61. ライラの冒険/黄金の羅針盤
《ネタバレ》 三部作の一作目だからといってあまりにも中途半端。予想はついたが「さぁ、ここからが本当の冒険の始まりだ!」っていうラスト、投げっぱなしのキーワード提示など、予備知識(原作読んで)ないとついていけない。キャラクターの描き方とか各戦闘シーンとか浅い感じの演出ばっかで観てる方のテンションが下がってくる。それでも、出演者たちは声のキャストも含めやたら豪華で見応えがあったし、クマさんの迫力はとても素晴らしかった。わざわざ映画館で見るべきでもなかったかなと思う。 [映画館(字幕)] 5点(2008-02-25 09:22:13) |
62. 陰日向に咲く
《ネタバレ》 原作未読ですが、お話はきれいにまとまってて観れる内容でした。人間なんて不器用にしか生きられないっていうのが、登場人物たちのイタイ人生を見ているとよく伝わってきます。宣伝文句が「感動的」「涙が止まらない」と言われているように、感動できるようなシーンは多く、中でも岡田くん演じるシンヤの両親に対する想いや葛藤は前半からずっと引っ張ってきてるので、最後に父親と対峙するシーンは涙を誘います(…自分は一個も泣きませんでしたが)。黄色い傘のベタな感じの演出も個人的にはけっこう好きです。全体的に出来はいいとは思うんですが、どちらかというとエンターテイメント寄りな感じがどうしてもしてしまうので、観終わって心に残るようなものが大してなかったのが少し残念です。 [映画館(邦画)] 7点(2008-02-03 01:11:38) |
63. 電車男
話の内容は好き嫌い別れそうですが、映画として起承転結がまとまっていて良いと思います。演出も細かいところまで行き届いている感じがして好感が持てました。というかそれ以前に、自分が電車男タイプで似たようなコンプレックスを持っていたことがあるので、感情移入して楽しめたのです・・・。 [地上波(邦画)] 8点(2008-01-20 18:59:59) |
64. ナショナル・トレジャー
公開当時映画館に見に行ったが、テレビでやっていたのでつい見てしまった。なんとなしに見れるということは、なかなかの良作ということでしょう。 [地上波(吹替)] 8点(2007-12-25 13:04:15) |
65. ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記
《ネタバレ》 完全な娯楽作。けっこうスピーディーに展開していくから話についていけなくなりそうになるが、基本「みんなで手がかり発見」→「謎を解く」→「敵と戦いながら次の目的地へ」→「また手がかり発見」・・・・って感じなので(というかそれしかないので)、多少話が分かんなくなっても道筋がはっきりしていてそんなに気にならなかった。まぁそもそもアメリカ史の都市伝説的な話や非現実的なトレジャーハンティングを扱ってるわけだから、あまり深くストーリーや設定を見ない方が良いでしょう。スケールも大きいし、ニコラス・ケイジも「ベン・ゲイツ」をノリノリで演じてるし、エンターテイメントとしてとても楽しめた。前作からの主要キャストやネタも引っ張って来ているので、前作を見ていればより楽しめる。 [映画館(字幕)] 8点(2007-12-25 12:49:04)(良:1票) |
66. ディープ・インパクト(1998)
《ネタバレ》 小さい隕石がドォーーーン!!ってなって、津波がガァーーーーッ!!!ってなるところがすごい好き。 [ビデオ(字幕)] 9点(2007-12-16 14:01:26)(笑:1票) |
67. ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
この圧倒的なクオリティ。ティム・バートンの頭の中をそのまま具現化した独創的な世界観。耳に馴染み、耳に残る音楽。超個性的で訳の分からんちょっとおバカなキャラクターばっかりで、基本的に無茶苦茶なんだけど何か憎めない。何回観ても飽きません。むしろ観れば観るほどハマってしまいます。この映画に出逢えたことに感謝。 [DVD(吹替)] 10点(2007-12-10 11:41:08) |
68. スターダスト(2007)
《ネタバレ》 あまりヒットしなかったのが勿体ないくらいに、豪華なキャストだし音楽も素晴らしいし、映像もきれいだしセリフも良い。たしかにストーリーは先が読めちゃって大した見せ場のようなシーンもないんだけど、2時間の映画ならこれくらい分かりやすい設定・展開でちょうど良いと思う。余計なことを考えなくて済むから観てるほうとしてはその世界観に違和感なく入り込むことができる。そして役者たちの演技もストレートに伝わってくる(デ・ニーロは相変わらず素晴らしいですね)。最近乱発されてるファンタジーとは一線を画す作品ではないだろうか。 [映画館(字幕)] 8点(2007-12-02 00:08:34) |
69. フラガール
《ネタバレ》 シャル・ウィー・ダンス×スウィングガールズというところですか。基本的に面白いんで見られる内容ですけど、真新しさはないし先の展開も読めてしまうので、まぁ可もなく不可もなくな映画ですね。 [地上波(邦画)] 6点(2007-10-08 20:03:08) |
70. パーフェクト・ストレンジャー(2007)
《ネタバレ》 「ラスト7分11秒あなたは絶対騙される」という触れ込みですが、自分は騙された口です。自分の予想とは別な展開だったので、そういう意味では良かったです。しかし予想できないオチという訳でもなく、別にそれほど衝撃的っていうほどでもありませんでした。むしろ真相の明かされ方が唐突すぎて説明臭くなりすぎて、尻すぼみな感じでした。全体的に醸し出されてる怪しい雰囲気はけっこう楽しめると思います。 [映画館(字幕)] 5点(2007-10-01 09:31:26) |
71. レミーのおいしいレストラン
《ネタバレ》 ストーリー自体はある程度予定調和ですが、その分安心して見ていられるし、見終わった後は満足感でホッとできます。各キャラクターの描写も丁寧で、個性が伝わってくるので楽しいです。映像が綺麗なのは、ピクサー作品な以上もはや当たり前かもしれませんが、それでも息を呑むような映像美に見とれてしまいます。各シーンに映る登場人物や風景、そして何より本作品のキモである料理が本当においしそうでした。どれだけリアルに見えるかを追求しがちなCGですが、リアルさとコミカルさをどれだけ両立させるかがCGの真髄なのではないかと、この作品を見て感じました。 [映画館(吹替)] 8点(2007-09-03 01:14:46)(良:1票) |
72. ラスト サムライ
《ネタバレ》 映画館では見ておらず、テレビでやってたのでたまたま見たという感じです。吹替えでCMも入るので作品本来の雰囲気を100%見たわけではないですが、映画館で見てもこれくらいの評価ですかね。まさに「可もなく不可もなく」な映画。とはいえ、侍の生き様とかストーリーとか「そういうもんなんだ」と割り切れば決して悪くはなかったし、殺陣はすごかったです。それぞれのシーンが長いし凝ってるし、その辺の迫力の出し方は流石ハリウッドといったところでしょうか。ティモシー・スポールもいい存在感だったと思います。ただ、クライマックスの渡辺謙が死ぬシーンは狙いすぎてる感があってちょっとさめました。 [地上波(吹替)] 5点(2007-08-19 20:31:17) |
73. トランスフォーマー
これは「トランスフォーマー」という子供向け媒体を、いい大人達が有り得ないほどの大金と時間と手間をかけ、ほとんど自己満足の為に作った、ある意味史上最大規模の悪ノリ映画ですね。それ以上でもそれ以下でもなく、ベイもスピルバーグも関係ありません。 私はそのノリに乗ることができたので、見終わった後とても満足でした。子供の頃夢中になったトランスフォーマーのように、いい大人になった今これをはしゃいで見れたので、自分のような人間にとって実写化は成功と言えるでしょう。とりあえず、トランスフォームシーン見応えあると思います。 [映画館(字幕)] 9点(2007-08-05 00:12:42) |
74. ダイ・ハード4.0
《ネタバレ》 ストーリーはありがちというか、先も読めてしまうような展開ですが、その分頭を使わず見られるので、アクションを存分に楽しめました。予告編で見る映像が前半でほぼ出てしまい、後半持つのかと妙な心配をしてしまいましたが、そんな心配を吹き飛ばすくらいやり過ぎなアクションが満載で見飽きなかったです。それにしてもマクレーン刑事無敵過ぎ…。 [映画館(字幕)] 8点(2007-07-25 09:01:31) |
75. ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
《ネタバレ》 これまでのシリーズは全て映画館で見ており、原作も読んでいますが、本作も今までのハリポタ映画の例に漏れず、「原作ありき」だと思います。やはりあれだけの原作の量の内容を映画化しようとしたら、2時間半では足りないでしょう。そのせいで詰め込みな感は相変わらず否めません。しもべ妖精や巨人のくだりなんかは、原作じゃ意味があったと思いますが、この映画のストーリーを見る限り別にいらないシーンだったと思います。とは言え、キャストは原作のイメージ通り良かったです。ヘレナ・ボナム・カーターやルーナ役の女の子がとても良い感じでした。あと、双子の花火とか、クライマックスの魔法合戦は、シリーズ通してもかなり派手で見応えがありました。この手の映画はやっぱりこういうシーンが欲しいですね。視覚的には楽しめましたが、原作を読んでないと話がイマイチ…ということでこのくらいの点数にしておきます。 [映画館(字幕)] 6点(2007-07-24 23:48:41)(良:1票) |