801. マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ
さみしくて不幸だと思われるような状況の時、上を向いて我が身を嘆くのではなく、下を向いて我が身を慰める。これって本当に身にしみました。北風の吹くときはじっと耐えて、春が来るのを待つんだね。 8点(2003-07-08 20:55:41) |
802. 風の谷のナウシカ
アニメとはいえメッセージ性が強く、しかもそれが今後も古くなるどころか、益々現実性を帯びたものになるような気がする。環境問題、優しさの中の本当の強さ・・見る人にそれぞれの思いを起こさせる。繰り返し見るに値する映画だと思う。私は物言わぬオームを思いやるナウシカの心が、現実世界の理想を象徴してるようで印象的だった。 9点(2003-07-08 20:48:11) |
803. ブラザー・サン シスター・ムーン
公開当時一度見たきり・・・でも強く印象に残っている。第一に音楽・歌、レコードで何度も聞いた。第二にアシッシの美しい風景、カメラがとてもきれいにとらえていた。これで今でもアシッシに行きたいと思っている。第三に聖フランチェスコの生き方、清貧に殉ずるその姿に感銘を受けた。細かな所は記憶が薄くなってしまった。年月がたった今、もう一度見てみたい。 8点(2003-07-08 20:27:11) |
804. リトル・マーメイド(1989)
最近のディズニー作の中では好きな方です。魔女たこや魚キャラなど面白いしアリエールもいい感じ。スタンダードなお話だけど悲しいだけの話じゃなく、夢があって楽しめるようになってるのがいい。 7点(2003-06-25 22:12:32) |
805. 自転車泥棒
いい作品ではあるが、ただただやるせなく悲しい気分が尾を引く映画。敗戦国・イタリアの戦後貧しく誰もが生きるのに必死だった日常が、同様の状態だった日本に重なって見え、そのどん底貧乏ぶりがリアルで悲しい。自転車を盗んだ犯人もまた生活困窮者で、苦しい者同士で生存競争を繰り広げているのがなお悲しい。子供に免じて見逃してもらえたものの、あの終わり方ではあれからどう生きていくのだろうと考えてしまった。 8点(2003-06-22 17:13:10) |
806. 青春の蹉跌
なにしろかなり昔、リアルタイムで一度見たきりだから細かな所は消えている。グループサウンズ時代のアイドルを卒業し、役者としてその存在感で注目されるようになった萩原健一が、かなり強烈な印象を残している。桃井かおりもしかり、この頃の作品を見ると、この時代の雰囲気を感じることができるような気がする。 7点(2003-06-21 17:00:31) |
807. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
エピソード1よりはいい。ヘイデンくんが良かった。後にダース・ベイダーになる悪っぽい表情をチラリと見せるあたりはうまいです。ヨーダが戦う場面、「気」を玉にしてぶつけるのはまるでドラゴンボール。絶対見てると思うね。CGであれだけの動きを出して見せる技術もすごいと思う。ナタリー綺麗だったし、ヘイデンくんといいカップルだった。 7点(2003-06-20 23:45:50) |
808. スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
ポットレースに象徴されるように、ビュンビュンスピード感が早すぎて見てて疲れました。子供のアナキンとアミダラが後に結ばれるって、一体この時アミダラはいくつだったの? 6点(2003-06-20 23:38:37) |
809. スター・ウォーズ/ジェダイの復讐
ハン・ソロを救出するジャバの宮殿?でのシーンから森の中のスーパーバイクのシーン、森のこびとの熊さんたちなど見所満載、ダース・ベイダーが父であり、レイアが妹でその父と戦い親子の情で皇帝が死に、ルークは救われる・・とエピソードもてんこもり。次々とアクションシーンが繰り出すので最後まで釘付け・・面白いです。 8点(2003-06-20 23:25:51) |
810. スター・ウォーズ
基本的に宇宙ものは好き。これはそのジャンルの中でもダントツにスケールが大きくてファンタスティック!あのオープニングのテーマ曲からしてワクワクするじゃありませんか。ルーカスが黒澤に影響されて日本趣味が見られるのも面白い。(あのロボットコンビとか衣装、刀・・)ハリソン・フォード 若い!娯楽作として繰り返し見てもあきないです。 8点(2003-06-20 23:08:07) |
811. 雨に唄えば
ジーン・ケリー、ドナルド・オコナー、デビー・レイノルズ、いずれも素晴らしい芸人です。雨のシーンばかりが有名ですが、オコナーの壁を歩くような抜群の運動神経の入った一人踊り、3人でグッド・モーニングを歌い、踊るシーン、最初のオコナーとケリーのバイオリンの踊りのシーン、バレエで長いふわふわの白いリボン?をつけて風の効果で踊るシーンなど素晴らしい踊りの場面は数え切れない。映画シーンでの活劇はD・フェアバンクスの活劇を思わせ、トーキーに切り替わるときに悪声の俳優があっという間に落ち目になった事など、劇中劇のシーンも面白い。楽しくておかしくて素晴らしい芸が見られて、こんなに贅沢なミュージカルは今時見られないのが残念。(芸人がいない!)この頃のミュージカルは本当に今見ても全く色あせず再現不可能。30年代のバズレー・バークレー風の演出もあった。フェアバンクス風といい、懐かしいノスタルジーにも満ちている。 10点(2003-06-20 18:12:43) |
812. 蝶の舌
これはラストのシーンが全てですね。それまでの平和で暖かい淡々とした展開も、このラストのために用意されたもの。反作用で一層心にグサッとくるんですね。あの可愛いあどけない少年が発する言葉なのでなおさらです。少年に罪はない、罪は大人が始めた戦争に・・・やさしい先生の疲れ切った顔が無言でそういっているようでした。 7点(2003-06-20 15:00:09)(良:1票) |
813. 父の祈りを
地味な作品だが良かったですねぇ・・アイルランド、IRA、えん罪・・描かれている問題点はいろいろあるけど、ダメ息子が父と共に投獄され、その父の生き方に触発され変わっていくというテーマがうまく描かれていた。ダニエル、エマも良かったが父役のピート・ポスルウェイトの存在感があった。この人、すごくインパクトのある顔だが、名前もあまりメジャーでないし脇役が多いがいい俳優だと認識した。 8点(2003-06-20 14:13:56) |
814. チアーズ!
アメリカのチアガールってすごいのねぇ・・と感心してしまいました。ピチピチガールが青春してます、って感じがよかった。 6点(2003-06-20 13:55:53) |
815. メン・イン・ブラック
B級映画のノリで作ったSFコメディといった感じ。マンガチックなのを大真面目で派手に見せるのでもう爆笑です。エイリアンのキャラやMIBの持つ武器とかの面白さ、こういうジャンルは理屈抜きに楽しめばいいのですよ。 8点(2003-06-18 17:14:00) |
816. ミンボーの女
誰もが関わり合いたくないまる暴への対処の仕方を、分かりやすく解説しつつ世論の喚起を促す勇気ある作品。まことに監督は体を張って作ったことが証明されてしまった。その気概にプラス1点。 8点(2003-06-18 16:22:20) |
817. 80日間世界一周
世界一周というだけあって、世界各地のお話がオムニバス式につづられる。インドではマクレーンのお姫様を助け、日本は横浜で舞台風景など・・豪華で多くのカメオ俳優の出演でも有名、デートリッヒもいたね。日本では誰が、どこに?と目をこらしたが分からなかった。実際出てたのか?時代設定が定かでないが、日本のちょんまげ・江戸時代風はいくらなんでも古すぎるのでは?まぁイメージがそうなんでしょ。マクレーンが可愛いのと、いろいろ楽しめる趣向があるサービス精神に7点。 7点(2003-06-17 20:50:31) |
818. アンナと王様
56年のミュージカル「王様と私」のユル・ブリンナーとデボラ・カーの印象が強く、こちらはそれに比べてしまうと作品としての印象が薄い。マレーシアロケ、豪華な衣装、王宮のセットなど大作に大金をかけたという豪華さという見所はある。チョウ・ユンファの王様が優しすぎるのではないかと思っていたが、本当の王様は西洋事情にも通じ広い視野を持った教養人だったという。彼が進める改革にアンナの力も加わって、タイが他国からの侵略にも無事であったと思われる。そういう意味で見ると、こちらのほうが実際の王様とアンナの姿を描いているように思う。モンクット王は裸ではなく服を着るようにしたそうだし、拝謁の儀式の変革、古い掟を改め、自らの神格化を否定し近代化をすすめとというから、アンナが王様を変えたというのは事実ではない。教育熱心だった王様がアンナを呼び、皇太子の教育に影響力があったのは確かだろう。これは王様の偉大さを描くものではないので、アンナとの関係が脚色されていても仕方ないのだろう。しかしタイ国内では不評なのもこれで納得。モンクット王も次の国王もとても尊敬されてるそうですから。J・フォスターはきれいでした。 7点(2003-06-11 14:31:25) |
819. ふしぎの国のアリス(1951)
まさに夢、ファンタジーの世界です。キャラクターといい、ストーリーといい申し分なく、アニメの動きもこの頃のディズニー作品のほうが好き。全く関係ないけど、トムとジェリーが一番好き。あの動きとギャグ感覚が最高です。 8点(2003-06-07 21:43:31) |
820. ファンシイダンス
着眼点がいいですよね。お寺の厳しい修行も、普通の青年なら本音はこんなものだろうと思わせる。感動モノではイランや中国、迫力・スケールではハリウッド、演技力・格調ではイギリス、おしゃれではフランス・・とそれぞれかなわない。日本はこういう軽いコメディタッチでうまく見せるのが一番かもしれない。 7点(2003-06-07 21:18:10) |