101. 魔法にかけられて
鳥がリボンを結ぶシーン、初めて実写で見て感動した。 リスが全身を使って散々説明したあとで肩で息しながら期待して見るその表情が最高だった。 とにかく楽しませようという作り手の気持ちがよく伝わってきて嬉しくなった。 [DVD(字幕)] 7点(2008-08-03 22:33:18) |
102. ハプニング
得体の知れないものから逃げる恐怖を描くというものとしては最近のものだと「クローバーフィールド」とか「宇宙戦争」を思わせるが、VFXに頼らずその恐怖感を描ききっているというのはすごい。 見ている間は引き込まれた、これだけで十分。結局何を言いたいのかは見る人それぞれ想像すればいいと思う。 [映画館(字幕)] 7点(2008-08-03 18:40:45) |
103. ナイト ミュージアム
ハリウッド映画の見本のような作品だった。脚本の作りが定石すぎてほんとにわかりやすい。しかしそれだけにとどまらず、細かいネタのアイデアが散りばめてあって感心させられた。気楽に楽しめる、これぞ娯楽映画と言える作品だと思う。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2008-06-28 05:51:02) |
104. インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
今更ながらだが、スピルバーグの演出の細かな芸にはほんと舌を巻く。どのシーンをとっても素晴らしい。それを再確認するために見るという価値はあると思う。しかし…レイダースって面白かったなあ。いや、当時だからではなくレイダースは今見てもオリジナリティを感じる。しかし今作は、インディシリーズの亜流のそのまた亜流、そんな感じがしてしまう…そう言ってはいいすぎかな。 [映画館(字幕)] 7点(2008-06-28 05:45:45) |
105. SAYURI
ディティールの作り込みと映像の密度が圧倒的にすごい。ラスト・サムライもそうだったが、同じ日本を描いているのに日本映画の貧しさを感じてしまう。大後寿々花、桃井かおり、工藤夕貴の日本女優陣がほんとに素晴らしい。チャン・ツィイーだけが着物の着方がおかしいのか似合ってなくてそこがとても惜しかった…。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-01-28 19:37:41) |
106. マン・オブ・スティール
スーパーマンの出生や敵など一見原作をなぞってるけど、それは表面的なところで、これは「スーパーマン」じゃありません。 そりゃクリストファー・リーヴの時代とは今では違うから今の時代ならではの捉え方、描き方は必要でしょうし、そうしなければ今作る意味ないでしょう。 しかし、製作者は、スーパーマンとはそもそも何か、というのを忘れてます。 スーパーマンは、事故や事件から人々を、地球を救うスーパーヒーローなんです。もちろんそんな描写はありますが、この映画のテーマはそこじゃなくて、いかに超人的なパワーを持って生まれた男がそれを受け入れるか、そしてその力を持ったことによる迫害を跳ね返して地球人と友達になるか、というところです。 そういう部分は必要だし、旧作にも描かれています。でもそれ自体がテーマとなっている今作は、観客がスーパーマンの物語を見て得たかった気持ちとは全然違うモヤモヤしたものを残して終わります。 わたしはもうこれはなかったものとして、一生クリストファー・リーヴ版を唯一のスーパーマン映画として生きていきたいと思います。 [映画館(字幕)] 6点(2013-10-12 04:28:20)(良:4票) |
107. ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
なかなか難しい映画だが、言わんとすることはわからなくもない。 でもなんかピンと来ないんですよね。 自分が宗教なんかに特に興味のない典型的な日本人だからだと思います。 映像の作りも物語の構造もよくできてると思う。しかし恐らく西洋人がこの映画を見て覚えるだろう感慨までには至りませんでした。なので、よくできた映画だとは思うけど自分にとってはどうでもいい映画でした。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-07-10 15:03:54) |
108. ジャックと天空の巨人
ブライアン・シンガーらしいコクはあんまりないけど、なかなか楽しめます。 小道具や伏線などよく考えられ、きちんとした脚本だと思いました。ジャックと豆の木をリアルに追求していくと、なるほどそういう背景でそういう展開になっていくよなあというのもよく考えられています。 3Dも、いかにも3Dならではのカットがところどころあり、特に巨人から人間を見下ろした時のミニチュア風な見え方は工夫されてて面白いです。 ……が!ひとつ大きな疑問が。あの“天空”は一体どういった世界観なの?あの大地はどういうふうにあるわけ?その肝心のところをボカしてるのが惜しい!たぶんその設定に制作陣はさんざん悩んだんだとは思うけど、もうちょっとどうにかならんかったんかなぁ…… [映画館(字幕)] 6点(2013-03-28 03:32:19) |
109. フライト
デンゼル・ワシントンの葛藤を描く脚本は見事だった。(もちろん演技も) しかしラストはどうかな~。ラストがあれだから、アレッ?何言いたかったの?となってしまったんじゃないかなぁ。何でもかんでも結局家族が第一、となってしまうのがハリウッド映画の弱さですね。 [映画館(字幕)] 6点(2013-03-24 15:36:27) |
110. ランゴ(2011)
極端にデフォルメされたキャラクターなのに質感が群を抜いて素晴らしかった。もうこれだけで見る価値ある。コマ送りして見たい。 ただ、ストーリーは、完全にいわゆるハリウッドメソッドの典型のような物語。 それはいいのだが、主人公が最後の試練を乗り越えるきっかけと切り札がいずれも弱く、どんでん返しの意外性もなく、十分なカタルシスが得られない。 見せ場だけでぐいぐい押すのはやはり弱い。 ハリウッドメソッドで行くなら行くで、脚本を徹底的に練るべきだった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-03-12 18:06:49) |
111. ブラック・スワン
ホラー的表現とスポ根ものをかけ合わせるというのは面白い試みだったけど、肝心のホラー表現が、「ドキッ」とか「メリッ」とかすごく即物的というか表層的というか、見てて生理的嫌悪感はあるけど心理的には全然迫って来なくてゾクゾクしないのですよ。 なんだか残念ですね~。 [映画館(吹替)] 6点(2011-07-04 20:55:30) |
112. 八日目の蝉
最後の最後になってテーマがぼやける。 一体なにが言いたかったんだろう! 井上真央の視点で描くという狙いは悪くはないと思えたのだが… 個人的には一番泣けたのは小池栄子の告白シーンだった。 [映画館(邦画)] 6点(2011-05-19 18:08:00) |
113. エンジェル ウォーズ
映画として傑作かと聞かれると、うーんとなるし、結末は好きかと聞かれると、うーんとなるが、きっとブルーレイ買って繰り返し見ることでしょう。 [映画館(吹替)] 6点(2011-05-05 19:57:59) |
114. トロン
当時リアルタイムで見た時も合成などしょぼいなあと思ってたけど、でもシド・ミードやメビウスを起用したデザインは素晴らしかった。 ウェンディー・カルロスの音楽もよかった。 [映画館(字幕)] 6点(2010-12-26 15:35:29) |
115. カラフル(2010)
キャラクターデザイン、作画が生硬で、脚本もちょっとカタさが目についてしまい、内容のわりになか肩に力が入りすぎだなーと思ったものの、原作がいいんでしょうね、お話はわりと素直に入ってきました。つまりアニメでなくてもよかったって話か…(笑) [映画館(邦画)] 6点(2010-10-06 04:56:40) |
116. バイオハザードIV アフターライフ
いいじゃんこれ。 3Dアトラクション!ってことに徹していて清々しいですよ。 意外な発見は、タイムスライスって3D向きなんだなっていうことでした。 マトリックスを3D化したら観たいかもね。逆に(笑) [映画館(字幕)] 6点(2010-10-04 06:08:20) |
117. アリス・イン・ワンダーランド
カエルさんが良いね。 3Dは非常に不満だね。 [映画館(吹替)] 6点(2010-05-06 11:36:32) |
118. なごり雪
「なごり雪」という唄に思い入れがある人はこの映画には拒否反応を示すのかもしれないが、素直に見ればセンチメンタルな気分にひたれる美しい映画だと思う。強いて言うなら主役の三浦友和が最後に何を得たのか、そこにもっと焦点を当ててほしい気がした。 [DVD(邦画)] 6点(2010-03-28 03:58:49) |
119. 猿ロック THE MOVIE
面白かったは面白かったが、くだらねえ感じにしたいのか感動ものにしたいのか揺れ動いた末にどっちつかずになった感。映画用にはスケール出さないとと張り切ったんだろうけど、この作品の良さは小ネタのくだらなさだったはず。演出、撮影はとてもがんばっているだけに惜しい気がしました。 [映画館(邦画)] 6点(2010-03-26 17:17:09) |
120. ゴールデンスランバー(2009)
原作未読ですがここを読む限りわりと原作に忠実みたいですね。お話はよくできていると思いました(多少マンガっぽいけど)。ただ、うまいストーリー=いい映画なのかなあ??? [映画館(邦画)] 6点(2010-03-02 06:13:26) |