41. さくらん
公開当時はまだ自分的に土屋アンナがうざくなくって、かなり楽しめました。美術は最高に好きです。とくに東信の花は見事でした。 [映画館(邦画)] 6点(2010-02-09 20:58:09) |
42. うずまき
なかなか侮れないギャグホラーだと思いますよ。制作陣が意図した方向とは違うと思いますが。 [ビデオ(邦画)] 4点(2010-02-09 20:41:09) |
43. エイリアン/ディレクターズ・カット
《ネタバレ》 子供の頃エイリアンを観て非常に衝撃を受けすっかりエイリアン漬けになった自分は、様々な資料(シネフェックスとかギーガーズエイリアンとか)を買いあさってむさぼるように読みふけったものでした。するとどうやら公開時にはカットされたが、物語的に非常に重要なシークエンスがあったらしい。その代表的なものが「船長の繭化シーン」。これを知ったとき、そのシーンが見たくて見たくてでも見れなくて、写真(モノクロ)から想像を膨らませたりしてたものです。 それが、今ではあっさりとDVDに収録されているんですよね。そうなると時間が過ぎたこともあってむしろ興味がわかない自分。。。観終わった結果、、「悪くないけど確かにカットしてよかったかも・・」 [DVD(字幕)] 7点(2010-02-05 21:15:39) |
44. ブレードランナー/ファイナル・カット
《ネタバレ》 青春時代に本当に大好きで、非常に大きな影響をわたしに与えてくれたブレードランナーが、ついについにファイナルカットを出した。自分的には嫌いじゃない独白やラストシーンの削除(いずれもない方が映画的には良いと思いますが、なにぶんありで育ったので)に加えて、今までずーっとずーーーーっと不満だったスピナーのワイヤーや、ゾーラの吹き替えや、何より違和感を感じ続けていたラストシーンの鳩が飛ぶ工場が完っ璧に修正されて、シーンも追加され画質も大幅に向上!あぁ、生きててよかった・・・なんだけど、なんと自分が最も不満だった、群衆シーンの日本語「・・・変なもの、残しちゃったね」が、やっぱり延々と短いスパンでループされているじゃないか!笑 やっぱこれは日本人にしかわからないか~でもブレランマニアがリドリー宛に手紙送ってるかと思っていたんだけどな~ ・・・などという、普通の人にはどうでもいいようなことは置いといて、はっきり言って今新作だと言ってこれを公開しても(ヒットは昔と同様しないと思うが)全然通用する内容、美術、音楽。SF映画なのにSFじゃなくても成立しそうなストーリーってのは、これと「ガタカ」くらいなもんですが、そのハードボイルドさに心底しびれたあの頃と同じ、いや経験を積んでもっと深く物事を考えられる今はそれ以上の感動を与えてくれました。ロイ最高! [ブルーレイ(字幕)] 8点(2010-02-04 21:10:07) |
45. TRICK トリック 劇場版2
まあテレビシリーズの映画化ってこんなもんでしょ?べつに悪くはないけどおもしろくもない。っていうか映画ってテレビドラマの延長線的な作り方をしちゃいけないと思うよ! でもトリックが無理矢理で安っぽい感じとかは、テレビシリーズと一緒でくだらなくておもしろいと思う。 [映画館(邦画)] 4点(2010-02-04 15:31:46) |
46. A.I.
そこそこ普通に観たんですが、だからといって今一度観たいとは思わない。まさに使い捨て的な薄い映画って印象です。なんていうか、、、どうでもいい感じ。笑 [映画館(字幕)] 5点(2010-02-04 15:29:25) |
47. ムーラン・ルージュ(2001)
《ネタバレ》 とにもかくにも「Your Song」のシーンはぞっとするくらい最高。ニコール・キッドマンって本当に綺麗な人だ。 [DVD(字幕)] 6点(2010-02-03 20:57:31) |
48. the EYE 【アイ】
《ネタバレ》 ぜんぜんハリウッドに引けを取らないおもしろさ。だからリメイクされたんですよね。ただ、あの謎の祈祷シーンの唐突さだけはどうかと思います。冒頭のピンぼけシーンはけっこうリアル感あって怖かった。 [DVD(字幕)] 6点(2010-02-03 20:49:43) |
49. 蝋人形の館
《ネタバレ》 わははは。パリスファンなのでけっこう好きです。 [DVD(字幕)] 5点(2010-02-03 20:31:46) |
50. ゴーストシップ
可もなく不可もない、見ていて眠くもならず、見終わったらすぐに忘れるような娯楽映画って感じー。 [地上波(吹替)] 4点(2010-02-03 20:29:38) |
51. ホワット・ライズ・ビニース
まあ悪い意味でのパクリ感は気になるけど、そこそこおもしろかったです。 [地上波(吹替)] 5点(2010-02-03 20:26:33) |
52. プラネット・テラー in グラインドハウス
未だにこんなくっだらない映画を作りたいなんて、ロドリゲスはまじ最高のアホ!! つまり褒めてます! ブリッジのシーンは何回観ても感動すら覚えますね。 [DVD(字幕)] 6点(2010-02-02 18:57:42)(良:1票) |
53. ヴィレッジ(2004)
あーもういいかげんにして。シャマランって映画作る資質がないですよ。 そもそもこんな弱虫だらけの村なんて感情移入出来ないどころか同じ人間として怒りすら感じます。 [映画館(字幕)] 3点(2010-02-02 15:56:52) |
54. ハンコック
《ネタバレ》 本当に中盤のどんでん返しにびっくりして思わず「えぇっ!」と叫んじゃいました。こんなの「マルホランドドライブ」以来の衝撃!(言い過ぎかも。。。) 酷評の割には、自分的には楽しめました。特に中盤前のクライマックスは最高!詰めは甘いけどなかなかの良作です。 [映画館(字幕)] 6点(2010-02-01 15:34:36) |
55. ミラーズ(2008)
《ネタバレ》 ラストでいきなりモンスター映画に大転換!本気でウケました。 ジャックバウアーさながらに、自分の家族を救うために、悲惨な幼少期を過ごしたおばあさんを拳銃で脅して連れてきて、いくら悪魔が宿っているとはいえ惨殺。。。なんてエゴイスト。。。笑 それにしても鏡が多い家だ。。。 [映画館(字幕)] 5点(2010-02-01 15:33:48) |
56. デジャヴ(2006)
いい意味でも悪い意味でもびっくりする映画。アイデアは3流だけど監督と脚本とキャストの力でおもしろくなるようにねじ伏せた感じの上質な使い捨てムービー。まあ楽しく観れたのでこれでいいのかも。。見終わった後、「結局ラブストーリーかよ!」とテレビに突っ込んでみました。 [DVD(字幕)] 6点(2010-02-01 15:32:33) |
57. パラノーマル・アクティビティ
《ネタバレ》 ずっと待ちわびて公開初日に観ました。そうして自分でハードル上げて観たにも関わらず、結構面白かった。 とにかく、まずすごいのは役者の演技。この映画の出来の8割はこの名演技では!?的な。そしてあの低予算なのになぜあれほど見事な特殊効果が使えたのか???っていう位、効果的な特殊効果。低予算ということは撮影上の工夫なんでしょうけど、足跡も引っ張られるところもすごいよくできてる。低予算で無名の役者のはずが、ふんだんに予算をかけたのと変わらないクオリティで一流の役者を使ったのと同等以上の名演技なのだから、リメイクなんてそりゃ必要ないですよね。 とにかく一番怖かったのは、主役の女が夜中に起き上がって1時間以上彼氏を立ったまま見下ろしてるとこ!!現実にあんなことあったら絶対発狂する~!!あと、クレジットが出たあとの最後の暗闇の尺の長さがまさに神!! [映画館(字幕)] 7点(2010-02-01 15:21:13)(良:1票) |
58. Dr.パルナサスの鏡
《ネタバレ》 テリーギリアム作品で一番好きです。パルナサスの鏡よろしく彼の脳内の妄想、幻想が存分に表現されていて素晴らしい映像美。そしてなんといっても苦肉の策であったはずの4人1役が、みごとにこの映画の設定にはまってさらに素晴らしい効果を生み出しています!3人の心意気と、テリーギリアムの機転に拍手ですね。 この作品の隠れた鍵がタロットの「吊られた男」。ダイレクトに首を吊られたヒース自身でもあるわけですが、このカードの意味は「忍耐、献身(正位置)」なので、タロットをひいたパルナサス本人にしてみれば、あの「ステラ」を思わせる(笑)ラストシーンにうまくつながっているという見方もできますね。 ちなみにわたしが22歳の頃にミラノへ旅行した折、公園にジプシーの移動遊園地が来ていてお化け屋敷に入ったんですが、先に入ったはずの友人が自分が出てきた時にいなくなっていて、非常に焦ったのを思い出しました。(実はお化け屋敷の暗闇の中で道が分岐していて、友人はより長距離の道を進んでいたようで無事再会できました) [映画館(字幕)] 7点(2010-01-25 17:41:44) |
59. ローズ・イン・タイドランド
残酷な現実と狂ったファンタジーの対比がとてもおもしろかったです。 パンズラビリンスと同じカテゴリーですけど、自分はこっちの方がエレガント(?)な描写で全然好きです。 [映画館(字幕)] 7点(2010-01-25 14:17:17) |
60. 母なる証明
《ネタバレ》 ここでの評価が非常に高いので、楽しみに観に行きました。が、はっきり言って驚くほど普通の映画でした。。。がっくし まず「知的障害者が殺人の濡れ衣を着せられ、母が執拗に無実の証拠を探し求めるが、実は実際に殺人を犯していた」。これって古臭くて陳腐で、まるでテレビドラマレベル。脚本はなかなかですが物語の骨子がこれなので、何やってもうなるほどじゃない。なおかつ編集が冗長すぎて後半だれるし。 そしてよく言われている「冒頭の奇妙なダンスシーンがラストで見事に意味を成す」的な部分とか、別に冒頭のシーンとラストシーンがつながったくらいでなんだってーの!?って感じ。伏線が見事に回収なんて到底言えないです。 そもそもジンテがゴルフクラブを池に投げ込むのは何かの伏線かと思わせておいて、それは母が勘違いするためのつじつま合わせだし!せめて金がないからクラブを売ろうとしてそうした位の理由はつけようよ。それに農薬の下りは掘り下げ足りない。あと、冒頭のひき逃げするお偉いさんだって、弁護士の知り合いのお偉いさんだって、結局本筋に全然絡んでこない!で、ここまでシリアスな話なのに、トジュンはこめかみをグリグリしたら記憶が多少蘇るだの、母は「嫌な記憶を忘れる」っつーなんとも都合のいいツボとか知ってるし!はぁはぁ…がっかり過ぎて興奮してきました!笑 まあこの「嫌な記憶を忘れるツボ」については、実際は母の作り話で、でも自分をごまかすために効かないとわかってて自分に鍼を打ったんだと思いたいです。だとしたらこの映画の点数はプラス1点かな。 と、ここまでは作りに対する不満ですが、物語的にも不満です!母親と言うものは、どんなに出来の悪い息子でも全力で守る。たとえモラルに反していても。それはわかりますよ。でも、その苦しみに耐えられなくて自らの記憶を消してしまおうなんてずるいですよ。ずるい。母たるもの、息子が人を殺して、それを他人になすりつけたその記憶を、自分の胸にしっかりと刻みこんで死ぬまで苦悩してくれないと。 息子の罪をなすりつけた障害者の青年に両親がいないと聞いた刹那に母が絶叫する。それは自分のした悪魔のような行いに対しての絶叫であると同時に、彼には執拗に真犯人を追い続けるかもしれない「母」がいないということを知った安堵の絶叫でもある。このシーンが最も印象に残りました。 [映画館(字幕)] 6点(2010-01-04 17:37:48) |