981. エグゼクティブ・デシジョン
《ネタバレ》 セガールが機内のテロリストをバッタバッタとなぎ倒す!こんな映画じゃ無くてホントに安心しました。ハイジャック系の映画ではかなり面白い方かと。 [地上波(吹替)] 7点(2008-10-20 18:42:54) |
982. エアフォース・ワン
こんなタフな大統領がいてたまるか!と心の中で叫びましたが、アクションとサスペンスが良い比率で混ざり面白かったです。最後の副大統領のニヤっとした顔が小気味良いですね。 [地上波(吹替)] 7点(2008-10-20 18:38:47) |
983. ユナイテッド93
良質のドキュメンタリーを観ている様でした。本当にポール・グリーングラス監督はこういうサスペンス調の映画を撮るのが上手いと思います。手持ちカメラなのに安っぽさが微塵にも感じられない、ずっとドキドキしっぱなしでした。 しかし当然結末は分かってはいたが、辛い終わり方だ。 [DVD(字幕)] 7点(2008-10-20 18:31:40) |
984. M:I-2
《ネタバレ》 何にも考えずに観れる映画ですが、流石にあの基地の中でハトがいるのはおかしいでしょ~。不自然になるんなら出さなくてもいいと思うんですが……。まあそうなるとジョン・ウー作品じゃ無くなっちゃいますけど。 大型バイクを乗り回すトム・クルーズがカッコよかった。 [地上波(吹替)] 5点(2008-10-20 00:43:31) |
985. べクシル 2077 日本鎖国
《ネタバレ》 世界観は嫌いでは無いのですが、登場人物の表情がイマイチ固くて違和感感じまくりでした。男の子が黒い涙を流して死んでしまう所とか、やっぱり演技というかキャラクターの表情が大事だと思うんですけど、本当に人形見たいな表情でやや興ざめしてしまいました。 まあ3D-ライブアニメという技術はまだ浅い技術だと思いますので、今後に期待と云ったところでしょうか。 [映画館(邦画)] 5点(2008-10-20 00:40:34) |
986. EX MACHINA/エクスマキナ(2007)
《ネタバレ》 ジョン・ウーの演出をトコトン楽しむには良い映画でした。二丁拳銃、スローモーションでのアクションなどは3D-ライブアニメで観ると実写より迫力があり満足でした。展開はまあ平凡な感じで、もう少し主人公の気持ちにスポットを当てて欲しかったです。でも全体的にキレイに纏まっていたと思いました。 [映画館(邦画)] 6点(2008-10-20 00:35:59) |
987. イーグル・アイ
《ネタバレ》 まあハリウッドにありきたりな、大して何も考えずに観れる一本です。映画を見慣れている人には直ぐにオチというか、主人公二人に奇妙な指示を事細かに与えてくる人物が誰なのかが分かってしまうのですが、もし分かってもアクションシーンは相当迫力があるので退屈せずに観れるかと思います。それにしてもスピルバーグは、現代のサイバー時代を危惧してこの映画を作ろうとしたらしいですが、そういう危機感はイマイチ感じれませんでした。 空港のベルトコンベアのシーンを観て、相変わらずスピルバーグはアクションシーンの舞台の演出が上手いと思いました。 [映画館(字幕)] 7点(2008-10-20 00:28:16)(良:1票) |
988. 火垂るの墓(2008)
名作をわざわざリメイク(しかも実写化)する必要は皆無だと思いますが、本作は正に失敗例だと思いました。まず役者さん達の大根っ振りが酷すぎます。登場人物は一昔の日本の話し方を意識しているのでしょうが、全然それらしくありませんでした。ホントに呆れてしまったのは親戚のおばさんで、目が泳ぐシーンの演技はあまりにも下手。 清太と節子の不幸さもイマイチ上手く表現されていなかったと思いました。いくら良い脚本があったって決して良い作品が出来るわけでは無いという証拠を見た様な気がしました。 [映画館(邦画)] 2点(2008-10-20 00:21:54) |
989. 山の郵便配達
《ネタバレ》 中国の深山幽玄の世界は凄く綺麗で映画のテーマ、ストーリーと上手く合っていました。親父の気持ちもわからんでも無いんですが、少し自分の考えを息子に押し付けている感じが気になりました。たぶん私もその息子と同じくらいの年ごろだからなのでしょうが。もう少し歳食ってから観たら、もっと感動するのではないかと感じました。 目が見えないお婆ちゃんの話はやるせないけど良い話ですねえ。 [DVD(字幕)] 7点(2008-10-17 17:43:11) |
990. シークレット ウインドウ
1つ云える事は、あんな陰湿な主人公にジョニー・デップの起用は明らかに間違えていると思います。もっと陰気で臆病そうな人に演じて欲しかったなー。 オチは良くある物で、ミステリーが好きな人には物足りない感じですね。 [地上波(吹替)] 5点(2008-10-16 11:22:17) |
991. ドーン・オブ・ザ・デッド
《ネタバレ》 全力疾走してくるゾンビが中々の怖さを出してました。走るゾンビでは他に「28日後」とか観ましたが、こっちの方がゾンビ物として正統派っぽくて面白かったです。最後を安易にハッピーエンドにしなかったのは正解だと思った。 それにしてもゾンビ映画って、誰もいない店の商品を勝手に盗っていくシーンが絶対ありますよね 笑 [DVD(字幕)] 6点(2008-10-16 11:17:16) |
992. 百万円と苦虫女
《ネタバレ》 百万円を貯めたら次の街(自分を誰も知らない街)に引っ越すという話自体は面白いのですけど、最後の鈴子が弟の手紙を読んで、自分は今まで逃げて生きてきたと云う事が分かったのに、「姉ちゃんは次の街に行ったら逃げずに住もうと思います」って何か間違っている気がするのですが……。もう今いる都市から逃げ出してるじゃねえか!と。 演出上仕方ないのですが、中島君も彼女に去って欲しくなかったら「行くな!」と言ってあげればいいのにと思う私は色々ダメなんでしょうね。でも人間言わないと伝わらない事だってあるとお思います。 蒼井優の演技は良い。 [映画館(邦画)] 6点(2008-10-15 09:19:54)(良:1票) |
993. 宮廷画家ゴヤは見た
《ネタバレ》 「ゴヤは見た」とある通り、主人公というか物語の主軸は神父ロレンソとイネス・ヴィルバトゥアの二人であり、ゴヤはそれを見る傍観者でしかない。よってこの二人の演技力が重要になってくるのですが、これが中々良かったです。ハビエル・バルデムは小悪人である神父を上手く演じているし、何よりナタリー・ポートマンの革命後に釈放されてからの演技は凄かったです。本当に数年間牢に入れられていたかの様。 映画全体では革命が起こるまでの場面で常に流れる緊張感が素晴らしかったです。何せ下手なことを少しでも言うと異端審問会に掛けられる様な時代ですからねー。 革命が起こった後の話は、ややありきたりな話が続くので少々ウンザリしましたが、昨日最高権力者だった者が明くる日には死刑になりそうになっている様な、革命と王政復古が繰り返されていた時代は観ていて興味深かったです。ナポレオンの百日天下などの時代背景が好きな人にはオススメの映画です。 [映画館(字幕)] 7点(2008-10-15 09:11:18) |
994. ホット・ショット
全く期待せずに(失礼ですね)観たらかなり面白くって良い意味で裏切られた気持ちです。 ホントにしょーもないギャグや有名映画のパロディが30秒に一回は出てくるので、観ている間笑いっぱなしで観終わった後は相当笑いつかれていました。 色んな映画観ていることが前提で、かつパロディ物が好きなら、これほどおあつらえ向きな映画は無いかと。 [DVD(字幕)] 7点(2008-10-12 10:17:16) |
995. パコと魔法の絵本
作り手が何とか新しい物を作ってみようとした努力が伝わってきました。CGがいたるところに混ざっている映像は物語に非常にマッチしていて良かったと思います。 悪い所はオーヌキがいい人になるきっかけが割とあっさりしていたのが個人的に嫌でした。 中々良く出来た意欲作。 [映画館(邦画)] 6点(2008-10-11 01:42:21) |
996. ポセイドン・アドベンチャー(1972)
《ネタバレ》 建造物や乗り物からの脱出を描いたパニック映画の金字塔と位置づけるのに誰も異論はないかと思います。主要キャラクターの豊かな人間性をグランドホテル形式で鮮やかに描き、要所要所で巻き起こるアクションとサスペンスの匙加減も絶妙です。そしてラストの閉鎖的な空間から船底に出た時の爽快感と言ったら無い。 物語も単なるパニック物に収まらない、非常に宗教的な話であると思いました。ジーン・ハックマン演じる牧師は、プロテスタントの癖に映画の始まりから「神に頼るのはお止めなさい」と説教している型破りな男です。彼は事ある毎に「諦めるな!」「前に進むんだ!」「強くなれ!」と人々を駆り立てる。その彼に従わなかった人々、つまり自分から何のアクションも起こさなかった人は結果的に全員パーティー会場で死んでしまう。よってこの物語は明らかに"絶望的な状況でも神に縋らず自分で行動すること"、"自由意思"の尊さを描いた作品だと思います。 しかしながら興味深いのが、このジーン・ハックマンが段々と物語の中盤からキリストの様なイメージを帯び出してくる。彼に付き従い船底を目指す数人はまるで彷徨える子羊です。敢えて言えば"決して諦めない教"の信徒たちってトコでしょうか。彼らはその牧師の教えに従って最後には脱出を果たす。キリスト教を否定しておきながら、何かに縋らずにはいられない人々を善き者として描いている点が大変面白かった。 [地上波(吹替)] 9点(2008-10-10 10:29:09)(良:1票) |
997. PLANET OF THE APES/猿の惑星
ある程度は纏まっていました。しかし「猿の惑星」をティム・バートンが撮るのは、どう考えても失敗だと思うのですが。 [地上波(吹替)] 5点(2008-10-10 10:10:48) |
998. 猿の惑星
《ネタバレ》 驚愕のラストシーンに関しては最早言い尽くされている為、そのラストに至るまでについて書きたいと思います。謂わばこの映画は人類の歴史の縮図。最後にザイアスは人間について如何に愚かだったか示しますが、猿たちも何ら変わる点は無い。 つまり私達人類が無意識に行っている愚行を、チャールトン・ヘストン演じる主人公を通して客観的に見つめることになる。それは家畜や奴隷への理不尽であり、宗教と科学の結びつきの醜悪さであり、論理を放棄した不学の滑稽さでもある。そして最後に主人公が叫ぶ呪詛、全く身につまされます。 古典SF映画としての演出も文句なしに素晴らしいです。背面から捉える案山子の様なオブジェの不気味さ、それを煽るジェリー・ゴールドスミスの現代音楽風のスコア、滑らかなパンショット。問答無用のSF映画の金字塔の一つ。 [映画館(字幕)] 9点(2008-10-10 10:07:38)(良:1票) |
999. ポセイドン(2006)
名作のリメイク物にしては結構しっかりした出来だったかと。船が転覆するシーンはCG技術が進んだ今の方が明らかに迫力があります。しかし人間ドラマは間違いなくリメイク元の方が良いですね。あとエミー・ロッサムはああいうキャラクターじゃないと思うんですが。 [地上波(吹替)] 6点(2008-10-10 09:59:54) |
1000. 舞妓Haaaan!!!
《ネタバレ》 宮藤官九郎の脚本が苦手な方(そう言う私も苦手なのですが)にはお勧めできません。結構そういうクセが出てた一本でした。そういう点では阿部サダヲはウマイ具合に役に当て嵌まっていたと思います。 途中で何故ミュージカルみたいなシーンを入れたのかが理解不能です。あとラストはもう少しキッチリ関係を清算して終わって欲しかったです。 [地上波(邦画)] 5点(2008-10-04 17:04:54) |