41. 蝋人形の館
《ネタバレ》 わははは。パリスファンなのでけっこう好きです。 [DVD(字幕)] 5点(2010-02-03 20:31:46) |
42. ホワット・ライズ・ビニース
まあ悪い意味でのパクリ感は気になるけど、そこそこおもしろかったです。 [地上波(吹替)] 5点(2010-02-03 20:26:33) |
43. プラネット・テラー in グラインドハウス
未だにこんなくっだらない映画を作りたいなんて、ロドリゲスはまじ最高のアホ!! つまり褒めてます! ブリッジのシーンは何回観ても感動すら覚えますね。 [DVD(字幕)] 6点(2010-02-02 18:57:42)(良:1票) |
44. ヴィレッジ(2004)
あーもういいかげんにして。シャマランって映画作る資質がないですよ。 そもそもこんな弱虫だらけの村なんて感情移入出来ないどころか同じ人間として怒りすら感じます。 [映画館(字幕)] 3点(2010-02-02 15:56:52) |
45. アイランド(2005)
イマイチな娯楽作ですが、どなたかもご指摘されていたように「2300年未来への旅」をベースにしたと思われるストーリーなので嫌いになりきれません。。笑 でもとにかくマイケルベイはシャマラン、リュックベッソンと並んで自分の大嫌いな監督だってようやく理解しました。 [地上波(吹替)] 4点(2010-02-02 15:19:05) |
46. パラノーマル・アクティビティ
《ネタバレ》 ずっと待ちわびて公開初日に観ました。そうして自分でハードル上げて観たにも関わらず、結構面白かった。 とにかく、まずすごいのは役者の演技。この映画の出来の8割はこの名演技では!?的な。そしてあの低予算なのになぜあれほど見事な特殊効果が使えたのか???っていう位、効果的な特殊効果。低予算ということは撮影上の工夫なんでしょうけど、足跡も引っ張られるところもすごいよくできてる。低予算で無名の役者のはずが、ふんだんに予算をかけたのと変わらないクオリティで一流の役者を使ったのと同等以上の名演技なのだから、リメイクなんてそりゃ必要ないですよね。 とにかく一番怖かったのは、主役の女が夜中に起き上がって1時間以上彼氏を立ったまま見下ろしてるとこ!!現実にあんなことあったら絶対発狂する~!!あと、クレジットが出たあとの最後の暗闇の尺の長さがまさに神!! [映画館(字幕)] 7点(2010-02-01 15:21:13)(良:1票) |
47. Dr.パルナサスの鏡
《ネタバレ》 テリーギリアム作品で一番好きです。パルナサスの鏡よろしく彼の脳内の妄想、幻想が存分に表現されていて素晴らしい映像美。そしてなんといっても苦肉の策であったはずの4人1役が、みごとにこの映画の設定にはまってさらに素晴らしい効果を生み出しています!3人の心意気と、テリーギリアムの機転に拍手ですね。 この作品の隠れた鍵がタロットの「吊られた男」。ダイレクトに首を吊られたヒース自身でもあるわけですが、このカードの意味は「忍耐、献身(正位置)」なので、タロットをひいたパルナサス本人にしてみれば、あの「ステラ」を思わせる(笑)ラストシーンにうまくつながっているという見方もできますね。 ちなみにわたしが22歳の頃にミラノへ旅行した折、公園にジプシーの移動遊園地が来ていてお化け屋敷に入ったんですが、先に入ったはずの友人が自分が出てきた時にいなくなっていて、非常に焦ったのを思い出しました。(実はお化け屋敷の暗闇の中で道が分岐していて、友人はより長距離の道を進んでいたようで無事再会できました) [映画館(字幕)] 7点(2010-01-25 17:36:50) |
48. ローズ・イン・タイドランド
残酷な現実と狂ったファンタジーの対比がとてもおもしろかったです。 パンズラビリンスと同じカテゴリーですけど、自分はこっちの方がエレガント(?)な描写で全然好きです。 [映画館(字幕)] 7点(2010-01-25 14:17:17) |
49. 母なる証明
《ネタバレ》 ここでの評価が非常に高いので、楽しみに観に行きました。が、はっきり言って驚くほど普通の映画でした。。。がっくし まず「知的障害者が殺人の濡れ衣を着せられ、母が執拗に無実の証拠を探し求めるが、実は実際に殺人を犯していた」。これって古臭くて陳腐で、まるでテレビドラマレベル。脚本はなかなかですが物語の骨子がこれなので、何やってもうなるほどじゃない。なおかつ編集が冗長すぎて後半だれるし。 そしてよく言われている「冒頭の奇妙なダンスシーンがラストで見事に意味を成す」的な部分とか、別に冒頭のシーンとラストシーンがつながったくらいでなんだってーの!?って感じ。伏線が見事に回収なんて到底言えないです。 そもそもジンテがゴルフクラブを池に投げ込むのは何かの伏線かと思わせておいて、それは母が勘違いするためのつじつま合わせだし!せめて金がないからクラブを売ろうとしてそうした位の理由はつけようよ。それに農薬の下りは掘り下げ足りない。あと、冒頭のひき逃げするお偉いさんだって、弁護士の知り合いのお偉いさんだって、結局本筋に全然絡んでこない!で、ここまでシリアスな話なのに、トジュンはこめかみをグリグリしたら記憶が多少蘇るだの、母は「嫌な記憶を忘れる」っつーなんとも都合のいいツボとか知ってるし!はぁはぁ…がっかり過ぎて興奮してきました!笑 まあこの「嫌な記憶を忘れるツボ」については、実際は母の作り話で、でも自分をごまかすために効かないとわかってて自分に鍼を打ったんだと思いたいです。だとしたらこの映画の点数はプラス1点かな。 と、ここまでは作りに対する不満ですが、物語的にも不満です!母親と言うものは、どんなに出来の悪い息子でも全力で守る。たとえモラルに反していても。それはわかりますよ。でも、その苦しみに耐えられなくて自らの記憶を消してしまおうなんてずるいですよ。ずるい。母たるもの、息子が人を殺して、それを他人になすりつけたその記憶を、自分の胸にしっかりと刻みこんで死ぬまで苦悩してくれないと。 息子の罪をなすりつけた障害者の青年に両親がいないと聞いた刹那に母が絶叫する。それは自分のした悪魔のような行いに対しての絶叫であると同時に、彼には執拗に真犯人を追い続けるかもしれない「母」がいないということを知った安堵の絶叫でもある。このシーンが最も印象に残りました。 [映画館(字幕)] 6点(2010-01-04 17:37:48) |
50. ホステージ
あーブルースウィリスの娘って本当にぶすだなー、、。 とにかく脚本が問題。あと、あの豪邸に頼り過ぎ。 [地上波(吹替)] 5点(2009-12-22 17:24:25) |
51. S.W.A.T.
3流アクション映画レベルの陳腐なストーリーな割に、結構ドキドキしながら見れました。なぜ??? [ビデオ(吹替)] 6点(2009-12-07 14:13:35) |
52. 劇場版 マクロスF 虚空歌姫 ~イツワリノウタヒメ~
マクロスシリーズって、やっぱ歌=文化が世界を救うという夢物語を恥ずかしげもなくやっちゃうところがいいんですよね~。これってアニメでしかできないことだし。 そんなわけで、シェリル派の自分としてはちょっとした不満もありつつ、全体的には大満足でした。確かに中盤のストーリーの中だるみとか、3DCGとアニメのマッチングの悪さとか、河森監督ならではのあか抜けない人間ドラマ(笑)も気になりましたが、予想の範囲内!っていうか、ラストの戦闘シーンはまさにマクロスシリーズならでは、河森監督の真骨頂で、もうすごく興奮しました!このためだけに劇場版観ても良かったと思うくらい。 全体的なクオリティはエヴァ新劇版に遠く及びませんが、シリーズに脈々と流れるテーマや戦闘シーンの迫力は逆に優れてると思います。あと、新曲も含め名曲ぞろいで、菅野よう子の才能にも改めて気づかされました。とにかく続編超楽しみです!! [映画館(邦画)] 8点(2009-12-03 15:16:45)(良:1票) |
53. メン・イン・ブラック2
すごいなー。。。子供向けの映画だとは思っていたものの、ここまで適当とは。 でも、ララ・フリン・ボイルが今でもきれいでうれしかったです。 [地上波(吹替)] 4点(2009-11-30 18:00:56) |
54. ブレードランナー/ファイナル・カット
《ネタバレ》 青春時代に本当に大好きで、非常に大きな影響をわたしに与えてくれたブレードランナーが、ついについにファイナルカットを出した。自分的には嫌いじゃない独白やラストシーンの削除(いずれもない方が映画的には良いと思いますが、なにぶんありで育ったので)に加えて、今までずーっとずーーーーっと不満だったスピナーのワイヤーや、ゾーラの吹き替えや、何より違和感を感じ続けていたラストシーンの鳩が飛ぶ工場が完っ璧に修正されて、シーンも追加され画質も大幅に向上!あぁ、生きててよかった・・・なんだけど、なんと自分が最も不満だった、群衆シーンの日本語「・・・変なもの、残しちゃったね」が、やっぱり延々と短いスパンでループされているじゃないか!笑 やっぱこれは日本人にしかわからないか~でもブレランマニアがリドリー宛に手紙送ってるかと思っていたんだけどな~ ・・・などという、普通の人にはどうでもいいようなことは置いといて、はっきり言って今新作だと言ってこれを公開しても(ヒットは昔と同様しないと思うが)全然通用する内容、美術、音楽。SF映画なのにSFじゃなくても成立しそうなストーリーってのは、これと「ガタカ」くらいなもんですが、そのハードボイルドさに心底しびれたあの頃と同じ、いや経験を積んでもっと深く物事を考えられる今はそれ以上の感動を与えてくれました。ロイ最高! [ブルーレイ(字幕)] 8点(2009-11-09 19:39:56) |
55. スター・トレック(2009)
《ネタバレ》 小学生の頃、夕方に放映していたのが「宇宙大作戦」と「スペース1999」。どちらも大好きで、近所の友達とよく宇宙大作戦ごっこ(!)をやってたものです。トレッキーではないですが、その後もちょこちょことTV版や映画を気が向いた時に観たりしつつ早30年余り。。。とうとうスタートレックシリーズ史上最高傑作ができあがりました!! あーカーク船長って若い頃はこんなに破天荒キャラだったのかーとか、やっぱこいつがドクターマッコイ!!とか、スポック変わってねー!!などと、一人で騒ぎつつ観るのがとても楽しかったです(<そのへんわかってくれる友人が誰もいない…)。ましてや元祖スポックの登場に悶絶!!バルカンつかみとバルカン挨拶に感涙!!さらにエンディングでの例のナレーションとオリジナルをうまくアレンジしたオープニングテーマでもう大号泣!!!!!スターウォーズなんかよりよっぽど正統派のすばらしいSF超大作でした。 あ~映画ってほんとにおもしろいな~ [ブルーレイ(字幕)] 8点(2009-11-09 17:07:28) |
56. マイケル・ジャクソン/THIS IS IT
あまりにも別次元の人なので、この映画を観てもマイケルのことを完璧に理解することはできませんね。でもそのかわり私は武道館クラスのコンサートで裏方の仕事をしてきましたので、バンドやコーラス、ダンサーの気持ちというものを普通の人以上にまさに手にとるように理解できます。マイケルのコンサートに参加できるという思いを語るだけで涙が出る気持ち、リハ中のマイケルに声援を送る気持ち、マイケルのキュー出しにばっちりタイミングが合った時の高揚感、そしてリハの合間の静けさや、それを和ませるちょっとしたジョーク…。 更に言うなら、本来味わうはずだったこの後の気持ちもよくわかります。それは、本番前日の静かな高揚感だったり、当日の慌ただしさだったり、本番直前に感じる使命感や、本番中の無我夢中な感じや、本番終了後の放心状態や…。 それらを味わうことの出来なかった周囲のスタッフの無念さがこの映画から洪水のように押し寄せてきて、むしろマイケルの死よりも胸が痛みました。この伝説になるべきだったコンサートが、直前で潰えたなんて。 そんな思いが観ている間次々と頭をよぎり、しかも大好きな曲が次々と歌われ、ちょっと長いとは感じましたが心を揺さぶれたという意味で良い映画だなって思いました。限られた時間と素材で、世界中の人々の期待に応えようとしたわけですから、映画自体の出来を批評することはちょっと控えたくなります。 ちなみに今までコンサートの仕事をしていて、ここまでアーティスト本人がリハ中に演出にかかわったりするのを見たことはありません。そういった意味で、やはり彼は超一流で、とりわけ今回のステージに並々ならぬ情熱を傾けていたのだと思います。 でも、他の一流のアーティストだって劇中のマイケルと同じくらい周囲のスタッフに気を遣ってますし、真摯にリハーサルをしていますよ。マイケルも確かにすごいけど、一流アーティストってみんなすごい人達です。 最後に。上映後にどこからともなくおきた拍手。映画館で映画を観るって素晴らしいなと感じた瞬間でした。 [映画館(字幕)] 8点(2009-11-09 16:30:30)(笑:1票) (良:3票) |
57. ゴーストシップ
可もなく不可もない、見ていて眠くもならず、見終わったらすぐに忘れるような娯楽映画って感じー。 [地上波(吹替)] 4点(2009-10-26 17:44:12) |
58. ファイナル・デッドサーキット 3D
《ネタバレ》 3D上映は吹き替えしかないっていうのが一番のネック。3Dならではの表現を多用しているので、DVD化の際はおもしろさが半減してDVDはたいした売れないはずだから、話題作りのために芸人を声優に起用する気持ちはわかります。でも、せめて上手な芸人を起用するとか、脇は本物の声優にするとかしないと。もう激しくココリコに殺意。おめーがまず死ね!みたいな。笑 死に方とかは今回も趣向を凝らしていておもしろかったです。「映画が観たかったのに!」って女が言ってる時点で絶対3D映画に合わせて本物が飛んでくるはずって思ってました。これも予知能力!? [映画館(吹替)] 6点(2009-10-19 15:04:15) |
59. 空気人形
予告を見てとても心が揺さぶられたので観に行きました。期待したほどではなかったんですが、でも邦画としてはかなりいい出来だと思います。特筆すべきはやはりぺ・ドゥナでしょうね。彼女が完璧なおかげでこの荒唐無稽になりがちなストーリーが、非常にリアリティあふれる大人のおとぎ話になっています。 心を持つことは辛い。時には相手をも辛くさせる。けれども、辛い思いをするからこそ心躍る幸せを噛みしめることも出来るんですよね。この忙しい東京で生きていると、ついそんなことも忘れてしまいそうになります。っていうか、東京の描写がまたよかった。 映画館にいる一時、切なくなったり、癒されたり、考えさせられたりと、とてもいい時間が過ごせました。 [映画館(邦画)] 7点(2009-09-28 16:12:04) |
60. おくりびと
《ネタバレ》 日本という国の美しいところの一つが、こういった納棺師の仕事に限らずいろいろな所作を様式化するところにあるのでは、と思っています。茶道、華道、香道、歌舞伎に浄瑠璃、会席や寿司などの日本料理、相撲などの武道、そしてこの納棺の儀式・・・どれも非常に美しい。 題材的にいかにも海外受けしそうなのを選びました感が漂いますが(そこにチェロを絡めるあたりも)、自分は美しい所作に素直に感動しました。ストーリーも結構ベタベタですが(笑)、後味はさらっとしていて好きです。そして自分が経験した葬式や通夜と重ね合わせてしまって、結構涙が出ました。広末の演技もそこまで悪くないと思いますよ。それとカメラワークも好きです。対称の構図とかがさらに納棺の神秘性や様式美を強調していた気がします。 河に鮭が遡上するシーンであんな安っぽいおもちゃを使っていたりしなければ、本当に大切にしたい作品になるんですけど今の日本映画の作り方的に言って、そんなちょっとしたカットに本物の鮭を使うような時間も情熱もないでしょうね。日本の美しい文化を伝えようとした映画なのに、日本の映画界はそこまで美しい文化ではないと鮭が語っているようでした。それが残念。 [地上波(邦画)] 8点(2009-09-24 16:15:41) |