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はち-ご=さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 327
性別 女性
年齢 37歳
自己紹介 知的障害を持つ23歳女性です。
1週間に40時間働いているから多分社会人だと思うけど
今は旦那や発達障害者仲間とルームシェア生活です。

知能指数は11歳ですが、
この映画レビューサイトでは
見よう見まねで大人びた文章で気取らせて貰っています。

ちなみに登録自体は旦那がやっていますので
■妻投稿■がついているのが私です。
あ、でもそうじゃないので一人称が「僕」なのも
実は私が投稿していたものもあったり
「ドラえもん」とか「A」とか(^_^;)

インターネットの書き込みは初めてに近く
インターネットルールは一通り勉強したつもりですが、
「場の空気を読む」などの高度な技術は難しいので
そんな時にはスルーしてください。

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101.  プロジェクトBB 《ネタバレ》 
ジャッキー・アクションに限りがあるかな。■その1、トランポリンのシーンは、ジャンプの最中に敵を叩き上げて慣性の法則を使ってはるかかなたに吹っ飛ばすアクションが欲しい。■その2:ジェットコースターのシーンはクレヨンしんちゃんの栄光の焼き肉ロードを見習ってほしい。ただ鉄の塊が動くだけではなく、コースターが上がって行って恐怖が大きくなる瞬間とこんな所に追い詰められたピンチ感が、その後高速で動きだすコースターと一緒にハラハラドキドキのアクションに繋がるという「アクションの舞台をアクションに組み合わせた」演出は、ジャッキーは得意なはずなのに、その部分が何か物足りない。■その3、マンションのベランダから落ちそうになるシーンが多すぎる。あれは1回でいい。■いろいろ文句言ったけど、この映画は面白いです。赤ちゃんはかわいいよね。でもデカイ・・・。
[インターネット(字幕)] 7点(2009-02-18 09:52:21)
102.  陰陽師Ⅱ 《ネタバレ》 
裸の深田恭子に4点。
[地上波(邦画)] 4点(2009-02-12 02:39:23)
103.  トンマッコルへようこそ 《ネタバレ》 
テーマは純粋・・・。その主語は村人ではなく兵隊さんたちだろう。私の旦那の行動(あるいはその他の映画レビュー)を見てからこの映画を見ればわかるが、村人さんたちはどう考えても自閉症者なのだ。つまり場の空気が読めない。壊滅的に・・・。私の予想ではたぶん自由主義にとっても社会主義にとっても邪魔な発達障害者が1948年建国直後に両者の秘密合意でここに住まわされ、忘れられた結果この村が誕生したという裏設定があると思う。冒頭で傷病兵を殺すシーンと、「子供のように純粋な」という健常者の確信犯的な偽善すら感じる村の名前が、その伏線に見える。そういう村人に対し、戦争が出来る頭の回転の速さと人間を殺すよりも実は服従させる事に使われることの多い「銃」を持っていながらも、結局何の悪さもしなかった・・・最後に彼らを守ろうとした兵隊さんにこそ「純粋」という代名詞がふさわしいと私は考える。ラストシーン・・・真っ暗な夜空からその虚ろなシルエットを現わすアメリカ軍の飛行機は、日本の内地で人々を追い回した艦載機P40と絨毯爆撃をしかけてきたB29だった。B29の絨毯爆撃のシーンは、爆弾の雨がどんどんこっちに迫ってくる、おそらく昭和20年に多くの日本人が感じたであろう絶望を一瞬だけ表現していた。監督が意図したかどうかは想像の域を出ないが、私はこのシーンと、その後ろに続く村人が「花火」と楽しむシーンにこそ、この映画のメッセージが込められていると思う。南北兵士が戦ったのは結局は愛する人が爆弾が迫ってくる絶望にさらされないためなのだというメッセージだ。つまり彼らは絨毯爆撃を花火に変えたのだ。もう一度言う、ファンタジーなのは村人ではなく兵隊さんなのだ。■■凄いいい映画だと思ったんだけど、知的障害っぽい女の子(ちなみに私も知的障害者です^^)の使い方が間違っていないかな? あそこで死んでしまうのはファンタジーとしてやってはいけないと思う。あとあのラストサムライ・・・必要なの?
[インターネット(字幕)] 7点(2009-02-08 05:48:16)
104.  自殺サークル 《ネタバレ》 
まよったんだけどこの点数にします。うちの旦那は葬儀場以外で2回も死体を見ており、うち1回は自殺死体の第一発見者でした。それ以来部屋にてハンガーに服と帽子が掛けてあるだけで悲鳴をあげています。人間の形をしているのに中に人がいないと魂の抜けた骸を思い出して厭なのだそうです。人間が死ぬって言うのはそういう事でしょう? この映画はその点が浅いです。インパクトだけが強すぎで、死体はタイで作られている「人体型パン」にジャムやトマトソースが塗られているようにしか見えない。正直私手術室の塊を見て「おいしそう」と思ってしまいました。黒幕はジャムおじさんだったらしっくり来るかなと「本気」で思っていたのが、小さな少年だった事にびっくり。そんな彼に「あなたはあなたに求められていますか」なんて言われ「イエス」なんて答えられない人が現実世界において多数だということは、躁鬱病経験からダイコバンを押せるし、「自分に求められる自分になりたい(「でもいろいろあって頑張れない」という人も含む)」と願い努力したい(「でも出来ない」含む)と思うのが普通じゃないだろうか? インパクトはあるしある種ギャグの領域に入っている異質性もぴか一なので、ラストシーンでジャムおじさんが「僕の最高傑作はどうですか」なんて言ったら本気で10点あげようと思ったけど、オスガキにあんなことを言わせた時点で8点減点。あ、手を切るシーンはさすがにキモかった。
[インターネット(字幕)] 2点(2009-02-03 05:23:52)
105.  マトリックス リローデッド 《ネタバレ》 
妻投稿。私は「格闘と映像がすごければだれが殺されたっていいじゃん」というストーリーは好きじゃないし、従ってこの映画も好きではない。駄菓子菓子! この映画のシュールさはもはや芸術的としか言いようがない。グレーがかった映像内を車が回転する姿、100人のスミスが一斉に襲い掛かってくる姿は、建築家黒川紀章さんの「黒を基調にした現代建築」に通じるような美しさと「既存の価値を破壊する」ダダイズムが見事に調和したものになっている。こういう映画に人道や「世界を救う正義」は邪魔なだけなのかもしれない。感動はしないし主人公に感情移入はしないし、トリニティーやザイオンがどうなるかなんて知ったことではない。観客にそんな感動を求める後半は見ていてうだうだした。しかしこの映画は「派手で迫力のあるアクションを見せればいいや」レベルで作られた代物ではない事は確かだ。7点を進呈したい。
[DVD(吹替)] 7点(2009-01-31 01:28:39)
106.  サラエボの花 《ネタバレ》 
母さんの感情移入に勤しんでいたので、あんまり子供の方は見ていなかった・・・というかお母さんの気持ちを主観的に、子供の気持ちを客観的に描いたのは、お母さんの綱渡りのような気持ちと行動を描きたかったんじゃないのかなと・・。観客が子供の信条を詳しく知っていたら、「愛があるんだもの」で片づけられかねない浅い作品になったような気がする。母と子どもに微妙な隔たり、大きくなっていく溝・・・暴力が人間の大切な愛や絆、希望全てをぶち壊すものだという事が、逆に私はお母さん一点を見る事で表現を受け取れたと思う。最後に私は子供の信条を表現した少なくとも秀逸なものに、女の子の綺麗な髪の毛が切り取られた場面を挙げたいと思う。修学旅行の楽しいバスの中で、1人だけ髪の毛のない女の子。この姿がもう一つの民族浄化「アウシュヴィッツ」の姿を思い出した。レイプとはそういうものなのだ。平和な秩序世界に飛び地のように存在する真っ黒なアウシュヴィッツなのだ。
[DVD(字幕)] 7点(2009-01-26 05:32:50)
107.  死ぬまでにしたい10のこと 《ネタバレ》 
24歳な妻投稿。他者の死生観にあれこれ言う権利はないですし、現実にそういう人が周りにいても、私はその人の意志や価値観を尊重するよう努めるでしょう。でも映画は映画の中の主人公と映画を見ている観客という主人公がいて、それがある意味で一心同体になるものだと私は思っています。つまりこれは「私ならそうする」価値観で、その前提で書きたいと思います。■■■人が死ぬという事は「何でもしていい」と言えるほど重たいことではない・・・という事です。「死ぬまでにしたい10のこと」は余命宣告された人間の専売特許ではありません。人間は誰でも明日生きていられる保証はないんです。それなのに「何でもしていい」なんて言ったら社会秩序はなくなるし、倫理や愛や信頼もなくなると思います。この映画は何だかんだで「人間の命は愛や倫理よりも大事」と言っているんじゃないかと・・・。■■■じゃあ、私ならどう生きるべきか・・。知的障害者、AIDS患者、精神病者な私が「死ぬまでにしたい10のこと」を作るとしたら、「これが出来るまで死ねるか」という内容のものにします。だから旦那や友達に堂々と自慢できるような事にしたいです。
[DVD(吹替)] 4点(2009-01-24 20:04:30)(良:1票)
108.  バトル・ロワイアル
映画化すべきじゃなかった・・・。
[DVD(邦画)] 3点(2009-01-24 19:09:20)
109.  グエムル/漢江の怪物
旦那に代わって妻投稿。この映画はモンスターパニック映画につきものの、大勢の犠牲者と怪獣の屍の上で感傷に浸る主人公とヒロイン連中に対するアンチテーゼではないかと思う。ガメラ、仮面ライダー何でもいい。夜道を家に帰る端役女性が突然その命を通り魔的に奪われる。次の瞬間には主人公の図々しい日常が描かれ、被害女性の今までの人生や、彼女の帰りを待っていた彼氏が変わり果てた恋人を前に嘆き悲しんだり、家族が蒸発した娘を必死で探すであろう事実はなかったことにされるような展開に、きっと制作者は違和感を感じていたのではないか。それが、この映画における葬式のシーンやラストの唖然とする結末など、頑張って努力した主人公の家族が悲惨な運命を背負う描写へとつながったんだと思う。あの女の子の遺形はモンスターを際立たせるために殺された映画やテレビの中の無名の人々の墓標ではないかと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2009-01-24 01:41:27)(良:1票)
110.  猟奇的な彼女
うちの旦那、これを見て「あー、スパイダーパニックの巨大ハエトリグモになって、あのおいしそうなぴちぴちした体にしゃぶりついて、エキスを吸い尽くしてー」とか訳解らないことを言っていました。確かに映画の中のチョンジヒョンは猟奇的なようで美しいシンメトリーを強調したような服をいつも着ていますよね。頭のネジが外れた倒錯趣味の変態野郎のための映画であって、旦那の反応からしてそういう意味では成功した映画だと思うから8点なんだけど、私だって負けていないという嫉妬の意味も込めてマイナス1。
[DVD(吹替)] 7点(2009-01-22 04:35:38)(笑:1票)
111.  ロボッツ 《ネタバレ》 
ムカつく奴はひっぱたいてやれという創作態度が不満だが、自分の子供が箱になって届き、それをオヤジが組み立てていくというシーンから続く一連のストーリーに感動した。あれは子供映画じゃ「人身売買」や「デザイナーベイビー」といった現実世界の問題が邪魔してなかなか出来ない場面だろうが、これを入れた事で「なぜ人間(?)は生まれながらに尊い存在なのか」を人間の出産とは違った形で、なおかつプラモデル好きの僕みたいな自閉少年にストレートで伝わってくる方法で表現してくれたことを高く評価したい。「人間は粗大ゴミじゃない、1人1人が尊い存在なんだ。旧式でも壊れていても」というありきたりなメッセージを、対象を錆びついた粗大ゴミ的ロボットに置き換える事で再度大声で主張している点も、頭のネジが4本ほど抜けた池沼少年である僕にとっては特別だった。しかし「夢」というキーワードや「生存」というキーワードがおとぎ話の域を出ていない点が残念。この点も人間と違った方法で、でも人間にストレートに伝わるようなアイデア展開だと良かったと思う。
[DVD(吹替)] 7点(2009-01-22 04:05:19)(良:1票)
112.  チェ 28歳の革命 《ネタバレ》 
おそらく裏設定で「モーターサイクルダイアリーズの続編として描いた」作品ではないかと思う。映画館に行く前にあの映画をレンタルビデオ屋で借りるとかなり面白くなる映画だと思った(保証は出来ないですよ^^:)。さて、アンチ・アメリカ的新自由主義という概念と聞くと「不思議の国ブータン」しか思い浮かばなかった私にとって、既存の弱い者いじめ社会を本気で変えてしまったチェ・ゲバラを知ったのは衝撃で、映画館に行く前に関連書籍やDVDを見た口です。でも映画を見て思った・・・何で神格化する必要があるの? 髭面のチェ・ゲバラが何か言うのをカメラが待っているのって、髭面のフォレスト・ガンプが何かを言うのを待っている人たちと何が違うんだろうと思いました。どうも「モーターサイクル」で見た、喘息持ちで血気盛んで純粋で暴走しがちな人間ゲバラはどこかに行っちゃったようです。作風が違うと言われれば確かにそれまでなんですが、彼とともに戦った人たちはゲバラを神だと思っていたわけではなく、人間ゲバラを信じたんだと思います。それなのに映画において唯一ゲバラの人間性を見られた所が、自分の信念を汚した部下を懺悔もさせないでぶち殺すシーンだけというのはいささか足りないです。
[映画館(字幕)] 4点(2009-01-18 15:25:58)
113.  誰も知らない(2004) 《ネタバレ》 
現代社会の無関心をえぐりだした社会に対する警鐘作品・・・と言いたいのだろうが、敢えて言う。誰も知らないほど世の中は甘くない。公園の水道で洗濯するシーン、コンビニで余り物をもらうシーン。こういう「普通じゃない行動」をしている人間を社会は見て見ぬふりをしてくれるだろうか・・。答えは否だ。金節約のためにこういう事をしようとした僕自身の経験から見て間違いない。困っている人の無知や防衛術のなさに付け込んで、経済的、精神的、肉体的、そして性的に搾取しようというとする連中が必ず出てくる。そういうハイエナどもは一般人や役所の人間よりも鼻が効くし、知的障害者、老人、当然子供だって容赦はしないだろう。現代はこの作品以上に危険で不寛容な時代であり、登場する子供たちが行方不明になったりしなかったのは現実では母親が月何回は見に来ていたからだろう。そういう意味でこの作品は所詮一種のファンタジーであり、あるいは「普通じゃない行動をする人」に対する変な憐みにしか僕には感じないのである。
[DVD(邦画)] 4点(2009-01-12 00:47:24)(良:1票)
114.  パトリオット
妻投稿です・・・・。①「世界最強の軍隊に対して愛国者たちがゲリラ戦で勝負する」というプロット。②「人質を殺す」と脅して捕虜を釈放させる場面。③爆弾で停泊中の軍艦をドカン。④「文明国相手に何で正面から戦わないんだ」「正面から戦ったら負けるから」「他国に侵攻して罪もない女子供を殺すのをやめてほしい」というやりとり。⑤「息子よ、俺は昔イギリス軍と仲良く●●(残虐行為につき省略)や●●(食事がまずくなるので省略)を切り刻んで取り出して共通の敵軍隊に贈ったんだ」「でも今は仲が悪くなって敵同士になっちゃったんだ」というやりとり。⑥無実の農民の家を放火して子供を殺して長男を拉致するシーン・・・。思いっきりイギリス軍=今のアメリカ、大陸軍=今でいうア●●イダじゃないですか・・・。嘘だと思ったら、イギリス軍襲撃シーンにおいてジョン・ウィリアムズの音楽を、アルジャジーラに送られてくるテロの瞬間の映像のアラビア語のテーマソングに脳内変換してください。きっとそれほど剥離はしていないはずです。アメリカバンザイ映画にしては確信犯的だと思っていたら、主演のメルギブとヒースレはオーストラリア人、監督はドイツ人・・・。これはひょっとして「ビバ・アメリカ」と言いに映画館にきた観客に対する「アメリカの価値観がこれからも永遠に世界を支配できるとは思うなよ」という意地悪メッセージなのかとも思ったんですが、同じ監督の宇宙人やイグアナの映画を見る限りそれは考えられず・・・・多分私たちが豊臣秀吉や徳川家康の活躍および戦闘シーンを何度見ても楽しめるように、監督もアメリカの歴史と戦闘シーンを無邪気に撮りたかったんだろうな・・・・という事にしておきます。じゃあ、私は何が言いたかったのか・・・。それはお馬のダビちゃんが銃やサーベルを構える表情が、魔法のお城のアルピノパパが「アバダケパブラ」という表情に酷似していたことを言いたかったんです。とりあえず8点。
[地上波(吹替)] 8点(2009-01-05 22:49:39)
115.  ドッグヴィル 《ネタバレ》 
この映画を見るときのコツは、観客自身が自らを変態と自覚すること。だって変態じゃなかったら家の壁や犬がチョークで表現されているなんて「幻覚」は見えないでしょう? そう、あなたは目撃するのだ・・・変態の監督によって撮影された変態映画に登場する変態登場人物たちを変態の視点から。そしてこの幻覚世界の中(だけ)では現実世界の衣や良識を殴り捨て、残虐な心と偽善的な心、支配欲、ニコール・キットマンをいじめる変態嗜好を満足させるのだ。それでよいのではないだろうか。
[DVD(字幕)] 7点(2008-12-27 07:15:30)
116.  ミリオンダラー・ベイビー 《ネタバレ》 
妻投稿。友達の赤ちゃん一緒に育てている私は「ミリオンダラー・ベイビー」というタイトルを「アメリカンドリームをつかむ女性」ではなく「存在そのものをお金で換算される赤ちゃん」というように額面通りに受け取ってしまいました。そして映画の内容は全くその通りでした。私は安楽死を100%否定しないけど、最後にマギーが安楽死する姿は引き取り手もなく使い物にならなくなった競走馬が処分される姿みたいでかわいそうでした。それを見守るフランキーの姿も「大好きなお馬さんと別れなくてはならない獣医」という「感動」物語にしか見えませんでした。これ本当に人間を対象にした映画なんですか?
[DVD(吹替)] 3点(2008-12-27 06:06:38)(良:3票)
117.  ゴーストシップ
冒頭のあれが怖くて、おばけも殺人も怖くなくなりました。見る価値はない。
[地上波(吹替)] 3点(2008-12-13 04:25:46)
118.  ブラザーフッド(2004) 《ネタバレ》 
韓国の友達も出来たし旦那も韓国で迷子になって韓国の警察に助けられたので、韓国は身近な国ですが、国がある日2つに分かれ、殺し合い、味方同士でも殺し合うという悲劇を映画で知った今、韓国の友達が出来る事はとても素晴らしいことだと思いました。竹島や歴史問題で相容れない考えはあるけど、価値観の違いを乗り越えて人々が仲良くなることが許されるなんてホントにホントに素晴らしいですよ。でも頭蓋骨が砕けるまで人を殴ったり、首つり死体や黒こげ死体がたくさん出てくるのはリアルで気持ち悪いし、戦争の狂気と死の恐怖を表現するには浅はかかな。この点は殺戮描写のほとんどないホテル・ルワンダの方が秀逸だと思いました。兄弟愛もラストはスター・ウォーズの最終章そのままでしたしね・・。それを差し引いても今を生きる私たちが平和のために何を大切にしていくべきか、そしてすることが許されている素晴らしさはメッセージとして十分伝わってきたので8点です。
[DVD(字幕)] 8点(2008-11-25 23:04:26)
119.  皇帝ペンギン 《ネタバレ》 
某DVD屋さんで「皇帝ペンギンをお願いします」「はい、わかりました」で意気揚々と家に帰って見たら意外にも下ネタや卑猥なギャグが連発。みなさんのレビューを見て何かおかしいと思って(気付かなかったのか)パッケージを見たら「童貞ペンギン」。想像してください「・・・・・・・」その時の僕の気持は南極に立ち尽くす雄ペンギンの姿でした。ただこの「童貞」と「皇帝」の2作品を見て思った事は、動物の営みを人間がどう解釈するかは自由だということ。見方を変えれば下ネタにも感動物語にもなる。映画というものは「出来事(現実架空問わず)に意味を与える」エゴという名の芸術なんだと僕は思う。実際のところペンギンは鳥類だから子育てなんて愛情でなく本能だと思うが、動きまわるペンギンを玩具にとったフィクションの感動物語とすれば、映像といい「奇跡の海」に通じる不条理な世界で不条理ながらも一途に突っ走る登場人物の姿を垣間見れる物語といい、悪くはないと僕は思う。
[DVD(吹替)] 8点(2008-11-24 05:29:40)
120.  I am Sam アイ・アム・サム
この映画は「知的障害者を純粋に描いている」以前に「知的障害者を単に脳が7歳のままの青年みたいに描いている」時点で間違っている。これじゃあ、「ジャック」における「人間の4倍成長する10歳の子供」と区別がつかない。知的障害者にも「人間能力」の中で普通の人と変わらない部分と苦手分野とするところがあり、さらに日常生活の衝撃に脳が過剰反応してパニックになるなど、映画と比べて健常者と変わらない点、および映画にはない知的障害者ならではの困難がある。勿論「個人差」もあるのでショーン・ペンの演じる人みたいな人もいるだろうが、少なくとも知的障害者が認知している世界は映画のように子供が見るような平和で美しいものではなく、「スターリングラード」や「戦場のピアニスト」に見るような、自分を守ってくれる秩序のない、いつ誰かにぶっ殺されるかもしれない恐ろしい世界だ。こんな世界で障害者は障害者なりの執念と防衛術、恐怖に対する自制心を持って24みたいな一日を送っている(これは知的障害を持つ妻から聞いた)。そこを追求して映画を作ってくれたら、障害者ネタは極太の感動大作にもファンタジーにもサスペンスにもなるのだ。それが許されないのは「差別」「偏見」という言葉が一人歩きしてしまっている結果なのだと思う。でも障害者にとって一番怖いのは差別ではなく、間違った知識を持たれること「そんな人いない」として扱われることだ。僕はこれからの障害者映画は「健常者社会との融合」「愛の感動作戦」以外にも様々な角度からその世界観を広げて行って欲しいと思うし、それは自分の事を分かってほしい障害者にも、当たり前にがんじがらめになっている健常者にも、そして何より映画という素晴らしい芸術作品に新しいフロンティアが出来る意味でも素晴らしいことだと思う。
[DVD(吹替)] 4点(2008-11-09 02:42:49)
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