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あばれて万歳さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1201
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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681.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 
33年前に庵野秀明が監督した自主製作特撮映画「帰ってきたウルトラマン」を観た事がある方はいるだろうか? その映画のあらすじはこうだ。 「突然地球に降ってきた隕石がしばらくすると動き出し街を破壊しはじめる。その正体は最強と言われる宇宙怪獣バグジュエル。MATの攻撃は全く歯がたたず、ついに熱核兵器を使用する事が決断される。しかし、市街地にはまだ多数の生存者が…」という内容であり、そう!話の骨格は今回のシンゴジラと同じなのである。  「三つ子の魂百まで」とは言うけれど、今回のゴジラは33年前に撮った自主製作映画「帰ってきたウルトラマン」を(意図してか知らないけど)下敷きにして、怪獣を今までの怪獣ではなく一個の巨大自然災害として再解釈し、それに力強く立ち向かっていく日本人を描いている。 実際エンドロールを確認すると多数の取材対象の中に東日本大震災当時最前線で対応していた枝野や、女性防衛大臣経験者である小池百合子の名前が上がっており(つまりあの女性防衛大臣のモデルが誰かは明らか)、当事者に対し真剣に取材を行いリアリティのある日本の行政対応を描こうとした事がよくわかるし、実際「未曽有の巨大災害のときの政府の中はこんな感じなんだろうな」と納得させてくれるだけのものが描かれていた。  逆に言えば今までわりと国際的なコンテンツだったゴジラを、今回は完全に「日本人専用」と割り切った内容になっていて、それは国際的なゴジラはもうハリウッド版があるし、日本では日本人のためのゴジラを創ろうぜ!なんて意図があったんじゃないだろうか? 今回のシンゴジラは日本国内での高評価もあってか海外100以上の国での配給が決まったらしいけど、こんな日本国内用に特化した作品を向こうの国の人が観て面白いなんて思うわけがなく「けちょんけちょん」に言われる事は目に見えている。 しかし、それがいいのだ。 日本人のためのゴジラ。いろいろな問題がある中で日本人が改めて前を向いて進んで行きたくなるゴジラ。 それがこのシンゴジラなわけで、改めて新しいゴジラ像を提示した本作が、東宝社内の事前評判を覆すように高評価されヒットしているのを観るとなんとなくうれしくなるのだ。 一方で、社内試写会でこの映画をけちょんけちょんに言っていたと噂される東宝の幹部の方は…上がそんなセンスしか持ってないから日本の特撮娯楽映画は…と悲しくなってしまうわけだけど。  で、この映画は最終決戦をいきなりアゲアゲにしてくれた爆笑列車爆弾(最高ww)など庵野というクリエイターの色が随所によく出た映画で、そのせいもあって「エヴァじゃん!」と言われる事が多いわけだけど、別に庵野はエヴァしかないわけではないし、巨大な無敵生物を描いたときに同じクリエイターであればどうしても似ちゃう面があるというだけの事だと思う。てかみなさんこの映画についてエヴァエヴァ言い過ぎ。どんだけエヴァ好きなんだ。 一部で「使徒じゃん!」と物議をかもしている意味深な最後のしっぽのシーンは、ゴジラを神と解釈して「神は自分に似せて人を作った」という言葉をそのまま表現してるだけなんじゃないかなぁ、と個人的には思った次第(だから人っぽい姿のものとゴジラっぽい姿のものが入り混じってる)  もう一つ書けば、劇中重要なポイントでかかる伊福部のゴジラ音楽の数々。涙が出るくらい素敵な事に、なんとオリジナル版じゃないですか。いまどき劇伴がモノラルとかもう最高!そしてあそこでかかる怪獣大戦争マーチは「もうこの曲しかない」という選曲であって、誰がなんと言おうとこの映画が「ゴジラである」事を高らかに宣言してくれるのだ。庵野と同世代であり東宝チャンピオン祭りでゴジラに親しんだ世代の自分はもう昨日は一日中ずーっと怪獣大戦争マーチの鼻歌が止まらなかったわけだけど、実は今日もそのブームは続いていて、いつ曲が止まってくれるかはまさに神のみぞ知るところなのです。
[映画館(邦画)] 9点(2016-08-09 09:13:19)(良:6票)
682.  GODZILLA ゴジラ(1998) 《ネタバレ》 
ゴールデンラズベリー賞で最低リメイク賞を受賞してしまってるわけですが、「ゴジラ」なんて名前を付けちゃうからそうなるわけで、プロデューサーが言ってるようにこの映画は本来「原子怪獣現わる」のリメイク。資金を集めるために「ゴジラ」の名前を借りちゃってるだけなんだから、そりゃそうなっちゃいます。 「名は体をあらわす」で「ゴジラ」なんてタイトルじゃなく昔の「恐竜が都会に現れちゃいました」的B級映画だとしてみればごく普通に見られる映画です。 まぁとりたてて褒める要素もなく「ごく普通」以上の評価は出来ないですけど。 そしてそんな映画であっても製作予算は日本のゴジラ映画の10倍以上の1億3000万ドル。 そのおかげで映像表現だけは日本のゴジラじゃ全然太刀打ちできないレベルなんですよね。 その予算でほんとのゴジラを撮ってくれれば…という思いはこの10年以上後に実現するわけですが。  ちなみに、この映画のゴジラの最大の見せ場はこの映画ではなく「ゴジラFINAL WARS」です。 本家ゴジラへの当て馬として戦わされて瞬殺。北村一輝に「マグロを食ってるような奴はダメだな」と言われてしまうギャグ要員。 輝いてるぅ!
[地上波(吹替)] 5点(2016-08-03 14:24:23)(良:1票)
683.  ゴースト・オブ・ガールフレンズ・パスト 《ネタバレ》 
クリスマスキャロルのプレイボーイ版。一貫して大きく外さない地味な展開で最後まで予定調和の範囲…と思ってたら、最後の30秒のあれは何? 予想の斜め上すぎる唐突すぎる乱入者が話を持って行って終了。 そこまで地味だっただけに唐突に意味不明なサプライズで唖然とさせてもらいました。 てか日本人のはずのこの人の日本語がめちゃくちゃ片言なんですけど!!  それからストーリーとは全く関係ない事ですが、劇中で「指圧」の事を出演者たちが「シアーツ」「シアツ」とそのまま発音してるのを見て「指圧」ってそのまま英語になってるんだな、という事を初めて知り、一つ賢くなる事ができました。  それからどうでもいい些細な事ですが、マイケルダグラスは相変わらずアゴが割れてます。
[地上波(字幕)] 6点(2016-07-30 18:27:38)
684.  ザ・ディープ(1977) 《ネタバレ》 
今現在50歳以上の方ならご記憶にあるかと思いますが、公開当時は印象的なポスター含めてかなりの話題作でした。 1975年のジョーズ以来、海洋ものはちょっとしたブームでこの映画もそれに便乗した感じで宣伝されていたと記憶しています。 ポスターもなかなか怖い感じだったんですよね。海の底で何があるんだろう?的な感じで。  だが、しかしここのレビューを見てもわかる通り、この映画で話題になるのは乳、乳、おっぱい。濡れT透け乳!の話題ばかり  なにしろ映画冒頭からノーブラTシャツ透けビーチクなオッパイがさく裂するため、その後のストーリー展開が地味な事もあって、結局映画を観た後に「冒頭の透けTエロすぎだろ!」しか記憶に残らないという。 「こんな映画だとは思ってなかった」的な一種の肩透かし感が相当な映画でした。  当時多くの青少年に「着エロ」「透け乳」というフェチ要素をトラウマとして植え付けた罪作りな映画だと思います。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-07-23 14:48:53)
685.  ラストスタンド 《ネタバレ》 
何これ?結構面白いじゃん!的な。 最後の橋のシーン、当然早撃ちかと思いきや、ここではじまる怒涛のプロレス展開、バックドロップに絞め技…って、なんでこの人たちここで銃もってないの??的な。 老人賛歌的な。 最初と最後を町長がさらっていく的な。  観る前はもっとハードな映画かと思ってたんですが、ほっこりコメディ要素を適度に詰め込んだ見事なB級娯楽映画になっています。  副保安官やら人質になるFBIやら、出てくる女性がなかなかの美人ぞろい。 僕の一押しはダイナーのクリス! キミの一押しは誰?
[地上波(吹替)] 7点(2016-07-23 14:38:42)(良:1票)
686.  男と女の不都合な真実 《ネタバレ》 
ごく普通でオーソドックスな恋愛コメディ映画です。 普通に点つけたら6点くらいかなぁと思いながら、でもお目当ての男との作戦に成功してヒロインがはしゃぐシーンが妙にかわいいのと、ホテルでの二人の「あぁ、あるある、わかるわかる」という男女の心の動きが(あぁいうときはイケそうだと思っても、なっかなか勇気が出ないんですよね、特に本気の相手には失敗できないから本当にそうなのよ)非常によかったのでプラス1点。  ところで、この映画を観ていてマツコデラックスを思い出しました。 東京ローカルの東京MXの夕方帯番組「5時に夢中」のコメンテーターとして起用された当時無名のマツコデラックスが、そのコメントが面白いと評判になり、そこからキー局へ出演。そして今のような全国区の視聴率王の地位を手にいれたわけです。 しかしどんなに忙しくなってもマツコは今も5時夢に毎週出続けています。ギャラは他より格段に安いそうなのですが「この番組があったから今の私がある」という事でこの番組が最優先。多分降ろされたり番組が終わる事でもない限りこの番組だけはマツコは出続けるのではないでしょうか。
[地上波(字幕)] 7点(2016-07-21 11:06:12)
687.  パーフェクト・ゲッタウェイ 《ネタバレ》 
レビューを読んでると誤解があるようなのですが、あの2人は「その夫婦に『なりきる』」事を楽しんでるので、途中で本気で怖がったり逃げようと相談するのも全部そのロールプレイであって彼らにとっては当然必然の行動なのでぎりぎりアリなのです。 まぁ、それはいいんですが、たぶんあそこにくるまでの間に連続殺人を繰り返してきてるはずのあの二人が、すでにカップル連続殺人鬼として国内で話題になってないのがそもそもおかしいってのがまず気になります。 あと、この映画で致命的なのは、カップルが3組あって、そのうちいかにも怪しいカップルが2組いたら、普通に考えて犯人は残りの1組です。 それに犯人って普通ある程度知名度の高い人がやる事が多いわけで、そうなると必然的に…ね、だってスティーヴザーンっていうキャステイングがいかにも犯人やりそうじゃん? まぁ可能性としてみんなが疑心暗鬼になったあげく全然関係ないカップルが真犯人として出てくる(しかも途中で会った男でゲイカップルだった、とか)とかいう展開あたりも予想しつつ見ていると、ビデオカメラを手にとるところで「はい、きたビンゴ」で、そこからの展開もまぁまぁ及第点。 しかし、映画的に重要な真相を明らかにするロールバックシーンがいただけない。 こういうシーンってコンパクトかつ印象的に畳みかけるように「あぁ!あそこはこういう意味だったのか!」と観客に思わせなきゃいけないのに、変におしゃれでだらだらと長くてカタルシスがないっていうね。 肝心の種明かしシーンがこれじゃぶち壊しだよ!!と。 個人的には全編ややダルーっとした感じでいまいち乗り切れなかった映画です。 それにしても真主人公、頭にチタン入ってた事でヨタ話のかなりが本当だったらしい事を暗示してますが、そうなるとお前は何者なんだよ、とw
[地上波(吹替)] 6点(2016-07-21 10:54:10)
688.  アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅 《ネタバレ》 
アリスのマッチポンプ映画 自分で問題を起こして自分で解決するっていう、いやそれ人として最低限の責任とっただけですから!的な。  映画全体が、「○が問題だ!」→「それいけ!」→「今度は○○だ!」→「それイケ!」→(以下同文)と、全編単なるお使いアドベンチャーになっていて、派手な映像と慌ただしい展開に観てて飽きはしないものの、じゃぁ面白いか?と聞かれば「特に面白くはない」としか…  この映画で個人的に一番印象深かったのはエンディングでアランリックマンへの謝辞が出たときです。ちょっとホロリとしました。これが遺作だったんですね。
[映画館(字幕)] 6点(2016-07-15 14:09:23)
689.  ドライブ・アングリー3D
多分これっていわゆるニコラスケイジ映画なんだろうな、と思って内容を知らずに観てみれば間違いなくいわゆるニコラスケイジ映画である本作は、えと、あ、それで映画の説明終わりですね…  クライマックス付近のシーンで、あぁこれ豪華版死霊の盆踊りなんだな、と思いました。  もしこれからこの映画を観ようかどうか迷ってこれを読んでる人がいたとしたら、その人へ言える事は一つだけ。 この映画を見ずにもし一生を終えたとしても決して後悔する事はありません。
[地上波(吹替)] 5点(2016-07-01 16:04:26)(笑:1票)
690.  レオン(1994) 《ネタバレ》 
面白いもので、有名な監督なりアーティストの代表作、最高傑作というのは本人がそれと意図しない作品だったりする事が多い。 この「レオン」も監督が本来撮りたかったのは「フィフスエレメント」であってその製作費を稼ぐために作ったという話も聞くけれど、本命であるはずの「フィフスエレメント」がしょーもない駄作に終わってる一方、この「レオン」は本来B級娯楽映画監督にすぎないリュックベッソンが偶然撮ってしまった第一級の名画になっている。まさに奇跡。 彼の撮る映画は、脚本構成に矛盾だらけで突っ込み放題のB級娯楽映画のオンパレードなのだが、この映画だけは、なぜかまぎれもない名画特有のオーラが映画全体からあふれ出していて、ホントにこの映画だけどうしちゃったの?と思わず聞いてみたくなるくらいだ。(ちなみに僕はグランブルーが大嫌いだからアレはなかったことになっている)  たとえば、最後にレオンが脱出できそうな雰囲気を醸し出しつつ後ろから撃たれて自爆するまでの流れ、スタンスフィールドが「やられた」と諦観してつぶやくまでの一連のシーケンスは完璧で、ここは何度見ても、上手いな~と思ってしまう。 このシーンなどは完璧に名画のそれで凡百のB級映画にはこの絶妙の空気感は断じて出せないと思う。  この映画について、冷酷な暗殺者であるレオンがたかが女の子相手に身を持ち崩すのはおかしいという感想を聞く事もあるけれど、そもそも「女子供は殺さない」を連呼してる時点で、実はレオンがそれなりに心が優しい人物である事は明白。 しかもこの映画に出てくるマチルダは、大人でもない子供でもない、あるいは子供でありながら大人の女でもある、絶妙な年齢だからこそ可能な独特の妖しい魅力に満ち溢れていて、ぶっちゃけ、目の前にこんな子がいたら恋に落ちないのはよほどの熟女趣味かゲイか性的不能者だけ。 しかも、根は心優しい少年のままのレオンなんだから、女性に対する抵抗力なんかあるわけもなく、当然のようにマチルダに手の平の上でコロコロと転がされてしまうわけである。 これはもうどうしようもない。しかもマチルダは子供故に無自覚な悪女っぷり。これはいかん、いかんですよ、奥さん。こんなのもう無敵じゃないですか。  さて、世の中のおじさんには、実はこのレオンのような「根は少年」みたいな人が結構いる。 マチルダならずとも危ない女の子にもてあそばれたらほとんどのおじさんはイチコロだ。 女子学生のみなさんにおかれましては、このマチルダのようにおじさんを操ってひどい目に合わせないようにしていただきたい、と切にお願いする次第なのだが、しかし一方で、破滅するくらいこんな女の子に弄ばれてみたいという気持ちも確実にあるわけで、げに女は魔物である。
[DVD(字幕)] 9点(2016-06-30 23:47:05)(良:1票)
691.  インビジブル2 《ネタバレ》 
「透明人間になったらエッチな事をしたい!」 標準的な男子ならそう思う人も多いと思います。っていうかちょっとそういう事考えてしまうのが男子ってものです。 前作ではまさにそんな男子が想像するようなシーンがあり、「うんうんそうだよね、わかってるね」って感じのシーンがあったんですが 今作ではあろうことか、透明人間が「服を脱げ」と女性に自分で服を脱ぐように命じます。 女性が自分で服脱ぐってそれじゃお風呂とかといっしょです!!  お前!!何もわかってないじゃん!! それ透明人間である意味ないじゃん!!  どうしてこういう「わかってない」映画が作られてしまうのか本当に理解に苦しみます
[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-06-24 15:54:48)(笑:1票)
692.  NEXT-ネクスト- 《ネタバレ》 
特殊能力物は数々あるわけですが「2分だけ未来が見える」とか「30秒だけタイムスリップ」とか「5分だけのわがまま」とか、そういうわかりやすい制限を能力に付ける事で、それを生かした面白いシナリオがいろいろ書けるわけで、この映画もそういう映画かと思えば…さにあらず。  「チートすぎんだろ!2分の設定どこいったんだよ!」と、皆が思う映画の後半部、これがネトゲであれば「あの人チートツール使ってます」と運営にチクられてアカウント停止間違いなしのチートレベルで、「これはひどい」と失笑しながら見ていると「僕が間違ってた!」で、まさかのオチ。 え、これってどこからやりなおすんだ?と思ったら、まさかまさかの「僕だけがいない街」か「Reゼロからはじめる異世界生活」かってくらいの巻き戻しが起こって「そ、そこに戻るんかい!」と。さらにチート。  でもそこで大きく戻っても戻るのはエッチした後。 決してエッチする前には戻らないところが、髪が薄い人は男性ホルモンが強く性欲が強いからなのかなぁ、と妙に納得してしまう昼下がりでした。 いやエッチ前に戻った方がお得なのか?あれ?
[地上波(吹替)] 5点(2016-05-16 16:04:55)(笑:2票)
693.  パーフェクト・ワールド 《ネタバレ》 
テレビで放送してるのを見て、そういえばこの映画について何も書いてなかった事を思い出しました。 この映画の事を書いてなかった理由は簡単で、個人的に特におもしろいとは思わず映画自体の存在を忘れていたからです。 当時はおもしろいと思わなかったんですが、今見たら違うかも…と思って再見してみたのですが、印象変らずで、個人的には残念な映画だとしか言えません。  この映画、ストーリー自体は極めて単純なヒューマンドラマなわけですが、「ヒューマンドラマ」というからにはその登場人物なりシチュエーションなりに対して観ている人が感情移入してはじめて面白いと思うものなわけです。 そして、ハロウィンなんか縁がないしとりたてて宗教に縁もないし父親も健在で家族構成もごく普通だった…つまりごく普通の日本人の僕としては、この映画は何の面白みもないただかったるいだけの映画以上のものにはどうしてもならないんですよね。 二人の関係性で最後は感動させる方向の映画なわけですが、しかし道中いい感じにみせていてもブッチは悪人。 不良が仔猫助けてるのを偶然見かけて「こいつ意外とやつかも!」と思っちゃうのと基本は同じですからねぇ… 丁寧に作られているしっかりした映画だとは思うのですが、個人的には全くおもしろくなかったし記憶にも残らなかった映画という事でこの点数です。
[DVD(字幕)] 4点(2016-03-17 14:31:46)
694.  G.I.ジェーン
とにかくこの映画を見たときは、悪い意味でびっくりしました。 まさか、軍隊の男社会に放り込まれた女性がただただ根性でがんばって周りに認められていく…ただそれだけで何の捻りもない話すぎたから。 もう、ほんとにそれだけの話。芸がなさすぎです。   そもそも、オリンピック競技が全て男女別になっている事からも明らかなように、基本的に運動能力では男性が女性を上回ります。 これは差別とかそういう話じゃなく、単なる事実。 で当然、体力勝負の特殊部隊には男性しかいないのも当然の話。 そこに女性が加わる場合、そこには女性が入る事のメリット、女性である必然性がなくてはならないわけです。 たとえば「女性を救助するような任務のときに女性隊員が必要だ」とか、そういう必然性。 で、この映画の中で、最初に潜水艦勤務を女子トイレがないからって拒否されて怒ったって話がありますが、それは当然の話なのです。 狭い潜水艦内にわざわざ女性用の設備を用意してまで女性を乗せるメリットがないですから。ただそれだけの話。 なのに、「そんなの許せん」と特殊部隊の訓練を受ける主人公ですが、結局彼女が選んだ道は、男性以上にムキムキマッチョな男になる事でした。 だってもう劇中完全に男なんだもん。 んーー、でもさ、それってなんか違うんじゃない?  この映画、女性の社会進出あたりをテーマとして扱った映画かと思いきや、その結論が「(ほぼ)男になればいい」だとすると、結局何を描きたかった映画なのかが僕には本当にわかんないのです。
[DVD(字幕)] 4点(2016-01-19 23:16:14)
695.  オール・ユー・ニード・イズ・キル 《ネタバレ》 
日本のラノベが原作って事で話題になった本作ですが、原作の基本設定が利用されてるだけでストーリーはほぼ完全に別物のオリジナル。結果としてラノベ故にどうしても厨二感が漂う原作が、いかにも普通のハリウッド娯楽SFっぽい映画に見事に作り直されていてそこは素直に感心しました。 何度も時間が戻って同じ時間を繰り返すというネタ自体はすでにいろんな映画やアニメで描かれた割と陳腐な設定ではあるのですが、そこを結構テンポよく描いていて観ている人間をぐいぐい引き込む序盤は特におすすめです。感心しないのはラストシーン。原作とはまるで違うハッピーエンドになるわけですが、「おま、いくらなんでもそれは都合よすぎるだろ」というそこだけ思考放棄したような安直で設定無視のシナリオは最悪で、正直最後の5分にはかなりがっかりしました。時系列すらおかしいという…そこがちゃんとしてれば8点はある映画だと思うんですが残念です。しかししかし安直とはいえハッピーエンドで締めてもらえれば視聴後の後味自体は悪くなく、しかもいっしょに映画見た人と「ちょ、あのラストなんなの?」と語るネタも与えてくれるわけでそういう意味では初デートあたりにとても向いた映画だといえるでしょう。という事で「デート映画に最適」という事でまとめさせていただきます。何しろ原作は主人公とヒロインがどっちか死ななきゃいけないとう事で最後は殺しあいしかも戦争も終わらないわけですから、仮にそんなラストの映画をデートで観てもデートした二人の今後が心配ですから、そういう意味では安直なハッピーエンドも悪くないと言えるでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-05-17 02:02:35)
696.  マルコヴィッチの穴 《ネタバレ》 
なるほど「穴」なんてついてたら下品な映画なんだね…と思うくらい想像以上に下品な映画でしたが、下ネタ嫌いじゃないからノープロブレム。 ベースにはトンデモ設定をおきながらストーリーは綺麗にまとまっていてオチも予定調和的できわめて妥当。 てかチャーリーシーン剝げすぎだろうw まぁ人を選ぶ映画なのは間違いありません。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-04-06 22:58:32)
697.  ノーカントリー
タイトルは「シガーに首ったけ」とかにしたほうが、よほど映画を観た人の気持ちを代弁できると思うんだけど、どうだろう? 正直言えば、初見でこの映画のゴールが認識できなかったのが致命的で「なに、この終わり方??」という感想になってしまったので…後からじっくり考えれば、なぜこういう作りなのかわかるわけですが、それを初見時に観客がわかりづらい映画ってやっぱダメだと思うんです、うん。   
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-04-04 17:09:36)
698.  ライトスタッフ 《ネタバレ》 
序盤、1947年の音速突破から50年代の空のスピード競争を淡々と描き「これはほんとに地味真面目な映画だな」と観客が認識仕切った頃にぶちかまされる大統領相手のプレゼン「宇宙飛行士におすすめするのはサーファーです云々」ってどういうギャグなんだ、おい!  個人的にはこのシーンがこの映画のクライマックス。  真面目に書くとアメリカ宇宙開発と飛行機の歴史から見て時系列がやや混乱するシーンがあり、たとえばクライマックスのアトラス6号の再突入にかぶって対照的に描かれるF104ジェット戦闘機の高度挑戦シーンは実は3年以上前の過去に起きた出来事で決して同タイミングのシーンではないんだけど、多分そこは映画のクライマックスとしての意図的な脚色。 とはいえ、歴史から見れば嘘に見える作りなわけで、そういうとこはちょっと嫌。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-03-25 22:39:38)
699.  クール・ランニング 《ネタバレ》 
公開当時見なかったのがいけないと言われればそれまでですが…当時「事実に基づいた映画」なんて言われ方をしていたわりに今調べれば95%脚色。極端に言えば「ジャマイカチームが冬季五輪に出た」という事実以外はほぼすべてオリジナルという映画だけに純粋に映画としての評価になりますが…そうなるとベタでやや駆け足気味の展開、さして面白いわけでもないギャグ要素等、要するに並の映画。それ以上でもそれ以下でもないという。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-03-22 22:05:15)
700.  サイドウェイ
浮気物でバツ一再婚組しかもワイン好きという立派な?大人の僕なんかであれば「アホだなぁ」なんて思いつつ気軽に流して観られる映画なわけですが、しかしそもそもたいしたドラマが起きるわけもないどストーリーにはさしたる面白さはなく、主役二人の人間性に嫌悪感を抱く人も多そう。ワインを知らないと何が何やら…というところもありそうだし… これはかなり好き嫌いの出そうな映画だと思います。(というか「好き」って人は少なそうな気がしますが)   あと映画中に出てくる「寝取られ(貸し出し)プレー」。 あれはアリです。結構興奮します。 …なんて書けるような汚れた大人じゃないとやっぱこれは楽しめないかもしれませんね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-02-06 15:10:18)
050.42%
1110.92%
2171.42%
3635.25%
413711.41%
523319.40%
632326.89%
725521.23%
81088.99%
9352.91%
10141.17%

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