801. 世界最速のインディアン
《ネタバレ》 ○すがすがしい作品。あざとい演出もなく、スマートな仕上がり。映画館でレイトショーなんかに見たい作品。 [DVD(字幕)] 7点(2011-12-10 11:31:48) |
802. モテキ
《ネタバレ》 ○単純で見ていて面白かった。若干あざとい演出もあるが、いかにも今っぽいものを作っているなと感じた。○長澤まさみ、麻生久美子ともキスシーンがエロい。AV監督からも知恵を拝借したとpodcastで聞いたが、なるほど頷ける。○予告CMも見たが、森山未来が4人の女性からモテるみたいな悪い意味で期待を裏切るようなことはしないでほしい。 [映画館(邦画)] 7点(2011-12-10 11:29:33) |
803. 鳥(1963)
《ネタバレ》 ○特に前半が間延びし、ストーリー自体がそれほど面白くない。○鳥なんかで人が死ぬかと思うが、映像的インパクトは約50年経った今でもなかなかのもの。○しかし、小学校付近に鳥がたくさん集まったにもかかわらず先生たちはなぜか学校の外へ連れ出す。結果的にこの映画のハイライトシーンにはなったが、普通鳥が去るのを校内で待つだろう。インパクトを狙いすぎた故の功罪だろう。 [DVD(字幕)] 4点(2011-12-10 11:14:06) |
804. サルバドル/遥かなる日々
《ネタバレ》 ○なんともえげつない話。エルサルバドルという名前しか知らないような国ではあるが、いろんな意味で興味を惹いた。ジャーナリスト主人公を題材にしたオリヴァー・ストーンがこの映画を作製した時点でジャーナリストだと思う。○残酷なエンディングではあるが、主人公がもう少し自分にとって共感できる人物であればなぁと思った。といってもジェームズ・ウッズの徐々にやつれていく演技は素晴らしかった。 [DVD(字幕)] 7点(2011-08-28 22:56:39) |
805. 勇気ある追跡
《ネタバレ》 ○ニューシネマの時期とあり、終盤、ジョン・ウェインが気絶した娘を抱えるロングショットのシーンで死んでしまうのかと思ったが、テキサス男こそ死んだが何とかめでたしな話。○それでも女性の社会進出を意識したのか、自らの手で敵を討とうと銃を撃つシーンは衝撃。しかしその女性像があまりに極端で最初は受け入れがたい面倒なキャラにも映ったが、終盤にもなれば頼もしい存在。○しかし、それはそれでジョン・ウェインはジョン・ウェイン。4対1の無茶苦茶な決闘もあっさり勝利。そのあたりはブレイクしたころから変わってないのね。アカデミー賞受賞ということだが、意味合いとしては功労賞だろうな。 [DVD(字幕)] 6点(2011-08-28 22:50:57) |
806. ゴーン・ベイビー・ゴーン
《ネタバレ》 ○近年稀にみる傑作に仕上がっている。ドラマとサスペンスのバランスが非常に良い。間に挟む現地の人の様子も作品に良いスパイスとなっている。○モーガン・フリーマン、エド・ハリスという大物俳優に対し、主演の二人が少し弱いかな。もちろん悪いとか言う訳ではないが。 [DVD(字幕)] 9点(2011-08-28 22:43:13)(良:1票) |
807. アンダーワールド(2003)
《ネタバレ》 ○ケイト・ベッキンセールファンとしてはファン向けの映画として期待したが、がっかりだった。確かに格好も様になっているし、かっこいいのだが、もっと魅力的に撮ってほしかった。○ケイト・ベッキンセールファンであることを差し引いても、お粗末でつまらない話だった。あと30分は短くできたのではと思うし、世紀の話をしたスケールの大きさの割に、話の中心は地味。展開がマンネリ化。同系統ならブレイドの圧勝。 [DVD(字幕)] 3点(2011-08-22 23:27:49) |
808. 三十四丁目の奇蹟(1947)
《ネタバレ》 ○当時のハリウッドの強さを感じずにはいられない。ベタというか実直というか…ストレートで暖かい。こんな映画がない今だからこそモノクロのこの映画に存在の意味があり、説得力がある。 [DVD(字幕)] 8点(2011-08-21 15:22:13) |
809. お熱いのがお好き
《ネタバレ》 ○やっぱりビリー・ワイルダーは安定している。○思った以上に一シーンが長く、もうひと展開ほしいと感じた。 [DVD(字幕)] 7点(2011-08-21 14:59:46) |
810. 第9地区
《ネタバレ》 ○なんか惜しい作品だな。及第点は与えられるんだが、あとひと押し。○まず何の説明もなくいきなり宇宙船があるというインパクト。ドキュメンタリー風語り口調が間に挟んであるのも先への期待感を膨らませる。ただ、空に浮かぶ宇宙船はインデペンデンス・デイそのもの。同じ過ぎてびっくり。○エイリアンもとことん気持ち悪く作ってあるのこそ評価できるが、オリジナリティがあまりない。○その後の展開としてエイリアンに冒され、エイリアンの仲間になって、ブツを取り戻すべくアジトへという流れが普通すぎた。その構造を壊すべくナイジェリアマフィアとの3者構造にしているがあまり功を奏している感はない。○舞台と皮肉を拝借した娯楽作だが、メッセージ性も娯楽性も及第点どまり。確かに面白いが、もっとオリジナリティがあったり、破壊的な展開があれば良かったはず。 [DVD(字幕)] 6点(2011-08-17 22:24:19) |
811. メンフィス・ベル(1990)
《ネタバレ》 ○一体何が描きたいのか。最後まで登場人物を区別できず、かつ群衆劇としてもまとまりに欠ける。戦争映画にしても危機感や緊張感のかけらもなく、青春ものとしてはただただ先を考えない行動したり、ぶつかったりだけで深みがない。○そこまで話題になるほどの作品だと感じなかった。 [DVD(字幕)] 2点(2011-08-17 22:11:31) |
812. ミッション・トゥ・マーズ
《ネタバレ》 ○賛否両論の映画だったので興味が湧き鑑賞。○思っていたよりも良い出来だと感じた。確かに後半に中だるみがあったり、今までのSF映画で見た、あるいは感じたものがあったのも事実。しかし、主人公に特化したドラマと考えればそれなりに成立している。もちろん不足している感は否めないが。 [DVD(字幕)] 6点(2011-08-17 22:07:23) |
813. アゲイン/明日への誓い
《ネタバレ》 ○一応「男たちの挽歌」シリーズらしいのだが、キャスト名のみ継承されストーリーなどつながりはなし。監督が変わったからか、熱いドラマもそこまでない。話も面白くなかったな。 ○そして、ヒロインがあまりきれいじゃないんだよね。ハードボイルド感を出したかったのは感じるが。 [DVD(字幕)] 3点(2011-08-17 21:32:42) |
814. 男はつらいよ 寅次郎夢枕
《ネタバレ》 ○一番印象に残ったシーンはもちろん寅さんがマドンナを振ってしまうシーン。そのシーンにおける背景色の使い方など素晴らしく鮮やか。振ってしまったことに気づき、座り込む寅さん。悲しさを必死の笑顔で隠す八千草薫。作品自体としては異色ながら平凡な出来だと感じたが、このワンシーンだけはこのシリーズのハイライトになるかもしれない。 [DVD(邦画)] 6点(2011-08-17 21:24:09) |
815. ハムレット(1990)
《ネタバレ》 ○メル・ギブソンのハムレットは決して悪くはないし、作品自体の完成度も悪くないんだが、あとひと押しが足りないような。ストーリーを知っているだけにそのひと押しがかなり大きいのだが。○キャストはメルも良いんだが、華のある人がやるとまた一味違ったはず。 [DVD(字幕)] 6点(2011-08-17 21:17:25) |
816. バリー・リンドン
《ネタバレ》 ○これだけ壮絶な人生を淡々と描き、背景やエキストラが異様に壮大。淡々と描いているとはいえど、3時間飽きることなく見られるのはやはりすごい。 [DVD(字幕)] 8点(2011-08-17 20:48:38) |
817. スラムドッグ$ミリオネア
《ネタバレ》 ○群を抜いて良いとまでは感じないが、インド部隊のハリウッド映画というのが珍しいこともあり新鮮であった。○構成上最終問題で成功するのは見えているため、微妙なロマンスがあるのが残念と言えば残念。 [DVD(字幕)] 7点(2011-08-17 20:25:24) |
818. NYPD15分署
《ネタバレ》 ○つまらなくはないんだけど、この映画を撮る監督が違う気がするなぁ。この一言に尽きる。 [DVD(字幕)] 4点(2011-08-17 20:12:42) |
819. レッド・オクトーバーを追え!
《ネタバレ》 ○作品を観るまではショーン・コネリーがジャック・ライアンだと思ってた。良い意味で裏切られた。○戦艦ものの醍醐味が満載。時間の長さもそこまで感じず。○他の映画でも言えることだが、ハリウッド映画のロシア人が皆英語を話すのがどうもねえ。 [DVD(字幕)] 6点(2011-07-24 20:29:03) |
820. グッドナイト&グッドラック
《ネタバレ》 ○予備知識がないからか、多くを語らない脚本だからか全貌が分からない作品であった。○見せ場も少なく、印象に残りづらい作品でもあった。雰囲気は良かったが。 [DVD(字幕)] 5点(2011-07-24 20:22:02) |