681. 君の名は。(2016)
《ネタバレ》 田舎に住む女子高校生と都会に住む男子高校生が、眠るとボディチェ~ンジ。いい場面もあるのに、男女の体が入れ替わってオカマとオナベの交流に見えちまってゲンメツ…。憧れのヒトだったバイトの女先輩が段々とボケキャラへ堕ちてゆく。邦画アニメのホープ・新海誠監督による写実的でみずみずしい風景描写はさすが。肝心の物語が生ぬるい青春ファンタジーになっているのがザンネンでならねえや。 [映画館(邦画)] 5点(2016-11-08 22:14:32) |
682. シン・ゴジラ
《ネタバレ》 約5年ぶり2度目観賞。「シン・ウルトラマン」公開に向けての復習。「ゴジラ」と名付けられた神聖なる巨大生命体と対峙する人類。み~んな二倍速並みの早口で緊迫感は伝わってきたけれど、何だか抑揚がなくて引き込まれなかった。世評とは裏腹に平凡な評価。お馴染みのテーマ曲は健在。 [映画館(邦画)] 6点(2016-11-05 23:07:09) |
683. ロスト・バケーション
《ネタバレ》 干潮にぽつんと浮かぶ岩礁にアタシ独り。周りを鮫がぐ~るぐる。シチュエーション・パニックにして「ジョーズ」以来の本格シャーク絶叫スリラー。目の前で3人殺ったお元気な人喰い鮫と、満身創痍のボロボロ体で気丈に闘うアタシ。おバカすぎるドロボーデブ、賢いお子サマ。やりすぎ感はあるが、その場では楽しめたので良作。 [映画館(字幕)] 7点(2016-11-05 22:52:31) |
684. ファインディング・ドリー
《ネタバレ》 約1年7か月ぶり2度目観賞。ピクサーを代表するような前作より13年。忘れんぼのボケボケ魚、ドリーがお父ちゃんとお母ちゃんを求めて大冒険。マーリンとニモも巻き込まれちまう。タコ七やアタマがよく腫れた白イルカ、アホ鳥など新キャラも登場。ただ、魚の能力を大幅に超越したスパイアクション連発でシラけた。タコ七が運転なんてあり得ねえ。まさにミッション・インポッシブルやな。小魚の低い目線による身の丈に合った冒険が新鮮だった前作には及ばない。 [映画館(字幕)] 6点(2016-11-05 02:12:28)(良:1票) |
685. ブルックリン
《ネタバレ》 アイルランドで生まれ育った少女がニューヨークでの生活を通じて成長する姿を描く青春ドラマ。期待と不安の船出。激しい船酔い、思わず下の穴からも上の穴からもぶ~りぶり。いきなり旅のキツい洗礼を浴びるアタシ。勤務先のデパートでホームシックにかかりながらも、新天地の優しいカレがアタシを成長させてくれる。故郷に戻ったときにデキたカレとの間で揺れる罪なアタシのココロ。故郷を出た頃のあどけない少女が、映画のラストでは大人になった顔つきを見せる名演。全体的にひねりのない退屈な展開だが、切なさのにじむラスト。 [映画館(字幕)] 6点(2016-11-05 02:03:29) |
686. インデペンデンス・デイ: リサージェンス
《ネタバレ》 人類VSエイリアン、20年越しの第2ラウンド。直径4800キロのエイリアン母艦襲来。めくれ上がる地表。地球に吸い付くように寄生。20年前の誇り高き米大統領はヨボヨボになってるけれどまだまだ戦える。映像は3Dになりスケールアップしているが、物語の深みの無さは前作とあまり変わらない。 [映画館(字幕)] 6点(2016-10-30 22:41:54) |
687. マネーモンスター
《ネタバレ》 約1年半ぶり2度目観賞。財テクTV番組のハイジャック。冒頭でコミカルに踊る、ジョージ・クルーニー演じる司会者にかなりの違和感。そこへ、よく叫びよくキレる犯人が乱入。たじろぐ司会者とは裏腹に、現場を冷静に観察し指示を出すジュリア・ロバーツ演じるディレクター。キレキレの凶暴な犯人にぶちキレるフィアンセ。監督のジョディ・フォスターが強い女性を押し出しているが、特にココロ動かされず。 [映画館(字幕)] 6点(2016-10-30 22:31:40) |
688. 64/ロクヨン 後編
《ネタバレ》 汗と涙、全力でぶつかり合う本格刑事ドラマの後編。ロクヨン模倣事件は、ロクヨンの復讐。一連の騒動に対してみんな力みすぎで、ちょっと滑稽に見えてあんまりココロに響かないんだな。佐藤浩市と犯人のファイナルクラッシュは埃まみれにして水浸し。挿入曲がシブすぎ。二部作通じて、散漫で追いにくいストーリー仕立て。 [映画館(邦画)] 6点(2016-10-27 00:21:20) |
689. デッドプール
《ネタバレ》 1年9ヶ月ぶり2度目観賞。スパイダーマンとカブる赤いマスクの下はアンチ・イケメン。下ネタを甲高い声でまくし立てる毒舌にしてジコチュー・ヒーロー見参。何だか風貌がアヤしい、ふざけたヤツの復讐劇。あまり入り込めず、続編観賞は思案のしどころやな。 [映画館(字幕)] 6点(2016-10-10 21:57:49) |
690. 64/ロクヨン 前編
《ネタバレ》 わずか7日間の昭和64年に起きた少女誘拐殺人事件の謎を追う犯罪ドラマ。汗と涙の大捜査線。警察内部の対立。県警記者クラブとの衝突。感情剥き出しのぶつかり合いが暑苦しいほどだが、熱気はひしひし伝わってきた。主演の佐藤浩市、強面の県警広報官を大熱演。昭和が薫るBGMもイカす。ロクヨン模倣事件勃発で後編へ。 [映画館(邦画)] 6点(2016-10-09 22:15:47) |
691. シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
《ネタバレ》 米主将と鉄男、激しくぶつかり合う二大ヒーロー。アベンジャーズシリーズ、今作はマーベルヒーローが6対6に分かれて夢のチーム合戦。冬戦士、鳥人間、鷹の目、超能力女、さらに蟻男も加わる米主将チーム。スカ嬢、もう一人の鉄男、黒豹、人工知能、さらにまだまだアオい蜘蛛男も加わる鉄男チーム。相変わらずストーリー性はからっきしだが、マーベルヒーローが勢揃いするだけで価値があるのかな。 [映画館(字幕)] 6点(2016-08-21 01:18:49) |
692. 名探偵コナン 業火の向日葵
《ネタバレ》 シリーズ19弾。ゴッホの名画ひまわりを巡るミステリーだが、毎週のTV放送と何ら変わらないクオリティの低さ。いつになくテロリスト的なキッド。榮倉奈々によるやや棒読み声の女性が犯人で、あっさりお縄。スーパーアクションは花火ボールのドカンで水底を脱出したコナンと名画ひまわり。劇中に入り込めない駄作。 [地上波(邦画)] 5点(2016-05-07 22:34:22) |
693. ボーダーライン(2015)
《ネタバレ》 続編公開に向けて、2年半ぶり2度目観賞。米墨国境。日常的に銃声が響く無法地帯に送られた軍人たちの姿をありのままに描く。善悪の境目を見失い苦悩する女性軍人を熱演する主演エミリー・ブラントよりも、悲しみを抱えながらも敵陣に単身乗り込み非情な手段で悪を制圧する漢を演じたベニチオ・デル・トロの凄味が際立つ。麻薬カルテルの大ボスはレイ・セフォーによく似とるな。 [映画館(字幕)] 6点(2016-05-07 22:24:27)(笑:1票) |
694. 追憶の森
《ネタバレ》 富士の樹海、青木ヶ原で「ヘンゼルとグレーテル」。罪悪感と絶望に伏して、死の森を練り歩く満身創痍の男。そこで出会った男に魂を救われるが、意識が朦朧とする中で見た幻か。オスカー俳優のマシュー・マコノヒーと対等に渡り合う名演を見せる渡辺謙。疑問点が一点、青木ヶ原はどのくらい広いのかな?? [映画館(字幕)] 6点(2016-05-07 02:12:38) |
695. レヴェナント 蘇えりし者
《ネタバレ》 臥薪嘗胆。復讐のためなら雪床に這いつくばり、馬の腹の中でも眠る。ムスコを殺害され、瀕死の状態で極寒の雪山に置き去りにされた漢の壮絶な復讐の旅。もはやヒトではない、獣の形相で前へ進む。レオ様悲願のオスカー獲得。ラストのカタキとの一騎打ちは西部劇風な気高さ。 [映画館(字幕)] 6点(2016-05-06 03:59:44) |
696. ルーム
《ネタバレ》 はじめまして、世界。誘拐され、拉致・監禁された母子の脱出と希望のドラマ。ブリー・ラーソンが米アカデミー主演女優賞受賞。7年間閉じ込められた納屋から脱出後も精神的ダメージが大きく苦悩する母親を好演。健気な女の子みたいな男の子を熱演する子役が光る。ボクは母ちゃんよりもしっかりものだぃ。世間の評価は高いけれど、重苦しくてあまり感情移入できなかった。 [映画館(字幕)] 6点(2016-05-05 23:56:27) |
697. スポットライト 世紀のスクープ
《ネタバレ》 常態化した教会による児童虐待。隠蔽された神域に切り込む、闇を照らすグローブ紙の記者チーム・スポットライトによる躍動感あふれる取材ドラマ。主演俳優なし、チームのメンバー全員が主役。奔走する記者たちの熱気が伝わってくる。性的虐待の具体的なおハナシは低俗でお下劣だが、実話。今年の米アカデミー作品賞受賞作。 [映画館(字幕)] 6点(2016-05-03 00:05:16) |
698. バットマン vs スーパーマン/ジャスティスの誕生
《ネタバレ》 約半年ぶり2度目観賞。アメコミを代表する2大ヒーローのドリームマッチ。大方の予想ではスーパーマン有利と思われるが、クリプトナイトの力を使ったバットマンが動けないスーパーマンをボコッちまう。仲直りしたフタリは気を取り直してデカブツを相手に共闘。スーパーマン死す、そんな訳ないじゃんか。バットマンはクリスチャン・ベイルでないと。いろいろとダメダメだけど、2大ヒーローがぶつかるシーンは貴重だね。 [映画館(字幕)] 6点(2016-05-01 22:17:20) |
699. 家族はつらいよ
《ネタバレ》 「東京家族」と同じ俳優が構成する、ある家族のドタバタ喜劇。オヤジの離婚問題に揺れる東京家族。くだらない、離婚したい理由。貫禄なしのアニキ。名作「東京物語」の一部も登場し、明らかにパロっている。フツーの家族を笑いと涙で描き、意外と楽しめた。 [映画館(邦画)] 6点(2016-05-01 02:50:19) |
700. マネー・ショート 華麗なる大逆転
《ネタバレ》 約5ヶ月ぶり2度目観賞。世紀の大暴落、リーマンショックを予想した4人の漢。終始軽いノリのBGMとコメディタッチで、人物がときにカメラ目線で観客に語りかけ、重苦しい経済ドキュメンタリー基調を一掃している。バットマンのクリスチャン・ベイルが視線のトンだ風変わりな鬼才トレーダーを怪演。専門用語等が分かればもうちょっと楽しめたんかいな?? [映画館(字幕)] 6点(2016-03-13 23:01:50) |