601. 純喫茶磯辺
仲里依紗が、TVドラマで見たときなんかよりずっとよくて、ビックリ。但し、ほかに見るべきものはたいしてない。宮迫も麻生も、いつもの宮迫と麻生で、仲のレヴェルについていけてない感じがします。でも、ほかのつまんない邦画よりはなんぼかマシか。宮迫も麻生も映画で見たことない人は、ぜひ見たほうがいいかも(笑)。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-10-02 16:44:13) |
602. マンマ・ミーア!
劇団四季の舞台は、同世代の知人数人が鑑賞後絶賛の嵐だったし、メリル・ストリープ主演、ブロードウェイのこの作品の演出家が監督をつとめると聞いて、そりゃそりゃ楽しみにしてたものでした。でも結局のところ舞台でウケがよかったものを映画にもってきても、いいものになるとは限らない、という当たり前のことがわかった一作でした。トコトン悪かったわけじゃないけど、がんばって働いて娘を育ててきたオカーチャンの汗と涙みたいな味わいがスッポリ抜け落ちてる感じだから、たとえばサリー・フィールドみたいなタイプの女優さんにキャスティングしたほうがよかったんじゃないですかねえ。 [映画館(字幕)] 6点(2011-09-04 12:13:16) |
603. 血と骨
監督と俳優の「父」観への共感から生まれた作品かも。好きな作品ではないけど、否定はできない。 [DVD(邦画)] 6点(2011-08-14 19:49:17) |
604. スクリーム2
「スタンドバイミー」のおデブちゃんジェリー・オコンネルはすっかりやせて、B級俳優として活躍してるみたい。それだけ見たくて借りてきた。いいと思うわ、彼みたいな生き方。 [DVD(吹替)] 6点(2011-08-14 19:32:58)(良:1票) |
605. キル・ビル Vol.2
うーん・・。1のテイストはまったくと言っていいほどない。タランティーノ健在なり、だけ。 [DVD(字幕)] 6点(2011-08-14 19:10:00) |
606. リトル・ヴォイス
【かーすけ】さんにはドンピシャのツボだったみたい(【かーすけ】さん、今どうしてはるの~?)ですが、私は「痛かった」「いたたまれなかった」ですわ~。なので、実は2004年頃に初めて見たとき途中で挫折。次に、昨年CSを録画して見始めたのですが、また途中で挫折。今回、3回目の鑑賞でやっと最後まで見終えてのレビューです。いたたまれなさの原因は絶賛する人も多いキャスティングそれぞれに微妙に感じてしまう「違和感」だったかも。見終わってしまえば「これもありか~」と思いましたが、私が演出するなら(図々しくてごめんなさい)、マイケル・ケインはもっと情けなく、ブレンダ・ブレッシンはもう少しかわいく、LVとユアンはもっとさらに素朴なキャラに演出するがなあ、と思ってしまいました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-08-07 10:48:09) |
607. デンデラ
《ネタバレ》 前半の勢いで言えば「こりゃマレに見る傑作では!?」の期待感が終盤あっけなく裏切られてしまい、生きるとは何ぞやといった普遍的テーマの大作ではなく、単なる「クマとおばあちゃんたちの対決の映画」に堕してしまったのは、いったいどうしてなんだ!? とことごとく残念。視点がぶれたというより、あれこれ詰め込み過ぎで拡散してしまった感もある。女優たちはいい仕事をしたと思うし、今までの日本映画になかったテイストなので、ほんとに残念で仕方ない。映画としての設計のし方のミスだと思う。 [映画館(邦画)] 6点(2011-08-06 23:00:28)(良:1票) |
608. 新しい人生のはじめかた
かつてあれほど立て続けにヒット作に主演していたダスティン・ホフマンがこの20年ほどほとんどたいした作品に恵まれていないということにナゾを感じてしまうのは私だけだろうか? 彼の個性をもっと生かした作品が出てきてもおかしくなかろうに、と思ってしまう。本作も悪くはないのだけど、佳作の域を出ておらず、物足りない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-05-18 15:27:52)(良:1票) |
609. 恋するベーカリー
キャスティングは凝ってるし、中年を過ぎてたそがれてきた男女の悲喜こもごもはうまく描けているから、そこに6点。でも、いったいどういう客層に見せたかったの? というのがよくわからない。配給元もそれでこんな変な邦題をつけちゃったんでしょうかね。たとえていうなら、ベテラン監督が「セックス・アンド・ザ・シティ」のヒットに嫉妬して対抗作を作ったはいいけど空振りしちゃった!?ってな感じ!? [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-01-08 09:26:57) |
610. ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~
「告白」で、松たか子は案外いいなあと思い、太宰や周辺の女性には殆ど興味なかったものの(ちなみにまあまあ小説好きの同世代の中では私はたぶん少数派)、見てみた。あーやっぱり根岸監督って古臭い、という思いが一番強かった。たとえば太宰の女性たちに焦点を当てるなら、そしてそこに今の時代を投影させたいなら、太宰の人物像にもやはり今の時代性の投影がほしいけど、この中の太宰は、人がボンヤリ思い描く太宰像を1ミリも超えていない。浅野は確かに太宰役に向きそうな役者ではあるけれど、そこに頼り切っているだけで、人間・太宰の深みがまるでない。せっかくいい役者なのに、もったいない。それにひきかえ、松もよかった(演技がね。だけどこういう女性像は同性として好きにはなれない。男に都合のいいだけの女だなあ、と思うわ)が、意外なことに広末が、破滅にしか向かえない女をちゃんと表現できていて、よかった。あの人はヒロインなんかではなく、もっとクセのある脇役に転じていったほうが飛躍しそうな気がする。ところで、太宰を少し思い出したついでに、太宰の娘である津島佑子を思い出し、帰りに書店で津島の作品の文庫が書棚にあれば読もうかなと探したら、全然置いてなかった。ネット書店で買ってみようとおもうほどの動機ではないのであえて探そうとは思わないけど、太宰だけでなくその娘もとっくに過去の人になりつつあるということなんですかね・・。 [映画館(邦画)] 6点(2010-09-14 13:00:06) |
611. グリーン・ゾーン
いまだにイラク戦争を正当化しようとする政治勢力だってかなりあるはずなのに、こういう映画が作れちゃう、その点はアメリカってすごいわ。昔からアメリカのメディア全体はそういう「一方の意見、立場に対してもう一方の意見、立場も尊重する」というスタンスを持っている、と色々見聞きしてきたけど、その伝統は今も守られてるのね、というところには感服します。でもって家に帰ったら、TVで「地雷除去されてないのはいけないでしょ、それって戦争は終わってないってことでしょ」って番組をやっていて、呆れた。どうして日本のメディアっていつでもそうやって戦争を「対岸の火事」扱いするんだろ。いや実質的に「終わったこと」扱いしてるんだから、「対岸の火事」以下か。但しこの映画、音楽が常に過剰で、そこはうっとおしかった。もっと緩急をつけてくれたらいいのに。画面のブレは殆ど気になりませんでしたが(お断りしておきますが、ブレがすごく気になり、それがためにガッカリした作品だってもちろんありました。いつでもブレが気にならないわけではありません。この作品に関しては、ということです、念のため)、音楽には終始イライラ。人によって気になるところって違うもんですなあ。<追記>一緒に見に行った友人曰く、家に帰ったら家族の本棚に原作本があったそうな。アメリカ国内で優れたノンフィクションに贈られる賞を獲得した本だということです。 [映画館(字幕)] 6点(2010-06-02 22:31:56) |
612. 人生に乾杯!
《ネタバレ》 映画館ではない大きなホールの大画面でタダで見た場合、「映画館(字幕)」で見ました、と言ってよいのか、という疑問は残るけど、ほかに選択肢ないんですよね~。とにかくTV画面とは違うデカいサイズでつい最近見ました。ヨーロッパものを見るといつも思いますけど、国が違うだけでここまで感覚が違う人たちと、同じ地球上に一緒に息をしているって、すごいことだなあ、と思ってしまいます。面白くなかったわけじゃないけど、じゃああの人たちの遺体検分は~?って、とーっても不思議。 [映画館(字幕)] 6点(2010-05-25 23:56:19) |
613. ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀
あれ~、面白かった記憶がありますけどね~。リー・トンプソン、めちゃめちゃかわいかったし。但しもう四半世紀前の作品てわけですよね。私が見たとき(いつだったかは忘れました・・汗)すでに粗い画面が気になったから、今見るとかなり見づらいかもしれませんが。 [ビデオ(字幕)] 6点(2010-04-13 09:23:43) |
614. ダレン・シャン
友達に「何でそんなの見たいの!?」と言われたけど、ジョン・C・ライリー、渡辺謙、 サルマ・ハエック、ウィレム・デフォーと聞かされたら、見たくなるじゃありませんか(なりません!?)。でも、いくら寒い日だったとはいえ、レディースデー、新宿の大きな映画館だったのに、どまんなかに陣取った私の席の前には、だーれもいませんでした(汗)。で、クライマックスで手に汗握ってハラハラドキドキ!ってなるべき展開のさいちゅうに、中年オジサマの「ガー・・ゴー・・」(以下、リフレイン)というイビキがひびきまくり! うーん、せつない。あにやんさんと同様、タイトルバックのアニメが一番よかったかも。あえて言えば、ジョン・C・ライリーの芸達者ぶりはまあまあよかったかな。そこに6点。きっとシリーズ化されるんでしょうからジョン・C・ライリー、渡辺謙、サルマ・ハエック、ウィレム・デフォーの面々が当分お仕事確保できたのはよかったですね、と祝福しときましょう。あ、そうそう。TVシリーズ「アリーMYラブ」のエレイン(アリーの秘書で、ちょっとオツムよわいけど発明?好きの面白い子ちゃん)が出てました。キャラはちゃんとたってるキャスティングで、アニメの実写版としてはそこはまあ及第点なのではないでしょうか。 [映画館(字幕)] 6点(2010-04-07 22:46:49) |
615. 007/慰めの報酬
ストーリーは正直つまんなかった。前作未見だからかと思ったら、一緒に行った友人は前作見ていたのにやっぱり「面白くなかったねー」と言っていたので、関係ないみたい。キャスティング全体は7点と思うけど、マチュー・アマルリックという初めて見た俳優サン、ゲイリー・オールドマンのフェイクみたい。でも、ゲイリーよりかなりうすっぺらい。カタキ役に魅力のない007はダメでしょ。 [映画館(字幕)] 6点(2009-01-29 00:53:41) |
616. スネーク・アイズ(1998)
ニコラス・ケイジ、ゲイリー・シニーズ両者のしつこい風貌が、限られた空間の中でのサスペンスに合っていたなあ、と思いますデス。見た当時まあまあ満足した覚えもあります。なのになぜ6点かといえば、レビューしてなかったということに、今の今まで気づかなかったくらいだから、所詮は記憶に残りにくい作品だったとも思うのですよ。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-11-07 22:34:26) |
617. デブラ・ウィンガーを探して
うーん・・・・。タイトルの勝利ね。期待だけさせといてアイタタタの内容ではありましたが、ほほ~と思うエピソードはそれなりに。でも、見て数年経つ現在、「ああステキだった」「印象的だった」という映像が皆無なのは、やっぱりイタイ。映画なんだからさ、もうちょっと映像でがんばりましょうよ。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-11-03 00:36:30) |
618. ラスト、コーション
《ネタバレ》 うーんビミョウ・・・。映画ではあっても、レイプはいや。レイプから始まった関係でも成熟(爛熟)していくことがあるというのは、男の勝手な幻想だと思う。それを考えると、もっと低い点でもいいんだけど、映画としてのつくりこみやサプライズは確かに面白かった。でも、この監督は「ウエディングバンケット」や「いつか晴れた日に」あたりまでがよかった。最近は、感心しない。本作は主演女優が昔のアイドル、林寛子に似てるって点でも、何かいまいち入り込めなかった。 [映画館(字幕)] 6点(2008-04-17 00:52:59) |
619. ノーカントリー
《ネタバレ》 ぎゃああああああ! 今日一番ビックリしたことは、あの人があの、あの、あの「海を飛ぶ夢」を演じた人だった、と知ったことです。すごいインパクトであることから、きっと何かで私も見てる人なんだろうなあ、と一応想像してはいましたが、意外すぎ! すごすぎる~~~! でも、コーエン兄弟はやっぱり合わないわっ!ということもいよいよハッキリしました。うまいけど、きらいです。 あ、あとねジョシュ・ブローリンという人ってニック・ノルティに似すぎでは? きっと勘違いしてる人、いると思う。それと、ウディ・ハレルソンは好きな役者なので、もっとひねりのきいた役柄であってほしかったけど、あっけなく終わってしまって、それもつまんなかった。 [映画館(字幕)] 6点(2008-04-17 00:38:26) |
620. 歓喜の歌
コーラスってもっとステキなものなのに、単なるナリキン趣味や生きがい探しの域を出てないような描かれ方なので、ガッカリ。一番気に入らなかったのは、コーラスリーダーが指揮をする手つきに、まったくリアリティーがなかったとこです。リズムのキレというものが、まったくない! もっともね、カラヤンの指揮だって、団員たちはカラヤンの手元はあまり見てなかったという逸話もあるそうだから、それでもいいか。いや、よくない。話がそれてしまった。これは映画なんですから、それじゃ困るんですよ。そこですよ、問題は。大好きな李さんプロデュースでも、面白くないものは面白くないと言わざるを得ません。大甘で6点としますが、5,5点くらいです。 [映画館(邦画)] 6点(2008-03-09 08:58:38) |