101. スリーピー・ホロウ
《ネタバレ》 霧の中に見え隠れする寂れた村、丘の上の洋館、墓場、魔女、夜な夜な村を襲う亡霊、謎を秘めた美女。グロテスクなおとぎ話を語るのに、これ以上何が必要だろう。 9点(2004-05-25 01:18:26)(良:2票) |
102. サイン
《ネタバレ》 ○○が弱点なら何故地球に来たんだ君たち。非常に頭が良いというヤツらの登場に大爆笑させてもらったのでおっけー。信仰心薄い日本人は、笑い飛ばすのが正しい鑑賞法でしょう。1000円だったしね。これが1800円なら怒ってたぞ。 5点(2004-05-25 00:46:57) |
103. コールド マウンテン
作品の出来以前の問題として、今この時勢に戦争というものの無意味さ・悲惨さを直球で映像化したスタッフを賞賛したい。奴隷解放運動などという大義名分があっても、兵士たちの残虐性に何の違いがある訳でもない。戦争は人間から愛する人を奪い、人間性を奪うだけなのだ。こんなに良い問題提起をしておきながら、お約束のラストでお茶を濁してしまったのがもったいない。名作になり損ねた作品。 7点(2004-05-23 02:53:39) |
104. エレファント
コロンバイン事件を知らない日本人は少なからずいると思う。そういう人がいきなりこの作品を観ると「なんじゃコリャ」だろうなぁ。カメラワークに凝っていたり、いろんな象徴的なものを何気なく映し出して日常に潜む恐怖を表現するその技術は買うんですが・・・いかんせん最初の1時間が眠かったんです。ゴメンナサイ。 6点(2004-05-20 22:16:32) |
105. 幸せになるためのイタリア語講座
《ネタバレ》 デンマーク版「ラブ・アクチュアリー」といった趣の恋愛群像劇。(でも現地での公開年はこっちの方が先)好みで言えば、私はこっちの方が断然好きです。物語はシンプルで実直でリアリティーがあり、登場人物全員が存在することに説得力がある。日常からちょっと逸脱した非日常。その時の高揚感は、やがて現実の自分自身をも豊かな気持ちにさせてくれる。これってドラマの原点だと思う。知名度が低い作品なのが残念。 8点(2004-05-20 22:00:25)(良:2票) |
106. スクール・オブ・ロック
ジャック・ブラックのオタク映画が全国で評価されるなんてスゴイ!それだけでHAPPYです。惜しむらくは彼の美学の、多分半分もロックを知らなかったこと。それだけでものすごーく損していると思うので、自戒の念を込めてこの点数。 8点(2004-05-20 21:27:56) |
107. ビッグ・フィッシュ
背景の一枚一枚、登場人物一人一人、果ては猫一匹に至るまで、絵本の1ページを飾る美しい挿絵の一部である。その物語は大人のためのおとぎ話。ティム・バートンは素晴らしい絵本作家だ。 10点(2004-05-20 21:19:17)(良:2票) |
108. ブリジット・ジョーンズの日記
アタシと違うのはスモーカーだということと色男にモテモテというところですな。・・・ってえらい違いじゃん。現実味ないけど大好きな作品です。 8点(2004-04-19 16:15:56) |
109. レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
ジョニー・デップは要らんだろ。ていうかマリアッチとは別にサンズの物語を撮った方がおもしろいのでは。 6点(2004-04-19 16:07:27) |
110. オーシャン・オブ・ファイヤー
馬はかわいい。ヴィゴ様お強い!砂漠は美しくも恐ろしい。しかしストーリーで魅せる映画ではない。生真面目なヴィゴ・モーテンセンに中途半端なギャグは合わないです。主役がブレンダン・フレイザーとかなら最初から肩の力を抜いて楽しめたのに。単刀直入に言って期待はずれ。 6点(2004-04-19 15:28:13) |
111. ビートルジュース
久しぶりに紐解きました。昔観た時は下品で気持ち悪くて理解できませんでしたが、今観るとおバカワールドにハマってる自分が。バートンのイマジネーションには恐れ入ります。公開当時はビートルジュースの下品さばかり誇張されていた気がするのですが、その他のモンスターも可笑しいし、家の内装とか屋根裏部屋の模型とかのセンスも秀逸です。街全体を物語の世界観を表すセットにしてしまうっていう手法もこの頃からやっていたんですねえ。バートン作品を年代順に並べて全部観たくなりました。 9点(2004-04-19 11:47:32) |
112. 裸のマハ
ペネロペが出てるってだけで劇場まで足を運んだ愚か者。貴族社会って豪華で優雅。映画の中の貴族たち以上に観ているこっちが退屈でした。美術に詳しい人なら楽しめるんでしょうか。 2点(2004-03-30 23:12:58) |
113. 快盗ブラック・タイガー
亜細亜独特のエキゾチックな色彩感覚は大好きです。でも期待したほどではなかったなぁ。ライバル男のコテコテ演技に思わず冷笑が・・・「貼り付いたような笑顔」っていう顔をしてるんだろうなあと思いながら画面を見つめていた覚えがあります。 5点(2004-03-30 23:00:50) |
114. セブン・イヤーズ・イン・チベット
静かだけど作り手のメッセージが沁みてきました。これを観てジャン・ジャック・アノー監督が好きになった。いつも俺様演技なブラッド・ピットが珍しく良い演技をしてたな。 7点(2004-03-30 22:38:00) |
115. ファイナル・カット(1998年/ドミニク・アンシアーノ監督作)
悪趣味な映画。いたずらっ子のようなジュード・ロウが余計に不気味。だから好き。 7点(2004-03-30 22:31:53) |
116. デスペラード
くっくっく・・・これ映画館独り占めで大音量で観てみたい。バンデラスって色っぽいのね。初めて知った。サルマ・ハエックも気味悪いくらい美女。これこそ娯楽映画。 8点(2004-03-30 22:18:08) |
117. アンドリューNDR114
事前の知識なくオープニングを見て、「シザーハンズ」が頭をよぎったのでティム・バートンの映画かと思ったが、クリス・コロンバスだったのか。そうか。心を持ったアンドロイドの悲哀は、少なくとも日本人の我々には半世紀も前から慣れ親しんだファンタジーである。我々の知っている「彼」は、ただひたすらに人間との共存を望み、人間とロボットの間を彷徨い苦悩し続けた。対してアンドリューが望んだものは人間と同等の権利だった。アンドリューは・・・自分が他の者たちとは違うとでも思ったのだろうか。考えすぎかもしれないけれど、日本とアメリカの大きな隔たりを見た気がする。そして多分、この題材をバートンが扱っていたら、こんな映画にはならないと思うよ。 4点(2004-03-30 22:07:35) |
118. ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
おもしろいかな。おもしろいのかなぁ?私が住んでいた地域は東京より公開が遅くて、既にすごい話題作だったので公開初日に映画館にすっ飛んで行ったけど・・・イギリス映画っぽいアメリカ映画?内輪ウケぽくてあまり新鮮なオシャレ感はなかったなー。パンフレットは可愛かった。でも字が細かすぎー 6点(2004-03-18 17:20:48) |
119. アメリカン・サイコ
冒頭のクリスチャン・ベールの裸体でオエッとなって観始めたのを後悔したが、全裸チェーンソーの辺りは爆笑。でもラストで曖昧路線に逃げちゃって、全体的にインパクトの弱い作品になってしまった。彼がバットマンやるんだって?オエッ 6点(2004-03-18 16:00:10) |
120. あの頃ペニー・レインと
甘酸っぱい邦題に惹かれて何気なく手に取った作品でした。タイトル通りの素敵な青春映画ですねえ。時代はちょっと違うけど、私も憧れたことがあったな。この時代のロックを知らなくて残念。 7点(2004-03-18 15:46:57) |