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Yuki2Invyさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1615
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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701.  耳をすませば(2022) 《ネタバレ》 
かなり評判が宜しくない様なのですが、個人的には別にそんなに悪くはなかったかな、と思います(まァ、好くもねーケド)。ただ、鑑賞後にそこら辺の「批判」の内容を確認する分には、ソレはソレでワリと「尤もな」コトではあるかな、とも思いましたですね。私の理解としては、とにかく今作の最大のコンセプトは唯々あの名作の「続編」というコト(あの二人の「その後」を描いちゃうよ!というコト)に尽きるのでして、それ以上の価値(=お話の内容)とゆーのは率直に然程のモノは無かったと思いましたし、また結局のトコロは成る様にしか成っていかないお話でもありましたし、そもそも種々の側面においてほぼほぼ前作と「同じ」お話だった、とすら思いました(主人公二人にしても、キャラクターの根幹部分とゆーのは全く変わっていない≒そんなに成長もしていない…?的な)。まあ重ねて、ソレはソレ自体が「狙い」だったのだ、とも思うのですよね。だから(コレもそもそも)そーいう根幹の部分がピンと来ないという人だと、どーしたって面白くは観れないのかな…とも思いますかね(で結局、そーいう人が結構多かったのかな、と)。  んで、そーいうのはそーいうのとして受け入れられる私としても、2点ダケは多少しっくり来なかった…とゆーのが、まずは主役の二人 or 彼女らを演じる俳優さんの「年齢」ですかね。いちおう、前作で約束した「十年」とゆーのがあるので、今作の二人も20代中盤…なのだと思うのですが、ソレを演じる清野菜名さんは26,7歳、松坂桃李さんは34,5歳で、だから実際にもちょっと年上に見えるのですね。特に、松坂桃李さんはより明確に年上に=必要以上に落ち着いた「大人」に見える、とゆーコトで、ソコは私としても(少しダケ)違和感としては感じられました。  もう一つは、何と言っても『カントリーロード』ですよね。後の監督インタビューを読むに、コレは演出上の意図だった…とのコトらしいのです。確かに、歌詞の内容としては『翼をください』の方が話には合っている、てのはまあまあ合点もゆくコトですし、シンプルに曲としても『翼をください』だって全然悪くはない(なかった)とも思います。しかし、前述どおり「あの名作の続編」とゆーのが第一な&高度なコンセプトだったら、そんな小手先の「小細工」を弄するよりは、素直に『カントリーロード』を流しとけば好かったジャン!とだって(確実に)そう思ってしまうのですね(だから、何となく「大人の事情」の方を勘ぐってしまう…てのがまた本音なのでありまして)。
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2023-04-24 21:12:54)
702.  ビースト 《ネタバレ》 
ソレこそ『ジョーズ』と構造的には大体同じというシンプルなアニマルパニック映画であって、だとしたら本来(=技術的制約が何も無いのなら)この「ライオン」がいちばん最初にその役割を担っていても好かったハズ…と思うのは確かですよね(何しろ百獣の王なのですから)。CG技術の進歩によってようやくソレが可能になったのが本作、というコトだと思いますが+映画としては全然フツーにそこそこ面白く観れたのも確かですが、正直(たぶん)相当に苦労した+カネも掛けたワリには⇒ソコまでメチャクチャ面白くもなってなかった…とゆーのが本音であります(=コレならフツーにサメ映画でも好いかな…とゆーか)。しかし寧ろソレは、ジョーズ=サメとゆーのが如何にアニマルパニック映画の主役として優秀な存在なのか…というコトの逆説的な証左だとも(個人的には)思われましたですね。  一つ目は、サメだろーがライオンだろーがキョウビ人間サマが本気を出したら勝負にならない…というコトなのであって、で具体的にはライオン相手だったら銃をチャンと用意しておけば別にたぶん怖くない…というコトなのですよね(何なら近くで銃声を鳴らすダケでも逃げるでしょ?と)。逆に、海に遊びに行くのに(サメが怖いから)銃を持っていく人は恐らく居ない…という一方で、今作ではライオンの生息地に行くのにあまりチャンと武装して行ってない(からこーいうコトになってる)とゆーのがまずは違和感・疑問として感じられてしまいますよね。あと何より、サメってのは近づいて来るのが見えなくて急に襲って来るから怖い…のであって(+水の中だとソレはごく自然なコトとして表現できるのであって)翻って陸の王者たるライオンはどーしたってそーはいかない…つーのがまたウィークポイントではありますよね。もう一つ、連中は我々を「喰い」に来てるのであって、んでその「喰ってる」シーンを直接的に映すのは流石に好くない・無理だとゆーのも重々承知なのですケド、コレもサメは水の底に引き摺り込んでから喰うから(映さなくても)好いとしても、やっぱ陸でライオンが喰ってる=襲ってるシーンそのものが今作ではほぼ映らない…てのは(流石に)ちょっと「見せ惜しみ過ぎ」という様にも感じられてしまいましたですね。  ソコら辺、思ったよりずっと「工夫・調整」が必要=改善の余地が大いに在る、という様に感じられました。個人的には、もう少しライオン側の行動にユニークなアイデアを積むコトは出来なかったでしょーかね?と(生態的な面とかから)。しかしいずれまた、同系統の作品とゆーのは是非観てみたいトコロではあります。期待。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2023-04-23 22:03:17)
703.  暗殺のオペラ 《ネタバレ》 
お話の建付け自体はサスペンス(ミステリー)で、中盤やや別の方面に行ってしまうきらいはありますが最後まで観るとソッチの面でもそこそこ面白みの在るストーリーだとは思うのですね。ただ、監督が真にやりたいコト・描きたい内容とゆーのはそのサスペンスではなくて、映像(+オペラ楽曲)を駆使しての自らの美的感覚「語り」とゆーか、その意味では大いにアート系の雰囲気映画だとも思われました。個人的にはシンプルにちょっと観方を「間違えた」とゆーか、でも如何にもサスペンスっぽく始まっておいてこの中身はちょっとズルいな…とも思いましたかね。アート系としてはワリと高度なクオリティだとは思うのですが、その詐欺まがいに引っ掛かってしまったコトの仕返しとして、一旦この位の評価にしておきます(私自身にも責任の一端は有る…とは思ってますケドも)。  一点、Wikiを観るとテレビ映画らしーのですケド、マジですか?(マジでした…)はえ~、イタリアってのは、やっぱスゲーな…と(でも、ある種ソレこそがイタリア映画が衰退した理由なんジャネ?とも少しダケは……)
[インターネット(字幕)] 6点(2023-04-23 16:18:24)
704.  ミイラ再生 《ネタバレ》 
『フランケンシュタイン』で一躍怪奇スターの名を恣にしたボリス・カーロフが、翌年に主演した(コレも歴史的な)ホラー作品であります。時代を考えても相当に凝ったつくりを擁しており、エキゾチックさ+歴史物語感を随所で大いに醸し出すセット・衣装・美術なんかの出来の好さがまずは印象に残りますね(+音楽も中々イイ感じのが付いてる)。で、肝心のボリス・カーロフは(タイトルに反して)ほぼ人間形態を通して居るのですが、その「怪人物」感とゆーか存在感はまた相当に高度な・巧みなモノでした。展開運びは(現代のソレと比べると)少~し雑・粗削りな感じもありますが、破綻してるってホドでもないかと思います。総じて全然退屈せず楽しく観てゆけましたね(機会が在れば是非)。  ただ、一応指摘はしておくとすれば、ゆーてモ~100年前の作品だから、やはりホラー的には「怖い」という感じでもないのは(また)確かかも知れません。特に、結局イムホテップ=ボリス・カーロフの武器とゆーのは「念」としか言い様の無い「見えない力」なのですよね(だから映像的にはほぼ「パントマイム」でしかなくって)。ソコに関しては割り切るしかないカモ…とは、少しダケ思ったりなんかもしますかね。。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2023-04-20 23:17:47)
705.  四谷怪談 お岩の亡霊 《ネタバレ》 
金字塔『東海道四谷怪談』も含めて幾つかのバージョンを観ているのですが、元が相当にややこしいお話で登場人物も多いので(怪談)映画サイズにまとめるには結構色々なやり方があると思うのですね。おそらく今作、ごく素直に伊右衛門にスポットを当てた作風な方で、かつその「悪さ」を際立たせる為に全体としてかなり「重く」「暗く」そして「陰惨に」展開を運んでいる様に思われました。実にやるせなくて、加えて超・ストレスフルな彼らの窮状を中盤までごくネットリジットリ描き⇒誰しもがその張詰めた弦の弾け飛ぶ寸前…という極まった状況から、遂に「吹っ切れた」伊右衛門が転げ落ちるかの如くに悪に手を染めてゆき⇒ソレがお岩さんの怨念と(そして)惨劇を産んでゆく……重ねて、同じ話で同じモノが描かれるのではありますが、今作のソレらの端的な恐ろしさには実に好く「体重」が乗っかってましたですね。ハイライト、毒を飲まされたお岩さんの非業の死に際のその怨念とゆーのは(顛末を全て知っていても尚)怖気走り冷汗の滴る素晴らしい代物だったと思います。  惜しむらくは、中盤までのその重いテンポのまま最後まで走り切っている+全体の流れは(コレも素直に)比較的原作に忠実⇒だから終盤がやや冗長+そしてそのワリには恐怖描写が少し地味め(殊に『東海道』の方と比べると)かなァ…と。だからラスト付近は流石にいくぶん『東海道』の方が上かなァ…という感覚が強くて、結果としてこの評点になってます。とは言えコッチも全然面白いとは思いましたので、もし機会が在れば。
[インターネット(邦画)] 6点(2023-04-16 21:21:07)
706.  牡丹燈籠(1968) 《ネタバレ》 
ロマンポルノ版の『性談・牡丹燈籠』とゆーのは観ているのですが、ソッチと比べても今作もかなり好い方の出来ではないでしょーかね。原作と比べると、まずはお露・新三郎の両名ともに少しアレンジしてバックストーリーをつくり込んで居て、新三郎は町民の子に教育を与えるのに生き甲斐を見出していたり、一方のお露は世の理不尽に苛まれて苦界に堕ち、挙句自死した…という設定になっていたりします。その二人の邂逅から件の「お札はがし」⇒そして阿漕な伴蔵・お峰も(コレも原作とは別の経緯で)最後には報いを受ける…という顛末なのですが、前述のアレンジが総じて効果的で実に流れが掴み易かったですね(例えば例のお露さんの「焦がれ死に」とかだって、正直キョウビだとちょっとピンと来なかったりする概念かとも思いますし)。よく見たらなんと!あの依田義賢氏の脚本…というコトなのですね(流石)。  お露も忌むべき亡霊では在りながら原作よりも更に感情移入可能なキャラとして描かれてますし、新三郎もその人ならざる存在を大いに恐れつつ、その最期はまた(ある種)得心して死んでいった様にも見えましたし、悍ましくもまた悲しく、そして美しい悲恋の怪談として立派に成立していたと思います。そんな主人公二人に替わって人間の執念や「業」を見せつけるのがお米役の大塚道子とお峰役の小川真由美のご両名。特に小川さんは終盤からの登場でしたが、その強欲なキャラに(諸々と)ドハマりしている様子が中々に出色でしたですね。他、伴蔵役は西村晃だし、また意外にも志村喬が出て来たりもして、キャスト・演技面でも結構見ドコロだらけだったかな~と思いましたね。  恐怖描写も一つ、非常に好みだったのがお化け二人連れの「歩く」様子ですね。カラン…コロン…という下駄の音こそがこの怪談の最大のモチーフだとも思いますが、でもあの二人はお化けなのだから「足」は無いハズ…と今作では中盤からは二人とも終始「浮いて滑る」様に動き回るのですよ(でも「音は聞こえる」てのがまた重要)。結論、重ねて中々に面白い怪談映画でした。お暇なら是非。
[インターネット(邦画)] 6点(2023-04-16 21:05:17)
707.  東海道お化け道中 《ネタバレ》 
三部作ですが、『妖怪大戦争』は飛ばしてコッチを観ました。基本的には『妖怪百物語』と同じシステムで、アクドイ連中に立ち向かう善玉に、偶然ながら妖怪が助太刀する…という話です。で、まずその妖怪のアレコレについては登場シーンも(『妖怪百物語』と比べて)やや少ないし、何よりシーン自体の質がちょっと低めかな~と思いました。前作までで出し尽くしてしまったのかも知れませんが、パッと分り易い有名ドコロがあんまり出て来ないので正直イマイチ盛上らない…と言いますか。  ただその一方、お話の方は(オーソドックスな仕掛けかも知れませんが)『妖怪百物語』には無かった捻りが在るのと、ミヨちゃんのサイコロ勝負(と種明かし)のシーンは中々ユニークで好かったと思いましたね。あと主演の本郷功次郎はちょっと若山富三郎みたいなルックスですが、本家同様にワリと殺陣が上手かった様に思いました(スピード感が有る)。足し引きして、コッチも全然悪くはなかったかと思います。
[インターネット(邦画)] 6点(2023-04-14 12:00:03)
708.  バレット・バレエ 《ネタバレ》 
中々、評価の難しい映画かな…と思いますね。が、所謂フロイトの言うトコロの「タナトス(死の欲動)」と、ソレに結び付けられる破壊衝動・攻撃性、だとかいったネガティブな方に向かう人間性をひたすら描いた作品なのかな…という点では、ピンと来たかと言えばごく高度にそーいう感覚は有るのですし、一方で(私の様な男性限定かも知れませんが)そんな中に明確な意図を持って据え付けられた真野きりなからは、間違いなくソレに対抗すべきトコロの「エロス」とゆーのが(またごく強力に)感じ取れるのでして。だからやはり、そーいう人間性もろもろを描こうとする(全然チャンとした)映画だとも思えましたし、また後述する様に(ココは)最初ちょっとピンと来なかった結末だって、よく考えれば(全体の構成・テーマと同様)コレもシンプルな「意識の転換」として理解すれば好いのかな…とも思ったりなんかして、ですね。  しかし、ソレでもやはり言わなければならないコトは言っておこうと思います。まず、私はこの監督のファンという訳ではないので作品を都度追いかけている訳でも(やはり)ねーのですケド、久し振りに観ましたがやっぱこの隠す気の微塵も無い「アテレコ」はハッキリ言って超・苦手です。折角全編をごく生々しく撮ってるのに、ソコでどーしたって声だけ浮いてる様に思われてしまう…としか言い様がねーです。第二に、ヴァイオレンスが主軸となる作品なのに、そのヴァイオレンスシーンの(物理的な)質が妙に低く感じられました。中盤でテンヤワンヤしてる箇所はまだしも、序盤はハッキリとまた酷かった(=チャチかった)すね。あとはやはり重ね重ね、このオチはちょっと不可解…とは言わぬまでもやや唐突かと思いました(=映画として単純に「雑」かもな、と)。特に、真野きりなの「心変わり」とゆーのは、正直その理由が分からなかったです⇒とゆーか、彼女のキャラクターには全編を通してやや一貫性が無い様にも(あくまで私には)見えましたですね。  その辺を諸々勘案して、いったんこの評価と致します(たぶん、そのうち再見すると思います)。
[インターネット(邦画)] 6点(2023-04-12 23:00:31)
709.  妖怪百物語 《ネタバレ》 
なるほど、大映の怪談もの時代劇なのですね。年代的に少し前にあたる新東宝のそーいうヤツに比べても、尺自体はコンパクトですが全く手を抜いていない・つくり込みのしっかりした作品に見えますね(予想外に面白かったです)。怪奇描写にしても中々のクオリティですし種類も多彩で、かつまずまず怖い(少なくとも怖がらせようとしてしっかり不気味につくられてる)という感じにも思われました。妖怪もの…というコトで多少は子ども・ファミリー対象な雰囲気もありますが、本筋が比較的ハードな時代劇で人死に・陰惨なシーンもあるので、その意味でも怖さや凄みはしっかりみっちりとしてるかと。また、時代劇としても同様にしっかりとつくり込まれていて、藤巻潤なんかかなりカッコ好かったですよね!重ねて、コンパクトな尺で観易いですが、色々と多様な美味しさを楽しめる良作かと。
[インターネット(邦画)] 6点(2023-04-07 15:11:31)(良:1票)
710.  ブラックボックス 音声分析捜査 《ネタバレ》 
舞台はフランス・航空事故調査局で、ソコの音声分析官である主人公がブラックボックスを分析して事件の真相に迫る…という中々モノ珍しいサスペンスでした。全体的に結構つくり込みが効いている作品で、率直にサスペンスとしてもスリラーとしても比較的上出来な方かな~と思いますね。重ねて、題材のユニークさも含めて十分に楽しく観終われました。主人公は職人気質、とゆーか多分にオタク気質な(ちょっと付き合いにくそーな)青年で、その面の演技もワリとハマってたかな~とも思いますね(見た目も本作ではナード風なのですが、たぶん実際は相当なイケメンかと)。   ※以下、ネタバレ注意   しかし、サスペンスとしてはツッコミどころも無くはないな…とゆーか、やや腑に落ちない箇所が解決されないママ終わってった感もあるな…とゆーか。まず、ポロックは結局殺されたのですか?(それとも何らか自殺的なコトだったんすか?)もし、あんな映像を残すレベルで身に危険が迫ってる(のを悟ってる)なら、最初から自分で真相を暴露すれば or もっと見つけ易い場所にデータを隠せば好かったと思うのは私だけでしょーか。もう一点、今作はまた相当にミスリードだらけなサスペンスで(+だからちょっと無駄に尺が長くなってる)当初の見込みでは原因はMHDそのものの不具合(+テストもインチキで済ませてた)てコトだと思うのですが、真相はそーじゃなくてセキュリティの不具合に依る一種の「偶発的事象」だった…というコトなのですよね?でもソレって、流石にブラックボックスを多少は調べてみないと見当が付かないんじゃねーかと思うのですよね(⇒企ては、ポロックがブラックボックスを開いてある程度解析した時点で始まった、と)。ならば、コトがソコまで至った段階では、ポロックひとりを抱き込むダケじゃあ幾ら何でも証拠の完璧な改竄は難しい…と個人的には思ったりします(こーいう場合の「電子的証拠」って、結構厳密に「連鎖的に」管理されるモノだと思うので)。その辺のモヤモヤ感も踏まえて、いったんこの評価としておきます。
[DVD(字幕)] 6点(2023-04-04 23:56:29)
711.  彼女が好きなものは 《ネタバレ》 
LGBTが主題の映画とゆーのは、昨今は数も非常に多くて、だからとゆーか内容の「高度化」もまた著しいと感じている中で、誤解を恐れずに言えば今作の内容とゆーのは正直「周回遅れ」な様にも感じられたのですよね。まずソレは恐らく、もう一人の主人公・山田杏奈ちゃん演じる三浦さんが「腐女子」だという(本作のユニーク面を司る)キー要素が、特に終盤までシナリオ的にイマイチ「効いていない」というコトだとも思われるのですね。また、原作は2016年のリリースとのコトで(ある種諸々と)時期的にもやや致し方無い…とも思ったりします、がもう一点、映画として(冒頭は)漫画原作には見えない様なちょっとハイソな感じで始まるものの、内容は(序盤~中盤は特に)かなり漫画チック or ラノベ的とでも言いますかね⇒コレもある種、間違いなく原作起因なコトではあるのでしょう。  んで、実に個人的な理由のモヤモヤとゆーのがあって、私はどーしても杏奈ちゃんが出て来てしまうと、もっと遥かに「文学的」な内容を期待してしまう…というトコロで、そーいうのも含めて結構に強烈な「違和感」がとにかく終始感じられて已まなかった…と言わざるを得ないのですよね(結局、ラスト付近までどーにも総じてナニもかもが「しっくり来ない」てな感じでグルグル唸りながら観てました)。だからそんな中で特に、物語が起承⇒「転」に入ったあたりのネガティブな急展開が実に超絶心地好くなくって、正直ココでいったん「一休み」入れてしまいましたですね。  とは言え、ラス前の超・スカッ!とするシーンは私も大いにスカッ!と出来て、ココで大幅に盛り返しはしましたかね。ソコからオーラスまでは特に文句なんか無い感じでしたし、正にその辺も含めて山田杏奈ちゃんは(また)やっぱ凄かったな…と思いました。そして、神尾楓珠くんだってまず全然悪くなかったと思いますし、何より役柄には超・ハマってて素直に好かったと思いました。結論、どちらかとゆーと確かに(言葉を選べば)「若者・ティーン向け」という感じのこのジャンルの作品かと思うのですが、俳優さんのファンとかだったら誰しも全然楽しめるのではないか…とも思いますね。
[DVD(邦画)] 6点(2023-04-04 23:52:52)
712.  エスター ファースト・キル 《ネタバレ》 
とにかく再認識したのは、この『エスター』という作品のホラー部分の「キモ」とゆーのは唯々イザベル・ファーマンそのヒトだ…というコトですよね。そのクオリティとゆーのは今作でも全く錆び付いて居ない⇒否、寧ろ磨きが掛かっている…というレベルに(また再び)優れたモノだったと思います⇒前作から10年以上経っているコトを鑑みればもはや驚愕かと。だからとゆーか、途中までは(そのクオリティに頼って)基本的に「同じ話」をやってゆく続編、とも見えていたのですが、ソコに一発かなり奇抜なアイデアをブチ込んで来て⇒以降は全く予想外の展開になってゆく…というヤツではあったのですね。  だから内容としては高度にトリッキーな要素を含むので、ソコに直接言及することは今回は避けたいのですが、しかしその部分の評価としても個人的にはちょっと「苦しい」という感じかな…と思いましたかね。まず、あの方法でエスターが故国を脱出できたコトにもかなり疑問がありますし、何よりその黒幕の「動機」という部分がチョイ苦しいかな…と(不確実なメリットに対して、確実に抱え込むデメリットの方が明確すぎる…と)。まァココまでイカれたヤツが来ちゃうとは思ってなかった…てダケなのかも知れませんケドね⇒でソレは逆に、エスターにとっても同じコトかな…とも(=そもそもちょっと色々と「出来過ぎ」ではあるかな…とも)。  重ねて、前作はホラーとしても逸品でしたが、同時にサスペンスとしても同じく高クオリティだった…という部分までを「継承」したいという心意気は買いますが、そもそもその起承転結の「転」にアイデアを(前作同様)持ってきたトコロで、続編である以上「結」は見えてしまっているのだからその意味でも「分が悪かった」とも思いますですね。でも重ね重ね、ホラーとしてのクオリティは全然悪くはなかったですし、オーラスとかも(コレも前作同様)相当にデーハーでまた悪くなかったと思いました。前作のファンなら観て損は無いかと。
[映画館(字幕)] 6点(2023-04-02 15:06:05)
713.  キングスマン: ファースト・エージェント 《ネタバレ》 
いちおう、今作は前日譚で(だから)扱いとしてはスピンオフであり、現在オリジナルシリーズの方で第3作が準備中、というコトのよーですね。正直個人的に、そのオリジナルの方は2作とも全くハマって居ないのですが(殊にその「悪趣味」が故に)、逆に今作のこの「全然別物」な感じは所ドコロでかなり好みでしたすね(ある種、ナニか意外性が感じられちゃった…とでも言いましょーか)。そもそもキョウビのスパイものって根っこのトコロでどーしたって「無理」が在るとも思ってますし、その意味でも100年前という時代設定自体がごく好みだったりもするのですよね(アクションとて、銃撃戦よりはこーいう肉弾格闘・チャンバラの方が絶対に好きなワケですし)。んでココは監督のセンス!とゆーか、比較的シンプルながらやはりドコか独創的なアクション自体の出来はまずまず悪くなかったとも思いますし。  ただ、評価自体は(かなり迷いましたが)低めの方に寄せておきました。最大の理由はシンプルに(個人的にま~たイマイチ)レイフ・ファインズが魅力的に見えなかった⇒なのにハリス・ディキンソンを途中で退場させてしまった…という(第1作と同じ)過ちを繰り返しているコトですね。なんなら、どー考えてもポリーの方が(⇒彼女じゃねーにしてもまだショーラの方が)全然キャラとしては魅力が在りますよね。ソコとかも、彼ら英国紳士ども(=貴族には滅法弱いという封建制の亡霊たち)との「感性の違い」だったりする…のでしょーかね(知らんケド)。
[DVD(字幕)] 6点(2023-03-21 23:25:56)
714.  シャザム!~神々の怒り~ 《ネタバレ》 
主役のシャザム君のキャラ諸々にせよ、どーしたってコメディ含みのジュブナイル系⇒対象年齢低めのファミリー向け、という作品に為らざるは得ないのかな…と思いますし、この続編も実際そーいう作品には(チャンと)為っているかな~と思いますね。ただ、そーいうシンプルな(+多少有り勝ちな)お話の内容はともかくも、まずコメディ部分も前作から引き続いてそれなりに笑えるというモノでしたし、肝心なアクションの映像面のクオリティは(コレは前作に比べても)思ったよりもかなり好く出来ていた…とも思いましたですね(実は、前作ってかなりヒットした…というコトらしくて、だからDCでもそこそこ気合入れてつくった方のヤツなのかも知れんですかね)。  しかし、別にソッチの方にそんなに期待して観に行ってるワケではねーのでソコまで気になっても居ないのですケド、とは言えゆーてお話の内容・展開運びそのものはかなりいい加減だったとも思われますね。アトラスの娘3人のチームワークの(極度の)悪さもそーなのですケド、そもそも彼女らが何がしたいのか+その手段は目的に対して妥当なのか、とかってのもま~整理が雑だな…と(加えて、杖だのリンゴだのと必要なアイテムがアッチャコッチャに分散してて展開自体がかなり分かり難いな…と)。思うに、シャザム君って(バカなダケで)ヒーローとしての力量はなんなら最強クラス…だとも思うのですよね。だから畢竟、敵の方とてそれなりに強力なヤツでないと務まらない…とも思われるのですが、でも重ねてファミリー向けのコメディ・アクションだからそんなにハードな展開にも出来なくて…とかって「バランスの悪さ」が少しダケ感じられるな…とも。
[映画館(字幕)] 6点(2023-03-21 21:29:12)
715.  ベネデッタ 《ネタバレ》 
元になった実話は確かに存在している様なのですが、ソレに誠実なワケでもナンでもないごく高度に脚色された娯楽映画ですね(ハッキリ言えばナンスプロイテーションの方により近い)。かつ出て来る人間はま~た(外形的にも内面的にも)総じて「品位」を欠きまくっているとゆーか(コレもハッキリと)やっぱエログロ塗れでもあります。なんか私ですら、思ったよりも(+思いがけずも)だいぶキツかったすね。正直モ~やっすいポルノかホラーを延々観せられてる感覚…とでもゆーか、恐らくその原因は(⇒ソレこそが一番残念なコトでもあるのですケド)本当に人間そのものや人間社会、或いはソコに於ける宗教的価値観とかの「善き」モノとゆーのが全編ま~るで見い出せなかった…とゆーのに尽きるかな、と。まァこの監督って元々そーいうのに「媚びる」ってモチベーションを全く持ち合わせてない(のが「ウリ」な)方だった…とも思うのですケドね⇒だからむしろ本作でいきなり「神を信じなサ~イ!!」とか言い出そうモンなら、ソレこそ「あ、そろそろお迎え来ちゃうのかな…」と思ってしまい兼ねませんよね。。  結論、オーラス付近の乱痴気騒ぎが結構盛り上がって楽しかったコトと、全体的にも(重ねて娯楽映画的な質感ではありますが)映画そのもののクオリティ諸々自体はまずまずハイレベルだったコトも加味しまして、いったんこの評価としておこうと思います。まあゆーて、監督作としては全然オススメするには至らない…ってトコロではありますケドも(個人的には)。
[映画館(字幕)] 6点(2023-03-11 16:08:33)(良:1票)
716.  ガンパウダー・ミルクシェイク 《ネタバレ》 
諸々と、中々「オツな」と言いますか、レナ・ヘディ+アンジェラ・バセット+ミシェル・ヨー+カーラ・グギノ、んで主役がカレン・ギラン…ですからね。その彼女らの歳の頃合いも中々オツな…とゆーか、カレン・ギランも(実は)そんなに若いワケでもなくて他は紛うコト無き美熟女…ですし(⇒その上に味方には幼女すらも混ざって来るのですケド)。ただ、暗殺者ものとしては(前半は独り目立ちな)カレン・ギランはまずかなりオーソドックスにイイ感じだったとゆーか、その「無感情な」感じがかなりハマってたと思いますかね(あと見事にスポーティなスタイルも好かったですよね)。とは言え重ねて、だいぶ風変わりなとゆーか、非現実チック・漫画チックなとゆーか、ごく面白い雰囲気が全体に行き渡っていましたですね。アクション自体もワリとユニークなモノ(武器の種類、状況設定、等)が多かった気もします。そもそも今作ってアメリカ映画なのですか?(スタジオカナル製作だからフランス映画…なのか?⇒私にはどっちにも見えませんでしたケド)  でも、総じてその外見的な部分がかなりユニークだな!とは思うモノの、まずお話の内容自体は(流行りの女性ものアクションであるコトを加味しても)相当に薄くて在り来りだとは思います。あと、ソレ自体も「オツな」コトだとは思いますが、アクションとしては(ある意味)ローテンポ指向に振り切っているとゆーか、全編実にまったりはしているのですよね⇒前半は多少フツーのアクションぽいアクションシーンも在りますケド。私の個人的な好みを言わせて貰えるならば、今作の後半のこの感じよりはもう少し「緩急」の効いた感じの方が好きではあります(殊、シンプルなアクションであるならば)。色々と思い悩んだ末のこの評点で。
[DVD(字幕)] 6点(2023-03-09 00:14:05)
717.  クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代 《ネタバレ》 
必ずしもクリムトとエゴン・シーレのみに集中した内容でもなくて、当時のウィーンの芸術・学術全体をカバーして且つその関係者たちのエピソードを羅列してゆく、という点ではワリと俯瞰的な内容だとも思えます(⇒最も重要なテーマは寧ろ、タイトルで言うなら「ウィーン黄金時代」の方ですかね)。個人的には特に前半、芸術分野における「ウィーン分離派」の業績と、当時の社会情勢+他芸術・学術分野(フロイトとかベートーヴェンとか)との関連を非常に分り易く解説してくれていた点が一番面白かったですね。ただ、それ以降の後半はやや散漫とゆーか、少なくともクリムトとエゴン・シーレの話として更に深まってゆく訳でも結論が出される訳でもないので、その意味では少し「名が体を表して居ない」という感覚も無くはねーですかね(個人的には、その部分はちょっとボリューム的にも物足りなかったです=エゴン・シーレ展のイントロダクションとして観たので)。まあ、美術論なんてマニアック過ぎても取っ付き難いダケだし、体系的にチャンとやろうと思ったらソレこそ何時間語っても足りやしない…というコトかとも思うのですケドね(ドキュメンタリだとしても映画の題材としてはごく扱いにくいジャンル…かと)。  一点、やっぱ美術・芸術論だから「語る」内容がシンプルに少なくなくて、かつ高度なので、出来れば字幕の方が観易いな…とも思いましたすね。ナレーションが柄本佑だからなのかアマプラで字幕版が無かったのですが、個人的にはソレもちょっと残念に思いました。
[インターネット(吹替)] 6点(2023-03-05 20:45:25)
718.  楊貴妃 《ネタバレ》 
『雨月物語』に文句など(ほぼ何一つ)無いのではありますが、一点だけ、コレをカラーで撮ってたらどーだったろうな…とは思ったのでして、で今作はワリと同時期のカラー作品、かつまた主演二人が京マチ子&森雅之+歴史もの+話の中身も(ある部分では)ごく似てる…と思って観始めました。全体の尺とかも同じ位なのですが、お話の内容自体のボリューム・密度という点では率直に今作の方がだいぶ軽めで、まあその二人の(恋だ愛だの)お話に限って観てゆくならナンとかならんコトもねーかな…という感じではありましたかね。  ただ、ゆーてココまでボンヤリした感じになってしまうなら寧ろ、皇帝と貴妃以外の人物(⇒安禄山はまだしも、ソレこそ楊国忠とか高力士・李林甫あたり)をもっと実態に即したエゲツない人物としてチャンと描写すれば好かったのではねーか…とも思いましたかね。あと、今作は全編セット撮影かと思うのですが、ソコで別に屋内のシーンは全然問題なかったとも思うのですが(美術面のクオリティやゴージャス感とかも)やっぱ歴史ものでもあるコトからしても多少スペクタクルな、とゆーか壮大・壮麗なシーン(デカい宮殿とか)が殆ど無かったのは、特に中国のお話としては少し痛かったかもな~と思いますね(正直あんまし中国の話に見えなくて)。
[インターネット(邦画)] 6点(2023-02-26 16:52:07)
719.  ブラックホーク・ダウン 《ネタバレ》 
『プライベート・ライアン』と同時期・同系統の映画で、そのジャンルでは今なお(両作ともに)最高峰とされているのではないかと思います。若干の違いがあるとしたら、中でもコッチはごく高度に実話ベースとゆーか、リアリティの描き出しの方により全体の質感を寄せているとゆーか、部分的にはドキュメンタリチックにも感じられる…てのがまた確か、かとは思いますかね。  で、私も全然優れた方の映画だ、と思うのはまたまた確かなのですケド、何回観てもあまりしっくり来ない…てのがまた×3正直なトコロでもありまして、ナニかやっぱり「中途半端」な作品だ…という気がしてしまうのですよね。大作映画だからどーしたって興行面を無視するワケにもいかなくて、だからリアリティ重視とゆーても映画的展開運びを全くしないってコトにはならないし、でもでも(方針的に実話ベースで進むしかないから)実際の事件の展開同様に終盤はグダグダになって盛り下がってゆくしかないし…(+それは事態急変当初、ごくアクション映画的にメッチャ盛り上がった部分とだって確実に整合していないと思うのですし…)逆に、リアルにドキュメンタリ的に描いて戦争の悲惨さ・不毛さを際立たせるのが目的の大きな一つだとして、だとしたら(結局)米軍よりもケタ違いに犠牲者が多かった(+作中ではまた確実に「敵」としてしか描かれていない)ソマリア人の描き方ってのは、率直にコレは「正しい」のか、と。  それでも、評点としてはもう一点加える方が(個人的な感覚としてはまた)正しそうにも思われるのですが、な~んとはナシに今回はいったん低めに寄せたこの評価としておきます。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2023-02-26 09:46:38)
720.  ジェントルメン(2019) 《ネタバレ》 
実は『ロック、ストック…』を観れてなくて、最近の監督の他作品の印象でフツーにアクションだと思い込んで鑑賞に至ったのです。が、どちらかとゆーと今作ってシナリオに仕掛けの在るタイプのクライム・サスペンスだったのでして、かつタイトリング通り(英国風に)ブラックでアイロニーなコメディ風味もまま感じられる…というヤツでした(有り体に言うとやっぱタランティーノぽい…てなモンで)。確かにちょっとまた「思てたんと違う」というコトではありました(特に、ほぼ全編がヒュー・グラントの語る「回想」て構成になってるので、時間の流れがスムーズじゃなくって普通のスリラーみたいに中々テンポがハイになってかない≒とゆーかテンポ速くなると程無くブレーキが都度掛かる…という感じ)が、ごくノンビリ観るのなら(逆に)全然アリかとも思いましたかね⇒私も酒でも飲みながら観た方が好かったかも…と。役者もまあまあゴージャスだし、また役柄にも結構みんな高度にハマってた…とも思うのですよね(個人的にはコリン・ファレルがかなり好きでした、し、ジェレミー・ストロングに凄むマシュー・マコノヒーのシーンはフツーに思いっ切り観入ってしまいましたし)。  ただ、その肝心なシナリオについても二点ほど。多少複雑でもそのモヤモヤも最後まで楽しめる(⇒で最後にはチャンとスカッと出来る)ってヤツだとは思うのですが、ソレでも少しややこし過ぎ&出来過ぎだと思う箇所が一つずつ、と。ややこし過ぎるのはサブキャラで中国人と貴族がそれぞれ二人ずつ出て来るコト、出来過ぎなのは窓から落ちておっ死んだガキがロシアン・マフィアのボンボンだった…て高度な偶然。こーいうのがも~少しシンプル・自然でも他のナニかで魅せられる…てクオリティが在るのが(ソレこそ)初期タランティーノなのかな、な~んて。別に私そんなにタランティーノ好きでもねーのですケド、そんな私でもやっぱ「比較」はしたくなっちゃいますかね(なのでこの点数で)。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-02-18 01:00:53)
040.25%
1120.74%
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3905.57%
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