと思ったアイデアは面白い。ミステリーとしての仕掛けなどに不満が残るのは言うまでもないが、まあ横溝正史スペシャルという位置づけで考えれば楽しめる作品にはなっている気がする。鹿賀丈史の金田一耕助は「カッコよすぎる」という批判が多いが、私に言わせれば石坂浩二だって充分カッコ良い。特にマジメなミステリー映画として捉えるよりは、スターかくし芸大会だと思って見た方が楽しめるような気がする。一連の横溝作品を一回り観終わったあたりで観るのがお勧め。
7点(2003-11-30 14:02:29)
526.  悪魔のシスター
初期のデ・パルマ作品の中ではかなり好きな作品。ただし彼の作品を重ねて観続けて来るにつれ、いくらなんでもネタ物のバリエーションが不足してはいないか?という疑問は頭をもたげて来る。バーバラ・カレラと並んで70年代B級ホラーの女王の名を欲しいままにしたマーゴット・キッダーの主演作品は、残っている数少ない物の一つなので大切に語り継いで行きたいものである。なんというか、彼女が出て来るともう雰囲気がオドロオドロしくなって来るのが嬉しいですね。個人的には「リーインカーネーション」もお勧め。
7点(2003-11-30 13:57:58)
527.  アンブレイカブル
いつの間にかこんなにハゲてしまったブルース・ウィリスのつるっぱげと、球形のテーブルライトが並んで置かれたシーンでは、どちらがしゃべっているのか見分けがつかないほどであった。サミュエル・L・ジャクソンの見たこともないようなカツラの凄さと対比して、コントラストの妙と言えないこともないのだが。黒人の中でも大柄で恰幅の良いサミュエル・L・ジャクソンが、とても壊れ易そうには見えないのと、黙っていても不幸を呼び集めてしまう人相のブルース・ウィリスがあまり運の良いタイプに見えないせいで、ハナからリアリティの欠落したストーリーに信憑性がまったく感じられず、シャマラン監督の前作「シックス・センス」と同じレベルの驚愕のラストを期待させてしまったがために、誰にとっても不幸な結果となってしまった。ブルース・ウィリスを一度思いっきり笑ってやりたいぞ、という方には「アルマゲドン」と併せて強くお勧めしたい一作ではある。私自身は、たまたまTVでやっているのを見かけても思わずチャンネルを変えると思うが。これを観るくらいなら「武富士」のCMの方がよっぽど出来が良いぞ、と思わされる、ちょっと珍しいくらい退屈な映画である。 
1点(2003-11-30 13:45:45)(笑:1票)
528.  ホテル・ニューハンプシャー 《ネタバレ》 
ウィーンとクマとレイプ、ジョン・アービングの3大テーマがここでも炸裂。彼の作品の中では常に、人生では喜びも悲しみも表裏一体、どちらも予想もしないタイミングで人々の前に訪れて、どっちも避けて通ることはできないんだよ、ということを冷徹なまでにはっきりと、次々に具体例を挙げて行く。一家と苦楽を共にして来た愛犬ソローの死は悲しみに包まれながらも家族の中で永遠に語り継がれる爆笑モノのエピソードを残し、新天地ウィーンを目指す家族の、重要なメンバーが飛行機事故によってあっさり命を落とす。たとえば母の死という、普通だったら物語のクライマックスに置かれてもいいようなエピソードまで、アービング作品では「日が昇った、沈んだ」といったレベルで語られる。そしてそれらの不幸な事件を列挙しながらなお、夢多き父親は次なる夢に向かうのである。それぞれが不完全さを抱えながら一個の家族として結束し、大きな力を発揮して行く。語り尽くされた理想論ではあるが、この映画が作られた当時、人々にとって最も見逃されていたもの、「社会」を構成する最小単位としての「家族」の一つのあり方を、人々はこの作品を通して再確認した。そして残念ながら、世の中でこの映画が必要とされない日はない。
9点(2003-11-30 13:28:54)
529.  プリティ・ベビー
世間がブルック・シールズばかりに注目してしまうのはもう仕方のないことなんだけど、私はこの映画で異常にイロっぽかった母親役のスーザン・サランドンに惚れた。とにかくもう、目の毒と言うのはこういうのを言うのね、と思うほどの淫らな感じ。この人の清潔なエロティシズムは、後に「さよならゲーム」や「イーストウィックの魔女たち」で思いっきり開花して行くのだが、この作品ではもう、やられました。残念ながらあまりにもブルック・シールズが美しすぎるためにストーリーが誰にもわかんなくなってしまったが、無知であり、美貌であることがどれほど罪なことなのか、っていう話なんですよね、たぶん。本来男性の側から描かれるべき物語を、単にブルッキーがさらってしまったという。でもまあ、過去最高に美しかった映画の1つではあります。監督ルイ・マルだし。私はこの映画大好き。
8点(2003-11-30 13:13:39)
530.  スタンド・バイ・ミー
いい映画なんだけどナー、最後の最後にリチャード・ドレイファスとあのクソタレーなワープロ画面が出て来ていきなり冷めてしまいました。あれさえなければ完璧だったのにナー。リバー・フェニックスはオイシすぎますね。ファンの方には申し訳ないですが、生きていればオトナの役者としての過渡期を踏ん張らなければいけない年頃。クリスチャン・スレーターあたりが苦戦している様子を見るにつけ、いい時に亡くなったリバーはちょっとズルイかな、と思いますね。
8点(2003-11-30 02:42:50)
531.  アルマゲドン(1998)
特にハリウッド映画に感動を求めず、スティーブ・ブシェミのキレっぷりなどお笑いと割り切って観ればこんなに楽しい映画もない。わざわざ最初から最後まで観る必要もないと思うし、ヒマでヒマで鼻クソをほじくるぐらいしかやることのない時にパラパラッと観るにはもってこいの作品ではないだろうか。中には心の美しい、素直な人もいて、最後には泣ける場合もある。でも私はこういうワケのわからないアメリカ万歳映画は大好きだ。素直な人は心のままに、そうでない人はナナメから。時には映画のタイプに合わせて、カラダの向きを変えてみたりする工夫も必要である。
8点(2003-11-30 02:36:32)(笑:1票) (良:1票)
532.  レオン/完全版 《ネタバレ》 
ごめんなさい。このへんまでは素直に騙されていたんですけど、「フィフス・エレメント」を観て確信しました。リュック・ベッソンって、細くて小さな女のコが、おかっぱ頭で足を出してるのが好きなんだと思います。いつもながらゲイリー・オールドマンの犯罪者ぶりは似合いすぎです。老婆心ながら、最後にナタリー・ポートマンが地植えにしているアグラオネマは、熱帯植物なのであのへんでは冬を越せないと思います。ちょっとあのオチ、安直すぎませんか。
6点(2003-11-30 02:24:49)(笑:1票)
533.  身代金
これは素直に面白かったですね。ゲイリー・シニーズの役柄はちょっといかにもという感じでしたが、別にそれが足を引っ張ってるワケでもなかったし。メル・ギブソンの映画ってハズレが少ない気がします。オスカー監督になっても「リーサル・ウェポン」を捨てないメルがけっこう好きかも。
8点(2003-11-30 02:22:08)
534.  遊星からの物体X
SFXに特化した潔さが非常に小気味良い快作。20年経っても古びないこの映画の特殊メイクは、まさに金字塔と言って良いでしょう。かなり強烈に好きな作品なのですが、自宅でこのビデオをかけていて犬の顔がぱっくり割れた瞬間に訪れた、当時ちょっと気になっていた同級生は二度と家に遊びに来ることはなかったです。気をつけましょう。
9点(2003-11-30 02:18:29)(笑:1票)
535.  天井桟敷のみだらな人々
日本公開時期が例の「ライフ・イズ・ビューティフル」と重なってしまったために、あまり日の目を見ることが出来なかったことが心の底から惜しまれる。一足遅れて登場したティム・ロビンスの「クレイドル・ウィル・ロック」は明らかにこの作品のパクりなのであるが、もちろんオリジナリティの面でも、無駄なメッセージ性の無さから言っても、圧倒的にこちらの方を私は支持する。結局、タトゥーロが妻のキャサリン・ボロウィッツにベタ惚れだということがよ~くわかるにすぎないんだけど、今世紀初頭のNYという比較的珍しい背景に加えて、各国語を話す有象無象の移民たち、しかも芸人という身分がいかに卑しく怪しかったか、など、物珍しさも加わって飽きずに最後まで観られる。加えて天下無敵のバカ女優に扮したスーザン・サランドンと、女装癖の演劇評論家クリストファー・ウォーケン、この2人はもう確信犯的な友情出演で広告塔を買って出た感じ。思いがけない拾いモノであることは間違いないので、是非もっと注目を集めてもらいたい作品である。
9点(2003-11-30 02:08:11)
536.  青い珊瑚礁(1980)
単にブルック・シールズのエロい肢体がいっぱい見たいぞ、という欲求だけは完璧に満たしてくれるのでまったく文句はない。タイトル通り、海は青くて美しいし無人島は開放感たっぷり。私は特にロリータ趣味ではないのだが、目で観て美しいモノはやっぱり普通に好きである。それ以上の何があるわけでもないのだが、それしかないことは観るまでもなくわかり切っているので特に裏切られたような気はしない。とにかくあるのは、青い珊瑚礁とブルッキーの裸だけ。そんなものだと思えば、案外儲けモノと言えるかも。
7点(2003-11-30 01:51:46)
537.  アウトブレイク
現代版「アンドロメダ病原体」を期待させてもらっちゃったわりには安易な印象が否めない。ダスティン・ホフマンにレネ・ルッソという、なんかとりあえず知名度があってヒマそうだったみたいな感じで寄せ集められちゃったっぽいメンツではちょっと無理があったような。ケビン・スペイシーも特に彼だからどうこうと言える役でもないし、強いて言えば欠点のないのが欠点みたいな、普通に安直な可もなく不可もない娯楽映画。宣伝からかもし出されたスケール感がほとんど感じられず、全米が危機にさらされている!と煽ろうとしている緊迫感のわりに全体が「おらが村」で終結しちゃっていたのも情けない。B級ならB級と言ってくれればよかったのに。こういうの、まったく無名の実力派新人、みたいなのがやった方が面白くできるんじゃないの?有名スターは金食い虫でしょう。おカネのかけどころが間違ってしまった典型的な例かと。
5点(2003-11-30 01:47:44)
538.  愛の狩人
どこまで行っても空回りなマイク・ニコルズの笑えない笑いにクラクラしつつ、頑張って最後まで観ていたらあまりにも救いの無いオチにさらにクラクラ。一番セクシーだった頃のジャック・ニコルソンが無駄にオーラを放っています。キャストも豪華だし、テーマは深遠。雰囲気一発で楽しむにはいいんだけど、当代きってのジャック・ニコルソンファンを自認していた私でさえ退屈したのだから普通の人が観通すにはかなりの覚悟が必要だろう。なんとなく、美しい風景とかに騙されちゃったりするんだけど。だから何なのよ。
5点(2003-11-30 01:39:47)
539.  愛が微笑む時
ロバート・ダウニーJr.の演技力炸裂。いい役者さんなのにどうも人生の選択はあまりお上手でないようで・・・^^; 幽霊たちがとりついてしまう、というシチュエーションも目新しかったし、公開当時はかなり新鮮な作品だったような気がします。いわゆるハートウォーミング系ですけど、クサすぎず、ほどよくこなれた作品だったと思います。ちゃんと心も暖まりますし、観ておいて損はないのではないでしょうか。
8点(2003-11-30 01:35:09)
540.  愛がこわれるとき
ハーレクインすれすれですけどジュリア・ロバーツを鑑賞すると思えば決して悪くはなかったですよ。アメリカって敷金も保証人も要らないんだ~、とか、グレイハウンドのバスの待合所にかなりご立派な洗面所があったりとか、細かいところでアメリカってこういう国なのか~という発見はありました。日本ではちょっと考えられない展開ですけど、それなりに草の根的な異文化発見があって楽しい映画だと思います。
7点(2003-11-30 01:31:59)
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