101. ドラゴンへの道/最後のブルース・リー
《ネタバレ》 久しぶりに何気なく借りたブルースリー映画。初めて見たのは、少年の頃であの凄まじいアクションは「強烈」の一言だった。テレビでブルースリーの映画がある度に興奮したのは、おじさん世代なら皆覚えてるはずw。で、何十年ぶりに見たブルースリー。やっぱ凄いわ。凄すぎる。不世出の武術家が、映画俳優をやっているのがよくわかる。画面からあふれ出す肉体の躍動美に圧倒された。本物の輝きは、何十年たとうが変わらない。あと、ノラミャオ。可愛いのう。陳腐なストーリーも安っぽいセットもノラミャオがかわいいので良しとしよう。好きだよ、ノラミャオ。 [DVD(字幕)] 9点(2008-09-23 23:55:31) |
102. 隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS
《ネタバレ》 原作と比べること自体ナンセンスであろう。「スターウォーズ」などの傑作が、原作にインスパイアされて作られたわけだから。誰かが書いたようにそれらの洋画の日本版時代劇と見たら点数はこんなもんです。前半の冒険活劇映画から後半の恋愛冒険映画に変わるのは、現代の日本人に合わせたのかも。自分の使命のためにたくさんの家来が、命を落としたのに恋愛に心揺らぐ姫も悪くないかもですね。阿部ちゃんをはじめとする俳優陣の力演も良かったです。原作を見てない人が、これを見て原作に興味を持ってくれたら嬉しいなw 原作の雪姫の「上原美佐」や三船敏郎などへの越えられない壁は、全ての日本人に当てはまるかもしれない。 [映画館(邦画)] 7点(2008-06-05 02:56:35) |
103. セブン・イヤーズ・イン・チベット
《ネタバレ》 チベット問題が騒がれているので見たわけだが、意外と面白かった。少年の日のダライラマと伝説の登山家の友情がよく描かれている。この映画を見れば世界の指導者からダライラマが尊敬されている理由が、少しは分かるような気がする。自己顕示欲の塊ともいえる登山家の心情変化もダライラマのなせる業か。後半のチベット侵攻は中国共産党の恐ろしさがよく描かれている。先日のチベット騒動にいた日本人観光客も中国当局に脅されたらしいね。どうりで口が重いわけだ。恐ろしい国。ダライラマ役の少年の演技が素晴らしく「月の光」のメロディーも切ないですな。 [DVD(字幕)] 8点(2008-05-13 22:50:43) |
104. 潮風のいたずら
ゴールディホーンがかわいい。日本では人気なかったのがよくわからない。高慢ちきな金持ちが、身も心もかわいくなるのを好演している。しかも所々笑えるので気軽に見れる。こんなお馬鹿でも心温まる映画をもっと作って欲しいですわ。 [DVD(字幕)] 8点(2008-04-06 21:20:44) |
105. ヒドゥン(1987)
《ネタバレ》 久しぶりに見て改めて傑作だと再確認した。テンポ良く展開し、全く飽きさせない。主演のカイルマクラクレンのミステリアスな雰囲気もいい。市街地を疾走するフェラーリもかっちょよい。ラストシーンの哀しさが、この傑作映画には良く合っている。 [ビデオ(字幕)] 9点(2008-03-17 01:23:46) |
106. ミクロの決死圏
《ネタバレ》 何度もテレビでガキの頃から見た映画なんだが、今見ても面白さはかわらない。映像はもちろん古くストーリーも突っ込みどころ満載だが、最後の目から救出される場面をはじめとして忘れられないシーンが多い。 それになんと言ってもラクエルウェルチ。その美貌とパーフェクトバディは永遠に色褪せない。ガキの頃は気づかなかったが、この映画を当時見ていた大人は内心ニヤニヤしていただろうね。ラクエルウェルチを見るだけでもこの映画いいと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2008-02-27 01:23:44)(良:1票) |
107. ALWAYS 続・三丁目の夕日
《ネタバレ》 一作目に続く続編なわけだが、原作を熟読している人間としては、それぞれのエピソードが尻切れトンボとなるのは少し物足りない。が、ベタだと思うが三丁目の夕日を見ているだけで、許せてしまう。前作では感動したCGも二作目になると、より完璧を求めるせいか、どうしても不自然さが見えてしまった。特に羽田空港のシーンだ。次は完璧な映像が見てみたい。どこから見ても不自然さがなくなったとき、日本映画は次なるステップが踏めるような気がする。子役などの関係上、これで終りなのかもしれないが、シリーズ化してもいいんじゃないかな。 [映画館(邦画)] 9点(2008-02-20 01:37:24) |
108. 喜びも悲しみも幾歳月
《ネタバレ》 この映画は国民的映画と言っても過言ではないと思う。一定の年代以上は、たいてい観ているのだ。実直に生きた灯台守の人生を淡々と描いているだけなのだが、昔の真面目な日本人は自分の人生に照らし合わせていたのだろうか。しかし、戦争中は燈台守まで狙われていたんだな。佐田啓二と高峰秀子の貧しくも支えあう夫婦愛は、文句なしに美しい。今ではほとんどの灯台は無人だが、昔の燈台守は朝からでっかいレンズを磨いていたんだろう。観てから三日間は、主題歌が脳にこびりついて困った。 [DVD(邦画)] 8点(2008-02-20 01:28:05)(良:1票) |
109. キャット・ピープル(1982)
《ネタバレ》 未成年の頃、映画館でみてナスターシャの美しさ、妖艶さに圧倒された。20年ぶりに見ても彼女の美貌は色褪せない。今の女優で彼女以上にこの役がやれるものは、いないだろう。完璧な肢体、特にヒップラインが素晴らしい。 [DVD(字幕)] 7点(2008-02-17 23:32:43) |
110. シンドラーのリスト
《ネタバレ》 当たり前だが、歴史は勝者が作るものだ。もう10年以上昔になるが、ホロコーストのガス室が実在したのかと疑問を投げかけた雑誌が廃刊に追い込まれる事件があった。当時はなんて不謹慎なことを言うのだと思ったものだが、ホロコースト神話は戦後ユダヤ人が作った可能性が高い。南京30万人大虐殺と同じぐらい胡散臭い。ってことを考えるとこの映画は、単なるプロパガンダ&フィクション映画として見たほうがいいと思う。アメリカ映画資本は、ユダヤが占めているのだろう。定期的にユダヤ人を悲劇の主人公にした映画が作られ、大量宣伝のもとに日本に入ってくる。戦後のドイツ人にした仕打ちやパレスチナ人に行ったことを題材にした映画も作られればいいのにな。今でもホロコーストを否定しただけで逮捕される国があるという。日本に生まれてよかったね。 [DVD(字幕)] 1点(2008-02-17 01:06:35)(笑:3票) (良:4票) |
111. マルコムX
《ネタバレ》 以前かなり分厚いマルコムXの自伝を読んだ。分厚い本だったが、一気に読ませる迫力があった。一人の魂の求道者の奇跡を赤裸々な告白とともに描いている名著だと思う。この映画は、三時間という制約の中でマルコムの自伝をかなり忠実に映像化している。新たなる悟りを得て人種を超えた大宗教家になる途中の悲運の死。デンゼルワシントンの熱演も忘れられない。 [DVD(字幕)] 9点(2008-02-17 00:22:31) |
112. 黒いオルフェ
有名な映画音楽で名前を知ったのだが、なんか変わった映画という感じだ。画面に溢れる躍動感や名曲中の名曲の主題曲などいいけど、ストーリーがよく分からない。でも一度見ても損はないと思う。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-02-16 23:49:34) |
113. 陰日向に咲く
《ネタバレ》 期待が大きかったせいかなんかイマイチでした。俳優陣は魅力的なんですがね。各エピソードの人間が最後に繋がるというのは、面白いですがあまりに無理がありすぎて。話的にはオタクとアイドルのエピソードが一番面白かったですね。主演の岡田の駄目ップリ人間の演技の上手さに+1点。 [映画館(邦画)] 6点(2008-02-11 13:23:31) |
114. ブラッド・ダイヤモンド
《ネタバレ》 期待しなくて見たせいか面白かったですわ。本当のアフリカの内戦はもっと悲惨みたいだけど、よく描かれている。黒人親子のドラマや大人になったジェニファーコネリーもよかったが、元傭兵のディカプリオって少し無理があるような気がする。でも、最後はかっこよかったなー。 [DVD(字幕)] 8点(2008-01-29 21:42:13) |
115. ザ・シューター/極大射程
最初のリアルな狙撃シーンから魅せますよね。普通に面白いです、借りる価値あるけどあんまり予備知識や期待しないで見たほうがいいでしょうね。 [DVD(字幕)] 7点(2008-01-18 01:40:32) |
116. パラダイン夫人の恋
確かにヒッチコック作品の割には捻りは、少ないといえる。が、役者が豪華。グレゴリーペックはハンサムだし、アリダ・ヴァリはミステリアスな雰囲気が溢れたまらない。彼女を見るだけでも価値はあると思う。 [DVD(字幕)] 6点(2007-12-22 01:43:46) |
117. ストリングス 愛と絆の旅路
CGでは味わえない不思議な映像と美しい音楽、RPGのようなストーリー。今まで見たことのない映画だと思う。昔、ガキの頃見たNHKの人形劇をもう一度みたくなった。新鮮な映画だな。 [DVD(吹替)] 7点(2007-12-17 00:31:23) |
118. 穴(1960)
《ネタバレ》 刑務所内の服装は自由だし、比較的規律もゆるそうな感じ。でも囚人たちの会話から刑罰は、今の日本よりも厳しいみたいだ。徹底的にリアリズムに拘ったというだけあって迫力がある。もう少し細かい人物描写があればもっと面白かったと思う。しかし、最後はねー。さすがフランス映画だ! [DVD(字幕)] 9点(2007-12-11 01:02:12) |
119. 橋(1959年/ベルンハルト・ヴィッキ監督)
《ネタバレ》 前半は戦時中とはいえ比較的のどかな、田舎の町で暮らしている高校生たちの日常を描いている。好意を寄せている同級生との淡い恋愛や親子の葛藤など、また戦争に送り出す親や教師の苦しみもどの国も同じなんだな。周囲の大人の心配をよそに戦争に憧れ英雄になろうとする若者たち。これも戦時中、この若者たちと同年代だった知り合いの爺さんの話とそっくりだ。後半は、自ら望んで参加したものの戦争の現実に直面する主人公たち。仲間に臆病者と罵られたため勇気を示そうとして犬死するもの、恐怖のあまり失禁するものなど。殺される米兵も人間臭く描かれていた。戦争に駆りだされる若者に善も悪もない。ヨーロッパの戦争映画をもっと見たくなる秀作だ。展開もサクサクなので、あっという間に見れるのもよかった。 [DVD(字幕)] 9点(2007-12-04 20:47:29) |
120. ソウ
設定は面白いがそれが全てという感じ。もう少し説明と必然性がほしかった。 [DVD(字幕)] 6点(2007-11-25 20:03:04) |