101. エクソシスト
ホラー映画というと、「怖さ」「驚き」「寒気」等といった要素がどれだけあるかによって左右される。最近のホラー映画だと「驚き」の要素が多いのではないだろうか。演出や音が観る人を驚かせようとしたものになり過ぎているように思える。ホラー映画をイメージした場合、「気持ち悪さ」「残酷さ」が初めに出てくる。では、この作品はどうだろうか。最後まで見ていて、終始、「驚き」「残酷さ」というのは無かった。画面上からの「怖さ」というのも無かった。ただ、こういう現象が実際あるのだと思い始めた瞬間の「怖さ」(自分の中から出てくるもの)がある。演出にこだわり過ぎている今現在のホラー映画と比較すると全く別のジャンルと言えるのではないだろうか。やはり傑作なのだろう。観る価値はある。ホラー映画をほとんど観ない私でもこれは観て良かったと思えた。ホラー映画を評価できるほど観ていないので中間点とします。 5点(2004-02-11 18:15:59) |
102. アメリカン・ヒストリーX
人種差別問題ってどうだろう。私達、日本人にはあまり実感が持てない題材ではないだろうか。ここ最近、まわりに外国人が増えてきてそれほど意識することはなくなったが、高校時代頃は年に1~2人しか見なかった。その時の自分は他人に漏れず、好奇の目で見ていたに違いない。日本にも全くそういうものがないとは言えない。しかし、それは人種ではなく祖先の問題で人種問題とは異なる。この映画はそういうことを観た人間に問いているのではないだろうか。あらためて考える。自分は人種を差別していないだろうか。かく言う私達も「イエロー」だと言うことを。ノートンの演技には脱帽だが、それ以上に深い衝撃を受けた。 9点(2004-02-05 20:54:13) |
103. 千と千尋の神隠し
《ネタバレ》 宮崎監督の作品は基本的には大好き。しかし、ここ数年の作品にいまいち満足できてなかったので、期待して映画館へ行きました。前作あたりにかなりフラストレーションが溜まっていたので、「まぁいいかな」といった感想だったのだが、改めてもう一度見ようという気になれないんですよねぇ・・なんていうのか全体的にストーリーを重視した作品というより、個々のキャラクターの個性を出し過ぎているような気がします。印象深い、インパクトの強いキャラがたくさん出てきて、よく覚えているんだけど、ストーリーを忘れてる。結局、トンネルに入ってトンネルから出てくることしか思い出せません(ちょっと大げさだけど)。ということで5点が限界かな。もう一度、ナウシカやラピュタのような作品を作ってください、という期待を込めて・・・ 5点(2004-02-04 23:07:35) |
104. シックス・センス
とても早い段階で結論が読めてしまった。その読みを超えたラストがあるのだろうと期待していたのだが・・・こういった作品はラストを読まれるようでは駄目です。 3点(2004-02-04 22:56:56) |
105. チャンプ(1979)
TJやってた子役、すご過ぎる。内容も良かったが、終始TJの演技に入り込んでしまいました。チャンプというタイトルながら総体的にボクシングがほんの少ししか扱われてなくて、普通の生活が中心の作り。それが逆に良かったかな?でも、ポイントはボクシングなんですよね。なにはさておき、やはり「TJ」が全て、といった作品でしょう。 7点(2004-02-04 22:50:29) |
106. チョコレート(2001)
評価されているのは何故なのだろう。多分、この作品の良さというのは日本人には理解されづらいのではないだろうか。と言うより、日本人が観るべき映画ではない(理解できないのだから)。国民性の違い、と一言で片付けられないのかもしれないが、観終わって最初にそう感じた。テーマがテーマなだけに仕方が無いのだと納得した作品。 3点(2004-02-04 01:31:26) |
107. ワイルド・スピードX2
他の人が何と言おうと、こういう単純なカーレースものは好きです。これって外国だからカッコイイんでしょうね。日本でこんな車が普通に道路を走ってたら、ただのヤン車で、「あぁ若いなぁ」って思うだけなんだろうけど、舞台がアメリカだと「ほぉーワイルドだぁ」と感じてしまう・・・何故だろう。まぁ、あんなマシーンと言う感じの車はまだ観たこと無いんだけど。普通、車にニトロは使いませんて。 8点(2004-02-04 01:20:44) |
108. ショーシャンクの空に
アンディーのクールさがとても気持ちいい映画でした。かなり長い期間にわたる話しなのにほとんど老けていかないのに少しひっかかりながら観ていましたが、まぁいいでしょう。アンディーとレッド一味が仲良くなる契機となった屋根でのビールがとても美味しそうだった。いい作品なのだがパンチが弱いかな? 7点(2004-01-28 20:56:50) |
109. トレーニング デイ
少し期待をして観た映画なのだが、観ながらずっと違和感、というかストレスを感じながら終わりまで行ってしまいました。感じの悪さが残る作品のせいか、スラム街のなんとも言えないダークさが逆にほのぼのしたイメージを醸し出しているような・・・まぁ一度観てもいいかもね。 6点(2004-01-28 20:46:37) |
110. 十二人の怒れる男(1957)
陪審員制度って面白いですよね。日本にもこういう制度があればいいのにって思ってしまいました。とても人間っぽい話し合いが、見ごたえがありました。結局、「疑わしきは罰せず」という意味では当然の結末なのだが、終わりが読めるから面白くないというものではないと再確認させられた映画。結論がわかっていても過程が面白いんだから文句はない!! 8点(2004-01-28 20:40:50) |
111. 天空の城ラピュタ
リュシータ、トゥエル、ウル、ラピュタ。だったかな?なんとなく一発で覚えた。 8点(2004-01-26 01:14:45) |
112. 風の谷のナウシカ
宮崎アニメの中で1・2を争う作品。「ナウシカ」か「ラピュタ」だろうという評価は今でも変わらない。「もののけ」も「千と千尋」も前2作に比べると大幅に物足りなさを感じるのは私だけだろうか。世界観の違い、と一言で言いきれない。科学的な前後、風潮の前後、そんなのはどうでもいい。ただ、その世界に入り込んでしまう面白さがあった。アニメとしてこれ以上の作品はなかなか出てこないだろう、と思う。 9点(2004-01-26 01:12:51) |
113. ジュブナイル
アニメを観る感じで観るといいかも・・・ガンダムなど・・・ 3点(2004-01-26 01:05:23) |
114. スリーパーズ
《ネタバレ》 豪華キャスト、関係無いと思う。たしかに豪華な顔ぶれであるが、作品の良し悪しはキャストで決まるわけじゃない。観終わった後にどれだけ考えさせられるかという点では、これは名作と言って良い(自分的に)。ブラピが演じる検事、ホフマンが演じる弁護士、それを仲間が支え会い最後に勝利。ありがちと言えばそれまでだが、最後にみんなが集まって無邪気に笑いあっている場面には、素直に感動した。 7点(2004-01-26 01:02:31) |
115. バグダッド・カフェ
全体的に静止画像をとても有効に使っていると思う。普通なら静止画像と言うのを映画で使うと流れを止めてしまう危険性があると思うのだかそれがとても心地よい。何故だろう。時間を忘れて気がつけば終わっていた。残ったのは視覚的な「黄」とゆったりとした時間感覚、そしてアルカイックスマイルの自分。名作。 9点(2004-01-26 00:51:29) |
116. マトリックス
とにかく見よう見ようと思いながら見るのが遅れた作品。2年後くらいかなぁ。もういいやって思ってたけど見て正解。発想の面白さ。ありえないけどありえそう・・と言った微妙な感覚。ストーリーがとてもうまく出来ている(難しいので何回も見た)ので、不可解な部分を含めて納得している自分がいた。って多分、今までで一番回数を見た映画かもしれないです。(私は)何回観ても苦になりません。 10点(2004-01-23 18:49:31)(良:1票) |
117. ワイルド・スピード
昔からなんとなくカーアクションの映画は好き。別に車好きじゃないんだけどねぇ~やはりスピード感がある映画は単純に面白い!って感じるので娯楽映画としては十分です。しかーし、これを見た次の日、車をこすったのでマイナス2。2を見た次の日は車、運転しません。 8点(2004-01-23 18:39:18) |
118. CUBE2
がっかし・・・悔しいから明日「Cube」借りてくる(泣)。 2点(2004-01-23 18:33:52) |
119. ブラック・ダイヤモンド
ストーリー性は多数のレビューの通り。面白いくらい分かりやすく不自然過ぎる程のテンポの良さ。見てて疲れないが、面白くも無い、といった感じかなぁ・・・最初の20分くらいは楽しめるかも・・・ 4点(2004-01-23 18:31:09) |
120. パール・ハーバー
最後の30分必要だろうか、いや、いらない。ただのありがちなラブストーリー。お金をかければいいというものではな~いっ!!!ということを証明したような作品。寒過ぎる(泣) 1点(2003-11-25 23:00:16) |