Menu
 > レビュワー
 > ぐるぐる さんの口コミ一覧。30ページ目
ぐるぐるさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1305
性別 男性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/20066/
ホームページ http://w.livedoor.jp/mushokamondai/
年齢 51歳
メールアドレス gurugurian@hotmail.com
自己紹介 ♪わたしの小さい時 ママにききました

 美しい娘に なれるでしょうか

 ケ・セラ・セラ なるようになるわ

 さきのことなど わからない


 大人になってから あの人にききました

 毎日が幸福に なれるでしょうか

 ケ・セラ・セラ なるようになるさ
 
 さきのことなど わからない


 子供が出来たら そのベビーがききます

 美しい娘に なれるでしょうか

 ケ・セラ・セラ なるようになるわ
 
 さきのことなど わからない ケ・セラ・セラ~


(2010.4.16記)


現在、ダイエットちう。腹筋、割れてるでー。




力を入れると。

(2011.8.28記)


↑ホームページのリンクを「朝鮮学校無償化問題FAQ」に張り替えました。特に「パッチギ!」ファンは、見てね。




これからもよろすく。





表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
616263646566
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
616263646566
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
616263646566
>> カレンダー表示
>> 通常表示
581.  恋に落ちたら・・・
ありゃ、意外と評価低いっすね。僕は結構渋くて粋な、オトナの映画に思えました。大体、「冴えない中年男と若い娘のラブロマンス」というと、ちょうど「冴えない青年の元に突然美少女が・・・」みたいな、悪い意味でご都合主義的でヤラしい話になりそうな気がするけど、この作品の場合、デ・ニーロ演じる刑事のなんとも情けない感じが出てて(向かいのカップルを覗き見してたりとか)、良かったと思います。全体的にモタモタした展開にも思えるけれど、それがまた、主人公のいかにも人間くさい不器用さを表してるように思えたし。あと、ユマ・サーマンのちちも良かった(笑)。
7点(2005-01-07 18:42:24)(良:1票)
582.  悪魔が夜来る
もし人に「隠喩」という言葉の意味を尋ねられたら、これを見せればいい、という、そういう作品(ここでの「隠喩」とは「自由を制限された表現者の心意気」とも、訳せるんだなっ)。ドミニクの足の映し方が妖艶で良かったです。
7点(2005-01-04 17:29:59)
583.  初春狸御殿
まずはレビューを始める前に「テレビ東京さん、ありがとう!」こんなレアな作品を新春に放映してくれるなんて、さすが「オクトパス」をゴールデンタイムに2回も放映するだけのことはありまする(笑)。ここは敬意を込めて「東のサンテレビ」と呼ばせて頂きましょう(ただ、欲を言えばもう少しコマーシャルを入れるタイミングを考えて欲しかったな・・・)。さてさて、大映では戦前戦後を通じて「狸もの」と呼ばれるジャンルの作品を次々と発表していたそうで(今度鈴木清順がチャン・ツィイー主演で「オペレッタ狸御殿」という作品を発表するのだとか。楽しみ)、これもその一つ。内容は、やましんさんの仰っている通り、豪華スター競演の実に無邪気で明朗快活なお話。尚且つ美術セットの鮮やかな色彩も目に楽しいし、若尾文子と市川雷蔵のキスシーン(一度目は扇越し、二度目は波打つ水面に映させている)もイキな感じ。それとやましんさんが懸念(?)されてるメス河童のびーちくですが、あれはどうもスパンコールかなんかを貼っているような気配で、何だか「女子フィギュアスケートの衣装が大胆な露出で一瞬うぉう!と思ったら実は肌色の生地でがっくし」みたいな感がなくもないけど、あれはあれでギリギリ健康的なお色気ってことでなかなか良いです。つまりは、新年に無邪気に楽しめる作品。ただ、これは邪推ですが、あの「自分が狸であることを恥じて人間の姿でいようとするキヌタ姫」ってのは、当時の日本人の欧米(というか、アメリカ)に対するコンプレックスのメタファーではないかなーと、ちょっと思いましたです。だっていまだに「日本人離れした」という言葉は「ほめ言葉」として使われてるもんなあ・・・ま、これは野暮な余談でした。
7点(2005-01-04 17:09:16)
584.  リアリズムの宿
山下監督という人は、アキ・カウリスマキやジム・ジャームッシュと比べて語られる事が多いようですが、僕からすると、例えば本格的なインドカレーやタイのカレーも美味しいけど、やっぱしハ○スバーモンドカレーとかが口に合うよねえってな感じで、あと歳が近い事もあるのか、結構親しみを感じます。【シネフィルと愉快な仲間たち】さんのおっしゃるように、相手が年上か年下か気にする風潮とか(学校を卒業してからも「同い年だけど学年は一個上」とか言いますもんね)、脱いだかどうかの基準は乳首が見えてるかどうか、とか、いわゆる外国人が日本に求めるのとは違う日本の文化というか風土が描かれてて面白い(個人的に、こっそり女性下着のカタログを見てる男の子がツボ)。ただ残念なのが話の構成というか尾野真千子の使い方。中盤せっかく彼女が出てきて画面が「絵的に」華やかになるのに(彼女が雪の上を歩くシーンは凄く素敵)、またどっかへ消えてしまって、話がどんどんショボくなってしまうのは、ちょっと盛り上がりに欠けるような・・・。勿論そういう「しょぼさ」とか「やるせなさ」が山下監督の持ち味ではあるのだろうけど、そろそろ違う一面も見せて(=魅せて)欲しいなあ 、と思います。
7点(2004-12-24 18:41:15)(良:1票)
585.  20世紀ノスタルジア
僕の場合、メルヘンぽい青春モノがどうも苦手で、この作品も最初から「チュンセとポウセが・・・」とか、チープテクノのミュージカルシーンとか、「うきゃああああ、は、恥ずかすぃから止めちくりいいい!」と思いつつガマンして観てたのですが、後半、杏が「自分で映画を完成させよう」というあたりから「あーそぉか、そぉいう事だったのね」と自分なりに納得。思うに「映画を撮る」ということ、中でも「編集」という作業というのは、混沌とした世界のどこを捉え、どう読み、解釈し、そこに「物語」を与えていくか、ということなんだと思う。だから観方(作り方)によって「人類は破滅だ」と言う風にもなりうるし、その反対もありうる。この作品には杏(やそのほかの登場人物)がビデオカメラを縦横無尽に振り回しながら撮影するシーンが出てくるけど、あれはつまり「世界は見方によっていろんな風に見えるんだよ」というメッセージなのかな、と思えてきて、エンディングに流れてくる「ニューロンシティの夜」は割と素直に、温かな気持ちで聞くことが出来ました。なるほどなあ、こういう「希望」の提出の仕方もあるのね。
7点(2004-12-24 18:12:09)(良:1票)
586.  オレンジカウンティ
最初はいかにもMTVな、つまり典型的アメリカンキッズ向けのアホアホお子様映画かと思っていたら、なるほど、なかなか深いテーマが込められてたのねん。「自分の今いる所から抜け出したい」というテーマだと、大体貧困層か田舎町が舞台だったりするけど、カリフォルニアのそこそこ裕福な家庭、という設定がちょっとヒネりが効いててさすがはマイク・ホワイトという感じ。「故郷(や家族、つまりは自分から選んだわけではないけど与えられているモノ)との葛藤」って別に作家志望の人じゃなくても多くの人が大なり小なり抱えてる問題なのかも。とりあえず白ブリーフ(しばしば半ケツ有り)のジャック・ブラックは相変わらずで、楽しいやね。
7点(2004-12-24 17:53:59)
587.  N.Y.式ハッピー・セラピー
おっと、意外に酷評の嵐。僕は結構楽しかったっす。いつものようなアダム・サンドラーコメディではあるけれど、J・ニコルソンのおかげでいっそう引き締まった感じだし、現代アメリカのストレス社会や訴訟の多さを皮肉ってるところもなかなか。J・ニコルソンが最後まで名医なのか単なる・・・なのか分からないのが良かったと思います。DVDの特典であの下着のお姉さんがヘザー・グラハムだと分かりました。むー、ええチチしてはる。
7点(2004-12-22 19:22:18)
588.  みんなのうた
んふふ、最近のアメリカ映画にしては珍しくワビサビのある作品。何つーか、ポンコツな感じ。ポンコツと言っても映画がそうなのでなく(それどころか物凄く細部にこだわった、凝った作り)、出てくる登場人物が、みんなどこかぶっ壊れてたり、ズレてたり、ダサかったりしてて可笑しい。んでなおかつ、そういうキャラクターに対する意地悪な見方と温かなまなざし(つまりは人間の弱さに対する優しさってことなんだと思う)が絶妙のさじ加減でミックスされていて、笑えるけどどこか共感できる。残念ながら僕はほぼ同じキャストが出演しているという幻の名作(?)「スパイナル・タップ」を観ていないのだけれど(激しくDVD化を望む)、「ドッグ・ショウ!」は観たくなりました。
7点(2004-12-21 18:27:34)
589.  オータム・イン・ニューヨーク 《ネタバレ》 
この作品、本になった「みんなのシネマレビュー」でワーストランキング入ってたんですよね。そうでなくとも僕の場合「ニューヨークを舞台にしたラブロマンス」みたいなのはホラー映画の次に手に取らないジャンルではあるのですが、んじゃあ何で観たかというと、先に観た同じジョアン・チェン監督の「シュウシュウの季節」があまりに素晴らしかったのと、あと【まぶぜたろう】さんの「キリング・ミー・ソフトリー」レビューを読んで「ひょっとして他の映画でも応用(?)できるかも」と思ったから。で、結論から言うと、悪くなかったです。皆さんがツッコんでらっしゃるストーリーですが、僕はちょっと「道」を思い出したんですよね。つまり好き勝手やってたバカ男が、大切な人を失って初めて自分の愚かしさ(と孤独)を知る、という。だから前半のR・ギアの設定は確かに一昔前のトレンディドラマみたいでしたが(どうでも良いけど劇中さかんに「かっこいい」「若い時とちっとも変わらない」と言われるR・ギアが、僕には「長風呂の後のふやけた親指」にしか見えなかったのですが)、そんなに気にならなかったです。それに、所々の映像の中には「お!」と思うような所もあったし(個人的にガラス越しの二人のベッドシーンは結構エロくて良かったです)、ラストでR・ギアが娘・孫と一緒に、作品冒頭でW・ライダーが乗ってたボートに乗ってる所とか、ちょっとホロッと来そうになりました。ということで、いつもとちょっと違う観方で観たのですがなかなか新鮮でした。ただやはり、監督が本当に撮りたかった映画ではないかもしれませんね。ハリウッドの事情は良く知らないけど、アジア系の監督さんが自分のやりたいように作品を撮るのはなかなか大変そうなので、頑張って欲しいなあ、と思います。しつこいようですが「シュウシュウの季節」はホント、良い映画なので。
7点(2004-12-19 18:52:37)
590.  喜劇 女売り出します
森崎東監督作品は数本しか観ていないのだけれど、何とも不思議な作風。別に難解とかではないのだけれど、どこか起承転結のツボを外す、というか意図的な「違和感」を余韻として残すような感じがする。で、この作品はストリッパー斡旋の芸能会社を舞台にしたシリーズもので、僕はこれしか観ていないのだけれど、何つったら良いのかなあ、ドバーッと泣ける、というのではなくしみじみ、ジワジワ泣ける。「母さん」役の市原悦子の肝っ玉母さんぶりや、スケベで面倒臭がりだけど陰で母さんを支える森繁も良いけど、個人的には少しの出番で強い印象を残す西村晃が良かったです。
7点(2004-12-15 21:43:17)
591.  油断大敵(2003)
「どこが良いの?」と訊かれるとちょっと困るけど「なんか良い」と思える作品でした、個人的に。んーと、たとえると、冬、何日も天気の悪い日が続いたのが、急に晴れて、それでもやっぱし肌寒いんだけどちょっぴし嬉しい、みたいな(春の晴れた日じゃないところがミソ)。泥棒と刑事の奇妙な友情という縦糸と、妻(母)を失った父と娘という横糸がうまく結びついてない、とか、もっともらしく欠点を挙げることはできなくもないけど、ま、いーじゃん、別に。駐在出身の人の良い刑事を演じる役所広司と、泥棒だけどどこか憎めないネコを演じる柄本明はハマリ役だし、娘を演じてた二人(菅野莉央・前田綾花)も、いかにもな美少女って感じではないけれど健気さが可愛らしくて良かった(個人的な事情ですが菅野莉央は僕の二番目の姪っ子にそっくりで妙に親近感を覚えてしまうのです)。あ、あと舞台になってる片田舎の雰囲気がすごく良くて、台詞に出てくる「~だいねぇ」という地方語も心地好かった。これって群馬が舞台なのね。何だか最近の良い邦画ってどれも群馬で撮影されてるような気がするなー。茨城県民としては、ちょびっと悔しいぞ。
7点(2004-12-12 19:17:10)
592.  南部の人 《ネタバレ》 
こういう言い方をすると怒られちゃうかもしれないけど、「渡る世間は鬼ばかり」をうーーーんと爽やかに、楽天的にして「やっぱタイトルは『渡る世間に鬼はなし』でいいじゃんねえ(どうでも良いけど、ひょっとするとひょっとするので一応書いておくと『~鬼はなし』の方がオリジナル?のことわざでごんす)、つうかここ、アメリカだし、やっぱ『南部の人』で」みたいな感じ。色々苦労はあるけど、いろんな人の「善意」で何とか前向きに歩いていけるんだ、みたいな。最後、さんざん孫や孫の嫁に文句たれてた赤木春恵ならぬ意地悪婆ちゃんが、大雨で綿花が全滅して途方にくれる主人公に「大丈夫だよ、あんたの爺さんはこれよりもっとひどい状況を乗り越えたんだから」みたいなことを言うところはジンと来た。こういうことに関しては、お年寄りの言葉って無茶苦茶説得力あるよね。 
7点(2004-12-12 18:54:25)(良:1票)
593.  LOVELY RITA 《ネタバレ》 
主人公の少女リタを演じるバーバラ・オシカの瞳の強さ、存在感が印象的だった。彼女の感じている抑圧が、どのようなものか(ヨーロッパ文化の中の宗教的なものか、或いは女の子同士の集団意識になじめないのか、いずれにしても縁遠い状況なので)よく分からなかったけれど、何とも言えない冷え冷えとした孤独感が伝わってくる。後半彼女が父親の銃で両親を殺してしまうシーンがあるため、「エレファント」と比較した批評もあったのだけれど、僕はこの作品は「十代の犯罪」をリアリズム的に捉えた、というより一種の寓話、主人公の心象風景のようなものだと解釈しました。周囲の環境になじめない女の子(もしくは元女の子)はより共感するかもしれません。
7点(2004-11-28 19:05:10)
594.  くりいむレモン
いやあ、この映画の話を初めて聞いた時はビックリした。別に「くりいむレモン」の実写化というだけなら驚くにはあたらないけれど、監督が山下敦弘って・・・山下監督といえば独特の「間」を活用して、日常生活のどーしようもないしょっぱさやいたたまれなさをユーモアたっぷりに描いていた人よ?っていうかこれの前の作品はつげ義春原作よ?その人が美少女アニメ(というより、男子の自己中心的・ご都合主義的妄想系ロリコンエロアニメ。観てないけど、多分間違ってないと思う)って、これは例えば「岩井俊二が『嗚呼!花の応援団』を実写化」とか「サム・ライミが『サザエさん』を実写化」とか「井筒監督が『みゆき』を実写化(・・・あ、これはホントにあったんだった)」とか、そのくらいのギャップのある組み合わせ。これはとんでもない怪作になるか、あるいは奇跡的なケミストリーが起きるかどっちかだろう、と思っていたら・・・意外と手堅くまとまってました。一言で言うと古き良きロマンポルノのドラマ部分を丁寧に、その分露出を抑えて作った感じ。真面目に考えると、物心がつく前から一緒に住んでいた血の繋がらない兄妹が男と女として意識し合うなら、もっと強い動機付けが必要なんじゃないの?と思ったりはするのですが、所々「山下テイスト」も入ってるし、ただの妄想エロ映画にはなってないかな(あ、でも「見えそで見えない」ところはある意味エロい)。まあキンシンソーカンものとして観るのではなく、障害が立ちはだかる恋をしてしまった若い男女のお話、として観れば違和感はないと思います。ラストシーンはなかなか素敵よ。
7点(2004-11-26 18:32:48)(良:2票)
595.   《ネタバレ》 
とにかくメアリー・ピックフォードが可愛い。いや、もちろんお顔も可愛いのだけれど、その動きや表情が、サイレントゆえのオーバーアクトなのかもしれないけれど、何とも可愛い。時々出てくるギャグの間の良さも良いんだよなあ。後半の脱出劇も興奮モノでした。ただ全体的な雰囲気の中に、悪い意味でキリスト教的説教臭さが入ってるのはちょっと興醒めだし、最初からいた方の赤ちゃんが途中で死んでしまう(一応天国から神様?が迎えに来た、みたいな演出はあるけれど)のは可哀想だよぉ、と思ってしまったので・・・可愛い映画なんですけどね。
7点(2004-11-26 17:57:10)
596.  仁義なき戦い
【サラダパック】さんのおっしゃるように、僕も、この作品は裏から見た「戦後日本史」だと思う。ただ、あくまで印象論だけど、先に深作監督の「県警対組織暴力」を観てしまったためか、何というか粘っこい情念みたいなものが物足りなかった気がした(エンタテインメントとしてはこちらが上なのかもしれないけれど)。とはいえこの作品、最初からシリーズ化が決まっていた、いわばエピソード1なので、そうそう贅沢な期待をしてしまうのはよくないのかもしれない。早速二作目も観なくては(でも、僕の場合観る前に気合入れないと観らんないんだよねえ)。
7点(2004-11-24 20:49:19)
597.  アドルフの画集
最近ドイツでブルーノ・ガンツ主演の「ウンターガング(『没落』の意)」というヒットラーの最期を描いた作品が反響を呼んでいるらしい。話によるとヒットラーを怪物としてではなく一人の人間として描いているということで、フランスを始めヨーロッパ諸国では非難轟々らしい。作品を観ていないので何とも言えないけれど、ヒットラーの人間的側面を捉える、ということ自体は間違っていないんじゃないかなーと思う。実在の連続殺人犯を主人公にしたシャーリーズ・セロンの「モンスター」もそうだけれど、罪を犯した人間を「人間」として捉えるのと、その行いを肯定するのは別問題だし、むしろその人間性を無視して単なる「怪物」としてしまうのは、むしろその罪を隠蔽してしまう(だって人間じゃなくて怪物ってことは犯罪を犯した精神病患者とかと同じく責任を問えないってことになるから)ことにつながる、と思う。んで、前置きが長くなったけど、この作品もやっぱりヒットラーを人間的に捉えた作品で、製作に関してはかなり苦労したらしいけど、良い作品だと思う。もちろんこの作品はフィクションではあるけれども、ナチのあの大罪を「挫折した人間の肥大下した自己実現」とする解釈は興味深い。ただあえて文句を言うと、ヒットラーに比べてマックス(ジョン・キューザック)の人物像の掘り下げ方が、ちょっと足りなかった気がする。彼も挫折を抱えた人間だったからこそアドルフにある種の共感を抱いたのだと思うのだけれど、そこがちょっとボヤけ気味だったのが惜しいかなー、と思う。
7点(2004-11-23 22:31:52)(良:1票)
598.  パイナップル・ツアーズ
例えば、茨城にも納豆嫌いな人はいるし、北海道にもスキー出来ない人もいるし、大阪にもたこ焼きやタイガースが嫌いな人もいる(←茨城以外は「たぶん」ですが)。だから沖縄に対してあんましステレオタイプなイメージを抱くのはどうかと思うのだけれど(あ、でも僕が唯一知っている沖縄出身の人は、すげー時間にルーズだったし、沖縄民謡も歌えてた)、この作品に出てくる「沖縄」はいかにも「沖縄」、のんきで、おおらかで、てーげー(適当)で、うちなんちゅーとしては何とも心地良いんだな。洞口依子がちょっとアホっぽかったけど、でも不発弾や過疎の問題をシリアスに語るのではなく、ユーモアに包んで表現するのはさすが。
7点(2004-11-13 16:34:29)
599.  ライ麦畑をさがして
割とありがちな、自分探し青春映画ではあるけれど、結構良かったです。っていうか、青春のモンモンというものは、結局自分を認めてくれる綺麗な女の子がいれば万事OKって事か?・・・そうかもな。僕も高校生の頃、そういう出会いがあれば、今ほどヒネくれてなかった気がするぞ。・・・何だか書いてて、少し切なくなったぞ。オチがないぞ。
7点(2004-11-05 18:58:37)
600.  シークレット ウインドウ
あり?意外と評価低い・・・僕の場合はあまり普段サスペンスをほとんど観ないせいか、結構新鮮で面白かったです。実は観る前に他の方のレビューのネタバレ部分を読んじゃったんですが、むしろネタバレ以降の展開がスリリングだったし、あと冒頭の長回しなんか凄いなーと思った。ただ、好きな作品か?と言われると、後味はあんま良くないし、どうかなあ。役者をダメにするファン心理かもしれないけど、やっぱしジョニーの兄貴には、ああいう役はして欲しくなかったなあ・・・いや、そこらの役者じゃ務まらないだろうってことは分かるんですけどね。
7点(2004-11-05 18:51:03)
000.00%
150.38%
2100.77%
3221.69%
4392.99%
5967.36%
624618.85%
741832.03%
831624.21%
91108.43%
10433.30%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS