81. 萌の朱雀
少女漫画的というと語弊があるかもしれませんが、とても抒情的だと思います。好みが分かれる気がします(個人的には好きですが)。 7点(2004-01-05 01:46:38) |
82. HANA-BI
《ネタバレ》 岸本加世子さんの台詞がよかった。 8点(2004-01-05 01:45:23) |
83. I am Sam アイ・アム・サム
《ネタバレ》 折り紙で「檻」が出来上がってしまった場面や、歌のacross the universeが印象的でした。 8点(2004-01-05 01:41:21) |
84. ジョンQ-最後の決断-
《ネタバレ》 アメリカの医療保険制度はこの映画で描かれるようなとらえ方をされることが多いのかどうかが気になります。 7点(2004-01-05 01:39:58) |
85. モ’・ベター・ブルース
《ネタバレ》 家族/ファミリー、輪廻/めぐるもの、を扱っているらしい、という点(だけ)で、小津安二郎監督の『麦秋』と同じと思います(かなり無理があるけど)。 UAさんがライブアルバムでタイトル曲を歌われているのに感動しました。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2004-01-05 01:38:13) |
86. アンタッチャブル
《ネタバレ》 警察学校生をスカウトするシーンも好きです。暗殺者が窓から侵入するシーンで、カメラが窓に映っていたように思いますが、DVDなどでは消されているかもしれません。 6点(2004-01-05 01:28:35) |
87. バニラ・スカイ
独特の後味があります。サイケデリック、といえばそうかもしれません。 6点(2004-01-05 01:23:22) |
88. インサイダー
《ネタバレ》 実話に基づくということですが、なぜアメリカ政府機関やたばこ産業のホームページにたばこ産業の内部文書のデータベースが公開されているのか?と思ったら、1990年代はたばこ訴訟第三の波といわれ、たばこ産業が内部告発によって敗訴し始めた時期だとか。そうしたアメリカの時代背景(といってもつい最近のことですが)を窺うことができた気がします。アメリカのたばこ産業事情についはこの映画以外にも「タバコ・ウォーズ」という本もあるそうですが、そんな1990年代のアメリカでのたばこをめぐる状況は、おそらく歴史的にも転換点とされるのでしょう。タイムリーに、実話に基づくお話を名演技で見られるなんてすごいです。ただし、パチーノさんが寒空の下へ颯爽と出て行くラストシーンでは、コートの襟を立てただけで、さすがにたばこは吸いませんでした。 [DVD(字幕)] 9点(2004-01-05 01:22:02) |
89. 戦場のピアニスト
7点(2004-01-05 01:14:09) |
90. ぼくの神さま
見ごたえがあります。edge、辺縁、「へり」。考えさせられます。 8点(2004-01-05 01:13:42) |
91. 麦秋(1951)
ある時代が終わって別の時代が始まる転換期が、刈り入れどきだけど初夏でもある麦秋を背景に描かれて、ちょうど泣き笑いのようにかなしいのかうれしいのかわからない感覚になりました。もちろんこんな一言ではすまないような解釈の余地があるようにも思える映画です。古い映画だからああいう独特の雰囲気かとおもっていたら、ほぼ同時期で重複するキャストで『長崎の鐘』という映画(良い映画ですが)を見たのですが、全くといっていいほど雰囲気が異なっていましたので、小津さんの色ということなのでしょう。 10点(2004-01-05 01:04:56) |
92. 秋刀魚の味(1962)
タイトルでイメージをふくらませた通り、哀愁というかせつなさというか、名状しがたい感覚を与えられました。 8点(2004-01-05 00:54:58) |
93. スモーク(1995)
煙に包まれたような、というか、ケムに捲かれたような、というか、まさしくタイトルどおりで、ポール・オースターさんの作品を読むのと近い印象を与えられました。実体がありそうななさそうな、という印象を与えられる点で、松本清張さんの『霧の旗』と通じるものがあるように思います。 9点(2004-01-05 00:46:23) |
94. レナードの朝
《ネタバレ》 難病もの、医療もの、ヒューマンもの?など色々いわれると思いますが、実際に神経科のお医者さんでもある原作者オリバー・サックスさんの同名の本には、映画の後日談もあって俳優さんたちを観察された様子が出ています。ストーリーはともかく、写実的という点ではこうした分野の映画では群を抜いていると思います。 9点(2004-01-05 00:41:39) |
95. フィッシャー・キング
《ネタバレ》 「Forgive me」、「Gravity works」、「誰も上を見ない街だ」や、ホームレス役のトム・ウエイツさんの「Go no further・・・」などのせりふが印象に残りました。 10点(2004-01-05 00:34:58) |
96. 仕立て屋の恋
《ネタバレ》 ホントはコメディ俳優さんだという仕立て屋さん役の人(の頭)と、たまごやボーリングの玉の画面構成が、おかしみを与えてくれました。『髪結いの亭主』と同時期に製作されたとのことで、相性がよい気がします。窓の内/外、という点で共通しているように思います。 8点(2004-01-05 00:26:27) |
97. 髪結いの亭主
《ネタバレ》 「嵐(rage?)が来るわ」の台詞や赤みの強い画面が印象的でした。『仕立て屋の恋』と同時期に製作されたとのことで、一組でみると確かによい気がします。 8点(2004-01-05 00:22:01) |
98. 天井桟敷の人々
《ネタバレ》 人ごみで「Gallance!」と探すシーンが印象的でした。 8点(2004-01-05 00:18:02) |
99. 風の丘を越えて~西便制
ラストで流れるパンソリは、他の場面で歌われていたのとは全く違ったものに思われ、戦慄がはしるようでした。主演でもあった若手女性歌手はパンソリの期待の星ということですが、歌い方を変えているとしたら凄いです。「恨(はん)」はうらみとは違うもの、ということの意味が少しわかったような気がして、近くて遠い国といわれる韓国に、案外というか当然というか、ゆかりを感じました。 9点(2004-01-05 00:12:27) |
100. 風の中の牝雞
《ネタバレ》 小津監督の失敗作と揶揄される作品ですが、戦後でまだ国民皆保険になっていなかった時代、という時代背景を伺うのにはよい作品と思います。月島の小学校や勝どき橋、隅田川河畔が印象的です。 [DVD(字幕)] 8点(2004-01-05 00:04:58) |