101. NOPE/ノープ
《ネタバレ》 とある牧場を営む男の元にUFO?ってゆう映画。いちいち動物の名前が出たり、チンパンジーの怖い話があったりで、どーゆうこと?って思い観てたのですが、なるほどね、そーゆうことかーと後半に納得できました。こーゆうUFOの解釈は今まで、誰もやらんかったかも。ちょっと新鮮。若干、冗長だったけど、それなりに楽しめました。 [インターネット(吹替)] 5点(2023-01-10 20:50:04) |
102. ビリーバーズ(2022)
《ネタバレ》 カルト組織の男女3人が無人島で過ごす様を描いた映画。山本直樹原作の漫画の映画化なんだけど、山本直樹の漫画は読んだことないです。だから、まず印象としてはエロイ。男女3人が無人島って時点で予想できるんだけど、予想通りにエロイ展開。しかもカルトなんで、自分の湧き上がってくる欲望をどのように言い訳に変えて、実行するかが、もーお約束通り。昔の日本赤軍の総括って言葉が頭に浮かびました。それやりたいための理屈でしょ?ってことです。でも後半はかなりヤバい展開となり、クライマックス感もあって、お話としては飽きない仕上がりになってました。特に主演の3人の体をはった演技が素晴らしく、それだけでも目が離せない感じでした。ただやっぱ直接的なエロ表現が若干くどかったかな [インターネット(邦画)] 5点(2022-10-25 00:10:41) |
103. N号棟
《ネタバレ》 実際にあった岐阜県の幽霊団地騒ぎが元ネタのホラー。またいつもの幽霊が出る場所に行って怪異に見舞われるだけのJホラーでしょ?って感じでかなり期待度低めで観たんですけど、まさかカルトが絡んだお話だったなんて、ちょっと予想外。主役キャラが、自由奔放、利己的で行動的、なんだけど死恐怖症っていう普通は共感度ゼロの変キャラ(しかも喧嘩も強い)。彼女は母の延命に悩んでおり、そのためにそんな変な感じになっちゃったと思うんだけど、死恐怖症って部分は、実は僕も昔はその傾向があったので、ちょっと共感でき、意外にも集中して観ちゃいました。幽霊がいるって心の底から思いたい、もしいるってことが確実に証明で来たら、それは救いになる。この部分、すごくわかる。もし死恐怖症がイキ過ぎていたら、そのための行動力があれば、主人公は映画のような行動をとるかもと、なんか納得。ただ結末も含め、映画全体がモヤにかかったように、あえてわかりにくく描いているので(例えば最後の方で主役が大学の職員と会話できてるように見せてますが、よく見ると職員は主役と目があっておらず耳にイヤホンがあるので、あれは電話の相手と会話してるなど)、不自然さをたびたび感じてモンモンとしちゃった部分も多々ありました。怖いとゆーより不気味さが目立ち、もちろん主役への共感が全然なければ、退屈な映画かもしれません。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-10-15 15:05:28) |
104. X エックス(2022)
《ネタバレ》 老夫婦が殺人鬼の一人また一人殺されていく系の映画。ちなみに殺し始めるのが60分後なので、それまではエロムービーを撮るクルー達の様を鑑賞する形になります。そのパートではワニがゆっくり後ろから近づいてくる真上からのクダリがちょっとドキドキしたけど、後はチョイ退屈。おばあちゃんが不気味でいい味出していて、後半の殺人のくだりはちょっと引き込まれたかな。でもま、全体的には、ちょいテンポ遅めの普通のホラーって印象。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-10-12 20:21:42) |
105. TITANE/チタン
《ネタバレ》 この映画は何が言いたいんだろうみたいな、映画になんらかの意味を求めてる人は混乱するかも。意味があるのかもしれんけど、幼稚な僕にはサッパリでした。いや、一応ストーリーはあるんですよ。ちゃんと。だから、理解するんじゃなく、出されたモノをただただ素直に感じるだけの鑑賞者なら、見ごたえがあるのかもしれません。でも、それはそれとして、とにかく痛い表現がそこかしこにあって、観てらんないってゆーか、自然と顔がイーーーーッてなりました。鼻の骨をおるくだりとか、自身に棒を自ら差し込むくだりとか。車とエッチして妊娠って設定が面白いって思えるなら観てもいいかも。 [インターネット(吹替)] 5点(2022-10-10 21:18:04) |
106. 樹海村
《ネタバレ》 色んなとこで低評価ですが、僕的には酷すぎた犬鳴村よりは全然良かったってゆーか、ちゃんと普通のホラー映画として楽しめた感じです。よくある村にいって襲われるだけの内容かなって思っていたら、コトリバコなる特級呪物がメインとなる話で、これは予想外。映像の演出も、犬鳴村よりは凝っていました。ちゃんとお金かけてるってゆーか、チャちくなかったです(犬鳴村はチャチ過ぎました)。特に最後の人と木の融合した化け物が襲ってくる所は、それなりに不気味で迫力ありました。人が降ってきて即死ってのも、わりとビビりました。後、人間の日常も、犬鳴村よりは、ちゃんと描けてたような気もします。ただ、あくまで普通に観れるって感じなので、面白いとなるには、イマヒトツってなるのもわかります。僕はメチャクチャ期待値が低かったので、楽しめたかな。ちなみに、解決したのに、オチでヤバくなるっての、よくあるホラーの定番ですが、ラストでスッキリ解決ってゆうホラーの方が意外に好きです。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-09-05 02:33:56) |
107. モービウス
《ネタバレ》 予告観た時、こーゆうストーリーかな?っての想像してたんだけど、そのまんまでした。むしろ予告だけ観たら、本編、観なくてもいいかもって思えるほど。でも、煙みたいなの出しながら、高速で飛んだり跳ねたりしての戦いシーンは見ごたえあったかな。退屈感もあんま感じず、観やすくはありました。なんで博士だけがコウモリを操れるのかとか、噛まれたら皆、死んでたのに、なぜヒロインだけは蘇ったのかとか、説明不足で、都合よすぎにしか見えないくだりがチラホラあって、こんなもんでしょ感がチョット出てるかな。それに博士は完全に人工血液が効かなくなるんじゃなかったの?最後、なんで平気みたいになっちゃってたの? [インターネット(吹替)] 5点(2022-08-03 02:16:41) |
108. あなたの番です 劇場版
《ネタバレ》 「あなたの番です」のドラマを観てた人のサービス映画です。えー、えー、ドラマは観てました。嫁さんと○○が怪しいとか推理しつつ毎週楽しみでしょうがないくらいハマってました。この映画は、ドラマの最初のマンションの会議のくだりで、菜奈ちゃんでなく、もし翔太が参加してたら、その後の事件は何一つ起こらずっていうIFドラマであり、そのまんま、主役夫妻の結婚パーティーに参加するために全キャラが1つの豪華船に乗り込んだら、そこで事件が起こったってゆう設定です。だから、出てるキャラの沢山の小ネタや匂わせはドラマを観てなきゃ、ポカーンてなります。各キャラの背景情報も全てドラマ通り、もしくはドラマにちょこっと付け足した感じです。そーいうことで、あんな沢山の登場人物全てにスポット浴びせつつ、2時間の映画に詰め込むのは無理があるので、頑張ってサービスしてくれてるんやなーって気持ちでそれなりに楽しめたんだけど、映画自体のトリックやストーリーを冷静に判断すると、もうちょっと練り込めなかったんかなーとは思います。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-07-03 18:08:37) |
109. ザ・スイッチ
《ネタバレ》 殺人鬼と女子高生の中身が変わるって映画。ちょっと期待してたんすけど、すんません、正直、僕には微妙やったかなー。イケてない女子高って設定なんだけど、主役の子は、その魅力を最初から隠しきれていないので、その設定がいかしきれておらず、イメチェンして、周りがヒューって感じになるんだけど、いや、むしろ元の方が魅力的やったやん、となっちゃいまして。あと、全体的に既視感があって、ありがちな展開を多く感じました。でもま、ゆるいコメディーとしては、これはこれでいいのかも。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-06-12 13:01:32) |
110. ガール・イン・ザ・ベースメント
《ネタバレ》 実際にあった事件をアレンジした作品。実のオヤジに約20年間も地下室に監禁された娘さんのお話で、しかも近親相姦で子供を4人くらい作らされ、全員、地下室で暮らさせるとゆう鬼畜の所業。さらにその地下室の上の普通の家では、何食わぬ顔で妻(つまり監禁された娘の母親)と娘が行方不明になった悲劇の父親として普通に暮らしている。もちろん妻も他の家族も誰も知らない。この映画は、その暮らしを永遠に見せるって感じで、恐らく多くの人は観るのがとてもつらく、どーしようもない怒りが湧いてくると思う。観るのがしんど過ぎて、自己防衛で感情移入を遮断した感じの鑑賞になってしまいました。そしたら、こんな点数。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-06-10 11:12:20) |
111. 真・事故物件 本当に怖い住民たち
《ネタバレ》 事故物件で心霊現象を撮るお仕事を命じられた3人の女性が主人公。映画「新事故物件」と同じ設定。事故物件の映画って、これ以外にシチュエーションが思い浮かばないのかな。ただし、こちらは完全にスプラッター映画で、後半はとにかくグチョグチョ。人間解体とかやっちゃいます。音楽のチョイスも独特。でもま、途中ダレルし、面白さとしては普通でした。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-04-25 22:17:35) |
112. ホムンクルス
《ネタバレ》 頭蓋骨に穴を空けることで、人のトラウマが視覚化して見えるようになった男の物語。同じ山本英夫の原作「殺し屋1」の実写版はめちゃ残念な出来で漫画の面白さにはとうてい及ばなかったのですが、こちらはわりと楽しめました。もともと漫画の方も、そこまで面白いものでもなかったのですが、まさかホラー監督が撮るとは、盲点でした。たしかに人間の異形化はホラーです。漫画のダラダラさをギュッと凝縮し、独自の結末でわかりやすいお話にしたので、とっても観やすかったです。元々、ホムンクルスのロボットヤクザと、砂状の女子高生の実写化が観たかっただけなので、その部分でも満足です。成田凌の学役が秀逸で、めちゃハマってました。ただ、やっぱ元のお話自体がアレなんで、この映画を観てる時の面白さ自体は普通。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-04-25 02:35:40) |
113. 鳩の撃退法
《ネタバレ》 表面上のオチはあるものの観る人によって色々な解釈ができる映画。語り口がうまく、テンポや演出、役者の演技がそれにうまく融合され、冒頭から、え?どーなってるの?、どーなってゆくの?て興味が途切れることはありませんでした。ただ観てる最中はそんな感じでも、観終わった後に、物語自体が面白かったかどーかと聞かれれば、まーまーってゆう感想です。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-04-16 11:42:59) |
114. シライサン
《ネタバレ》 家に家族が全くいなくて、入院したのに全然、家族が登場しなかったり、レストランで目玉が爆発してるのに、他の客や従業員の反応がなかったり、ちょっとだけでも工夫すれば、リアリティが増すのに、それをやらないC級感はありますが、可もなく不可もなく、それなりには鑑賞できました。良かった点はシライサンの佇まいかな。遠くの方にしゃがんて現れ、ゆっくり立ち、ずっと拝んでて、変なヒモがたれてて、黒目が異常にでかいって感じは、そこそこ不気味でした。リングと似たようなストーリーですが、最後のオチも悪くないかな。ちなみに、エンドロールに仕掛けがあり、ネタバレ全開すると、劇中、シライサンのことをさぐるルポライター的な男が登場するのですが、彼はシライサンのレポートを作成し、それを世間に広めようとします。ただ、彼は死んじゃって、そのレポートは彼の嫁さんに渡るのですが、そのまま行方不明になります。で、エンドロールの脚本のクレジットが、その嫁さんの名前になってました。つまりこの映画を観てる僕達が呪われちゃったってこと。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-04-08 08:42:15) |
115. スプートニク
《ネタバレ》 ロシアのエイリアン映画。まず、言いたのは販売のパッケージ詐欺。なんか軍隊でてきたりして、怪物と戦う女性のバリバリアクションってイメージなんだけど、内容は全く違います。SFホラーな要素もありますが、ちょっとロシアの文学的な雰囲気もある人間ドラマ中心。舞台も冷戦時代のソ連。だいたい主役の女性は神経生理学者で、バリバリアクションしません。研究や診断をします。どうして主役の女性がエイリアンと共生関係にある宇宙飛行士に共感しちゃうのか、あんま描写がないんだけど、最後になんとなく明らかになる仕組みで、そこにヒネリがあります。ロシアの雰囲気が新鮮で、退屈感はあんま感じなかったです。 [インターネット(吹替)] 5点(2022-02-18 22:12:37) |
116. レミニセンス
《ネタバレ》 水没してる近未来の世界、人の記憶を探れる男が主役、なんかワクワクするやんと、期待度マックスで鑑賞したら、あかん映画でした。お話はドンドン期待する方向とは別な方へと進み、これ、水没世界とか、記憶を見るマシーンとか、なくても作れるストーリーやん、って感じでした。ファムファタールモノでよくあるやつで、夢中になった女性を探す展開で、途中、彼女は悪なのか?って疑心暗鬼になっていくやつです。でも、語りがわりと聞いてられるし、頼りになる相棒とか、オチとか、楽しめた部分もあるので、こんな点数。 [インターネット(吹替)] 5点(2022-02-15 21:19:57) |
117. ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷
《ネタバレ》 観て冒頭で気づきました。これ、呪怨のハリウッド版やったんやって。でも、わりと雰囲気よく出来てまして、わりと集中して観れました。おなじみの、時系列を色々変えて見せるやつも入ってるし、みんな、おかしくなって、殺人を犯す基本スタイルは同じ。ただ、やっぱハリウッドでは白塗り子供は、さすがにギャグになると思ったのか、あの白塗りの幽霊は出ません。ついでにカヤコも出ません。オカルト部分はアメリカ流に変更されていて、でもま、普通です。 [インターネット(吹替)] 5点(2022-02-14 22:35:00) |
118. クライモリ(2021)
《ネタバレ》 森で追いかけまわされるホラー「クライモリ」のリブートです。でも、こんな話やったっけ?内容は完全にオリジナルで、タイトルだけ借りてきた感じです。殺人鬼的なもんじゃなく、森の中で自分達だけの国、ってゆーか村を作って、暮らしてる連中に捕まるってお話でした。もー、何回こするの?ってくらい、若者達が調子にのってバカするってゆう、例のパターンで、怖い目にあうってゆうー、おなじみのホラーな展開なんですが、後半は意外な方向へ向かい、オチが結構、斬新でした。そーゆう終わりするんやってゆう。面白いかと聞かれれば、面白くはないけど、最後まで普通に観れるって感じのデキかな。ちなみにグロさは控えめ。それよりも、なんで、今更、クライモリなん?って思います。別のタイトルでも良かったんちゃうかな。10年前のホラーやのに。 [インターネット(吹替)] 5点(2022-02-14 22:15:34) |
119. レリック -遺物-
《ネタバレ》 タイトルに遺物とありますが、古代の呪われた遺物とかは一切登場しません。邦画で言えば、黒沢清のホラーっぽい作品みたいな。ちゃんとテーマがあって、それをホラー風にして見せてるみたいな。ちょい哲学や芸術よりなホラーみたいな。で、この作品のテーマは認知症と介護と老人。全編にわたって、認知症のおばあちゃんと暮らす母と娘の生活が描かれてます。ホラー風に。面白かったシーンは、家が突然、迷路化するところかな。家のガラクタが沢山置いてある部屋の、そのガラクタの向こうに、通路があって、あれ、こんな所に通路あったっけな?と思い進んでいくと、曲がった先に通路が続いていて、途中で怖くなって引き返したら、完全に迷路で元の場所に戻れないってやつ。ありえないけど、なんか描き方がリアルってゆーか、似たような感覚に覚えがある感じ。いや、ないねんけど、ありそうってゆーか。観終わった時は、はあ?って感じなんだけど、後からジワジワ考えちゃう所も黒沢清っぽい。 [インターネット(吹替)] 5点(2022-02-13 11:21:42) |
120. さんかく窓の外側は夜
《ネタバレ》 小学校低学年の息子が観たいと言ったので、嫁さんと家族で観ました。普通に観れば、悪霊退治のホラー映画。しかし、嫁さんと息子は気づいてないんですが、僕にはわかりました。完全なるBLです。もちろん直接的な表現はないです。だから、そーゆう世界観をあんま知らない人にはわかんないんだけど、知っていれば、途中から、これって・・・になり、ドンドン確信になります。で、後で原作調べたら、納得しました。そーゆうのを考慮にいれなければ、よくある感じの、そこそこ普通に観れる悪霊退治映画です。ちょっとエグイし、ちょっと怖いです。ちなみに息子も嫁さんも気づかず、それなりに楽しめたホラーって感じで終ってるので、そのままにしてます。 [映画館(邦画)] 5点(2022-01-08 23:28:34) |