101. CUBE
最後まで何故「CUBE」があったのか説明しない素晴らしさがあった。あれで主催者(?)が出てきたり、種明かしがあったりしたら、つまらなくなってしまいますものね。命を守るために意味のわからない事を真剣にさせられる。不条理なんだけど、後で考えたら現代社会と一緒みたいなところがあって面白かった。 8点(2001-10-25 14:55:51) |
102. 燃えよドラゴン
これは最後に見たブルースリーの映画です。たぶん当時は、アメリカ映画になかったキレの良いアクションシーンにみんな飢えていたんでしょうね。ブルースリー、やっぱりカッコよかったもの。私もお手製ヌンチャクを作った口です。怪鳥音入りのレコードも買いました。 [ビデオ(字幕)] 8点(2001-10-23 01:17:13) |
103. スナッチ
何か新しい表現を見つけようとしている演出に敬服。『ロック、ストック~』の時ほどは驚かなかったけど、やはり面白い。ブラピの超個性カントリーボーイぶりは素晴らしい。有名俳優嗜好ではないですけど、やはりブラピやデルトロが出てくると華やかでステキデス。二回見てやっと人間関係が理解できました。 8点(2001-10-16 11:00:29)(良:1票) |
104. ホワイトアウト(2000)
日本映画のアクションでは一番面白かった。コノぐらいやれるんだと思うとこれからが楽しみです。松嶋奈々子の落ち着き過ぎのキャラがちょっと難・あり。 8点(2001-10-01 11:58:52) |
105. PARTY7
頭脳すっ飛ばしていっちゃってる~~!途中あざといギャグに飽きてくるシーンもありますが、やはり面白い。キャラで勝ち組と負け組がありました。今回は浅野と堀部とカツラがばれちゃう人の勝利ダラ~。『鮫肌~』ほどでもないけどやっぱり我修院さんもす・て・き。負け組は某ベテラン俳優。無理しっちゃった感じがして、はまってなかったです。ウンチのおちが可愛らしい・・。 8点(2001-10-01 11:50:59) |
106. 隠し砦の三悪人
黒澤流ロードムービー。チームワーク、ひとりひとりの役割を丁寧に演じているのをひしひしと感じた。奥行きのある映像が、壮快。 8点(2001-09-29 15:09:06) |
107. ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
流れるような展開。壮快。タランティーノかリッチ-か。どちらも好き。 8点(2001-09-28 10:19:26) |
108. ギャラクシー・クエスト
パロディーも伏線もバッチリ。洒落もきかせ感動させる脚本を書くのは大変難しいと思います。ただ尊敬。アメリカンコメディーここにあり。 8点(2001-09-27 14:14:25) |
109. ナイト&デイ
《ネタバレ》 辻褄を忘れさせる。トムクルーズとキャメロンディアスのコンビでなきゃ許せないような,笑いありアクションありの無垢な映画。爆睡の後の海外シーンに解放感を感じます。巧みな展開ですね。結構,人が残酷に死んでるのに,スッキリさわやか。さわやかさとしては,ジャイアンツの原監督やゴルファー石川遼を思い出しました。それと,永久エネルギーに期待。 [映画館(字幕)] 7点(2010-10-25 22:33:10) |
110. ゼロの焦点(2009)
《ネタバレ》 野村芳太郎の作風を大事に踏襲し、現代の映画に使用される大げさな音楽や映像を落ち着かせて製作した感じが良かった。しかし、犯人の夫の不自然な自殺への感情や、奥ゆかしすぎる田沼久子(昔の売春婦仲間)によって、殺人への罪悪感が少しブレて軽減された感じがしたのは残念だった。個人的にはラストはやっぱり断崖の討論シーンを希望。あまりにもベタになったので、わざと避けたのかもしれませんけど。それと、窓に張り付けて刺し殺される役の人は、原田大二郎の息子さんか、ユースケサンタマリアが大胆に変装したか、まさかスケートの織田さんかと考えながら見ていたのですが、新進の劇団の方だったのですね。 [映画館(邦画)] 7点(2009-11-16 18:32:38) |
111. キサラギ
《ネタバレ》 二転三転すれば良いってもんじゃないだろう。いや、四転五転、十転二十転?。でも、オタクコミュニュケーション的な雰囲気は良いですね。 演劇で観たい。 [地上波(邦画)] 7点(2009-09-29 21:09:26) |
112. 歩いても 歩いても
おばあちゃんが、店屋物の鰻重の出費をぼやくシーンにリアルを感じた。既存の故郷美学映画または田舎平和映画を少しほじっくった感じがいい。 [映画館(邦画)] 7点(2009-09-29 21:02:10) |
113. 20世紀少年
酷評に期待せずに鑑賞。こういう時はよく感じるもの。もう少し短く切って良かったと思うし、ストーリーは漫画ならではの穴穴だらけです。しかし、ヒーロー願望をくすぐって昭和の心を揺さぶられた。監督は、大作のプレッシャーに立ち向かい、自らの世界(主にトリック)も描いていた。指パッチンだもんなぁ。 [映画館(邦画)] 7点(2009-09-29 20:43:47) |
114. ノーカントリー
激しくなり過ぎたアメリカ。資本原理主義のカルト性。アメリカ人もひしひし感じているのでしょう。映画としては暴力に頼りすぎて、人間を描くことの回避は感じられる。「ファーゴ」でも扱った、足りることを知るものと知らぬものの対比が少しあり。それとは少し違うけどシガーの超個性と缶コーヒー演技のトミーリージョーンズの対比にもっと焦点を当て、もう一度じっくり観たくなる気持ちにさせる力はあります。シガーは、Drレクタ-以来の超個性です。しかし、殺すなぁ・・・。殺しすぎるなぁ・・。そこが欠点。 [映画館(字幕)] 7点(2008-05-04 22:39:16) |
115. アメリカン・ギャングスター
これまでのマフィア映画を研究したなぁという場面が見られる映画です。「ゴッドファーザー」のほうが重厚で、「グッドフェローズ」のほうがテンポ良かった。しかし、約2時間40分を飽きさせず見せる作品は久しぶりだった。やはり、ストーリーより映像で見せる監督ですね。詰まった画面。塵みたいなものがよく映っているのが印象的。 [映画館(字幕)] 7点(2008-05-04 22:32:53) |
116. バットマン ビギンズ
《ネタバレ》 金持ちが武装して精神と肉体を鍛えるとバットマンに。哲学とSFアクションが絡んだ面白い映画。シリーズでは一番。人生訓は、変なスピリチュアル説教本を読んだり、スピリチュアル相談員に聞くより頭に入ります。 [ビデオ(吹替)] 7点(2008-01-28 21:10:00) |
117. 椿三十郎(2007)
《ネタバレ》 いじりすぎず、忠実すぎず、いい線だったのでは。三船敏郎が演じていたギラギラした荒々しさはさすがに出ていなかったが、「おもしろくなければテレビじゃない」以降の明るさを感じられた。血しぶきを使用しなかったのはR指定を避けるためか。押入れの捕虜は、荒川良々に演じて欲しかった。小林桂樹の味を出せるのは彼しかいないのでは。 [映画館(邦画)] 7点(2008-01-28 20:21:13) |
118. インランド・エンパイア
鑑賞・・・。めまぐるしい展開に混乱しつつ、陰と陽、絶望と希望、無念と執念などを漠然と感じました。5重構造と言う意見が多い。ちょっとパズルを広げすぎかなとも思う。私の頭にゃ、辛いです。疲れるぞ。しかし、解いてみたいとも思わせるのが、「マルホ」で受け入れてしまったリンチ世界の魅力。惚れた女にゃ弱いんだという形だ。シーンごとに面白いもの(でもマルホのほうが上) 。さあ、いろいろな参考文献を読んで楽しもう。 [映画館(字幕)] 7点(2007-10-04 22:58:45) |
119. 男はつらいよ
第一回作品で、もうスタイルが出来上がっている。というよりも、これが良かったから、頑固にもマンネリズムでいったのですね。劇場で上映してる頃は人情の誇張に辟易したこともあったけれど、今の日本が無くした一番大切なものを描いています。久しぶりにビデオで見直して良かった。俺が芋食ったら、お前の尻から屁が出るか?的な寅さんの発言が印象的。 [ビデオ(邦画)] 7点(2007-09-24 15:39:27) |
120. デス・プルーフ in グラインドハウス
《ネタバレ》 腹が出ていてもセクシーです。独特の肉感的な雰囲気は健在。密接しているように感じる。女の子の描き方と一緒で、カーチェイスも生々しい。非CGに魅力。前半の詰まった感じから、後半のカタルシスが爽快。しかし、退屈な会話は長い。これと「プラネットテラー」関連は、「キルビル1,2」と同じように感じた。バッサバッサ切って、一本につなげて見せて欲しい。相変わらずタラちゃんは、飛ばした頭で独特の展開を見せてくれます。ラストのかかと落としに、まだまだこの監督は期待と。 [試写会(邦画)] 7点(2007-09-24 15:19:06) |