101. 天国と地獄
《ネタバレ》 すごいですね。単なる誘拐事件ものと思いきや奥が深い。天国と地獄っていうタイトルも何でだろう?って思ってたが、山崎と三船のやりとりでなるほどと思った。鞄を窓から投げるシーンも見応えがあったが、その鞄を燃やせばわかるようになってるのもまたおもしろかった。若い頃の山崎氏はかっこいいですね。なかなか頭のよさそうな犯人役にピッタリであった。暗黒街で出てきたヤク中の菅井きんにはびっくりしました。 8点(2004-01-16 15:20:42) |
102. ストーカー(2002)
あの~、盛り上がらないまま終わったんですがー。ロビンのネチネチした演技は良かったようだが、何ひとつドキドキしないままだった。確かに写真屋さんに現像頼む時は、“これ見るんだろうな、この人、、”って思いながら出しますね。あまり変な写真撮れないし、あまり写真屋さんと仲良くならない方がいいかも。ロビンがロボットみたいに見えた。 4点(2004-01-15 21:29:58) |
103. ざわざわ下北沢
何なのでしょうか、この胸のざわめきは。見終わった後のとんでもない物を見てしまったという、この気持ち。とりあえず渡辺謙、鈴木京香、ヒロスエ、、いろんな有名人出てくるんだけど、有難みをあまり感じなかったというか、作品全体がざわざわしてて(まあタイトルがそうだからね)まとまりなく原田芳雄の演技が浮いてたようだった。これ、地元の方は喜んで見たのでしょうか?私には合わなかったようです。とりあえずがんばっていた原田さんに2点だけさしあげたい。 2点(2004-01-15 14:03:44) |
104. 鉄道員(ぽっぽや)(1999)
こういう映画は年をとるにつれ身に沁みてくるもんじゃないのかな。健さんが泣いてるし、つられたわけでもないのに涙が出てきた。隣で寝ている娘の寝顔を見ながら、また涙。どんどん涙腺が年と共にゆるくなってゆくよう、、。今夜も寒さが身に沁みます。 8点(2004-01-13 23:41:09) |
105. ダーティハリー5
年取ってもシブいですね~。ダーティハリーフォーエバー、リターンズってのはどうだ?でもイーストウッドあちこちでまだバンバン地味ながらやってるもんね。 7点(2004-01-12 15:36:54) |
106. ダーティハリー4
ソンドラ・ロックか、、なつかしい。いいコンビではあったな。ほんと彼女に捧げる映画のようで、、別れちゃったが。 5点(2004-01-12 15:34:04) |
107. ダーティハリー3
相棒がどんな人であるかというのも見る楽しみのひとつでもあった。バズーカはすごかった。 6点(2004-01-12 15:32:11) |
108. ダーティハリー2
私もこの2が一番大好き。ほんとにかっこよかった。また吹き替えの山田康雄氏の声がまたいいんだよね。 8点(2004-01-12 15:30:18) |
109. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
これは女性が見ると、ちょっと反感買う内容でしょうね。私はどっちかというと感覚が男性的だと思うので、割と好きな方でしたが。レイプはやだけど。ジェームズ・ウッズが良かったな。ヌードルスとマックスの再会のシーンはジーンときました。ラストのマックスの笑顔からは、又別の解釈ができますね。 8点(2004-01-12 09:38:52) |
110. 黒の試走車(テストカー)
お先に書き込みすいません。自動車メーカー間のスパイ競争を描き、なかなか見応えあるものとなっています。田宮二郎、船越英二、高松英郎とキャストもなかなか良い。モノクロというのがより一層スパイものを盛り立てていました。ただ女として自分の恋人からライバルの元に送られ、寝て来いみたいなことを言われる程悲しいことはないでしょう。だけどそんなことをされても、朝比奈が落ちぶれて帰ってきてきた時、迎え入れることができる昌子の懐の広さというのはすごい。なかなかできないことでしょう。高松英郎がなかなかよかったです。 7点(2004-01-12 09:33:11)(良:1票) |
111. ドリームキャッチャー
私は見ていて途中からおかしくなって笑い出してしまったが、一緒に見ていた息子(7)はあのエイリアンミミズのようなものとジョンシーの顔つきに口をあんぐり開けて見入っていた。彼には受けが大変良かったようだ。それくらいのレベルなのかな。この頃はスティーブンキングものにはあまり期待せず見ることにしてる。どれだけのズッコケ具合なのか確かめるのも楽しみである。 5点(2004-01-12 07:35:21)(笑:1票) |
112. 郵便配達は二度ベルを鳴らす(1981)
あっけない幕切れ。それよりもやっぱり二人の官能シーンのほうが強烈に印象に残ってる。野獣のようなニコルソン、なまめかしいラング。でもあまりうらやましくない。 6点(2004-01-11 21:40:58) |
113. 蒲田行進曲
何とも人情があってとても好きな作品でした。階段落ちのとこはこっちもドキドキしました。風間杜夫がこれで好きになり、その後スチュワーデス物語が終わるまでかなり夢中になった。平田満、松坂慶子とのコンビも最高だった 8点(2004-01-11 21:33:06) |
114. 古畑任三郎スペシャル すべて閣下の仕業 <TVM>
う~ん、期待はずれ。永かったし。八嶋くん出世したなあ。でもやっぱり、西村氏とアリと~の小さい方がいた方が良い。もう西村さん出ないんでしょうか?最後古畑が先回りして弾抜いてるって思ったんだけど、そうじゃなかったので意外だった。見終わった時には、及川ミッチーが出ていた事をすっかり忘れてしまっていた。 4点(2004-01-11 18:04:09) |
115. HANA-BI
色彩鮮やかで音楽もとても良い。日本人よりやっぱり外国人に受けがいいのじゃないかな。たけしさんの絵の上手さにびっくりでした。ラストはやっぱりあぁするしかなかったのかな、、切ないですね。 7点(2004-01-11 16:06:19) |
116. カッコーの巣の上で
確かに最後はかなり衝撃的ではあった。自分もかつて、精神病院に看護士として働いていたのだが、どうしても職員側に立って見てしまい、納得がいかないことが多く、多くの方たちのように感動する度合いも低かったように思う。あの婦長はなぜにあんなに君臨してるのであろうか。Drの指示によって仕事をしてるNsが何でも支配してしまうのがまず納得いかない。精神科の診察ももちろん医師によって行われ、婦長とPt同士でカンファレンスすることもよくわからない。規則規則とわめいている割には職員の教育が全くなっていずかなりいいかげん。たしかに投薬は大切だし、場合によっては拘束もやむをえない。ロボトミー手術もかつて行われていたことは知っているのだが。ニコルソンの演技はたしかにすばらしかった。でも私にはそれだけだった。 6点(2004-01-10 14:05:06) |
117. 陽炎座
“心中してくれたまえ”“四度目の逢瀬は恋になり死なねばなりません”、、という言葉が飛び交います。あの世かこの世かわからないような妖しい世界。妖しい人形。妖しい女に惑わされ堕ちてゆく優作。大楠道代の妖しい女ぶりはなかなか魅力的であった。楠田枝里子は芝居でもあの口調なんだな~、機械的っていうか。歌舞伎調の色鮮やかな妖しい世界と共に、私も少々眠りの世界に引き込まれそうになった、、。 6点(2003-12-16 14:40:32) |
118. ハイティーン・ブギ
おっと、【あつむ】さんも見てたんですね。懐かしいでしょ。【カズゥー柔術(青帯)】さんが“スニーカーぶるーす”に、【おばちゃん】さんが“ロックよ、静かに流れよ”をそれぞれ熱く語る気持ち、よくわかります。ジャニーズ映画って何か熱くなれるもんがあるんですよね。かつてすごい、すご~い人気者だった“たのきんトリオ”。私はマッチこと近藤真彦が大好きだったので、当時中3で、友達4人と見に行きました。たのきんの3人の友情と恋の話。マッチの恋人桃子役に武田久美子。彼女はあの時からお色気がムンムンしていて、彼女がのちに貝がらのビキニ姿(男の人はよくご存知でしょ?)になっても妙に納得したもんだった。会場で歌う「MOMOKO」という曲。見ていてほんとに感激したし、4人でワーワー泣いて見たと思う(迷惑よね)。思えば私が映画に関心を持つようになったのはこの映画からだったと思う。映画的人生、、とかっこよく言ってみたいが、私の場合は趣味の映画鑑賞だが。20代はよく劇場に行ったが、この8年くらいは子育て、その他に追われビデオすら殆ど見れなかった。ちょっと子供が大きくなってきた時、このサイトにめぐりあった。(JTNEWSさん、本当にありがとう)そういった意味で、このハイティーン・ブギっていう映画はミーハーだけど、思い出の一本。ショボイが、昔の自分の若さと熱い情熱のまま点数を付けさせていただきます。※ P.Sあつむさん、かまわないですよ。私の自己満足ですんで。今見たらきっと2点くらいだろうし。 8点(2003-12-14 20:16:26)(良:1票) |
119. 竜馬暗殺
《ネタバレ》 幕末の坂本竜馬暗殺に至るまでの最後の三日間を描いている。強烈な個性の俳優が出ているこの作品、ファンにとってはほんとに震えがとまらないくらいの感覚でございます。時代劇としてはちょっと異色でモノクロの映像が時代を見事に表し、独特な音楽と共にどんどん引き込まれていった。竜馬と共に暗殺される中岡慎太郎に石橋蓮司、薩摩に雇われた刺客ではんの弟右太に松田優作。これがとられたのは内ゲバ闘争が盛んな頃、時代のせいもあるが迫力が感じられる。黒木監督はのちに“浪人街”でも石橋、原田を起用。でもこれには及びません。原田芳雄演じる坂本竜馬、、女好きで漂々と奔放に、でも力強く生きてる、、が最高にいいんです。(かつて松田が原田に男惚れしてたのもうなずける)それに石橋の演技が加わり、さらに松田が寡黙で癖のある個性を出し、味のある作品になっている。竜馬を演じる役者は他にもいるが(しいて言えば武田鉄矢とか)ピッタリはまる役者って原田氏ではないだろうか。男くさい、この男くささがこの竜馬を引き立ててると思う。ええじゃないかの白塗りをして歩く三人、竜馬と争い、肥溜めにはまる蓮司、などユーモアもちりばめられている。時代劇っていうより青春映画時代劇編って感じです。本格的時代劇好きな方はちょっと、、って思うかもしれないですね。でも私的には大好きなので10点満点付けさせていただきとうございます。【Fantasista】さん、登録ありがとう。感謝します。 10点(2003-12-14 19:53:18)(良:1票) |
120. コキーユ ~貝殻~
30年ぶりの同窓会で初恋の人に再会して恋に落ちてく中年の、いわゆる“不倫”のお話なんですが、失楽園のようなドロドロ、ベタベタした感じは全然ありません。小林薫と風吹ジュンのさりげない演技がとてもよく、私も自分自身の学生の頃を思い出して見てました。好きな男の子がいて、好きで好きでたまらなくて告白しようと思ったけどできなくって、、って事ありました。20年近く経った今でも、ふとあの男の子どうしてるんだろう、と思い出すことあります。でも同窓会に行って逢いたいとは思わないですね。中年で、お腹も出てたり、髪の毛も随分薄くなってるんじゃないだろうか、とか幻滅しそうだな、、とか考えてしまうし(そういう私はすっかりオバシャンなのですが)、思い出は思い出のままきれいなまま、心の中にずっとしまっておきたいなって思ってしまうんですね。風吹ジュンはいくつになってもきれいだし、好きな女優さんの一人(昔は歌手だったんですよ。とても色っぽい歌い方をする人で)です。でもこれの結末はちょっとショックでした。そうもっていかなくっても、、って思いましたけど。結婚して10年以上経った私ですが、いつもアホづらして寝てる旦那を見てると、あぁあの頃がなつかしいなぁとつくづく思うんですね。見終わってちょっとセンチになってしまった作品です。若い方はちょっとピンとこないと思いますが、もう若くない方(笑)が見ると、きっと昔好きだった彼や彼女の事、ちょっと思い出すんじゃないかな、、、。 7点(2003-12-13 11:52:25) |