101. 波の数だけ抱きしめて
《ネタバレ》 この映画好きだなあ。ホイチョイムービー三部作の主人公って、全員が不器用。歯がゆかったりもするんだけど、共感できる部分もすごく多いんだよなあ。そんでもって、この作品だけが唯一ハッピーエンドじゃない作品。確かにせつないけど、落ち込むような映画じゃない。音楽はユーミン、サザンと来て、三作目は洋楽。TOTOやらラリー・リーやらラジオで流れてる洋楽は全部いい曲だし、すごくいい映画。なんてたってタイトルがいいじゃない。『波の数だけ抱きしめて』言われてみたいねえ。まあ、中山美穂のメイクが多少気になるぐらいかな。 9点(2003-11-07 06:06:20)(良:1票) |
102. パッチ・アダムス
この映画は1時間55分の作品。私は飲み会に参加するため午後6時には家を出なければならなかった。このとき時計は午後4時ちょうどを指し示していたのである。私は瞬時に考えた、「間に合う!」と。しかしそれが甘かった。観始めて60分後の友人からの電話。出なけりゃいいものをつい出てしまう自分。「あっ、マジでー。あっ、ホントー。そっかそっかー。」と30分が経過。結局この電話が命取り。私は60分の時点で停止し、飲み会へと家を出た。帰ってきたのは午後11時。ぐでんぐでんに酔っ払った私は、無謀にもビデオの再生ボタンを押した。酔っ払いとは実に涙もろいものである。「わかる(泣)わかるぞぉ(大泣き)せつねえなあ。ちくしょう(泣)。」もう正常な判断なんてできるわけがない。よってパッチ・アダムスに10点あげちゃう。 10点(2003-11-07 06:00:27)(笑:5票) |
103. ゲット・ア・チャンス!
【スティング】を観た10分後に観た映画。『おおっ、10分の間にポール・ニューマンがすげえ年老いてる。しかも、意識がねえよ。』みたいな。さすがにそこまでバカではない。でもスティングの頃とのギャップはかなり感じた。この映画に関しては若さはないけど、演技力はさすがだと思った。名優がいるだけで駄作も多少救われる。 5点(2003-11-06 06:00:57) |
104. 千と千尋の神隠し
観客動員の日本記録を作るほどの映画だとは思わない。この記録でわかることは、いかに過去のジブリ作品が傑作だったかってこと。今までのジブリ作品を観てきたからこそあれだけの観客が集まるわけだし、期待もするわけだ。もちろん評価も厳しくなるわけだけど。つまんない映画じゃないんだけど、なんか足りない。「こんなもんじゃねえだろ。」って。 6点(2003-11-06 05:37:02) |
105. バック・トゥ・ザ・フューチャー
いやあ、おもしろい。はぁ・・・。こういう時ボキャブラリーの少ない自分に腹が立つ。こんな素晴らしい映画を観ても、「おもしろい。」としか書けないのである。これじゃ小学生の作文以下である。でも最後になんとか私が贈れる最大の賛辞をこの映画に贈りたいと思う。「すごくおもしろい。」 10点(2003-11-06 05:19:41)(笑:15票) (良:1票) |
106. 陽はまた昇る(2002)
なんて言ったらいいんだろうなあ。親父の世代の人たちの偉大さを知ったというか。こういう人たちが今の日本を作り上げたんだなあって。追い込まれた時にその人の真価がわかるってなことをよく言うけど、まさにその通りだと思った。この人たちはホントに強いと思った。凄いと思った。やったろうじゃねえか!っていう気迫がスクリーンを通して伝わってきて、こっちまで気持ちが高揚してきた。熱い映画だなあ。 8点(2003-11-05 06:12:31)(良:2票) |
107. 耳をすませば(1995)
この映画は明らかに女性をターゲットにしてて、それは宮崎駿監督(この作品は監督してないけど)も認めるところ。でも男の自分でも十分すぎるぐらい楽しめた。聖蹟桜ヶ丘をモデルにしている点は親近感が沸くし、誰もが通る青臭い学生時代が描かれている点も観ていて懐かしい。惜しむらくは立花隆を声優として起用したこと。残念で仕方ない。 9点(2003-11-05 05:58:58) |
108. ミセス・ダウト
ロビン・ウィリアムズを語る上でこの作品は外せない。[いまを生きる]や[グッドウィル・ハンティング]とは対極をなす作品だが、こういったコメディでの演技も彼の魅力である。作品の出来自体は上記2作品には及ばないが、ロビン・ウィリアムズのらしさが出てるっていう意味ではこの作品も劣っていない。 7点(2003-11-05 05:31:12) |
109. ミスター・ベースボール
高倉健<武田鉄矢である。トム・セレック<真田広之である。∴ミスターベースボール<ヒーローインタビューとなる。間違いない。いや、間違えててもいいや。 3点(2003-11-05 05:18:32) |
110. 彼女が水着にきがえたら
この映画の影響で今年になってスキューバのライセンス取ったほど、個人的にはかなり好きな作品の一つ。確かにストーリー的に無理があったりするんだけど、単純に楽しめる作品。まさにバブルを感じる映画。ラストシーンに近づくにつれて曇り空になっていってるあたりも、空晴れんのなんて待ってらんねえって感じの適当さがあって逆にいい。まあ、サザンの音楽がこの映画のグレードを上げているのは確か。「ミスブランニューデイ」「いつか何処かで」「みんなのうた」なんかは特にお勧めの曲。 9点(2003-11-05 04:54:37) |
111. グラディエーター
ラッセル・クロウの家族については殆ど描かれていないし、コニー・ニールセンとの過去についても詳しくは語られていない。だからこの映画は説明不足だと感じる人もいるかもしれない。しかしそれは、無駄なシーンが多い映画に慣れてしまっているからだと思う。むしろこれは無駄なシーンを一切省いた良質な映画だと思う。 9点(2003-11-03 01:38:54)(良:1票) |
112. ジョー・ブラックをよろしく
この映画の影響でピーナッツ・バターをやたら食べてた。もちろんスプーンで。 7点(2003-11-01 06:21:10) |
113. パピヨン(1973)
観終わった後に気持ちが前向きになるような映画ではない。じゃあ駄作かっていうと決してそうでもない。こういう映画って難しいなあ。いろいろ考えさせられるんだけど、面白いって感じでもないんだよね。でもこの映画自体すごく丁寧に作られてるのは確か。5年後ってな字幕が出たりするけど、俳優の外見もちゃんと5年後って感じになってるし。一見の価値はアリかな。 7点(2003-11-01 06:13:49)(良:2票) |
114. シュリ
韓国と北朝鮮ってのは現実にありそうな話だからなあ。映像の迫力はハリウッドに負けるけど、ストーリーでは勝ってると思う。立ち見だったんだけど、それだけの価値はあるかな。 7点(2003-10-31 05:04:35) |
115. ジュラシック・パーク
子供の頃に母親と観に行った映画。ドラえもんの時は寝てるくせにこの映画の時は寝る気配すらなかった。ドラえもんをバカにされた気がして悔しかったが、それだけこの映画が面白いってことだと思う。とにかく、子供の頃の自分にとってこの映画の衝撃はすごかった。本でしか見たことない恐竜が動いてるって事実にひたすら感動してた。ただ、人間が恐竜を管理しようとするのは馬鹿げた行為だと思うし、この映画はクローン技術ってものに警鐘を鳴らしてるようにも感じられる。ストーリーだとか映像だとかメッセージ性だとか、どの視点から見てもかなり良質な映画だと思う。 9点(2003-10-31 04:38:10)(良:1票) |
116. AKIRA(1988)
外国人に「好きな日本アニメは?」って質問をしているニュース番組をたまに見かけるけど、ジブリ作品以上にこの[AKIRA]の名前をあげる人が非常に多い。だから、いつかこの映画観なきゃなあって思ってるところに、友人からの「AKIRAってどんな映画?」ってな質問。観たことないって言えばいいものをプライドがそれを許さなかった。「ああ、AKIRAね。あの映画はAKIRAってのが主人公なんだけど、そうだなあ、一言で言えばガンダム系。」観終わった今しみじみ思う。「しまった・・・」と。 5点(2003-10-31 03:47:12)(笑:17票) |
117. ヒーローインタビュー
うりゃ!うりゃうりゃ!!スワローズファンにとって心の一本。開幕前日にコレを観て、終戦と共にコレを観る。安達祐実?ああダメさ。渡嘉敷勝男?ありゃひどい。木村拓哉?ああ、出てねえよ。それでもこの映画には夢がある。「100分の1でも可能性があるなら、そこに賭けてみるのがプロじゃないか?」泣けるセリフじゃないか。そうだ!それでこそプロだ!勢いってのが大事なんだ。ほらほら、2点3点なんていわず、もっと付けてくれよ。じゃなきゃ、おれが浮いてしまう。勢いで。ほら。 8点(2003-10-31 03:26:51)(笑:1票) |
118. サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS
笑えるシーンもあるけど、基本的には感動モノって映画。ばあちゃんの優しさがすごく伝わってきて、ジーンと来る。でも少々テンポが悪いのが残念。 6点(2003-10-30 04:57:33) |
119. ファンシイダンス
【坊主マジック】 ・・・お寺で修行することによってブスが美人に見えること。 いやあ、それにしてもマドンナがいい味出してた。短い時間の中で、強烈なインパクトを放ってる。マドンナの絶妙なルックスにも感服するばかり。竹中直人もらしさが出てて良かった。特に、竹中直人がマドンナと鈴木保奈美を見比べるシーンは男のやりきれない気持ちやら敗北感やら悲壮感やらとを見事に表現していて実にすばらしい。 8点(2003-10-30 04:00:58)(笑:1票) |
120. 12人の優しい日本人
三谷幸喜脚本って感じはすごくする。ラヂオの時間にしてもそうだし、古畑任三郎とか王様のレストランみたいなドラマでもそう。あまり場面が変わらない。まあ、面白きゃなんでもいいけど。 6点(2003-10-28 19:42:23) |