701. プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング
《ネタバレ》 実は最近「幸せのレシピ」を見たばかりなので、パレードで指をくわえた少女が出てきた時は、「ゾーイちゃん(アビゲイル・ブレスリン)」ってすごく嬉しかったです。 あと、洒落た会話とか、ハサウェイの綺麗さとかは前作どおりなんですけど、ちょっと台本が…… ぬるかった前回よりもさらに劣化した感じで まず、前作好きな人間にとって、いきなり冒頭で「恋をしたことがない」なんて言われた日にゃ、マイケル カワイソス それから、結末にしても、あくまで愛か女王かどちらかの選択っていう流れできたのに、いきなり「貴女の娘さん、妹さんのことを考えて法律変えて」って言われてもね、(娘や妹はそんな良い暮らししてませんってw)、 ちょっといかにもアメリカ人らしい伝統とかに全く敬意を払わない脚本はどうかと思われ。 ただ、自分にはそんなことは些細に思われるほどハサウェイの魅力全開の映画であることは間違いありません。 (今まで字幕か吹き替えかって言う論争に好き好きって立場とってきたけれど、今回の映画観て、下手な翻訳にあったら吹き替えで見てたらどうもならんなと思いました。「何故そんな秘密を知ってるの」って問いに対する返答が原語では「Maids know everything」なのに字幕や吹き替えが「女中に聞いた」じゃ、すごくつまんないなと) [DVD(字幕)] 7点(2010-01-03 14:12:00) |
702. プリティ・プリンセス
《ネタバレ》 なんか他の男性と根本的に感性が違うみたい。自分も男性(しかもおっさん)だけど、すごく楽しめました。 ぶっちゃけ、こんなぬるい筋の話、好きだということ自体が恥ずかしいんだけど、好きなものはしょうがないw。 まず、なんと言ってもアン・ハサウェイ 最初の方本当に上手く地味に見せてましたね。それで変身後とのギャップが素晴らしい。 それから、女王とジョーの渋いカップルもよかったし、リリー・マイケル兄弟の地味さ加減も好き。 とにかく、キャストが完璧なら、ちょっとやそっとの脚本のぬるさは充分カバーできるんでは、とまで言いたくなる映画でした。 是非、DVD購入をお勧めしたい作品。いや本編がどうのこうのと言うんではなくて、おまけ映像のメイキングが素晴らしい。 アン・ハサウェイという(敢えて言わせてもらう)大女優が、どのようにして見いだされ、どのように成長していったか、そしてまだ磨かれる前の素材の彼女を ジュリー・アンドリュースやホイットニー・ヒューストンがどんな風に評価したか。 アン・ハサウェイに少しでも興味がある人間だったら是非見てほしいな [DVD(字幕)] 8点(2010-01-03 13:33:15) |
703. プラトーン
《ネタバレ》 軍隊の兵士達の出身が下層に偏ってること、兵士達の間で麻薬がごく当たり前に蔓延してること、ベトナム人に対する虐待行為が行われたこと、上層部は不祥事を隠蔽にはしること。●● こういった本来なら隠したいような事実を、きちんと描写して、しかもその映画が大ヒットするというは、アメリカって結構懐が深い国だと思われました。●● ただ、主人公がベトナムに志願してきた理由が、あくまで「自分が…」の方がメインで、得たものも「自分は…」ってのがちょっとひっかかりました。ぶっちゃけそんな自分探しのために人殺しに来られちゃ、来られた方が迷惑です。●● 例え、建前でも「自由のため」とか、「祖国のため」とか言って欲しかったし、(言っては、いるんだけどもっと強く)、描写的にも北ベトナム、ベトコン側の暗黒面も描いて欲しかった。●● なんか、この映画の描き方だと、戦争という不可避な「大災害」が起こっていて、それに巻き込まれた人々の苦痛を描く映画だと受け止められてもしょうがないと思われ。●● 追記 「ママもパパも入隊に反対してたんだ 堅実な家庭を築かせようとした それに反発してたんだ おばあちゃん」「親に守られた僕でなく一市民になりたかった」 これが、入隊の動機として一番強く描かれてるように思われます。 平成23年7月17日再見 戦争の悲惨さというより、堕落した軍隊、指揮系統がおかしくなった軍隊が、どれだけ災厄を巻き起こすかという観点で見れた。ま、そもそもベトナム戦争での米軍自体がそういう傾向にあったのは否めないが、特にあの小隊が悲惨だったのは、我の強い下士官の対立ではなくて、彼らを抑えきれない指揮官の少尉の権威の無さ、優柔不断さ。無能さ。一見我が強くてどうしようもない下士官達も中隊長の大尉の言葉には、素直に服従していたわけで。どれほど無能な指揮官が災厄を巻き起こすかというのがよく分かる映画だった。 [DVD(邦画)] 7点(2010-01-03 12:53:57) |
704. 舞妓Haaaan!!!
《ネタバレ》 前半、中盤残り35分くらいまでは、爆笑しながらかなり楽しんで見れたんだけれども、 野球選手を辞めてからは、ちょっと展開が速すぎてついていく気をなくしました。 女性の真っ白の白粉メイクには、あまり魅力を感じないので小出さん、京野さん、酒井さんの魅力をあまり感じられず残念でした。(どなたかも書いてたように、特に酒井さん、白粉で真っ白だは、ほとんど台詞らしい台詞は無いはで、見終わって調べるまで気がつかなかった。もったいないにもほどがある) 少年メリケンサックですっかりクドカンの虜になったはずなんですが、パンクにはついていけても舞妓遊びにはついていけなかったのが敗因ですね。(ぶっちゃけ、どこが面白いんやら) [DVD(邦画)] 6点(2010-01-03 12:34:29)(良:1票) |
705. cherry pie チェリーパイ
非常に良質な「アイドル映画」 映画として最低限の質を保ちつつ、北川景子さんの魅力を最大限に映し出してると感じました。 ま、筋とかは単調といっちゃ単調ですがあえて問題にしません。 ただ、原田さんと江口さんのエピソードは不要では。 [地上波(邦画)] 7点(2010-01-03 12:16:25) |
706. ピンチランナー
《ネタバレ》 押尾学さん再逮捕記念ということで、久しぶりに見ました。(おそらく、今後2度とテレビで放映されたりすることはないでしょうw)●● これって、そもそも映画でしょうか?編集完了前のフィルムがそのまま出てしまったのでは。 画面の中に、撮影中の他のカメラがはっきりと映りこんでる映画って(絶句)●● 那須さんの経歴調べてみました。東大の経済学部を卒業して、日活入社。この時は、映画が相当好きだったんでしょうね。その後、ロマンポルノ、ビーバップシリーズ、湘南爆走族、そしてデビルマン、ま商業映画の監督としては、そこそこ成功された方だと。●● 別に商業映画の監督だから見下すつもりは全然ありません。塚、しっかり観客をを楽しませる能力さえ持っていれば、独りよがりのサブカル系の監督より、はるかに上だと思ってます。●● ただこの映画撮影されてる時の那須さんって最早、プロ意識さえかなり磨耗してたのでは。そうでなくては、カメラが映っちゃってる画面カットしないわけがない。(飯田の手振りもそうですね)●● ただ、もちろん那須さんが全て悪いわけではなくて、企画自体に問題があったのではとも思います。●● 映画の撮影のために、地方自治体に駅伝大会を主催してもらって、実際に出演者が走る姿を映すって、いったい誰がそんなお馬鹿な企画を考え付いたんでしょうか?●● そんなことをしたために、出演者の見苦しい走りぶり、ジョンソンの手振り、一緒になって走る見苦しいヲタ達、上記のカメラの映り込み、全てが発生したわけで。●● 今まで、いくつもマラソンや駅伝をテーマにした映画、ドラマありますけど、そんな馬鹿な撮影方法の映画他にはなかったでしょう。(あったら大変で、40キロ走らされたら、江口さんとか、どうかなっちゃったでしょうねw)●● 多少の経費節減、宣伝効果はあったかもしれませんが、常識のある人間の集まりだったら、普通企画段階で却下されると思われるんですが。 とにかく、未完成品のまま出荷されたという時点で、史上最低の映画だと確信します。 [ビデオ(邦画)] 0点(2010-01-03 11:29:02)(笑:1票) (良:3票) |
707. ラストエンペラー/オリジナル全長版
《ネタバレ》 平成24年10月15日全面改訂。まず西大后死亡の瞬間に、大勢の人間が乱入してきてトランペット風の楽器が吹き鳴らされるシーンに代表されるような細部のいい加減さ、ひいては西洋人がアジアの物語を、どんなにまじめであろうが、ある意味「適当に」想像してファンタジー世界として作り上げてしまうことの可否までふれようと勢い込んできたんだけれど、製作国に「中」を見つけて腰砕け。描かれている国が製作に加わってるなら、同じアジアとは言え、他国の人間が容喙できない。 しかしながら、どうしても納得できないのが言語。何も今更、中国人が英語を話すのがおかしいなんてありきたりなことを言うつもりはない。(2chの某スレでよく言われるように英語吹き替え版を見たと思えば苦にもならない) 問題なのは、中国語を母国語とする中国人の皇帝と英語を話すイギリス人の教師が、出会った瞬間からよどみなく会話を始めるまさしくこの一点につきる。言語もひいては文化的バックグラウンドも全く違う人間が、全く支障なくコミュニケーションを成立させる、この時点でこの映画のリアリティは限りなく0に近いと思う。(実は、あの英国人教師は中国文化に堪能であり、当然中国語も話せただろうという歴史的事実はあるが、映画の中できちんと説明されているわけでもない) なにかこの問題を声高に話すと、非常に子供じみてしまう気もするんだけれど、でもおかしいと思いません?国も、人種も、文化も、そして言語も全く違う二人の人間が、何の苦労もなくコミュニケーションを成り立たせることが可能であるこという「映画」のお約束。(それが英語であろうが日本語であろうが、中国語であろうがスワヒリ語であろうが) [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-01-01 13:02:07) |
708. ビー・バップ・ハイスクール(1985)
《ネタバレ》 昔は今と比べて随分のどかだと思いました。 今、今日子のような美少女を猫次、蛇次のような不良が密室に閉じ込めたら…… 前半のギャグパートが結構笑えました。中山美穂も可愛かったな [ビデオ(邦画)] 6点(2010-01-01 12:52:39) |
709. バックダンサーズ!
《ネタバレ》 1時間過ぎくらいまでは、なかなかいいなと思ってました。もともとスピードの頃からヒロの声や歌が好きだし、四人のキャストもピッタリでキャラもしっかり描かれてたし(以前から力説してもちっとも共感者が得られないんですけど、自分では可愛いと思い込んでるけど、実は微妙なルックスの女の子させたらサエコは日本一ですw)、陣内さんたちおじさんバンドとの絡みも良かった。 ただ、ライブを開くと決定してからがね、単に脚本に客が一杯来たと書いてるから来ただけでリアリティ全くありません。白けぱなしでした。 [DVD(邦画)] 5点(2010-01-01 12:03:04) |
710. プライベート・ライアン
《ネタバレ》 まず、誰もがおっしゃるオマハビーチでの迫力ある戦闘シーン、それから最後の方の、ミラー大尉が敵戦車に向かって拳銃を撃ち続け、もう駄目だと思った次の瞬間…… この二つだけで戦争映画ファンとしては見る価値ありで、8点は確定です。 あと思ったことは・アメリカ本土で、あの兄弟のことを発見したおばさんは、ものすごく優しい善意の人だと思います。ただ、戦場というものを全く知らない彼女の、善意、優しさのために死ななくていい人が何人か……・ミラー大尉は任務を遂行してというような受け止め方をされてる方が多いようですが、単純にそう言いきっていいでしょうか?ライアンが死ななかったのは、あくまで偶然、僥倖です。本当に任務を遂行するつもりなら、ライアンを拘束、強制しても連れ戻してこそ、本当の任務遂行と言えるんじゃないでしょうか? 平成24年10月22日追記 少し上記とダブりますが、やはりミラー大尉の行動は間違ってるし、ライアンは少なくともあの場ではた「よく」なかったと考えざるを得ない。端的に言えば、たかだか4台の戦闘車両と50人の兵士からなるドイツ軍部隊が橋を越えて逆襲してきても重大な結果を引き起こしたとは到底考えられないし(そのことを結末の連合軍の戦闘爆撃機の編隊と大部隊の出現が如実に示してるわけで)、また少なくとも全然別の任務で訪れ、なぜか一切の情報手段を持たないミラー大尉が、橋を突破されることが重大な結果になると判断できる材料もない。命令を受けているわけでもなければ、戦略的な見地から絶対免れないわけでもない、そんな戦闘、しかもかなり不利な戦闘にミラー大尉が部下を引きずり込んだのは、単に感情レベルでライアンに動かされたから。人の命を預かる指揮官としてあまりに幼稚じゃありませんか?しかも、そんな行動を英雄的なものと描く映画のトーンもおかしい。ライアンに銃突きつけて拘束して帰れよって思ったのは自分だけかな。少なくとも兵士が将校に向かって「その命令は聞けません」というのが重大な規律違反だし、合理的な理由もなく兵士の感情に動かされてしまうのは、将校失格、指揮官失格だと思うのですが。 [DVD(字幕)] 6点(2010-01-01 11:47:44)(良:2票) |
711. マンマ・ミーア!
《ネタバレ》 評価すること自体迷いました。かねてから全く自分の趣味に合わない映画をわざわざ見て酷評するのってあまりいい趣味じゃないからと考えてましたから。 ただ、何故この筋立ての映画が社会的にものすごく高評価を受けるのか不思議で、不思議で。 自分がこの映画をどうしても受け入れられない原因は、次の二つの台詞に尽きます。 「積極で楽しい人 ついなりゆきで…」「やさしくて寛容な彼に思わず…」 別に人に比べて特に堅苦しい考えを持ってるつもりはありませんが、その結果として父親のわからない娘を産んだ母親を、歌って踊ってw全肯定って…… これが、洋画でしかも有名な曲が取り入れられてるから、ものすごく高評価になってるんであって、例えば似たような粗筋で邦画で携帯小説原作だったら評価どうなりますかね?ボロカスに叩かれそうな気がします。 最初0点をつけましたが、あえてニュートラルということで5点を [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-01-01 11:17:08) |
712. 幸せのレシピ
《ネタバレ》 自分にとってダメダメな脚本の映画というのは、どれくらい主演女優が好きかどうかのバロメーターでw。 いくら〇〇さんでも、これだけはって放り出すなら実は大して好きではない、ぶつぶつ文句を言いながら見るんだったら、まあまあ好き。 そして、映画を見てる最中はただもう夢中で見て、終わってから振りかえって考えて「あれっ?」とようやく脚本の駄目さかげんに気づく場合、その女優がものすごく好き。 というわけで、ゾーイの意味不明な言動やら、全く性格がつかめないレストランのオーナーやら、後で振り返るとちょっとと感じるけども、見てる最中はもうゼタ・ジョーンズにうっとりで。どんだけ自分がファンかよくわかった。 もちろん、ニックとゾーイも申し分なく。 キャスティングが素晴らしければ、台本をかなりカバーできるのではないかと、思わせる映画だった。 セルDVD買ってよかった。 [DVD(字幕)] 7点(2009-12-30 17:42:13) |
713. フォーチュン・クッキー
《ネタバレ》 よくある話ではあるんだけど、細かいところまで面白かった。 特に、カーティスさんの演技が素晴らしい。入れ替える前は、ちょっと痩せすぎのおばさんにしか見えなくて、全然魅力を感じなかったのが、娘が中に入った時のあの生き生きとした表情、良かった。 あと、自分的には都合の良い呆け方をしたお爺ちゃんと、「おい、おい、おい」といいたくなる中国人の婆さんがつぼだった。 多少、気持ちの移り変わりに安易な省略し杉のところもあるんだけど、好きな映画。 平成27年7月21日 リンジーさんのルックスが全く好みじゃなくて、友達ばっか目が惹かれるってどうなんでしょう 8→7 [DVD(字幕)] 7点(2009-12-29 13:55:11) |
714. ラスト サムライ
《ネタバレ》 かなり突っ込まれてる方が多いようなんですが、そもそもこの映画を日本を描いたものとして見るから引っかかったり、不快になったりするんですよ。 この映画は日本を描いたものではありません。ハリウッド映画によく登場する「ジャパン国」という国を描いたものです。以前から位置がよくわからないという疑問がありましたが、この映画を見てどうもオーストラリアの東方に位置するらしいということがわかったのは収穫でした。(ちなみに芸者がアクロバットをしたり、原っぱで作戦を練ってパールハーバーを攻撃したのも当然この国ですし、ロサンゼルスで「二つで充分ですよ」といってるのもこの国からの移民です。) ただ、反乱軍の首領が首都に屋敷を構え、堂々と会議に出席したりとか、この国の過去の有様に関してはまだまだ疑問も残るので、今後もハリウッドの映画を通じて学んでいきたいと思います。 [地上波(吹替)] 3点(2009-12-27 12:10:08)(笑:1票) (良:1票) |
715. 秘密の花園(1993)
《ネタバレ》 原作ファンにはたまらない作品ですね。本当に忠実に手堅くまとめてくれた感じで好感を持ちました。(難を言うならメアリーが最初から可愛いことくらいかなw) 原作を読んだときから感じたことなんですが、イギリス人のガーディニング信仰ってすごいですね。全く自分には無縁だけに、かえって面白く感じます。 あと、メドロックさんが自分にとってはどうしても教頭先生で、そのうち猫かなにかに化けるかしらんとちょっと怖かったですw 同じ原作者の小公女とかも、こんな感じに映像化してくれれば素晴らしいんですが。(最近ものすごいドラマ化wを見たんでひとしおに感じました。)もちろん、その時はミンチン先生はマギー・スミスさんで。 [DVD(吹替)] 7点(2009-12-27 11:34:12) |
716. 波の数だけ抱きしめて
《ネタバレ》 中山美穂の相当なファンで、封切当時はお気に入りの映画だったんですけど、 やっぱり月日が経つと駄目ですね。PVとしても及第点はちょっと。 スキーとか宝探しはドキドキ感あったんだけど、ミニFMには、まるで。もともと法律の裏をくぐるためのせこいことをやってるだけで、それに会社の金つぎ込む非常識な男にも全く白けた気持ちしかもてなかったので、FMがつながろうがどうしようが別にって感じでした。 (ホイチョイプロダクションの人達って、もとはサラリーマンだったみたいだけど、 仕事なんか結果が全てということは分かっていても、こういう感覚の人たちとあまり一緒に仕事したくないな。閑話休題) 恋愛モードも今更感が強くて。 ただ、なんのかんの言っても中山美穂がすごく好きだった気持ちは忘れてないし、何と言ってもエンディングの真冬のサーファーがものすごく好きな曲なんで、あっさり切り捨てられない映画ではありますね。 [ビデオ(邦画)] 4点(2009-12-27 11:20:57) |
717. エネミー・ライン3 激戦コロンビア<OV>
アメリカ万歳は少し鼻につくけれども、それさえ気にしなければ最近の兵器の使用とかリアルな銃撃戦とか面白かった。 ただ、よくBSでやってる二時間ドラマにもありそうですよね。この程度の話 あと、アメリカ人の辞書には「他国の主権の尊重」という言葉がないことを、改めて認識させてもらえた映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-12-27 10:40:41) |
718. ヒトラー 最期の12日間
《ネタバレ》 映画としては全てが申し分ないと思います。 キャスト、演技、台本、戦闘シーン全て批判のしようがありません。 特にクリソツのヒトラーと、はじけたエヴァ夫婦が印象に残りました。 ただ、残念ながら登場人物に全く好感が持てないため、見ててもほとんど感じるものはなかったですね。 例えば、主人公達に危機がどんどん迫ってきても、正直勝手に死んでって感じだし、 語り手の秘書がソ連兵の間を逃れるところでも、緊迫感とか全然なしでむしろ気がつかないソ連兵にいらつきさえしました。 淡々と歴史的事実の描写を見ているだけという感じになって、1度見れば充分ですね。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-12-25 12:33:51) |
719. 伊賀忍法帖
《ネタバレ》 つっこみ好きな自分なんですが、まあこれは実在した人物に良く似た状況、名前の登場人物が出てくる完全なファンタジーと割り切って、あと、人間の人格ってやっぱ頭脳のある頭の方にあるじゃんとか野暮なことを考えなければ、 それほど物語世界内部での破綻は少ない楽しめる作品でした。 渡辺典子は3人娘の中ではルックスだけなら1番上ですね、あと風祭さん素敵ですw。 ただ、ラストがあまりにも安易で拍子抜けするような気もします。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-12-21 15:54:43) |
720. 徳川家康
《ネタバレ》 予想したよりは全然面白かった。織田、今川の両陣営の狭間の松平陣営からの視点が新鮮で。 特に強烈な印象があったのは三河武士団の忠誠心の厚さ。(子供が切腹するのは、ちょっと引いたけど) 戦国自体の常識から言えば、あそこまでの忠誠心というのは大変珍しかったのが、(織田、豊臣家臣団がどうなったか見れば、よくわかる)彼らが天下を取ることによって武士道の規範として全国に広まっていったのは、日本にって良かったか、悪かったか。 そこらあたりのことと、そもそもの忠誠心の厚さの原因と合わせていつか調べてみたいと思わせてくれました。 ただ、「徳川家康」で桶狭間をクライマックスにもってくるのはどうかと、思われ。 後半20分くらいの間、ほとんど「織田信長」になってましたし [DVD(邦画)] 6点(2009-12-20 14:19:58) |