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タケノコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 575
性別 男性
年齢 50歳
自己紹介 管理人さま、レビュアーのみなさま、いつもお世話になっております。

タケノコと申します。

みなさまのレビューをとても楽しみにしています。
( まるで映画のように、感動し、笑い、ときに泣きます )

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81.  みんなのいえ 《ネタバレ》 
家を建てる。ただこれだけのことを仰々しく映画にする着想と、この題材を娯楽映画に仕上げた脚本はお見事。個人的には、伊丹十三監督の"お葬式"あたりがヒントになったのかな、と感じました。冠婚葬祭にまつわる云々など、知っているようで実はよく知らない日本のしきたりを、ほどよいさじ加減で茶化して人情喜劇にするのは日本映画のお家芸。このへんは米映画にはない味わいがあります。登場人物では、横文字連呼で何を言ってるのかさっぱりわからない唐沢寿明のデザイナーが秀逸。彼に代表されるように人物の風刺を楽しむべき映画ですが、実は一番喜劇的な役回りはある意味で田中直樹と八木亜希子夫婦なのかも。お客様であるべき二人が一番物腰が低くて周りには振り回されてばかり。これは人が好すぎて損をする我が日本人の愛すべき気質を、非常にユーモラスに描いていると思います。良くも悪くも日本らしい映画、正月に家族揃って気軽に鑑賞するのがおすすめです。
[DVD(邦画)] 6点(2015-04-30 21:31:52)(良:1票)
82.  夜のピクニック 《ネタバレ》 
"歩行祭"をまるまる物語にするという着眼点が斬新で面白いと思いました。そして主人公二人、貴子と融が異母兄妹であるという事実、これこそが本作の肝であり、ただの同級生同士が一晩イチャイチャ歩きながら惚れた腫れたという話であったら、全く深みがなく物語として成立しないでしょう。恩田陸さんの原作を先に読みましたが、当然ロケーションに劇的な変化はない上に、一晩歩くだけの話を退屈させないために人物の感情が多く描かれています。映画はまさか2時間延々と歩く場面だけを映すわけにもいきません。歩くだけでは感情の機微を描写するのも難しい。従って必要以上に回想場面を入れたり、梨香の妄想をインサートしたりと、あれこれと間を持たせる手段に苦慮していたように思います。印象として、やはりこの題材は元々小説向きで、あまり映画向きではないように思えました。残念ながら、私の母校では歩行祭のような学校行事はありませんでした。あったのは修学旅行、文化祭、体育祭といった"ど定番"の3点セットだけです。生徒が学校行事に期待するもの。それは、思い出作りだと思います。もう一つ、非日常である解放感、高揚感が普段はできない思い切った行動を後押ししてくれる"シチュエーション"だと思います。歩行祭は、これに"達成感"も加わると思います。それも、ただ歩き通した達成感だけではなく、みんなが一晩歩きながら達成したそれぞれの熱い思いです。ゴールのシーンは清々しく、その熱い思いが充分に伝わりました。この映画が唯一原作を超えた瞬間だと思います。
[DVD(邦画)] 7点(2015-01-31 20:03:56)(良:1票)
83.  TRICK トリック 劇場版2
ただでさえテレビドラマのようだった前作の続編に、わざわざ2時間ドラマの女王片平なぎさを抜擢するとは・・。さらにテレビドラマみたいになってる(笑)。でも映画の内容を考えれば、ある意味ふさわしいキャスティングかな。前作の方が好きです。
[DVD(邦画)] 4点(2015-01-09 00:37:59)
84.  TRICK トリック 劇場版
テレビドラマ演出が過ぎるので映画としてはどうしても低評価だが、山田と上田のキャラ、それと二人のおバカなやり取りは結構好きです。結局このシリーズって、内容云々よりもこの二人のキャラで成り立っているような気がします。学のある人を皮肉ったような描き方も、キライじゃない。いや、むしろ痛快。
[DVD(邦画)] 5点(2015-01-09 00:06:47)
85.  誰も知らない(2004) 《ネタバレ》 
モデルとなった事件とは細部が異なっていると言った意見が多くあるが、私は実際の事件との整合の粗は特に気になりませんでした。是枝監督ご自身も、過去に起きた事件の詳細を伝えることは念頭になく、観た人がこれを教訓としてどうするのか、未来に向けた建設的な視点で本作を撮っているように思います。こういった事件の根絶は難しい。だが、それを目指して先ずは何かできること一つ、である。これを観た人が一人でも多くこのような母親にはなるまいと心に誓ってほしいし、親であるなら子供を今まで以上に大切にしてほしい。前を向いて歩きだすラストから監督のその思いは充分に伝わり、救いのない話の中に一筋の光明を見た気がします。
[DVD(邦画)] 8点(2014-12-05 21:06:02)(良:1票)
86.  最高の人生の見つけ方(2007)
キャスティングの面白さという意味では、実生活でも大金持ちの二人に、映画でもゴージャスな旅をさせては一つも面白くありません。彼らの実生活をこれ見よがしに見せつけられているようで、これは余命宣告された二人の生涯最後の旅です、と言われても残念ながらほとんど感情移入ができませんでした。そして内容以前に、このセンスのない邦題には毎回辟易する。たかが邦題、されど邦題。過去の名作を見ればあきらかだが、基本はやはり直訳が理想的だろう。「バケットリスト」ではさすがに厳しいが、もう少し作品の個性を感じさせる題名を思いつかないものか。二大名優の共演、この映画はそれだけに尽きると思う。
[映画館(字幕)] 4点(2014-10-30 16:20:14)(良:1票)
87.  明日の記憶 《ネタバレ》 
荻原浩氏の原作は既読です。原作の設定を大きく変えることなく、内容をほぼ忠実に映画化していると思います。渡辺謙さん、樋口可南子さんは言うまでもなく抜群の安定感、その他の配役も適格なキャスティングだったように思います。自分も一介の会社員ゆえに、物語の中でも特に憤りを感じたのは会社側の佐伯の扱いである。どうやら会社は時として、社員の長年の功労を都合よく忘れるアルツハイマー病を患うようだ。その反面、妻枝実子の献身や同僚たちとの別れの場面の何と温かいことか。彼が今までに注いだ愛情や築いた信頼はいつまでも皆の心にある。結局は常日頃の生き方こそが未来への記憶であり、明日の記憶になるのだ。若年性アルツハイマー病。もし自分がなったら?あなたの家族がなったら?大切な社員がなったら?誰もがこの物語の"誰か"になる可能性はあると思う。映画や本のお話とは言え、決して遠い世界の絵空事ではない。明日の記憶というよりはまさに"明日は我が身"を感じる映画でした。
[DVD(邦画)] 7点(2014-10-19 19:39:45)
88.  キサラギ 《ネタバレ》 
練られた脚本もさることながら、状況とともに微妙に変化していく役者たちの表情や話し方など演技もとても見応えがあり、彼らの芸達者ぶりを堪能できます。その中でも序盤におけるいちご娘の挙動不審な存在感は際立っており、同じいちご娘とは思えない終盤近くのお父さんキャラと比較すれば、この変貌ぶりはやはり5人の中でも香川さんは別格の上手さ。そして、満を持して登場した映像の中のキサラギ嬢の、想像していた通りのB級アイドル全開の姿には思わずニンマリ。最終的には後味のよい終わり方であることもよい。確かにキサラギ嬢は鳴かず飛ばずのB級アイドル、しかも短命でファンもわずかでしたが、そのわずかの愛すべきファンたちに支えられて、幸せなアイドル人生を送った、と言えるかもしれません。
[DVD(邦画)] 7点(2014-06-19 20:35:21)
89.  インスタント沼 《ネタバレ》 
三木監督印の脱力系コメディ映画。期待を裏切ることなく「亀は意外と速く泳ぐ」の路線を継承、ゆる~い笑いと小ネタを織り交ぜながら、平凡な日常をちょっとだけ楽しくする"コツ"を教えてくれる映画です。河童や龍が実在する実在しないは別として、いないと決めつけてかかるよりは、本当にいると考えるくらいの想像力をもった方が人生は楽しいですよ、ということでしょう。麻生久美子さんはもちろん、キャスト全員ノリノリ演技がとても印象的でしたが、やっぱり三木監督作品では岩松さんとふせえりさん、このお二方のヘンテコ感が一番面白い。
[DVD(邦画)] 6点(2014-06-18 20:49:27)
90.  百万円と苦虫女 《ネタバレ》 
鈴子 (蒼井優) による、自分探しの旅、というよりは、傷心癒しの現実逃避旅。 視聴者によって、映画のテーマ自体の受取り方が分かれそうな内容なので、あえて本作をジャンル分けするとなると難しい。なんせ、このサイトですら "ドラマ" としか書いていないので、やはりジャンル分けすることを放棄しているようだ (笑) しかし、(心が) パンク・ロックな感じの鈴子がいて、彼女の旅と出会いがある、、だから全く退屈はしません。 もともと、マイナス思考やネガティブな考え方を (個性として) 肯定すること、そこがテーマにありそうですが、好きな娘を引っ越しさせないためにその娘から金を借りまくる、、って、これは斬新でさすがに思いつかない考え方だなあ~、卑屈すぎるが (笑) 海で山で地方の街で、それぞれ恋の始まりを予感はさせる、でも始まることなく、サヨウナラ、、。先に進まない (=プラスにならない) 、このもどかしさも、この映画らしくていい。 彼女が最後にたどり着いたのは、海も山も、おそらく観光名所もない地方の街。この平凡な街の、どこか行き詰まったような閉塞感がまたよかった。
[DVD(邦画)] 7点(2014-05-13 22:00:30)
91.  運命じゃない人 《ネタバレ》 
よくこんな面白い話を考えつくもんだ。本当に感心します。とにかく脚本が秀逸。話の大筋と役者のキャラ設定だけで既に成功したようなものだが、抜群のセンスで時間軸をいじくり回してさらに面白くしてる。同じ場面をもう一度映せば、実はあんなトコにもこんなトコにも・・。うまいな、と唸らされる展開の連続でした。台詞も楽しい。「お前、携帯電話をナメるなよ」(笑)「30過ぎたらクラス替えも文化祭もないの」(笑)。探偵役の山中聡さん、主演級で映画出演しているのは初めて観たが、この人すごく楽しいね!それにしても、この二人っていいコンビだと思う。続編やったらかなりうけると思うのだが・・。お金をかけなくても優れた脚本があれば面白い映画は作れる。そのお手本のような映画でした。
[DVD(邦画)] 8点(2014-04-21 21:46:37)
92.  下妻物語 《ネタバレ》 
中島監督の作品は「嫌われ松子の一生」を先に観たのですが、アニメーションを挿入したり、空想部分を実写とCGで映像化したり、本作から早くも監督ならではの個性あふれる演出が色濃く出ています。とにかく本作は、桃子とイチゴという二人のキャラクターが強烈でした。全くタイプの違うこの女の子二人が打ち解け合い、そして親友になったことは決して不思議なことではありません。彼女たちが違うのは、着ている服や趣味だけであって、"我が道を往く"という意味では本質的に二人はよく似た者同士であるからです。自分を貫いて、そしてたった一人でも自分のよき理解者がいれば、それだけで人生は生きていく価値があると思います。彼女たちは人生の勝者です。
[DVD(邦画)] 7点(2014-03-30 20:17:46)(良:1票)
93.  ベルヴィル・ランデブー
当時、某映画館の日本最大級巨大スクリーンでこの映画を観た時のインパクトはいまだに忘れられません。強烈なデフォルメ、ジャズ、シュール、ブラックユーモア、ノスタルジー。シルヴァン・ショメの個性とイマジネーションが炸裂したこの素晴らしき世界!特に人物のデフォルメは一切手加減なし。謙虚なおばあちゃんの体がこじんまりと小さいことなどは当たり前、態度がでかいおばさんの丸々太った体は車の何倍も大きく、肩を怒らせて歩くギャングたちの肩は怒りすぎて触れれば刺さりそうなほどに鋭角、、といったように、その人物の性格も加味してデフォルメしているのが何とも面白い。観る人選ぶ映画なのでしょうが、私はハマる人でした。けれど、小さい子に観せるには注意が必要です。意外とグロい描写もあるので、アニメだからと安易に小さい子に観せたらトラウマになるかも・・。
[映画館(字幕)] 8点(2014-03-26 21:43:31)(良:1票)
94.  大停電の夜に 《ネタバレ》 
東京がこのような大停電になったら、この程度のパニックではすまないだろ・・というツッコミは野暮でしょうが、どう考えても香椎由宇さんのエピソードは冗長です。彼女たち二人だけが最後まで他の主要キャストのエピソードに一度も絡まなかったので、要するにこのエピソードはあってもなくてもよさそうです。(むしろ無い方が、全エピソードが接点を持つ群像劇として物語が成立することになるので、うまくまとまりそうです)また、個人的には田口トモロヲはあきらかにミスキャスト。どうしても怪優のイメージが強すぎて普通のサラリーマンには見えず、とうとう最後まで違和感をぬぐえませんでした。雰囲気、題材はよいだけに、惜しい映画だなという感想です。
[DVD(邦画)] 4点(2014-03-22 23:33:45)
95.  ムカデ人間 《ネタバレ》 
これこそ本当の3密。今公開してたら打ち切りになったかもしれんね。 →2020/8/10 全面書き直し。
[DVD(字幕)] 5点(2014-03-16 20:27:01)
96.  包帯クラブ 《ネタバレ》 
包帯クラブのメンバーが、みなそれぞれ心に傷を負っていることはよくわかります。その心の傷に対しては、私は包帯を巻いてあげたい。しかし、街中あちこちに包帯を巻いてそのまま放置、マンションの屋上(ヘリポート?)に侵入して大声で叫びまわる、といった彼らの行動には賛同できません。心の傷を癒し合ったり、仲間同士友情を確かめ合いたいなら、他人に迷惑をかけない手段で行うべきでは?と思いました。
[DVD(邦画)] 4点(2014-03-11 21:54:16)(良:1票)
97.  Dear フランキー 《ネタバレ》 
少年より、むしろジェラルド父さんの方が楽しそうに見えたのは私だけだろうか?一回限りの父親役、しかも相手の少年は自分のことを本当の父親だと思っている。こんなに楽しそうな話、独り身の私からすればお願いしてでも父親役やらせてほしい(笑)。良心的で誠実な映画だと思うし、何より出演者がみんないい顔をしていました。
[DVD(字幕)] 7点(2014-02-17 21:15:25)
98.  プラダを着た悪魔 《ネタバレ》 
ミランダはいつでも一瞬のうちに、アンディの足の先から指の先までを完璧にチェックし、彼女の着こなしをよく観察していました。ファッションなどには疎い私は、ミランダのその表情から、彼女の着こなしがこの業界に相応しく洗練されていく成長を何とか確認していた次第です。エミリーに着目すると、パリコレの夢を果たすためにと絶食に近い生活を強いられ、車に跳ねられ、あげくにはそのポジションをアンディに取って代わられる。ほとんどブラックコメディのようであったが、彼女を通してこの夢のように華やかな業界の狂信的な求心力を垣間見た気がします。アンディの成長の過程には、出世や成功とともに失うものも描かれており、仕事においてキャリアを目指す女性には感じることの多い映画でもあると思います。もちろん、男の私にとっても見応えのある映画でしたが、やはりアンディは冒頭とラストの等身大の着こなしが一番よく似合い、最も素敵でした。
[DVD(字幕)] 7点(2014-02-14 14:35:47)(良:1票)
99.  ホステル 《ネタバレ》 
思ったより怖くなかった。たぶん、見せすぎなのだと思います。解体部屋などは、ある程度視聴者の想像に任せて、露出をもう少し抑えた方がより恐怖感をあおったのではないか、と感じました。お化け屋敷なんかも、たま~にワッ!と出てくるから怖いわけで・・。(よくわからん例えですな)エロに1点、グロに1点、内容に1点の計3点でございます。
[DVD(字幕)] 3点(2014-02-12 21:36:07)
100.  ブロークン・フラワーズ 《ネタバレ》 
ストレンジャー・ザン・パラダイス、ダウン・バイ・ローあたりでは顕著だった、ジム・ジャームッシュの強烈な個性、作家性といったものはあまり感じられず、彼の作品群の中では、らしくない普通の映画だな、という印象です。想像力とセンスに満ち溢れたオープニングは秀逸でした。ドン・ジョンストンさんがとにかくモテます。モテる男はいくつになってもモテるということでしょうか。羨ましい限りです。
[DVD(字幕)] 6点(2014-01-13 14:06:10)
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