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神谷玄次郎さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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61.  少林サッカー
単純明快なストーリー、荒唐無稽にすぎるとのご意見もあるようですが、それを観る側の元気に変えてくれる、そんなパワーを持った作品だと思います。とにかく面白かったし、最後は普通に感動しました。コテコテのキャラクター設定ですが、人間が人間世界で事物をモデル化するレベルでリアリズムの範疇を逸脱はしていなかったと思います。ここが多くの人を惹きつけたポイントではないかと思います。揺れ動く細かい心理描写はムイ一点に集中したというところもよかったのではないでしょうか?
8点(2003-12-16 21:51:34)
62.  L.A.コンフィデンシャル
残念ながら、この映画をしっかりした脚本ととらえることは出来なかった。もし映画を描く中で、観客に何かを読み取らせるために、「それが当たり前だ」「当然だ」と腑に落ちさせるような、映画全編に敷き詰める「常識」があるとするならば、この映画については論理的なそれを見出すことができない。ガイ・ピアースは、犯罪者(警察だったわけだが)に父親を殺されたという動機で、汚職や馴れ合いに手を染めない誠実な警官を目指している。映画の冒頭では、このガイ・ピアースの行動を、情に欠けた堅物として、ラッセル・クロウはじめ同僚は敬遠する、という描き方をしているが、どう考えても後者の連中のしていることは、腐った組織のそれとしか見ることができない。ガイ・ピアースに正当性があることは明白であり、彼を異物扱いで捉えた脚本展開には違和感を感じざるを得ない。百歩譲って、その腐った組織側からの視点で描かれた映画だったとしても、ガイ・ピアースとラッセル・クロウ、ケビン・スペイシーが結びつくのは、彼らの知られざる「正義への信念」が互いに見えた瞬間であったのではなかろうか?そうであれば、最後に、上司に対する恐喝まがいの裏取引でめでたしめでたしとなるのはおかしい。ガイ・ピアースは父親の墓前にどう報告するのか?ラッセル・クロウはやっと芽生えた友情をどう解釈するのか?期待通りの筋書きにするにも、あっと驚く筋書きにするにも、「腑に落ちる」ものがなければ、気持ち悪さだけが残る。ケビン・スペイシーの死に行く様に敬意を表して7点。
7点(2004-04-01 21:02:21)
63.  荒野の七人
私はどうしようもない「七人の侍」信者だが、この映画はそれとは別物として楽しめた。ただ中盤はダレたきがしないでもないが。キャストの力はオリジナルに負けず劣らず。我々の世代にとっては「リーバイス」「ハッピーニューイヤー」「スピークラーク」「ウーン、マンダム」と声を出さずには入られない。。。しかしこれほど原作に忠実につくっているとは思わなかった。その割には「AKIRA KUROSAWA」っていう名前は出てないんだね。いいんだろうか?ここまで原作にこだわらなくても、もっとアレンジしちゃってもよかったのではないか。「勝ったのは俺達ではない」ってなどのそのままのセリフの部分だけ、歯が浮いているような印象を覚えた。マックイーンあたりが、「やっぱり俺達最高!」とか言っている横で、ユル・ブリンナーが黙って笑っているみたいなラストのほうが、いろいろな解釈が出来て、映画の色にもマッチしていてよかったのでは、と思う。
7点(2004-02-24 00:48:46)
64.  アンダルシアの犬
見るまでは、街の孤独な少年と野良犬との心温まる交流を描いた作品、だとばかり思っていた!(笑)今となってはこういうコラージュ的映像というものは氾濫してしまっているが、映画というものの可能性を模索していた時代にこういう作品をのこしたことは敬服するばかりだ。ストーリーがまったくないわけではないようなので、ほかの映画と同じく人間生活のワンシーンを人とは違う切り口でフィルムに焼き付けたということは少しばかり理解できる。しかしあのラストシーンは何なんだ?「へー」でもなく「ウオー」でもなく「ふぇ~」というため息が出てきそうな作品だ。
7点(2004-02-21 17:17:50)
65.  ファーゴ
陳腐なストーリーにもかかわらず映像美とセンスを感じるユーモアでまったくあきさせず見せていくのはさすがだと思ったが、最後のミンチシーンは映画全体の輪郭からはみ出していて違和感がありいただけない。映像の一片一片が作品を語るものであってほしいと思うのはわたしだけだろうか。
7点(2004-02-17 17:45:10)
66.  気狂いピエロ
さっぱりわからなかった。何をわかってほしいという映画では無いようなのでそれは仕方がないか。ただこの映画を見て自分が感じたのは、そういえば僕らは日々の生活の中で、小さな殺人を犯し、小さな逃避行をし、小さな裏切りに会い、小さな仕返しをし、小さな自爆を繰り返しているということ。そういう意味では日常の見えない部分の絵を切り取って見ているような感覚を覚えた。水攻めのシーンで、水をかけるのをやめるごとに蛇口を閉める几帳面なギャングに笑ってしまった。
7点(2004-02-12 23:46:16)
67.  オー・ブラザー!
映画に差し込まれる幻想的なシーンと音楽が、ほのぼのとしたトーンの中でアクセントとして映画を引き締めている。ジョージ・クルーニーは若い頃の三船のようだ。残念なのはホリー・ハンターの描き方が薄っぺらで、離婚に至る経緯や、愛情の深さなどを感じ取りずらくなっている。過去に仲がよかったのは子供の多さでわかるくらい(笑)。まあでも今の時代にこういうゆったりとした映画があってもいい。寓話としてよくできていると思った。
7点(2004-01-31 15:25:17)
68.  文学賞殺人事件 大いなる助走
話自体は別に映画にするほどのものでもないんですが、とにかく登場人物が濃い!2つの妖怪集団が出てきます。一つは同人誌グループのメンバー。この中で石橋蓮司の狂気が炸裂しています。蟹江敬三の演技も見事!もうひとつは直本賞選考委員会のメンバー、これがまた実におどろおどろしい。
7点(2004-01-17 17:59:12)
69.  シックス・センス
話の本線である、子供に霊が見えるという設定の段階で、もはや「まあ、そんなこともあるだろう」くらいの感覚の、ありふれているところがあり、多くの人が映画に期待する、この先どうなるのかというようなドキドキ感が薄いまま話が進んでいくのが、物語を起伏のないものにしているのではないかと思いました。よほどのどんでん返しがない限り観客は納得しないだろうと。監督はそれを見越してあのラストを持ってきているのでしょうが、なんだかラストの企画が念頭にあったようにも感じます。謎解きのもうひとつの、ヴィンセントと少年の関係、母親と少年の関係も説明不足。このあたりをもっとしっかり描いてくれたら、もっと見ごたえのあるものになったのではないかと思います。しかし、何の予備知識もなく観ていたのですっかりだまされました。
7点(2004-01-12 22:13:10)
70.  大脱走
何より感じたのは、これが事実だとしたら、ドイツ兵って案外人道的だなあということ。夜中に捕虜があれだけ集まってたら脱走の相談くらいするよなあ、と。収容所も占拠できそうな勢いですし(笑)。しかしそういうものとは別に、非常に明るく、元気が出る映画ということで評価したいと思います。ラストも夢があっていいですね。「夢を忘れるなよ!」と。
7点(2004-01-09 19:57:10)
71.  マトリックス リローデッド
スミス100人切りのシーンに流れる音楽は、「八つ墓村」の32人殺しのシーンに流れる曲にどことなく似ている気がするのですが、単なる偶然でしょうか?
7点(2004-01-08 10:37:43)
72.  飢餓海峡
巷の評価が非常に高いので期待してみましたが、期待が大きすぎたかなと思います。警察の犯人の断定ぶりがあまりにも強引。迷宮入りしかけた事件があれだけの推測で一挙に解決してしまっていいものかと思いました。樽見京一郎が懺悔の念で私財を寄付する、というのも薄っぺらい。また、左幸子が樽見京一郎に迫る場面はかなりエキセントリックな感じがしました。爪を肌身離さず持っているくらい恩義を感じているのはわかりますが、あれでは相手のこともかまわず、ただ自分の望みさえかなえられれば相手の生活はどうなってもよいとばかりに見えました。それも貧困のせいにしてしまうのは、少しばかり論理の飛躍というものでしょう。それにしても、伴淳三郎、三国連太郎、左幸子の演技は際立っていましたね。事件の解決にむけての努力、飢えと貧困からくる犯罪と良心の呵責、この映画で訴えようとしているそういうものの多くがシナリオからではなく、上記主役陣の演技に助けられて表現されているような気がしました。最後の遠ざかる海のシーンは印象的でした。
7点(2004-01-07 17:46:59)
73.  椿三十郎(1962)
主人公は三十郎ではなく青年剣士たちだと考えれば、このほのぼのさも納得できるが、どうもミスマッチの感が強い。椿を水に流す見せ方は見事。
7点(2004-01-01 08:35:49)
74.  日本一のゴマすり男
話はめちゃくちゃなんだけれども、とにかく植木等が発散するパワーだけでガンガン突き進んでいく映画です。当時はこういうものがカンフル剤になったのでしょうかね。「少林サッカー」が受ける時代です。今の人もこういうパワーを必要としているかもしれません。若かりし加藤茶のバイト姿が拝めます。
7点(2003-12-28 01:18:39)(良:1票)
75.  メメント 《ネタバレ》 
「記憶喪失の疑似体験」という趣旨は雰囲気でよくわかりますが、正確には、「喪失した記憶を取り戻す疑似体験」になっていて、結局自分自身は誰に入り込んでいるのかわからなくなってしまうようなオチでした。観客に「メモ書きは真実」と思わせておいて、それ自身がねじ曲げられている、ということをバラす。という手法は、結局それを誰が思い出しているのか、あの時点で、主人公と一体となっていた自分がいきなり離脱してしまうような気分でした。しかし、ジョー・パントリアーノの胡散臭さが今回もすばらしかったです。
7点(2003-12-27 17:11:37)
76.  未来世紀ブラジル
この映画の少し後、「ペーパレス」という言葉が登場しましたが、みんなメール文書をプリントアウトしているのを見て、「未来世紀ブラジルかよ」とつぶやいていました。しかしこの世界観はスゴイ。デニーロも数ある出演作の中で、他とは違ったカッコ良さを見せています。ジョナサン・プライスの、監督にまで振り回され困っているようにも見える淡々とした演技がよい。マイケル・ペイリンにももう少し暴れて欲しかったけど。
7点(2003-12-23 17:16:22)
77.  恋におちて
奥さんにビンタされた後の、なんともいえないデニーロの表情が印象的。全編にわたって、晴れ渡る青空と澄んだ空気が感じられ、すがすがしささえ覚えるのは不思議。最後もそれにふさわしい終わり方になっているのは救いがある。
7点(2003-12-23 17:10:08)
78.  コミック雑誌なんかいらない!
ハレー彗星が接近した1985年の記録映画としての価値が高いですね。作者の意図とは違いますが。同時進行的に起こっていたであろうそれぞれのエピソードをうまく楽しめる作品に仕上げているのはよかった。
7点(2003-12-23 17:03:32)
79.  金環蝕(1975)
実在の人物に似せる演出など、とことん政治を皮肉っているところは面白い。それに応える豪華キャストの演技も華々しい。政界は現在もひとつも変わらないが、現代版で映画を撮るなら、 果たして誰を起用したらよいものか・・・。やっぱり、仲代達也、三国連太郎、大滝秀治になってしまうんだよなあ・・・。
7点(2003-12-21 21:29:53)
80.  エンゼル・ハート
冷たそうな石畳、室外機、地獄の底に通じているかのようなエレベータ・・・。ともすれば薄っぺらいホラー映画になるところを映像で格調高く見せていた。ミッキー・ロークが徐々に事の重大さに気がついていく演技も展開を盛り上げるのに役立った。引き出しに物を無造作に入れるところや、ゆで卵を剥くシーンは、やっぱり真似しましたね。しかし、サイファーは、デニーロよりももっと敵役がいたのではと思います。
7点(2003-12-21 15:51:37)
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