541. 仁義
《ネタバレ》 劇中、BGMもほとんどなく、終始張り詰めた空気が漂うサスペンス映画でした。 本国でヒットしたのもなんとなく頷けます。 この淡々とした調子が一貫していて、仏映画の個性なのかなとは思うのですが、 それでもラストの散り様はもう少し盛り上げて欲しかったかな。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-06-05 21:50:20) |
542. 夕陽の群盗
《ネタバレ》 雰囲気や音楽やストーリーが、まさにニューシネマそのものでした。 だから、ひょっとして彼らはラストで死んでしまうのかな?なんて心配もしましたが、元の鞘に収まったみたいで良かった。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-06-04 18:57:30) |
543. ブラジルから来た少年
《ネタバレ》 なかなか面白かったですね〜。 メンゲレ博士がヒトラー復活のために複製を何十人も作るという。 70年代ですでにクローン話を持ってくる斬新さ、ナチスというヒストリーとSFの噛み合わせ、 そしてまた終盤の展開や終わり方なんかはホラー的ですらある。 いろんな要素の組み合わせで、一つの映画としてとても面白く見ることが出来ました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-06-04 18:15:44) |
544. ミッション
《ネタバレ》 布教活動というものと、植民地支配というものがリンクしていた。 このへんの映画化ってあまり観ないので興味深く拝見しました。 思惑が絡み合っていて、一筋縄ではないので考えさせられます。 ただ、もの少し掘り下げがあっても良かったかなと。特に先住民の描写とかが。 時間的な制約があるのはわかるのですがね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-06-03 19:39:57) |
545. 殺したい女
《ネタバレ》 冒頭のアニメのオープニングからツカミOKです。 アホな人ばかりだしベタベタな演出と台詞だらけですが、これは80年代コメディの個性と魅力ですね。 懐かしくもその面白さは古くならない。良作でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-06-03 19:27:35) |
546. 暗黒街のふたり
《ネタバレ》 やはりアラン・ドロンは二枚目ですね〜。 真面目に生きたいと思うも、周囲の偏見がそれを拒む。そして彼の衝動性もまた描かれていて、 捕まって「すいません」と一言だけ言うシーンの表情が雄弁でしたね。 自分ではわかってんだけど我慢が難しい、その自責の念。 フランスでは、割と近年までギロチンが行われていたんだと言うことを改めて認識。 感想としてはそうだなぁ、どんな人や物事でも結論ありきでなく、常にクリアな目で見ていたい、そう思いました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-06-03 19:24:23) |
547. 決断の3時10分
《ネタバレ》 西部劇らしい派手さはあまりありませんが、密室劇、心理戦ですね。 そしてダンの心の葛藤。そう言うものがストーリーの主軸となってる。 見た目がね、悪党側のおっちゃんの方が人良さそうな顔してて、 ダンの方が悪人顔だよななんて思って観てたんですが、いや〜まさかああいうラスト展開で来るとは。 ええ奴やん。ちょっと唐突な感じもするが、なぜか許せてしまう。 嫁はんの見送りとフランキー・レイン流されたら許しちゃう。ああずるい。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-05-21 21:56:18)(良:1票) |
548. 弾丸を噛め
《ネタバレ》 お馬さんは、あんな泡のような白い汗を掻くって初めて知りました。 本作を見た収穫といえばそれぐらいかな、、、。映画としては冗長だなと感じました。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-05-21 19:55:43) |
549. デイジー・ミラー
《ネタバレ》 デイジーは確かにチャーミングな女性でしたねぇ。 一目惚れするのもよくわかる。 フレデリックの、気持ちを押し殺すような表情や内に秘める葛藤などと同様、 作品全体が抑揚のない調子で進むもんでこれが当時の文芸映画の難しいところなのかなと思います。 まぁ嫌いではないですけどね。こう言う男女の掛け合い。 にしても病気にかかってから亡くなるまでが実に淡白。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-05-21 17:41:01) |
550. 墓石と決闘
《ネタバレ》 OK牧場の決斗の後日談とのことですが、期待していたほどの派手さはありませんでした。 ただ、ジェリーゴールドスミスの音楽はやはり素晴らしいです。作品に彩りと盛り上がりをもたらしていました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-05-11 16:43:38) |
551. タバコ・ロード
《ネタバレ》 登場人物がえらくテンションの高い喜劇。はちゃめちゃな連中で、そりゃ困窮しちゃうよねと。 笑っていいのか、、いやそもそも笑えるのか、と一人考えながら観ておりました。 紳士のおかげで半年の猶予を与えられたけど、たぶん半年後は救貧農場に行ってるんだろうな、、。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-05-11 15:40:21) |
552. グーグーだって猫である
《ネタバレ》 なんというか、私にはつかみどころのない作品でした。 つまらないことはなかったけど、謎の演出が多くどう解釈して良いのやら、という感じでした。 恋愛模様は前半で置いてけぼりだし、森三中は尺を伸ばすためだけにいたような気がします。 猫につけられるヘンテコな効果音もよくわからないです。そういうヘンテコワールドを楽しむってことかな。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2019-05-07 18:14:33) |
553. しゃべれども しゃべれども
《ネタバレ》 国分くんも香里奈も、あまり演技的には上手くないとは思うけど真摯に頑張ってらしたと思います。 でも何より、あの男の子。あの子の可愛らしさが作品の魅力を引き上げてましたね。 人を笑わせるためにやってるのにお前が笑ってどうすんだって言ってましたが、 すんごい笑顔でやる男の子の落語もまた微笑ましくてよかった。 ラストの唐突なラブには驚きでした。お互い、そういう気持ちあったんや!って。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2019-04-25 20:38:23) |
554. 大砂塵
《ネタバレ》 なかなか見ごたえのある作品でした。 ジャンルとしては西部劇、かつ1950年代の作品ですが、女同士の戦い、ストロングウーマンというかなり異色の内容。 少年を匿い、一人でピアノを弾いてるシーンから処刑場から逃れるシーンまでが特に印象深かった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-04-25 20:15:02) |
555. 男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく
《ネタバレ》 基本的なあらすじは、全く一緒なのを繰り返してるだけなんですけど、 最初のUFO襲来だけは予想外で面白かったです。 若い頃の木の実ナナの魅力を引き出す一本。劇場シーンが見どころか。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2019-04-09 19:24:48) |
556. マッケンナの黄金
《ネタバレ》 普通の西部劇と思ってみていたら、終盤は随分とアドベンチチャーらしくて、 この時代の映画ではなかなか珍しい部類なんじゃないかなと思いました。 ストーリー展開はさほどのものでもないですが、水の中で全裸で襲う女の画やら、 巨石の影が指し示す時の超常現象的な表現など、妙に印象的なシーンが多かった。 ラストの岩盤崩れなども、見るからに模型くさい感じとすごく良くできたリアルな感じと 両方のショットが積み重なってありこれもまた不思議と印象付けられた。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-04-09 18:30:44) |
557. 馬上の二人
《ネタバレ》 コマンチ族にさらわれた白人の子。しかも少年はすっかり同化してしまい、 女性の方は帰っても冷たい目を向けられる始末、、、、。 アメリカでも、こういう歴史はやっぱりあったのだろうなぁと思わされ、 重みのあるテーマに浸っておりました。特に少年の末路は切ないね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-04-09 18:20:24) |
558. イコライザー2
《ネタバレ》 前作は観たけどほとんど覚えてないので、ほぼまっさらな状態での鑑賞。 クールなアクションでとても良かったです。デンゼル無双。 車内での格闘で、回るように撮るショットが印象的でした。 とにかく正義感の強い主人公で、マイルズとのやりとりが話に深みを持たしてくれてます。 悪い友達から引っ張り出して、魂の説得をするシーンが一番好きです。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-03-11 21:17:09) |
559. ザ・プレデター
《ネタバレ》 プレデターの図体がいつにもましてデカかったですね。それにプレデターわんこまで出てきて、その点は良いのですが、 でかいにも関わらず強さを感じさせないプレデターでした。なぜだろう。 それはやっぱり、主要メンバーとの対峙になると途端に弱くなるからですね。 ブンッと振り回したりバシッと跳ね飛ばしたりするだけでとどめを刺さない。 素晴らしいプレデターさんです。主要キャラは殺しちゃいかんという暗黙の了解をわかっていらっしゃるのです。 あのラストは続編作る気満々でしたが、本当にやるんですか?やれやれ、、、。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-03-11 19:54:52) |
560. MEG ザ・モンスター
《ネタバレ》 放題に「ザ・モンスター」とついてますが、これは本当にその通りでして、まさしくモンスター映画なんですよね。 私の中では、サメはモンスターではないのです。サメ映画はサメ映画なんです。それはやっぱり逃げ場のない環境での死闘とか、 海の中でどこに潜んでるかわからない恐怖感とか、サメ映画ってそういう独特な魅力があるわけです。 しかしながら本作はモンスター映画な訳ですね。モンスター映画は、とにかくやんちゃで巨大なモンスターを見て楽しみ、 そしてそれと対峙するめちゃ強いヒーローを愛でる、そういうスタイル。なので、悪い意味で予想を裏切りました。 主役のジェイソン・ステイサムがもう無敵マン過ぎるわけですよ。彼一人いることの安心感の凄まじさ(笑)。 一騎打ちの終盤では、乗り物使ってメガロドンをかっ裂き、モリで突いてトドメ刺す無双っぷり。 そんなわけでハラハラドキドキ感はないです。 この前見た「ランペイジ 巨獣大乱闘」のロック様みたいなもんで、ステイサムの無双を再確認するための作品。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-03-09 17:09:38) |