61. 刑事コロンボ/悪の温室<TVM>
人物がうまく描けておらず、肝心の謎解きがすっきりしないので4点、レイミランドがヅラに逃げているのでマイナス1点。 [DVD(吹替)] 3点(2011-04-02 20:52:20) |
62. 刑事コロンボ/構想の死角<TVM>
スピルバーグだからとは言いたくないが、映像もストーリーも、そして謎解きもシリーズ中で抜けていると思う。ただし、最後の「下げ」は、ちょっと弱い。 自白をひっくり返されたら、状況証拠だけ。 [DVD(吹替)] 7点(2011-04-02 12:24:35) |
63. 映画に愛をこめて/アメリカの夜
トリフォーの映画が、こんな風にプラクティカルに撮られていて、トリフォーがこんなにプラクティカルな人だとは想像していなかった。でもそういうもんだろうな。映画としては、ちょっとしたリアリティが良いと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2011-03-28 23:35:11) |
64. 刑事コロンボ/ビデオテープの証言<TVM>
殺意が生まれる以前に、泥棒が入ったと思わせる工作を行うのはなんでだろ。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2011-01-16 02:20:18) |
65. ひまわり(1970)
イタリア版「君の名は」&「岸壁の母」といえばそうなんだが、愛と肉欲と情熱がほとばしりかたが違う。さすがイタリア。せりふの応酬が続くと思うと、沈黙のシーンメリハリがきき、情感が増す。音楽も素晴らしい…と言いたいところだが、「砂の器」とかぶって台無し!(菅野光亮のせいだ!)。 [ビデオ(字幕)] 9点(2011-01-12 00:06:06) |
66. 欲望のあいまいな対象
二人一役は成功しているが、ちょっと安易な感じがする。ただ、二人一役と、このタイトルと、思わせぶりなテロの背景がなかったとすると、底の浅い作品でしかなくなる。ただ、あえて、底の浅い作品であるように作ったようにも思える。少なくとも、もう何回か見てからでないと決めかねるプレグナントな作品ではあることは間違いないようだ。小道具とか舞台回しはヒッチコックを思わせる。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-12 12:42:09) |
67. ブルジョワジーの秘かな愉しみ
こういう話を、飽きがこないで、楽しめて、しかも、作成側の意図を感じさせるように作るのは難しいと思うけれど、この作品は、完全に成功していると思います。私は、これ、結構好きです。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-12 12:41:49) |
68. 刑事コロンボ/仮面の男<TVM>
《ネタバレ》 コロンボ末期の典型的な駄作。背景を大げさにするだけしておいて、複線を拾いきれてない。メルビルをなんで中途半端に爆破したのか意味不明。似顔絵が似ているとか、アリバイがないだけで、決定的な証拠がなくて話を終えるのは、見ているものを欲求不満にさせるだけだ。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2010-09-03 00:21:39) |
69. 刑事コロンボ/ロンドンの傘<TVM>
《ネタバレ》 コロンボの中では、傑作のほうに入るのだろうが、最後の「下げ」をドガと比較すると、おちゃらけ過ぎるように思います。 犯人たちとコロンボのやり取りが薄いのもマイナスポイントです。 [DVD(吹替)] 5点(2010-09-02 03:01:59) |
70. 人間の証明
つじつまが合わない、話がつながらない、説得力がない、謎が謎でない、わけがわからない、と脚本ばかりか、読んだことのない原作の価値まで疑いたくなる。1点=「メガトン級の面白なさ」で「メガトン級」という表現が古いと思っていたが、これは、まさに、「メガトン級のつまらなさ」だ。「駄作の証明」とタイトルを変えるとよい。 [DVD(邦画)] 1点(2010-02-08 21:01:49)(笑:1票) (良:1票) |
71. 吾輩は猫である(1975)
中学生の時、映画館で見ました。市川昆先生の作品とも知らず、2本立ての「動脈列島」のエロシーンの方にどきどきしました。最後の場面は、今思うと、市川先生らしいような気もします。 しかし、まあ、みんな手抜きと言われてもしょうがないだろ。ひどいよ。 [映画館(邦画)] 3点(2010-01-16 02:58:05) |
72. 動脈列島
市川崑先生の「吾輩は猫である」と2本立てだった。中学時代、国語の教員が、「吾輩は猫である」に熱く語ったので、見に行ったが、「猫」もひどい、この作品もつまらない…で、がっかりした思い出が残っている。 新幹線の騒音が問題になっているとは、その後、聞いたこともない。 その後、「猫」はもう一度見てみたが、やはり、市川先生の失敗作の一つだと思った。 今、その国語の教員と同じくらいの年齢になって、初めて分かるが、あいつはいい加減で、適当だっということ。さらにいえば、大人という連中がみんなそうである。若い人はもっと怒ったほうがよい。 とにかく、映画というものがダメになった時代の典型の作品でしかない。 [映画館(邦画)] 2点(2010-01-16 02:56:51) |
73. 自由の幻想
途中までは「突っ込み」のないドリフ大爆笑の流れだったが、最後の当たりがサスペンス調になってしまってきた。最初から、うまく組み合わせれば、もう少し楽しめたように思う。案外、Adriana Astiの突然の裸身に、一番非日常を味あわせていただいた。 [DVD(字幕)] 6点(2010-01-05 17:21:28) |
74. 鬼畜
たいした原作ではないが、それを3流映画監督と、どうしようもない子役のせいで、5流映画にしている。ミッドナイト・エクスプレスやディア・ハンターが放映された年にこんな映画作っているのだから、日本映画のどうしようもなさが悲しいし、砂の器もう一度みたいな作りがかえっていやらしい。それでも、昭和32年の日本の貧しさを知らない人には、この原作もこの映画も評することは控えていただいたほうがよいと思う。 [DVD(邦画)] 4点(2010-01-01 23:25:21)(笑:1票) |
75. タワーリング・インフェルノ
35年前に観ていたら、結構どかんときたと思う。きたと思うが、35年たったら、印象も薄れていただろうと思う。 [DVD(字幕)] 6点(2009-09-05 02:48:51) |
76. JAWS/ジョーズ
サメだけでこれだけ怖いとは! [DVD(字幕)] 6点(2009-08-29 08:16:37) |
77. アルカトラズからの脱出
脱獄モノというのは、それだけを主題にするとどうしても短調になりがち。それに配慮してか、この作品は、さまざまなエピソードを挿入しているのだけど、エピソードが、うまくからみあっていないので、心的風景や人と人のつながりが中途半端にしか描けていない。結果として、イーストウッドの演技力に何をみるかという映画になってしまっている。 [DVD(字幕)] 6点(2009-08-24 09:22:58) |
78. エクソシスト
《ネタバレ》 想像以上にまじめな作品で、怖い、という感じは弱いものの、感心しました。ただ、聖水が水道水なのを見抜けないのは謎だし、日本語字幕が、相当いまいちなのが点数を下げる。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-18 09:14:40) |
79. 刑事コロンボ/ホリスター将軍のコレクション<TVM>
みなさんおっしゃるように、この時期のコロンボでは、まれにみる駄作。ただ、ホリスター将軍やヘレンのパーソナリティや行動は、アメリカ人こんなもんかもな、と思って気にはなりませんでしたよ。 [DVD(吹替)] 3点(2009-07-29 18:06:23) |
80. ルパン三世 カリオストロの城
30年ぶりに観たため、絵の稚拙さと音楽の時代遅れ感は、いかんともしがたい。いかんともしがたいのに、この満足感は、脚本と声優の勝利何だろう。ぜひ、絵と音楽を総とっかえして、リメイクしていただきたい。 [DVD(邦画)] 8点(2009-07-24 14:05:35) |