41. 新幹線大爆破(1975)
《ネタバレ》 これだけの出演者を1本の映画に集めたこと自体スゴイと思いますが、ただ集めただけでなく詰め将棋のように無駄なく使いきっていることがとても素晴らしいです。年代の古さもさほど感じられなかったし現在でも十分通用する完成度だと思います。『スピード』のヤン・デ・ボンもこの映画を観たんでしょうか、並んだ車両に板を渡すところとか参考にしたのかな?とちょっと思いました。 [DVD(字幕)] 9点(2007-01-17 00:24:48) |
42. ロッキー5/最後のドラマ
邦題の“最後のドラマ”が痛い!(笑)、最後じゃなかったですね~。シリーズ6作目の『ロッキー・ザ・ファイナル』が近日公開、もちろん観るつもりですよ、こうなったら7作目、8作目、9作目と行くとこまで行っちゃって下さい、もちろん最後まで付き合うつもりですよ。 [DVD(字幕)] 5点(2007-01-16 17:05:22) |
43. ロッキー4/炎の友情
洋楽が大好きなので映画版サイズのプロモーションビデオだと思えばこういう作品もありだと思う、ただ今観るとサバイバーの『バーニングハート』で“亀田興毅”の顔が浮かんでしまう気もするな~(笑)。 [DVD(字幕)] 6点(2007-01-16 16:36:18) |
44. 恋の門
なんだろうね~、この面白さは、エロくてグロくてちょっと小汚い感じ(笑)。ダメな人には全然受け入れられない世界なのかもしれないけど、自分はすっぽりとツボにハマってしまった。映像と音楽のセンスも抜群でインパクトがあった、例えるとアニメオタク版『アメリ』デビッド・リンチ風味って感じかな、日本のオタク文化が浸透してるフランスとかでもかなりウケそうな気がする。 [地上波(邦画)] 7点(2007-01-15 22:41:44) |
45. ザ・フォッグ(2005)
J・カーペンターのオリジナルは個人的に好きで何度か観ていますが、正直リメイクされるほどとは思ってもいませんでした。興味本位でこのリメイクも観てみましたがオリジナルが傑作と思えるほどの出来の悪さに脱力しました、映像技術が進歩しただけで全然怖くもない、これは地上波で観るレベルですね、わざわざDVDを借りてまで観た自分が情けないです。 [DVD(字幕)] 3点(2007-01-15 21:44:40) |
46. ファイヤークラッシュ・灼熱のカタストロフ<TVM>
《ネタバレ》 本当あんなにスゴイものがあるのなら最初から使えばいいのにね~。ツッコミどころ満載だけど、炎に囲まれた消化隊だって熱を防ぐとか以前に酸欠で普通もうダメでしょ。 [地上波(吹替)] 3点(2007-01-11 23:04:59) |
47. ドラゴンヘッド
TVドラマで観られる出演者が映画というメディアで過激な内容にチャレンジしてるって感じかな、これだけ有名な出演者を揃えてしまったことが“なんか過激なことしてる”と観る側を冷めさせているような気もする。映画の内容は詰め込みすぎなのか、丁寧に描きすぎなのか、原作もこんな感じなのか、時間の枠に全然収まっていないような。何も知らないで観ると“これって前編だよね、後編があるんだよね?”って終わり方だし(笑)。あと人々が凶暴になった原因が地球の磁場のせいという強引な理屈もなんだかな、原因を説明されるとかえってシラけてしまう、原因はわからないぐらいの方が現実味があって良いんじゃないのかな。 [地上波(邦画)] 3点(2007-01-09 17:27:08) |
48. 変態村
《ネタバレ》 変態村・・・なんて邦題付けるんだよ!って感じだったけど観賞後は結構的確な邦題かもと妙に納得(笑)。全然怖さはないんだけど不快指数が高い、観ていて気分が悪くなる、これは悪夢だな~。不快だったのにメイキングまで観てしまったけど(笑)『サイコ』や『悪魔のいけにえ』を意識して作ったらしい、今のヨーロッパではこういう作品がウケるのだろうか?、日本では絶対ウケないと思うんだけど。 [DVD(字幕)] 3点(2007-01-08 13:45:02) |
49. トム・ヤム・クン!
《ネタバレ》 トニー・ジャー、初めて映画を観たけどこれはスゴイですね、もともと映画のスタントをやっていたぐらいだから動きが本物なんですね。ただ料理店に殴り込むぐらいまでは武術と呼ぶには荒っぽくてTVゲームの“龍が如く”みたいなケンカファイトなのか?(笑)って感じだったけど、水浸しのお寺での3連続バトル、四十数人ポキポキバトル、巨漢プロレスラー3対1バトルとたたみかける終盤の展開は理屈抜きに面白かったですね。この勢いでトニー・ジャーの出世作『マッハ!』も観たくなりました。 [DVD(字幕)] 7点(2007-01-06 18:51:51) |
50. ミート・オブ・ザ・デッド
《ネタバレ》 後半の夜のシーンが暗くてよく見えない上に、ゾンビと闘ったりする早いカットだともう何が起きてるんだかさっぱりわかりません。古城跡とかもあるアイルランドの片田舎からゾンビの感染が広がるという設定は結構新鮮で雰囲気もなかなか良かったんだけど、なんか最も肝心なゾンビの特殊メイクが妙に安っぽいんだよな、普段見慣れてるハリウッドの特殊メイクのレベルの高さを改めて実感してしまいました。暗い画面の見づらさ、特殊メイクの安っぽさ、ありきたりのオチ、この3点が解消されていればもっと高く評価されたと思うんだけどね、残念。 [DVD(字幕)] 3点(2007-01-06 17:43:05) |
51. CUBE ZERO<OV>
《ネタバレ》 期待して観た『CUBE2』がとんでもない最悪の出来だったので、今回の『CUBE ZERO』は“頑張って知恵を絞ったな”とまだ納得できる出来でした。よくよく考えてみると『CUBE』という作品自体が製作当初からシリーズなんて考えてもいなかった単発ものだったはずが、予想以上の大ヒットで映画会社は考えたんでしょうね、これは続けて関連作を作らなきゃ損だと・・・。知名度の高いビッグタイトルなので今でもシリーズを作り続けているんでしょうね。『CUBE』の世界観を壊しそうだった『CUBE2』の大失敗に比べればこの『CUBE ZERO』はまだ『CUBE』の香りがします、ネタ的には厳しそうですが頑張ってシリーズをもっと続けて欲しいですね。 [DVD(字幕)] 5点(2007-01-05 20:13:02) |
52. 28日後...
《ネタバレ》 もうちょっと話のスケールが大きくてもいいかな?と思ったりもしますが、ゾンビ映画としては十分満足出来る完成度です。無人のスーパーでお支払いなしのお買い物、ゾンビを殺さずに生態観察、ゾンビの生みの親=G・A・ロメロへのリスペクトを感じます。ゾンビの感染力は数あるゾンビ映画の中でも最強かもしれませんね、粘膜に一滴でもアウトだなんて・・・恐ろしい。エンディング(DVD版)はとても爽快感があって良かった、ただDVD特典に入ってる劇場版のエンディングで観ていたら評価が下がっていたかもしれませんね(笑)。 [DVD(字幕)] 6点(2007-01-04 20:56:26) |
53. パニック・フライト
《ネタバレ》 劇場公開の時期が『フライトプラン』とかぶってしまったのが劇場未公開になってしまった理由なのかな?、監督が『スクリーム』のウェス・クレイブンなのでソコソコ期待してしまいますね。その『フライトプラン』の売りが謎解きならこの『パニックフライト』の売りはかけひき、似ているようで実は全く違う作りです。好みにもよるけど娯楽性ならこの『パニックフライト』の方が上かな、かなりB級の雰囲気が充満しているけど(笑)、終盤展開が加速して85分という短さであっさり終わるのも後味が良いです。 [DVD(字幕)] 6点(2007-01-04 15:28:28) |
54. イーオン・フラックス(2005)
オープニングのMTVのロゴにイヤな予感が・・・、これは映像だけの映画なんじゃないの?って思っていたら本当に映像だけの映画でしたw、あまりにも印象薄すぎてもう何の印象も残っていません。こういうタイプの元祖とも言われるマトリックスは斬新な映像&世界観で一世を風靡したけどもう映像や雰囲気だけ真似してるだけじゃ“あ~、またか”といった感じで食傷気味。主演のシャーリーズ・セロンや他の俳優陣も結構頑張っているとは思うんだけどストーリーに新鮮味がないので報われていませんね~、以前から思っていたけどシャーリーズ・セロンは出演作品に恵まれていないというのを改めて実感。 [DVD(字幕)] 4点(2007-01-03 19:49:37) |
55. フード
《ネタバレ》 もう理屈じゃないですね~、これは。短編なので時間こそ短いけどこの作品に詰め込まれた斬新な発想は素晴らしい、素晴らしすぎる!、この監督の頭の中は一体どうなっているのか、一度覗いてみたくなりました(笑)。文字こそ使っているがセリフが一切ない、ここあたりも意識してのことでしょうね。ランチ編の○○られちゃう若い方の男がなんとなくブラピ似(笑)、ディナー編はあれがチラッと映るのでお子様にはご注意を。 [DVD(字幕)] 10点(2006-12-31 01:10:03) |
56. サイレントヒル
《ネタバレ》 ゲームはやったことありませんが、この映画の舞台となる街『サイレントヒル』のさびれた雰囲気作りは結構好きです、ただ多くの人が言っていますが観ていてあまり怖い実感はありませんね。主人公と女性警官が狭い部屋に逃げ込むシーンで三角頭(ゲームのキャラ?)というのに襲われて絶体絶命の窮地に陥るけどなぜか理由もなく助かりますよね、おそらくここがストーリーの分岐点で、このシーンでゲームをやったことない自分にもやっと主人公が“得体の知れないもの”の真の攻撃対象でないことがわかりました。ゲームをやったことある人にとっては最初から最後までこの作品の世界観にひたれるのかもしれませんが、ゲームをやったことない人にとっては全く知らないストーリーの方に関心が行ってしまって世界観にひたる余裕もないまま普通に鑑賞終了してしまうんじゃないかと思います。 [DVD(字幕)] 5点(2006-12-26 15:54:24) |
57. 北の零年
《ネタバレ》 これだけの豪華キャストを集めたのに全て台無しにしていますね、正直何を言いたいのかさっぱりわかりません。主人公が盗賊をかばって撃たれただけで簡単に退却するのなら最初から馬なんて欲しがるなよって感じですし、渡辺謙とトヨエツの配役はどう考えても逆の方が良いでしょう。今日録画で観たばかりなのにもう何の印象も残っていません、これはわざわざお金を払ってまで観る映画ではないですね。 [地上波(邦画)] 2点(2006-12-26 00:06:23) |
58. マシニスト
《ネタバレ》 この作品で初めてクリスチャン・ベールという俳優を観る人には違和感がないのかもしれませんが、自分は彼の容姿を知っていたので観た瞬間思わず絶句しました、ここまで別人に見えるほど徹底的に役作りをした俳優は記憶にありません、もうこの意気込みだけで5点以上が確定しました。ただ肝心のストーリーの方がエンゼルハート?ジェイコブズラダー?ファイトクラブ?と早い時期に話の流れが察知出来てしまうのが問題だと思います、主人公が謎を追いつめる展開は個人的に好きなのですが、余りにもその謎の方に関心が行きすぎてしまって再度観る気になれないのが少し残念です。 [DVD(字幕)] 6点(2006-12-20 13:07:26) |
59. 真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章
《ネタバレ》 出た~“退かぬ!媚びぬ!省みぬ!”サウザーの名セリフ、しかし肝心のお師匠さんのエピソードが省略されている・・・これでは聖帝サウザーはただの冷血漢ではないか、愛深きゆえに悲しみも深し、ここ辺りの部分は北斗の拳のファンの中でも人気のあるところなのに全然わかってないな~、本当何やってんだか、がっかり。 [DVD(邦画)] 4点(2006-12-09 22:43:51) |
60. M:i:III
《ネタバレ》 2作目があのジョン・ウーを起用したもののオリジナルの『スパイ大作戦』を微塵も感じさせない全くの別物で幻滅。これなら公開当時は不満のあったデ・パルマの1作目の方がまだマシだと思っていました。で今回の3作目、今回のボスキャラは妙に記憶に残るウザい脇役ばかり演じてきたフィリップ・シーモア・ホフマン、『カポーティ』の主演で高い評価を得ての大抜擢らしいです、他に“モーフィアス”ことローレンス・フィッシュバーンなどが出演しています。で観た感想ですが、序盤の作戦後はちょっとダラ~とした感じだったけど、ボスキャラ誘拐作戦から展開が加速、次!次!次!ベタな表現だけどノン・ストップ・アクションって感じです(笑)、テンポの良さとアクションはまさに劇場向け結構楽しめますね。ただ終盤のボスキャラとのベタな殴り合いはやや違和感がありました、狡猾な頭脳派のイメージだったので武闘派のキャラに突然変化するのは無理があると思います。トム・クルーズはこのシリーズを007シリーズみたいに長く続けたいのかな、5作目ぐらいまでは余裕で作りそうです。 [DVD(字幕)] 6点(2006-12-09 00:20:53) |