61. シルミド/SILMIDO
泣きました。今までシルミ島の存在すら知りませんでした。あんな非現実的な現実が存在していたなんて、知る由もありませんでした。何を恨めばいいんですかね。運命ですか、自分の罪ですか。権力者は歪んでいて、真直ぐなのは犯罪者たち。そうなのかもしれない、と率直に思いました。色んなことを考えさせられる映画でした。娯楽映画ももちろん好いけど、心の髄に響く、こういう映画が受け継がれてゆくことを願います。 9点(2004-07-01 08:32:08) |
62. ゲロッパ!
本当におもしろかった!!!評論家の方が、「笑って泣ける映画」とコメントしていたのを何かの雑誌で見ました。そんな訳ないでしょ~フフンと鼻で笑っていたら、本当に笑い、そして最後には泣きました(ホント)。映画観てこんなに笑ったのは久しぶりです。井筒監督、なかなかやりますね。キャストもそれぞれの役がはまっていて、少しも違和感がありませんでした。ぞくぞくと映画を造って欲しいです!!でも始まる前のミュージックビデオ(?)もどき、あれはないですね。絶対ない方がいい!!! 8点(2004-06-29 19:44:47)(良:1票) |
63. 解夏
綺麗で簡単すぎる二人の関係。現実はこうはいかないと思う。そんな綺麗ではない現実の方が、ドラマだったりする。 4点(2004-06-28 18:11:18) |
64. ナイアガラ
ナイアガラ尽くしのこの映画。ナイアガラ観光局が作ったのか、って言うくらい観光名所のオンパレード。お腹いっぱいになりました。モンローは綺麗だったけど、寝起きもお風呂でも真っ赤な口紅つけてて、ある意味可笑しかった。 5点(2004-06-22 12:39:18) |
65. パンチドランク・ラブ
正直よくわかんなかった。期待の裏切られ方は、「シリアルママ」と同じくらい。でも映像はとっても綺麗で、監督のセンスが光ってました。DVDパッケージも好い。 5点(2004-06-21 12:53:51) |
66. ビッグ・フィッシュ
ファーストシーンで引き込まれ、クライマックスまで笑い、ラスト泣かせてもらいました。ファンタジーというジャンルはあまり得意ではないけれど、これは誰にでもお勧めできます。ティム・バートン監督、映像がとっても綺麗。映画を観ながら同時に、美術館と演奏会を味わっている、贅沢な時間を過ごしました。 9点(2004-06-17 16:06:14) |
67. 不機嫌な果実
これってラブストーリーなんですかね? 南果歩は綺麗でした。彼女のファンは必見かもしれません。ただそれだけの映画です。 4点(2004-06-16 00:03:43) |
68. フック
ロビン・ウィリアムスの演技の上手さに脱帽でした。(あんまし好きじゃないんだけど)彼は様々な役を自分のものにしていますね。でも、この映画長い。約150分。テンポ良く、あっさりしたピーターパンもイヤですが、じっくり丁寧精密も疲れます。ファンタジーって、どうしても長くなりがちですよね。100分くらいのファンタジーが見たい。 5点(2004-06-13 20:22:28) |
69. 赤ちゃん泥棒
モノローグの多用がコーエン兄弟の特徴。この作品もファーストシーン、ラストシーンでかなりモノローグが見られた。個人的に映画は映像で見せるものだと思っているから、長ゼリフ&独白は好きではないのだが、コーエン兄弟ならなぜか許せてしまう。ニコラス・ケイジのダメ男ぶりは素晴らしいです。本当に救いようのない人間に見えます。お堅い役が多い彼の、意外な一面。ま、でも一言で言うと、何も考えたくない時に観たい映画ですかね。 6点(2004-06-11 13:19:24) |
70. ノー・マンズ・ランド(2001)
何を言っても陳腐なものにしか聴こえないと思うので、多くは語らないが、これだけが現実なら、恥ずかしくて涙が出る。 8点(2004-06-10 00:39:59) |
71. デブラ・ウィンガーを探して
彼女たちの発言の全てが本心だとは思えない。もっと面白いことを暴露してくれるのかと思いきや、そうでもなかった。ハリウッド女優も、たくさん悩んでるのね、と感慨深いものがあった。 4点(2004-06-10 00:31:47) |
72. シェフと素顔と、おいしい時間
アメリカ映画を罵倒しているけれど、ストーリーはいかにもアメリカ的。面白いほど想像通りに話が進みました(笑)。プールのシーンは、サービスなのかな?あまり意味がないように感じました。二人は相当お似合いで、大人のビターな恋模様が見たかったような気がします。タイトルはなんとなく分かる気がするけど……。 5点(2004-06-03 15:24:40) |
73. マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ
非常に奥行きのある作品だと思います。全体を漂っている雰囲気は、暗い。この暗さは人生を描く上で絶対必要なもので、明るいだけの人生なんてないことを、忠実に描いています。ラッセ・ハルストレム監督の作品は、とても厚い。映画であって映画ではない。虚構ではない。2時間という時間の中に、「生」を感じさせてくれます。 7点(2004-06-03 00:40:46) |
74. 藍色夏恋
《ネタバレ》 本当に見てて恥ずかしかった。「私とキスしたい?」という台詞が何度も出てきますが、あれだけ何回も聞かれて実行しない男の子も、うぶというか、だらしがないというか。でもそういう、二人のピュアなところが好いのでしょうね。深夜のプール、深夜の体育館、海、屋上、放課後、なんか青春だらけ。観終わった後、お腹いっぱいになりました。 6点(2004-05-28 01:22:36) |
75. 海がきこえる<TVM>
《ネタバレ》 若手製作集団がつくったということもあり、リアリティのある作品に仕上がっていると思う。男同士の友情はキレイすぎるのでは?と感じたけれど、物語にしやすい体育会系ではなく、文科系の一見淡々と生活してそうな男の子を主人公に持ってきたところがこの映画の爽やかさを引き立たせている。確かにヒロインの女の子は気性が激しく、ちっとも魅力的ではない。特に女の子からは嫌われるタイプ。しかしストーリーが主人公の回想で構成されており、ラストはこれからを想像させる形で終わっているので、二人の恋に嫌悪感を持ったりはしなかった。個人的に若手製作集団に期待大なのだが……再結成されないのかな。 8点(2004-05-26 11:53:50) |
76. おもひでぽろぽろ
何を伝えたかったか最後まで分からなかったけど、思春期の人物描写はとてもリアリティがあった。男子と女子の関係や、心情、よく伝わってきました。で……結局ラストああなって、何を言いたかったのだろう。 5点(2004-05-25 19:13:23) |
77. ペイ・フォワード/可能の王国
オスメント君がお父さんとお母さんをくっつけようとするのが可愛いと思いました。ほのぼの温かくなるシーンだと思います。確かに始めのテンポ、展開からいってラストああなるとは思いませんでした。悪い方に転がったと思うんですが。始めからあのラストが決まっていて、お尻から創りあげたのだとすれば、趣味の悪いアクション監督が涙と意外性の為に自分の分野じゃない世界に挑戦したってゆう感じがします。 4点(2004-05-19 23:49:34) |
78. アイス・エイジ
映像関係はまるっきり素人だけど、CGが素晴らしかったと思う。 ストーリーというよりも、伏線が凝っていて、感心しながら見れた。子供も大人も楽しめる映画。 7点(2004-05-15 01:47:36) |
79. 十二人の怒れる男(1957)
ラストのヘンリー・フォンダが裁判所を出てゆくシーンがよかった。何時間もの討論の末の足取り。台詞はないのに心中が伝わってきた。それぞれの人生や生活、個々の境遇が痛いほど感じられた。 9点(2004-05-15 01:44:32) |
80. ウェイキング・ライフ
この作品が実写だったら、もう一度観たいと思う。私には合いませんでした。 4点(2004-05-04 23:16:41) |