41. ジェイソン・ボーン
《ネタバレ》 駄作を一本挟んで監督・主演が共にカムバックしたというのに、過去三作にわたって貫かれたイズムがブレちゃいませんかね?ボーンにラスベガスでハチャメチャ大騒動は似合わないなぁ。 それでも相変わらずの編集祭りでガンガン進んでいくストーリーとアクションは楽しめた。そしていつも誰が誰だかわからなくなる悪役に存在感がハンパないトミー・リー・ジョーンズとヴァンサン・カッセルを配置したのはナイス。ただトミー・リー・ジョーンズは「逃亡者」シリーズのジェラード捜査官時代に見せた有能&鬼上司っぷりを発揮しきれていなかったようなので、あの頃のギラついた気持ちを思い出して頂きたい。20年前の彼なら小娘があんなナメた態度を見せたらソッコーで交通整理に回してましたぜ。 関係ないけどこのシリーズを見ると無駄に歩行スピードが上がってしまうのは私だけですかね? [映画館(字幕)] 6点(2016-10-24 21:40:25)(笑:1票) (良:2票) |
42. 007/スペクター
《ネタバレ》 前作スカイフォールのラストでM、Q、マニーペニーか揃い、また仕切り直しでシリーズをスタートした模様。それまでリアル路線がウリだったダニエル・クレイグ版の007だが、今作からはクレイグ以前のボンドのハチャメチャスパイアクション要素が顔をだし、娯楽性がアップ。そしてついに出たスペクター!序盤の悪い人達会議の雰囲気が激ヤバ。コイツはマジでとんでもない敵が現れたぞ!と期待に胸を膨らませたが、まさかの大失速。気付いたらただのカワイイおじさんになっておった。 [DVD(字幕)] 6点(2016-10-07 20:10:11) |
43. 007/スカイフォール
《ネタバレ》 カジノロワイヤルでは新人だったボンドが知らない間にロートル扱いされてて一瞬「えっ」てなった。クレイグボンドの激シブな格好よさにはさらに磨きがかかり、ただただ眺めていたい本当に良い男だ。今回は敵もなかなかに存在感があり、非常に完成度が高かった。まさかの最高齢ボンドガールとなったM、お疲れさまでした。 [映画館(字幕)] 8点(2016-10-07 20:02:25) |
44. 007/慰めの報酬
《ネタバレ》 前作の完璧な仕上がりと比べてしまうとかなり残念。敵のショボさと、美しいが初見では絶対に読めないボンドガール女優の名前しか印象にない。しかしながらクレイグのボンドは見ているだけでウットリする。(変態) [映画館(字幕)] 6点(2016-10-06 20:26:20) |
45. 007/カジノ・ロワイヤル(2006)
《ネタバレ》 明らかにボーンシリーズの影響でリアル路線に舵を切ったがコレが大成功!新ボンド、ダニエル・クレイグと個人的に史上最高のボンドガール、エヴァ・グリーンの色気が凄まじい。もはや歩くセッ〇ス状態で終始興奮しっぱなし。キレのあるアクションの連続、かと思うとカジノでの静かな緊張感、何故か笑える拷問シーンまで、結構な上映時間なはずだが一切退屈しなかった。そしてためにためて、完璧なタイミングでのキメ台詞&あのテーマ曲!決まった! [映画館(字幕)] 9点(2016-10-06 20:17:41)(良:1票) |
46. ボーン・レガシー
《ネタバレ》 マット・デイモンと同じ隣人にいそうなハリウッドスター枠のはずのジェレミー・レナーだが、映画一本分を引き付ける程の魅力を感じられなかった。加えてコレまで以上にわかりにくいストーリー展開と、明らかにスキルダウンしたアクションの演出、編集で素直につまんねぇ映画。お約束のテーマが流れてもなんだかなぁとやりきれない気持ちにさせられた。 [映画館(字幕)] 4点(2016-10-04 07:44:48) |
47. ボーン・アルティメイタム
《ネタバレ》 シリーズ最高傑作はこのアルティメイタム。やはり毎回のプロフェッショナルな仕事ぶりには感動すら覚える。同じぐらいの戦闘力をもった敵がナイフを出したと見るや、ボーンは近くにあったタオルを手にする。「えっ!?それで勝てんの?」と思わせてホントにそれで勝つのでおしっこチビりそうになる。それから電話しておいて相手のオフィスや窓の外にいるボーンの鉄板ネタも毎回笑わされてしまう。ラストシーンでボーンが動きだし、モービーのテーマがヒットした瞬間の心地よさったらないぜ。 [映画館(字幕)] 8点(2016-10-04 07:35:25) |
48. ボーン・スプレマシー
リアル路線のアクションが手持ちカメラの臨場感をプラスしてさらに進化!ただし、何気ない会話シーンでもユラユラするので初見は画面酔いしそうになった。 基本的にこのシリーズは何でそこに行くのかとか、なにやってんのか追い付けなくなってわけわかんなくなるし、アクション連発→カーチェイスという毎回同じ展開なのでシリーズどれ観ても一緒なはずなんだけど、何故か回を追う毎に面白くなるという不思議な映画。 それからボーンが最後に会いに行く女の子がメタクソカワイイということは忘れずに記しておきたい。リアリティの追求により男も女もブスか中年しか出てこないシリーズの中で唯一にして圧倒的にカワイイので必見。 [映画館(字幕)] 7点(2016-10-04 07:25:41) |
49. ボーン・アイデンティティー
アクション映画はこのボーンシリーズ以前と以後に別れる、そう言ってよい傑作シリーズ。それまでアクションと言えば長回しで見せ場を作るのが普通だったのにこの作品では細かくカットを割って、「何してるかわかんねぇけどなんかスゲェ!」と思わせる事により対してアクションが出来ない俳優でもアクション映画を作れるというスーパーテクニックの開発に成功したのだ。 そしてその辺のボールペンや雑誌で武器をもった敵と対等以上に渡り合い、倒すという超人暗殺者を気の良いあんちゃんにしか見えないマット・デイモンが演じるという意外性!たしかに現実にスパイとしてはトム・クルーズみたいな記憶に残ってしまうイケメンや、いかにも戦闘力20000のシュワルツェネッガーではなくこういうどこにでも溶け込めるザ・普通を体現したマット・デイモンのような人なのだろうなぁ。(褒めてます) [映画館(字幕)] 6点(2016-10-04 07:10:28)(良:2票) |
50. アントマン
《ネタバレ》 拡大し続けるマーベルシネマティックユニバースを文字通りキュッと小さくまとめ直してくれる箸休め的な作品。娘のためにガンバるパパと、美少女すぎない娘ちゃんのビジュアルがホッと安心感を与えてくれる。(褒めてます) しかし中盤のファルコンとの戦闘とか、毎回全ヒーローが同じ世界観にいるよ!ってのをうまく盛り込むなぁと感心してしまう。一見関係ないのにそのファルコンとの絡みから次回作「シビルウォー」に登場し、"大"活躍をしてくれるのでコレもしっかりシリーズの一作なのである。 [DVD(字幕)] 6点(2016-09-27 08:05:59)(良:1票) |
51. アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
《ネタバレ》 前作アベンジャーズとはうってかわって開始2分から集合&共闘していていきなりアドレナリンが噴出。ただこのあとそれを超える盛り上がりはアイアンマン(withハルクバスターアーマー)VSハルクのバトルシーンまで起こらないし、それ以外には特にないのが残念。極度の心配性になってしまったトニーが生み出した今回の敵、ウルトロンもいまいち強いんだか弱いんだか。ベラベラとよくしゃべるし、終盤戦でもゾロゾロ出てきてちぎっては投げられるのでそこまで恐い敵とは思えない。前述の戦闘シーンとか、ムジョルニアをめぐる飲み屋的なノリのシーンとか単発で興奮したり笑えるところはあるものの、全体的なまとまりに欠けるという印象。 [映画館(字幕)] 6点(2016-09-27 07:23:32)(良:1票) |
52. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
《ネタバレ》 予告編と違いだいぶしっとりとした始まり方をするのでアレレ~?と思ったのもつかの間、速効でアブダクトされたのには笑った。その後に続くノリノリのオープニングから魅力全開の主人公、スターロードはトニー・スタークに匹敵するナイスキャラ。往年のハリソン・フォードを思わせるクリス・プラットのなんとも色気のあるヤンチャさがイカス。 そしてなんと言っても前代未聞のボスの倒し方!キャプテンE.Oかよ!敵の「えっ、なにやってんの?」って顔が真に迫っていた。ママ選曲のサントラもかなりグッとくる出来なのでこの映画が気に入った方はぜひ購入をおすすめします。別にどこの回し者でもないですよ。 [映画館(字幕)] 8点(2016-09-27 07:05:26)(良:1票) |
53. キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
《ネタバレ》 現状マーベルシネマティックユニバースの最高傑作。グッとシリアスなストーリーになりつつも、キャップの超人性を盛り込んだリアル志向のアクションが小気味良く盛り込まれ、最後にはシールドが崩壊するまさかの展開。そんな中登場する敵、ウィンターソルジャーがメタクソカッコイイ。ハカイダー的な、シャドームーン的なかっこよさで、特にキャップがブン投げたシールドを片手でビタッ!と止めるシーンは悶絶もの。そして何が素晴らしいって、キャップがそれを超えて激烈カッコイイのだ。かつての親友はロボットアームの殺し屋に豹変し、信じていた組織にも裏切られるが決して腐らず、高潔さを失わず、正義を貫くために再びスーツを纏う。こんな男に僕はなりたい。 [映画館(字幕)] 9点(2016-09-13 19:07:43)(良:1票) |
54. マイティ・ソー/ダーク・ワールド
《ネタバレ》 ロキさんのキャラが強すぎて主人公が喰われすぎとる。それでも前作からスケールアップしたド迫力アクションは痛快。そしてハンマーをムニョムニョとか言ってしまうダーシー他、結構コメディ要素があって楽しめた。 [映画館(字幕)] 7点(2016-09-06 18:46:54) |
55. アイアンマン3
《ネタバレ》 変身ヒーローものあるあるな、「ヤベェ!変身できない!」的なストーリー。そしてアベンジャーズで植え付けられたトラウマのためにあのトニー・スタークがネガティブ思考になるという、想像もしなかった展開。そんな溜まったフラストレーションも大漁のアイアンマンスーツフェスティバルで一気に解消!リモートコントロールでビュンビュン飛んでくる装着シーンもかっこよろし。 [映画館(字幕)] 7点(2016-09-06 18:41:36) |
56. アベンジャーズ(2012)
《ネタバレ》 制作費1億ドルクラスのスーパーヒーロー達が大集合ということで、もっとゴチャゴチャした映画になってしまうかと不安だったが、見事に全員に見せ場を作ってありコレは大成功!個人的には推しメンだが、どう考えても他ヒーローに比べて弱いキャップもリーダーとしてバッチリ指示をだし地上班として活躍してくれた。作品のスケールの割にはちょっと役不足じゃないか?と思わせておいて、キッチリとお仕置きを受けきる今回のボスキャラ、ロキさんも素晴らしい。 [映画館(字幕)] 8点(2016-09-02 19:13:35)(良:1票) |
57. キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
《ネタバレ》 超人血清でバルキーになった肉体ではなく、変身前のゴボウ野郎な貧弱ボディの方がCGという事実は何気にスゴイ。ただキャップは所詮オリンピック選手より少し強い程度なので、アクションのスケールがイマイチなのが残念。でもあの鬼ダサい原作コミックのコスチュームがデニム地っぽくデザインされていてカッコイイし、最後には遂に始まるアベンジャーズへの期待感をグッと盛り上げてくれます。 [映画館(字幕)] 6点(2016-09-02 18:43:31) |
58. マイティ・ソー
《ネタバレ》 天上界と田舎のスケールの違いがなんとも言えずホンワカパッパする。ペットショップに馬を買いに行ったりグラスを叩き割っておかわりを要求したりと、民衆にカルチャーショックをお与え下さる雷神様が素敵。相変わらず抜群に優秀なマーベルのキャスティング担当が連れてきたソーとロキさんの主演ふたりはドンピシャ。特にロキさんはこの後もアベンジャーズシリーズで大活躍してくれます。 [映画館(字幕)] 6点(2016-09-02 18:33:07) |
59. アイアンマン2
《ネタバレ》 大復活を遂げたミッキー・ロークがモナコGPに登場したところまでは良かったのに、最後あっけなく負けてしまいガッカリ。あとはやさぐれたトニーがスーツを着たままドーナッツを買いに行ったり、ションベンしたりします。 [映画館(字幕)] 5点(2016-09-02 18:21:41) |
60. インクレディブル・ハルク(2008)
《ネタバレ》 無印のハルクよりはこちらのインクレディブルの方がはるかにマシだけど、結局怒って暴れて恋をしての繰り返し。ダイナミックなアクションは良いんだけど、主人公同様にこちらもイライラを我慢しなければならないのが辛い。そして突然登場するヒクソン・グレイシーには笑った。 [映画館(字幕)] 5点(2016-09-02 18:15:33) |