41. 海の上のピアニスト
「She」って誰だろうとひきつけておいて、最初のシーンからつくりがうまいなぁと思いました。私はジャズが好きなので、この映画を楽しめましたが、ストーリーは若干薄く悲観的な気がしました 9点(2004-08-29 00:38:57) |
42. ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版
完全版だったので、およそ三時間見ていましたが、どのシーンもユーモアに溢れており、また、ストーリには男女の愛、アルフレッドがトトへの未来を思う気持ちなどが描かれ、とても温かみのある作品です。 死ぬまでにあと5回は見たいです。 色んなところ、ちょっとしたシーンが重要な伏線だったりして、終わってからも大変な余韻が残りました。終わり方美しすぎです、涙腺にきました。 10点(2004-08-29 00:38:16)(良:1票) |
43. めぐりあう時間たち
時代を超えて描かれる三人の女性たちそれぞれが心に闇を抱えて生きているのがなんとも重たい話でした。重厚です。 あらすじをある程度知っていないと最初のシーンはよく分からないんじゃないかなと思いました。しかし、後半に行くにつれ各々がしっかりと繋がって行き、全てのシーンの意味が分かると、よく練ってある映画だなぁと関心しました。 6点(2004-08-29 00:37:30) |
44. ロボコップ3
おなじみのマーフィーさんです、はい。このシリーズ好きですね。利益をむさぼろうとする悪い人間達に比べて、ロボットとなった彼のほうが、人間的であるというのがアイロニーですね。 普通の映像に、随時マーフィーの眼を通しての映像が挟まれているのに面白さを感じます。終わり方が相変わらず日本を誤解している感じで笑ってしまいました。 7点(2004-08-29 00:36:56) |
45. 世界の中心で、愛をさけぶ
ストーリーや雰囲気は、一昔前の典型的なラブストーリーでしたが、そのため安心してみることができ、受け入れやすかったです。ただ、ちょっと冗長な感じがありました。 一番驚いたのは、森山君と大沢たかお、二人の顔がマジでそっくりでした!あんな似てる人間がいるんだね。 7点(2004-08-29 00:36:13) |
46. ショーシャンクの空に
名作ですね。ティム・ロビンスとモーガン・フリーマンが圧巻!やっぱこの二人はすごいなぁ。ストーリーも意外性が本当に面白いし、前向きな感じが見ていてすごく元気が出ます。 一つ残念なのは、アンディがレッドに送ったハーモニカが、意外にも使われなかったのが少し残念でした。あれが上手く使われたらもっと感動できたかも。 8点(2004-08-29 00:35:22) |
47. 八月のクリスマス(1998)
《ネタバレ》 この映画のいいとこは感動を押し売りしないところだと思います。やすっぽい映画だと、意識の薄れていく恋人の横でわーんわーんとなりがちですが、それだと逆に引いてしまいます。しかし、この映画では、最後までダリムのほうは、ジュンウォンが死んだことを知らないのではないでしょうか。それがまたこの話を一層悲しくします。 9点(2004-08-29 00:34:07) |
48. 時計じかけのオレンジ
これはすごい!二時間ちょいの間にいろんなものが詰まった映画ですね。まず世界観・ビジュアルが素晴らしいです。カラフルな雰囲気の部屋、怪しい置物がいっぱいのミルクバ-(!?)なるもの、仲間達の格好、すべてがスタイリッシュでした。また音楽も、この作品のキーになっているだけあって、面白く合わせているのが多いなと思いました。 何よりも、この話のストーリー、テーマがすごくいいと思います。そして後半からもう寒気が止まりませんでした。日本語的に言えば「因果応報」、怖いですね。 8点(2004-08-29 00:33:15) |
49. 無問題2
映画としては、ひどすぎと思いますが、まぁコメディとして観ると、グリーン・ディスティニーの有名なシーンをここまでパクれるんだというのが面白かったのが1点、酒井若菜がやっぱりかわいかったのが3点、ピンポンのサム・リ-が出ているのが1点で、何とか5点というところでしょうか。 酒井若菜が出ていなかったら、絶対途中で寝てました。「無問題」は意外にも面白かっただけに残念です。 5点(2004-08-29 00:32:05) |
50. 座頭市(2003)
遅ればせながら観ました。すごい!噂には聞いていたけどこんなにすごいんだ!北野監督、そして主演のビートたけしの類まれなる才能を感じました。 仕込みを逆手に持っての殺陣は、大変かっこいいですし、音楽もリズミカル。ストーリーの意外性も素晴らしいし、たけし流のユーモアも随所にあり、一流だなぁと思いました。 9点(2004-08-29 00:31:05) |
51. 時をかける少女(1983)
スバラシイ。原田知世ちゃんかわいすぎ。 多分当時CGの技術とかあんまり発達していなかったんだろうけど、それをコマ割り風の映像や人物の塗りつぶしなどでうまくカバーしてあるところがすごい。むしろ、CGでいろいろできるようになった今、この作品からまた違った魅力を感じれると思う。 キャストの男の子達があまりかっこよくないところが、むしろ親近感を持って観れてよかった。 9点(2004-08-29 00:29:34)(良:1票) |
52. キル・ビル Vol.2
ど派手なスプラッター、ジャパニメーション、タラ的異世界を見せつけられたVol.1に続くこの作品ですが、前作とはまったく違う映画になっていました。天才タラさんのことだからいろいろ考えて作っているのでしょうが、必要性を感じないシーンが多いし、これなら一つにまとめられたんちゃうの?と思ってしまいます。娘との再会もさくっと終わっちゃったし、ビルとの戦いも淡白な印象を受けました。なんか尻すぼみだなぁ。 5点(2004-08-29 00:27:29) |
53. CASSHERN
《ネタバレ》 ここまでビジュアルの美しい映画は見たことないです。若干、エヴァ・ナウシカ・マトリックス・ファイナルファンタジーと似た画がありますが、とても昇華された形で出てきており、パクリという印象は受けませんでした。キャシャーンがロボットをばったばったと倒していくところとドリルキックは最高でした。 7点(2004-05-04 16:28:25) |
54. イノセンス
《ネタバレ》 前作を見ていないとつらいんじゃないでしょうか?そのことがプロモーション段階であまり言われていないんですよね。前作を見た私としては、攻殻の世界観が壊されることなく再び展開されて満足しました。ただし、偉人の言葉の引用のせりふが多くて、冗長な感じが否めないです。また、主人公がバトーになっていましたが、草薙に比べ魅力が劣るように思います。ですが、やはり映像と音楽はすばらしいものでした。途中のトグサの電脳ハッキングのシーンは最初意味不明でした。 6点(2004-05-04 16:23:19) |
55. バトル・ロワイアルⅡ 【鎮魂歌】レクイエム
今回の主役(?)の金髪の男の子の顔が生理的に受け付けない感じでした。藤原君はやっぱ上手で、悲しみの顔、怒りの顔など、さまざまな表情を見せてくれましたが、主役の子はキレ顔だけで、ちょっと・・・。 ストーリーも、七原がどうやって世界を変えていこうとしているのか、まったくビジョンが無いです。テロを描きアメリカを槍玉にあげた反米感情丸出しは、残念ながら深みが無く、話題づくりなのではないかと思ってしまいました。 4点(2004-05-04 16:18:51)(良:1票) |
56. GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
映像の美しさ、不思議な魅力を持つ音楽、発想の面白さ、哲学的な問いかけ、などなど素晴らしいところがたくさんありました。アニメを知らないで観たのですが、前半で大体つかめたので、この映画から入っても、大丈夫だと思いました。 8点(2004-05-04 16:17:40) |
57. フルタイム・キラー
《ネタバレ》 やっぱ母国語以外で演技をするってのは厳しいですね。あのアンディ・ラウも、中国語・英語のときはかっこよく見えるのですが、日本語のところで、もう何を言っているのか分からないくらいで、聞き取りのほうに集中してしまった結果彼の演技がほとんど楽しめなくて、残念です。シンドラーのリストとか、戦場のピアニストみたいにユダヤ人に英語しゃべらせてしまうのも、「伝える」という点からはむしろよかったのではないかと思ってしまうほどです。 話は逸れましたが、プロの殺し屋としての反町君がまぁかっこよくて、様になっていたのですが、ストーリー運びにかなり無理があって、刑事が物書きになっちゃったり、とはぁ?って感じでした。結末も予想がついてしまって、印象が薄い映画でした。 5点(2004-05-04 16:14:26) |
58. レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
またロバート・ロドリゲスが一人でやっちゃった映画です。この人はほんとに多才です。CMがガンガン流れていたので見たのですが、少し期待はずれでした。特に期待していたジョニー・デップが今一かみ合っていないし、ジョニーがあんなことになっちゃっていて残念です。 6点(2004-05-04 16:13:08) |
59. ヘブン・アンド・アース
ストーリーに無理があって、初めは史実に沿ってアレンジを加えた映画なのかと思ったら最後の最後にSFっぽくなって「?」って感じでした。構図が韓国映画「MUSA」とダダかぶりで(どちらも『七人の侍』に影響されているらしいのでしょうがないですが)、「明」→「唐」、「高句麗」→「日本」、「チャン・ツィイー」→「ヴィッキー・チャオ」にしたらもう同じやんという気がするんですが、戦闘シーンは「MUSA」にも引けをとらないくらい素晴らしいと思います。貴一兄さんが頑張っていたので「7点」献上 7点(2004-05-04 16:10:20) |
60. LIES/嘘
いやはや見ていてしんどかったです。この映画は露骨な性描写から韓国で発禁になった、ということを聞いていました。性描写がきつい映画は『愛のコリーダ』『エマニエル婦人』など見ていたので、まぁそれほどでもないだろうなと思っていたのですが、「サディズム」と「マゾヒズム」をあぁも描かれるとその痛々しさに目を覆いたくなりました。 3点(2004-05-04 16:08:32) |