101. 俺はまだ本気出してないだけ
《ネタバレ》 誰もが自分のなりたい人生を持っていて、でも現実は違って、その理念に向かってどう動くか、現実とどう折り合うか、という時流に合ったテーマなんだけど、主人公の性格や動き方は良いんだけど、周りが何となく良い方向に動いていくのがどうだか。。特に退職→ケーキ屋→家族円満は安直すぎで、これがラストだと興ざめでした。堤真一の演技に+1点。 [映画館(邦画)] 6点(2013-10-16 23:38:01) |
102. 箱入り息子の恋
《ネタバレ》 過去に心に傷を負ったオタク青年も、勇気を持って傘を差し出せば…という作品なんだけど、見終わって爽快感がわき出てきませんでした。なぜか考えましたが、①2階ベランダまで腕だけでよじ登り&長時間ぶら下がるのは、相当体を鍛えていないと無理無理無理。②この映画は親の子離れも重要なテーマなんだけと、夏帆の父親が最後に2人の交際を許したのかが分からない。この違和感以外は、二人の真面目なお付き合いに、公園のキッスも夜這いも許しちゃいますよ。牛丼屋の展開はグッと来ました。夏帆の演技に+1点。 [映画館(邦画)] 7点(2013-07-22 00:00:33) |
103. 2001年宇宙の旅
リバイバル上映でやっと映画館で鑑賞できました。映像はデジタル処理済みのためか、今見てもこれ以上ないクオリティの高さでした。流れるクラシックや逆に息づかいしかない演出も見事です。巷でよく聞く「ツァラトゥストラ~」も、元祖で体験すると鳥肌ものですね。ストーリーは、自分は大体頭に入っているから展開について行けましたが、初見の連れは「よくわからない~~??」でした。 [映画館(字幕)] 9点(2013-07-21 23:51:35) |
104. 藁の楯
《ネタバレ》 最初はテンポも良く見応えがあり、多少の疑問点には目をつぶっていましたが、新幹線が出てきてから「あれ?」となり、新幹線を降りたあたりから「ここはいったいどこ?」の世界でした。そうなると前半の疑問も我慢できなくなり、さらに後半もおかしな点が続き、最後の対決シーンでは「公道でお芝居?」状態です。テーマがとても重い問題なだけに、設定に矛盾点があっては説得力が出てきません。もう少し矛盾や疑問点を取り除くか、いっそ架空の都市か近未来にすれば良かったのにと思いました。俳優の演技に+1点。テーマ性に+1点。 [映画館(邦画)] 6点(2013-07-21 23:43:36) |
105. 刑務所の中
《ネタバレ》 刑務所の中に(仕事で)入ったことがあるので、描写がとってもリアル。でも映画として見ると、誰かが脱走しかけるとか仮出所するとかの展開を期待していたんですが、、何事もなくエンドロールでした。展開がないならもう少し悲哀感を出さないと、単なる刑務所紹介映画に見えてしまいます。素材と俳優がそろっているだけにもったいない感じでした。 [DVD(邦画)] 6点(2013-07-21 23:36:53) |
106. 横道世之介
《ネタバレ》 最初は普通の青春映画→回想録で「あ~なるほどね~」→祥子登場してから展開にやきもき→あの事実以降は画面がセピア色に。。→写真撮った現場を一気に見せて「これからどうなる?」と思ったら……もうおしまいかー。長い上映時間にも関わらず、時代設定や回想シーンや登場人物の台詞や仕草の滑らかさで、飽きることはありませんでした。この映画は自分の記憶に確かに残ったぞーー。 [映画館(邦画)] 9点(2013-07-21 23:30:11) |
107. ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
《ネタバレ》 映像は凄いがアバターを超えるほどではない。綺麗な映像も見慣れてしまったのかな。「トラと一緒に船に乗る」という非常識さと、嵐の中で乗り込む時の不自然さに気付けば「たとえ」であることは大体分かるので、「何のたとえなのか?」をずっと考えていました。おそらく宗教観や倫理感があるんだろうけど、上映中は“たとえ”が分からず“謎の島”も理解できず、自分は“その域”までたどり着けませんでしたw。 [映画館(字幕)] 7点(2013-07-21 23:24:35) |
108. インシテミル 7日間のデス・ゲーム
《ネタバレ》 設定等は良いのですが、展開が浅くてドタバタコントを見ているようでした。俳優も藤原君が出るとどうしても「カイジ?」と思っちゃいますね。他の俳優も有名度で生き残りの順番が分かっちゃうし、綾瀬はるかの役割もバレバレ。最後に安藤も生き残ったけど報酬はもらえないのかな? [地上波(邦画)] 4点(2013-02-09 23:49:18) |
109. フランケンウィニー(2012)
《ネタバレ》 主人公を取り巻く悪友?の扱いが雑なので、後半のドタバタについて行けませんでした。蘇った動物達が何故あれになるのか分からず、人を襲う理由も分からず、そして意外とあっさりやられてしまいます。風車に逃げ込むのも多分にご都合的。シザーハンズと同じ?と思ったら、こっちの方が元祖でした。見終わってからオリジナルをDVDで見ましたが、オリジナルの方が素朴で好感が持てました。あとフシギちゃんのネコちゃんはどうなっちゃんだろう…。 [映画館(吹替)] 5点(2013-02-09 23:45:13) |
110. 東京家族
《ネタバレ》 東京物語は未鑑賞で鑑賞。最初は俳優のぎこちなさも感じましたが、老夫婦が出てきてからは各俳優の演技が光りました。内容も家族の在り方を説いているのでわかりやすかったです。ただ、2時間強の割にはカットが目に付く場面もあり、ダイジェスト感が残りました。また見終わってみると家族像が少し古く感じました。震災の出会いも少し強引かな。 [試写会(邦画)] 7点(2013-02-09 23:39:28) |
111. テッド
《ネタバレ》 吹き替え版が良とのことで鑑賞しましたが、評価が難しい。原語の下ネタジョークがわかる人には最高なんでしょうけど、吹き替えはがんばっていたけどやはり限界が見えました。くまもんであそこまで逆切れするかな?恐らく原語ではもっと屈辱的な言葉を投げていたんでしょうね。日本語下ネタも早口で、周りもし~んとしているから滑ったように感じてしまいました。(みんな心でニヤついているのかな?)ストーリーは王道で特にひねりもなし。フラッシュゴードンは日本なら本郷猛かモロボシダンか、なんて勝手に想像してみました。見終わって周りを見ると、若い女性が多いのにびっくりでした。 [映画館(吹替)] 6点(2013-02-09 23:34:20) |
112. アルゴ
《ネタバレ》 ずっと緊張しっぱなしでした。およそわかっている展開なのにこんなに緊張するのは、見せ方が上手いからなんでしょうね。空港で相手の言葉に字幕を出さず、何喋っているのか分からないところは、「結局通過できるんだろう~」と思いつつも、不安感ピークでした。事実を公表しない結末、エンドロールの見せ方、などもぐっときました。歴史的事実を振り返る面でも勉強になり、良い映画を見ました。 [映画館(字幕)] 9点(2012-12-11 22:52:08)(良:1票) |
113. 悪の教典
《ネタバレ》 映画化されると知って原作を読んでから鑑賞。原作からの詰め方はmkz811さんと同意見です。原作のエキスを残すために短いカットでつなぐ場面があり、町田リス園とか看板だけ出てきても原作読んでいないと?になるのでは。後半は原作も一方的に打っちゃうところは同じだから違和感は感じませんでしたね。「原作者出演」「ゲイ~ジュツカ」「To die?」は事前に知っていたので、ついにやついてしまいましたが、「To die?」はブラック過ぎるかな?。あとショットガン打った後の耳が痛くなる仕草がGood !でした。(原作ではこれも事件解明の伏線になるのですが。) [映画館(邦画)] 7点(2012-12-11 22:48:59) |
114. 月に囚われた男
《ネタバレ》 こういう映画、自分は好きですね~。月面を移動していく場面は、往年のSFTVドラマを見ているようで懐かしさがこみ上げてきます。基地内での出来事も、分からないことがテンポ良く段々と分かってきて飽きませんでした。クローンものであることは事前に分かっていましたが、クローンに頼っていないストーリーが良かったです。そしてヒューマンドラマに仕上げていたので、心に染み入ってきました。コンピューターの心変わりについては「謎」と言うことにしておきましょう。 [映画館(字幕)] 8点(2012-09-30 16:07:49) |
115. おおかみこどもの雨と雪
《ネタバレ》 主題、主張はわかるけど、リアルな設定にしたことで随所のありえない設定や展開が目に付いてしまいました。これを見ると母と子二人が田舎で簡単に生活できるように思ってしまいますが、現実はもう少し厳しいんじゃないかなと。(資金面とか、家屋の補修維持とか…)映像は綺麗でしたが、山を滑り降りるのも、スピード出しすぎじゃないかなとか。 [映画館(邦画)] 6点(2012-09-30 15:59:06) |
116. 桐島、部活やめるってよ
《ネタバレ》 原作未読。評価が高いので「桐島は出てこない」という部分だけ仕入れて鑑賞。冒頭から生々しい高校生活が展開されて非常にイタかった。花形運動部vsマイナー文化部で語られるけど、自分の高校生活はマイナー運動部で、しかもレギュラー落ちレベルだったので、バレー部の代役リベロ君が辛かった。でも自分も(概念として)帰宅部や文化部よりはえばっていたかも。実際は文化部や帰宅部の人とも遊んでいたし、楽しくやっていたと思うんですがね。そして好きだった人は花形運動部の人と付き合っていたし(涙)……。高校時代に少しでも葛藤があったならお薦めできる映画です。 [映画館(邦画)] 9点(2012-09-30 15:49:34) |
117. 映画 ひみつのアッコちゃん(2012)
《ネタバレ》 期待しすぎてしまいました。批評にあるようにもっと楽に見れば良かった。展開が強引で、子供を勝手に事務所に連れ込んだり、株主総会の荒れようや、時限爆弾とか、サラリーマンにはトホホな印象しか残りませんでした。綾瀬はるかのアップに+2点。 [映画館(邦画)] 5点(2012-09-30 15:44:32) |
118. 猿の惑星:創世記(ジェネシス)
《ネタバレ》 地球が猿に占拠される経緯の設定変更や、特撮映像の出来は良かった。しかし猿収容所に薬がまかれてあっという間に進化するのはどうしても納得できません。保護センターの窓が簡単に割れてしまうのも変。 旧作との繋がりも随所にあり、名台詞(字幕鑑賞)も言っているので、収容所の猿が進化し始める以降をもう少し作り込んだら、より良かったのにと思いました。 [映画館(字幕)] 5点(2011-10-22 23:17:22) |
119. インセプション
《ネタバレ》 「夢の中に入る」ことと「夢が階層している」ことを前知識として鑑賞しました。 従って最初から「これは夢か現実か」「どの段の夢か」を考えて見ていたので、夢について混乱することはなかったです。 それ以外はついていくのがやっとでした。前半は登場人物の区分けができず、味方か敵かもわからず、後半も次から次に出てくる敵がいったい何者なのかもわからず、ただ何かに向かって突き進んでいくのを見守るだけでした。それでも映像やアクションは素晴らしいので、細かく考えなければ面白い映画です。 自分は「ワンボックスの落下でホテルの人は浮いているのに雪山の人はなぜ浮かないのだろう。」とずっと思っていました。夢の影響は1段階にしか及ばないようですね。 そのほかの決まりごとも守られているのか考えていましたがスピードに追いつけませんでした。 [映画館(字幕)] 8点(2010-07-27 19:43:11)(良:1票) |