81. ラスト・デイズ・オン・マーズ
何となく期待していたのですが、最初からB級臭丸出しの雰囲気に嫌な予感。 年に何回かある「なんだこれ?」という失望感を味わいました。 感想の書きようがないつまらなさ。 時間返して・・・ [DVD(字幕)] 1点(2015-03-15 22:50:31) |
82. LUCY ルーシー
興味深い設定でしたが、描写がついてきていなかったように思います。 何やら色々表現したいことはあったようですが、正直、よくぞここまでつまらなく作れるな…という感想です。 壮大なテーマと錯覚させるような映像を小刻みに入れている一方で、ルーシーの活躍の舞台が小さすぎるように思いました。 と思いきや、終盤になって取って付けたようにぶっ飛んだような映像の力技で終了。 これを理解できないのは、私の脳が10%の2割引きくらいしか働いていないせいかもしれません。 [ブルーレイ(字幕)] 3点(2015-02-09 07:07:29)(良:1票) |
83. トランセンデンス(2014)
「人類は未知なるものを恐れる」ですか・・・ならば恐れ多いほどの未知なる展開を見せてほしかったです。 冒険しすぎて難解になってしまったのならまだわかりますが、本作は抑揚もなく突っ込みどころすらない退屈さ加減。 ノーランの名を借りた宣伝に、まんまと引っかかってしまった気分です。 [ブルーレイ(字幕)] 2点(2015-02-09 07:03:46) |
84. ヒックとドラゴン
《ネタバレ》 書き尽くされていると思いますが、「衝撃のラスト」に身が引き締まりました。 あれで単なる無害な作品が、深い作品になったと思います。 後半けっこう退屈というか平凡な流れだっただけに、あれがすべて。 [DVD(字幕)] 7点(2015-01-12 22:58:54) |
85. 悪い奴ほどよく眠る
《ネタバレ》 かなり前に「公権力横領捜査官 中坊林太郎」という漫画を読んだんですが、この話の前半はまさにそれそのままでした。 思わず「中坊~のパクリか」と、わけの解らないことを思ってしまった次第です(^^; もちろんその反対なんですが、何はともあれこういう設定大好物なのでとにかく興味津々。 何故か口笛をふくスカしたようなキャラの主人公に期待は膨らみました。 …が、後半完全に失速です。社会派作品として真面目に作りすぎ。謎めいた主人公も完全に普通の人に成り下がってしまいました。 ぶっ飛んだ展開を生かして娯楽に徹してくれればもっと楽しめたと思います。 前半8点、後半4点 [DVD(邦画)] 6点(2015-01-03 22:00:57) |
86. インターステラー
《ネタバレ》 いい意味で予想を裏切られ、単なるパニック映画ではなく親子の絆を前面に出した作品でした。 ただし、前宣伝にある「世界中が号泣」というのはちょっと言い過ぎかな、、、と思います。 ストーリーは某宇宙戦艦を思わせるようなかなりのご都合主義な展開で、設定ほどの壮大さは感じませんでした。 むしろ本作で評価すべきは、映像化が難しそうなストーリーをここまでわかりやすく表現し、一応の納得いく結末に持って行ったことにあると思います。 あの状況からあのラストに持っていったことは、ある意味サプライズでした。 [映画館(字幕)] 7点(2015-01-03 10:28:44) |
87. 百万円と苦虫女
前半は慌ただしく落ち着きのない展開で、これといって印象に残りませんでした。。 全体的に特にこれといった何かが起こるわけでもなく、軽く青春しちゃってるストーリー。 蒼井優と森山未來は若いのに味があるし、こういう役をやらせるとピタリとはまります。 逃げの決まりコメントですが「好きな人にはたまらない作品」。 [DVD(邦画)] 5点(2014-12-29 21:49:03) |
88. ノー・マンズ・ランド(2001)
《ネタバレ》 一見騒がしいだけのおバカ映画の様相ですが、その騒がしさが去ったあとの突き落とされるような絶望感がたまりません。 [DVD(字幕)] 6点(2014-12-29 21:47:46) |
89. 21グラム
《ネタバレ》 物語は静かな雰囲気で淡々と進んだ印象ですが、それによって3人の実力派俳優の演技が引き立っていたと思います。 ただ、ストーリー自体は納得いたしかねます。 ドナーの遺族に会いに行くというタブーを犯したとうえに、その間髪入れずに愛し合うというのは胸糞悪い設定。 さらには貰った命に対して自ら銃の引き金を引くというのは、理由はどうあれ感情移入できませんでした。 [DVD(字幕)] 4点(2014-12-26 21:36:42) |
90. オールド・ボーイ(2003)
《ネタバレ》 ダークなコメディかと思わせるようなハチャメチャから異様なやり切れなさの残る締めくくりまで、とにかく飽きずに見れました。 全編にわたり良くも悪くもインパクト頼みな印象を受けましたが、エンターテイメントとしては秀逸な作品だと思います。 ここまで褒めてますが、また見ようとは思いません・・・お腹いっぱいです。 [DVD(字幕)] 7点(2014-12-23 21:26:07) |
91. ゴーン・ガール
《ネタバレ》 まだ公開中の今の段階ではあまり内容は語れないのですが、ストーリー展開、キャスティングともに素晴らしかったです。 本作は単なる失踪事件から始まるのですが、そのネタ晴らしまででも一つの作品として成立すると思います(ただし、ありふれた一作品として)。 ただ、ここからさらに2段階に変化するストーリーに、最後まで気を抜くことができませんでした。 いわゆる”大どんでん返し”の作品ではなく、心をじわじわといたぶってくるような感覚です。たぶん男だからそう感じるんでしょう。 女は怖い、男はバカだ・・・これを表現するにロザムンド・パイクとベン・アフレックはまさにはまり役。 特にロザムンド・パイクの狂気を感じさせる目つきが怖かった・・・ 若い人が鑑賞して、さらに未婚率が上がらないか心配(^^;) [映画館(字幕)] 7点(2014-12-14 21:17:55) |
92. ザ・テノール 真実の物語
《ネタバレ》 ユ・ジテと伊勢谷の友情関係もさることながら、妻であるチャ・イェリョンもこれを上回るかのような存在感。 北乃きいが意外にも見せ場を作り、前半は四者四様の活躍で全く飽きることなく時間が過ぎました。 後半に多少無理に感じられる展開はあったものの、安心して泣ける作りになっています。 オペラ公演がベースなだけにラストへ向けて盛り上げる展開はさすが。ここで伊勢谷、北乃がもう少し絡んでくればなお良かったのですが、ここは主演に花を持たせたということで。 非常にベタなストーリーなんですが、不覚にもクライマックスで嗚咽寸前・・・単純な性格なのでこういう演出には弱いですわ~(^^; 珍しく色々考えずに清らかで前向きな気持ちにさせられました。 個人的には今年一番の掘り出し物です。 [映画館(吹替)] 9点(2014-10-22 22:20:19) |
93. 柘榴坂の仇討
《ネタバレ》 メインキャストが中井貴一、阿部寛、広末・・・ということで安心して見れました。 その中で意外だったのは、直吉(阿部寛)に惚れているバツイチ女役の真飛聖が可愛く見えたこと。 余談ですが、チョイ役出演の吉田栄作には「老けたな~」の印象。そして、もっとチョイ役出演の堂珍を気の毒に感じてしまいました(^^; 結末としては、とにかく”いい話”。それまでの展開をすべて台無しにするほどの”いい話”でした。 これは時代劇の皮を被った古き時代のトレンディ・ドラマか?さすがにミサンガには興醒めしてしまいました。 [映画館(邦画)] 6点(2014-10-22 22:11:26) |
94. ジャッジ!
後半はトーンダウンしたものの、豊川悦司を中心になかなか面白いコメディでした。 欲を言えばもう少しコメディ部分が弾けてほしかったですが…。 ベタなラブコメ展開は陳腐でしたが、どこか安心感があって気楽に楽しめました。 トヨタが実名で出てきたのは、ちょっと鼻についてマイナス。 [DVD(邦画)] 6点(2014-10-05 22:21:21) |
95. ルームメイト(2013)
最後の展開が蛇足に尽きる。 北川景子が実は…だったとネタ晴らしのシーンで終わっていいと思いました。 今の時代に本作のような展開で「驚愕のラスト」にするのは元々無理な話。 あそこで終わっていれば甘めにみて佳作扱いにしたかったのに、グダグダな最後の流れが残念でした。 [DVD(邦画)] 5点(2014-10-05 22:20:22) |
96. わたしを離さないで
衝撃的SFサスペンスと儚い青春ラブストーリー・・・相性の悪そうな組み合わせがうまく融合していたと思います。 これまで見た作品の中でも最上位の切なさを感じました。 若者3人の演技が素晴らしい。 特に華奢な主演女優によって、切なさ倍増でした。 [DVD(字幕)] 7点(2014-08-17 22:49:21) |
97. スターシップ・トゥルーパーズ
まったく期待していなかったのですが、まさか私の心にスターウォーズ、スタートレックに劣らない爪痕を残すとは思いませんでした。 まさに3大「スター」シネマ(←???)に恥じない大健闘だったと思います。 一言でいうと悪趣味なアホバカ映画であります。 私には壮大なブラックコメディにしか見えませんでしたが、これを作った監督さんはやりたい放題でさぞご満悦でしょう。 ここまで惨いのにここまで緊張感や悲壮感の感じられない戦闘シーンも珍しい。わざとそのように作っているんでしょうけど。 軍への皮肉とかそういったメッセージ的なものも感じ取れたわけですが、それを整理する前に、とりあえずラスト付近の攻防で吐き気が止まら…(放送禁止) [DVD(字幕)] 5点(2014-08-17 22:48:03) |
98. 空気人形
静かなる衝撃作品。 主演女優は、顔立ち、体型、潔く脱げること、透明感、そして適度にマイナー・・・この人しかいないという程のはまり役。 本作に関しては、この主演女優をよくぞ見つけたという驚きに尽きます。 一歩間違えばレンタル店であまり日の目を見ないマニアックな棚に並べられてしまいそうな題材ですが、これを芸術的な作風に仕上げたことも素晴らしい。 [DVD(字幕)] 7点(2014-08-17 22:45:34) |
99. ロボコップ(2014)
《ネタバレ》 ロボコップを真面目に作りすぎたように思います。 戦うシーンはなかなか恰好良かったが、記憶に残るのはその程度。 最も不満な点は、改造されるきかっけとなる負傷シーンがアッサリしすぎていたことです。作品の肝となる大事な場面だと思うので、もう少し悲壮感を出してほしかったです。 ストーリーテイラー?のような存在は斬新だったのですが、作品に好影響を与えたかどうかは疑問です。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-08-17 08:33:42) |
100. 交渉人(1998)
《ネタバレ》 冒頭シーンのサミュエル・L・ジャクソンが妙にカッコよく、その個性に引きこまれました。 あんなに短気で交渉人が勤まるのかいう疑問はさておき、対照的に冷静なケヴィンン・スペイシーとのやり取りが面白かったです。 40分ほど経過しやや退屈になってきたところで彼が登場したときにはワクワクしました。 終盤に向かうつれアクション映画になってしまい、もはや交渉関係なくなっちゃったのは残念です。 ただ、ラストはビックリしました。てっきり防弾チョッキと血のりを使って申し合わせしていたと思ったもので… [DVD(字幕)] 7点(2014-08-17 08:29:50) |