641. ボルケーノ
人間ドラマあふれるパニック映画。でも自然の前には人間は無力に近いはずだから、どうも都合がよすぎるのがどうもねえ。逆に自然があまりに強力すぎるのもリアルさに?。でも楽しめたんだから、突っ込むのも野暮。トミーリーは相変わらずのリーダーシップはさすがだし、アンヘッシュの演技も表情の作りもいいし。 放送されるたび見てる自分がいるし。 [地上波(吹替)] 5点(2008-07-08 22:11:01) |
642. ボーン・アルティメイタム
完結編、第3作もちゃんと緊張感保って、クールな仕上げになっている。ボーン誕生から結末に至るエピソードにもう少しサプライズがあっても良かったとは思うけど。ちゃんとヨーロッパの美しい映像もサービスされているし良くできている。ただの速歩きでドキドキさせるのは見事。ラストの決して美人でないニッキーの薄笑いはもうしびれるし、水中のボーン続くカーンカーンという金属音、動き出すボーン、カッコいい。おまけにエンドクレジットの音楽までかカッコいいから感激。本シリーズはまさしく、It`s so cool!の出来映え。世界の風景も見せてもらったし、ボーンシリーズ3作は自分のお気に入りになった。加えるとマットデイモンの大ファンになった。ボーンシリーズの総評価は限りなく10点に近い9点に値する。 [DVD(字幕)] 9点(2008-07-07 11:57:14) |
643. ガタカ
遺伝子による社会支配の近未来を描いた作品。ただその人物入れ替えテクは結構アナログ的。犯人捜査もそうかも。そんなとこ観るよりはイーサンホークジュードロウの心理描写の方が見応えがある。ビンセントの被差別側の悲しさ、逆のジェロームの選ばれた側の悲しさ。ビンビン私の心に響く。弟君の扱いが雑な気もしたけど良作。度胸試しの泳ぎで戻りや危険を気にせずとにかく踏み出す姿勢、見えないのに道路を渡るビンセントに物語を象徴するものを感じる。それにしてもジュードロウ、続くリプリーでも入れ替わられる青年役。演技も存在感も素晴しいし、キャラを生かしたはまり役なのかも。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-07-05 14:49:00)(良:1票) |
644. AVP2 エイリアンズVS. プレデター
《ネタバレ》 お金はかかっているかもしれないけどB級テイスト炸裂。というよりBマイナスいやこれぞC級か。もしかしたら製作側のわざとのB級狙いかも。そう思いたい。くらいのでき。AVP1は意外にそこそこ楽しめたんだけど、今回はまるでダメ。ストーリーになんのこくもなし。いにしえのバタリアン落ちだし。プレデターとエイリアンが見分けづらいのも痛いし。暗いし。あっさり死にすぎて、最後は誰が死んでも驚きはなかったな。久しぶりに馬鹿にすんなという作品に出会ったことは逆に嬉しい。 [DVD(吹替)] 2点(2008-06-28 23:32:35) |
645. グッド・シェパード
エドワードは大変な仕事を選んでしまったんだなあと。それは伝わってきた。CIAとは何ぞやも伝わってきた。が少し話運びが難解というか不親切。ちょっと長いし。もう少し序盤からグイグイ引き込む演出があったら良かったなと思います。雰囲気は良かったし、再度観ればまた良く理解できて違った味わいになるかもしれないけど、ここは点数は少し辛めに。 [DVD(吹替)] 5点(2008-06-28 14:07:52) |
646. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
インディシリーズで中でも一番好き。3>2>1の順かな個人的には。今回は謎解きも少しあっていい感じ。このテイストはナショナルトレジャーやダビンチコードにも受けつながれている様に思う。やっぱりひな形になる名作。聖杯伝説を扱うのも興味深いし、なりよりショーンコネリーがいい。とぼけた掛け合いがまた素晴しい。インディシリーズは80年代を時代を代表する名作だと思う。CGが発達した現代とは一味違った映画を観る夢と楽しみが詰まっている。シリーズの総評価は10点をあげられる。 [地上波(吹替)] 9点(2008-06-22 18:50:53)(良:1票) |
647. インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
《ネタバレ》 金曜ロードショー日曜洋画劇場のど定番。もう何回見たかも思い出せない。10回以上観ているかも。インディーシリーズの中でも特に本作を観ることが多いような気がする。冒険有りコメディ有り、まさしくこれ以降のアドベンチャー映画のひな形になっている。いつも思うのは子役の少年の演技はいいね。ラストの象が水をかけるシーンはお気に入り。長老が語り、救出された子供が集まり、キスシーン、テーマ曲が鳴り響く。映画はこうでなくちゃ。 [地上波(吹替)] 8点(2008-06-15 21:25:30) |
648. パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
長すぎる!に加えて1作であったテンポの良さは全く消えている。途中で飽きる。分かりづらいストーリーもあるし、敵味方が入れ替わりすぎてグダグダになっている。これでは子供は理解不能では。カリプソがもう少し活躍するのかと思ったら不発だし。そもそも存在自体が?バルボッサの生き返りも動機が薄い。ジャックとバルボッサのからみで少しクスッとするところもあったけど。1作目の偉業を台無しにした2,3作は全くもって残念と言わざるを得ない。 [DVD(吹替)] 5点(2008-06-14 15:24:42)(良:1票) |
649. ザ・インタープリター
ショーンペンは良かったし、キッドマンも美しい。しかし、サスペンスの割にはドキドキ感がないし、謎解きのなるほど感も薄い。結構平坦にすすむのでだれる。だいたい通訳ならでは!というとこがないのが痛い。 [DVD(吹替)] 4点(2008-06-10 17:05:31) |
650. スパイダーマン3
ぐだぐだの人間関係。相変わらずのMJの人間性。なんかイライラさせられる話運び。動きの早いCGは素晴しいと評価できるけど、全体的にはなんかなあと言う印象。悪ピーターの演出も陳腐。救いは大家さんの一家。 [DVD(字幕)] 5点(2008-06-09 17:21:10) |
651. パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
前作のような判り易さがなくなんとなく話が見えづらい。当然次作へのつなぎであるから次作を観ないと評価は下せないのだが、それでもクエスチョンがつく内容。まずテンポが悪くなっている。冗長なアクションシーンが多い。SFホラーテイストも残念。いかにファンタジーといえども。前作は大人も楽しめる演出なのに、明らかに子供向きに振られた。コメディテイストも悪乗りに近くなっているし。キーラナイトレーは前作より巧くなっている。持ち味が出ている。非常に良くできた前作と比べると失望感がでてしまうが、とにもかくにも次作に期待したい。 [DVD(字幕)] 5点(2008-06-08 13:08:38) |
652. ダイ・ハード4.0
名作ダイハードの名を借りたただのアクション映画になってしまった。このシリーズ回を重ねるごとにパワーダウンしているのが少し悲しい。今風にサイバーテロになっているけどちといまいち。やっぱりダイハードってなったら限られた空間の密室アクションでないと。今やドキドキ感と言うのはないね。気楽に観れる日本の刑事ドラマと一緒。でもまあ面白くは仕上がっている。あまりに都合がいいということと悪役がとてもヌルいのが気になるが。F35戦闘機がらみの映像はすごい。世界一ついてないダイハードな男というより、世界一死にそうにない都合のいい男のムービーと思ったほうがいいね。点数はダイハードっていうからにはの期待感に肩透かしを食らわされた点で辛めに5点。 [DVD(字幕)] 5点(2008-06-07 17:03:12) |
653. 西遊記(2007)
ちょっと尺が無駄に長い。テレビの2時間スペシャルで十分の内容なんだけど、映画化によって制作費回収なのがちょっとみえみえ。当然テレビドラマと比較して莫大に金がかかってる。邦画の割りにふんだんなCG(それでもかなりチープだけど)、大規模な海外ロケ(ゆえに演者のギャラ総額は低そう)。でもまあいい、中国ぽい自然は楽しめたし、エンドクレジットの映像は綺麗(エンドクレジットを誉めるのもなんだけど)。映画館でお金払って観たのならつらいけど、こっちはレンタルDVDだし。そこそこ楽しみ笑えた。あまりきついことは言えない。お気楽に楽しめたテレビドラマのファンだったから。甘めに。 [DVD(邦画)] 5点(2008-06-07 11:57:51) |
654. フラガール
好印象。貧しさの中で夢求めて頑張る、古き良き懐かしい日本を描く誰もが感情移入しやすいストーリー。あざといとこもあるけど、フラガールたちの可憐さで十分にカバー。なにより蒼井優の演技は光る。古き良き懐かしい日本の少女をやらせたら天下一品。無双といってよいかも。彼女と徳永のからみをはじめ胸にこみあがるシーンが多々ある。蒼井が徳永に誘ってくれたことにお礼を言うシーンが大好き。 [DVD(邦画)] 7点(2008-06-05 18:56:44) |
655. アンブレイカブル
初見の時はラストはとても驚かされて好印象だったけど、再見となると結末は分かっているだけにちょっとシビアに観てしまうことになる。やっぱり一発ビックリ物だ。デビットの悲しみとかイライジャの悲しみを描きたいとこなんだけど、その辺はあまり巧く表現されてない。これを観て以来いつも思うのは、ソフトバンクの多村はイライジャだなあと思う。アンブレイカブルならぬ、ブレイカブル。彼もミスターガラスだ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-06-05 18:37:48) |
656. 英雄の条件
《ネタバレ》 結構面白い法廷物。まあ役者が役者だけに演技に文句はつけようがない。最後はビデオテープが見つかって無罪の方がスッキリ終われた気がする。国が軍人を裏切る行為は絶対許されないとしみじみ感じた。補佐官役は悪賢い役やらせたらさすがに巧いねえ。毎度。トミーリーも脅したんなら後日談ではなくてちゃんと暗殺くらいして欲しいね。とにかく後日談で補佐官と大使をやっつけてもこっちが納得できん。片足やられた少女の発砲シーンは結構衝撃だった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-06-04 19:00:04) |
657. 狼たちの午後
ソードフィッシュのトラボルトに触発されて鑑賞。彼の言うとおり素晴しかったです。銀行強盗なのに緊迫感もなく、どことなくコメディ調で淡々と流れ、行員だけでなくこっちまでお金手に入れてねと思い入れが入ってきたとたん、やはり銀行強盗、現実に戻ったら冷酷なまでの結末。昼間の眩しいまでの明るい映像と夜のサーチライト舞う冷たさを感じさせる空港の映像。そのコントラスト。ラストのアルパチーノの絶望とも後悔ともとれる表情は映画史に残ってもいいのでは思うほどです。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-06-03 16:21:26) |
658. アサルト13 要塞警察
《ネタバレ》 そこそこドキドキしながら楽しめた。襲ってくるのが警察とか裏切り者もなんとなく消去法で解ったけどまあ謎解きじゃないんだからいいか。あっさり仲間が殺されていくところがいさぎよい。が精神科医の先生まであっさりとは。人質とかにされていきのこるんだろなと思ったけど。そのわりにケバ姉さんはしぶとく生き残った。ローレンスが貫禄がありすぎて正義に見えてくるのはキャラゆえか。 [地上波(吹替)] 5点(2008-06-02 16:29:46) |
659. アメリカン・ビューティー
心の闇にかかえる人たちの集まり。序盤はどう話をまわすのかと懸念したけど、ラストでちゃんと辻褄があって、ホーッなるほどという気分。ケヴィンスペイシーの心の闇には感じ入ること大。ラストの絶命間際のケビンの幸せそうな笑顔は素晴しい。ビューティーと言う題が皮肉が効いていい。ダークだものね。個人的にはケビンには頭の切れる役がいいな。 [DVD(字幕)] 7点(2008-06-01 18:39:52)(良:1票) |
660. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
アドベンチャー物としてお手本となる傑作。無駄なキャラ説明や設定説明もなく冒頭から結末までテンポ良く観れる。伏線もちゃんと引いて楽しませてくれる。音楽も観客をワクワクさせてくれるものをちゃんと用意し、ジョニーデップの過剰ともいえるキャラも十分に楽しい。海の主体にした映像も美しい。子供から目の肥えた大人まで鑑賞範囲になる文句のつけようのない出来。 [DVD(字幕)] 10点(2008-05-31 14:36:41) |