1221. 東のエデン 劇場版 I The King of Eden
完全にParadise Lostに向けた前フリでしかなく、この作品を劇場作品として独立させる意味がわからない。 テレビシリーズで言えば2話くらいあれば描けそうな内容を82分に水増ししているのでテンポも悪い。 尺の長い劇場版ならではの試みに期待していたので、テレビシリーズの延長でしかない内容にはがっかりしました。 [DVD(邦画)] 5点(2011-03-26 12:44:20) |
1222. 時をかける少女(2010)
仲里依紗が素晴らしかっただけに勿体無いという印象。 他の役者も良かったし、映像的にはなかなかの出来栄えだったんだけど、どうも話が盛り上がらない。 過去を変えちゃいけないというルールは使い古された感じで、そこにどんなアイデアを盛り込むかがシナリオとしての面白味になると思うのだけど、ただ単純にルールが守られただけのストーリーにがっかり。 ラストの涙になんで泣いてるの?って思ってしまうくらい心に響かなかった。 僕は何か大切な記憶を消されてしまったのだろうか??? まあ、仲里依紗を鑑賞するという意味では損してないと思うので、点数は甘めにしておく。 あと、どうでもいい小ネタではあるけど、逆らったら末代まで祟られそうなタレント5年連続ナンバー1というのは面白かった。 [DVD(邦画)] 6点(2011-03-24 17:56:36)(良:1票) |
1223. 花のあと
この作品を要約すると、不倫ドロドロ時代劇を乙女剣士が恨み晴らします!って感じで、BGMにチャララーン♪って入れてくれたら最高だったんだけど、流石にそれはなくてがっかり。 でも、ちょっといい話的なラブストーリーも盛り込まれていて、好みな感じでした。 テンポの悪さや演出のぎこちなさもあって前半はやや退屈だったけど、終盤ちょっと盛り上がるシナリオは良かったと思います。 あと、どうでもいいことだけど、主題歌に一青窈を起用するセンスに脱帽です。 [DVD(邦画)] 7点(2011-03-23 16:04:28) |
1224. ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ
ゲーム構成やシナリオがよく出来ていただけにちょっと残念。 このシリーズにはゲームの攻略法や謎の解明に1週間のインターバルが与えられるというテレビドラマならではの面白さがあったわけだけど、劇場用として2時間に纏められてしまうと駆け足な印象だけが残る。 誰がⅩなのか推理する余裕もないし、改めて見直してみると推理の根拠となる投票順がほんの数秒に編集されていて、流石にあれじゃ気付きようがない。 まあ、そういった肝心なシーンをカットせず、数秒とは言えきちんと挿入しているのには感心するけど、伏線として機能させるには尺が足りなかったようだ。 せめて全体で前後編4時間くらいのボリュームがあれば、もっといい作品になってたように思う。 というわけで、数年振りに見直してみたら、初見では駆け足に感じた部分もいいペース配分に感じられて面白かった。 1回見てルールとかは理解してたので、トリック部分の細かい演出とかにも気付くことが出来たので満足です。 評価は初見のままにしておくけど、2回見たら面白さの増すタイプの作品なのかも知れない。 [DVD(邦画)] 6点(2011-03-08 16:05:57) |
1225. アーサーと魔王マルタザールの逆襲
前作は一応のストーリーはあったけど、今回はストーリーらしきものが見当たらず、中途半端に終わってしまう。 流石にこれを1本の作品として評価するのは難しい。 映像的なクオリティは高いと思うけど、やっぱり映画なんだから話が無いとどうしようもない。 あと、相変わらずミニモイは可愛くない。 [DVD(吹替)] 3点(2011-03-07 13:19:28) |
1226. 20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗
これは酷い総集編ですね。 広げ過ぎた風呂敷を回想シーンで説明するという手法にも呆れるけど、最終的な決着も回想に頼るというのが無能過ぎる。 [DVD(邦画)] 3点(2011-03-01 16:51:43) |
1227. 20世紀少年 -第2章- 最後の希望
オッチョが教会に駆けつけるシーンとか、ともだちの復活シーンは良かったと思うけど、全体的にふざけた演出が多過ぎて興醒めしてしまう。 コミカルな演出が絶対に駄目とは思わないけど、限度というものがあるだろう。 個人的には木南晴夏くらいが許せる限界で、流石に小池栄子のテンションには付いて行けなかった。 シナリオとしては、いろんな伏線がそのまま放置されていて、この章だけでは判断できない。 残された謎が第三章で昇華されるなら、この繋ぎの章の価値も上がるのかも知れない。 [DVD(邦画)] 5点(2011-03-01 13:31:22) |
1228. 変態家族 兄貴の嫁さん
タイトルからもわかる通りファミリー物の作品ですが、決して家族で見てはいけない作品。 たぶんおっぱいを出してない時間より、おっぱいを出してる時間の方が長い。 パロディとしては所々笑えるシーンもあったけど、作品全体として成功してるとは思えない。 もう少し笑わせて欲しかった。 [DVD(邦画)] 4点(2011-02-28 21:43:42) |
1229. 庭から昇ったロケット雲
宇宙へのロマンを描いた作品かと思いきや打ち上げ許可を出す出さないといった大人の事情を描いた作品でした。 宇宙に行って何をするかとか、宇宙の素晴らしさみたいな話はほとんどなくて、ただ行って帰ってくるだけ。 主人公にあんまり共感できず、ただ頭のおかしいおっさんという印象でした。 [DVD(吹替)] 4点(2011-02-17 07:01:53) |
1230. 真珠の耳飾りの少女
心まで描くの? フェルメールの絵に惹かれてしまう理由が少しわかったような気がする。 当時の生活や創作活動の描写が丁寧で興味深かった。 映像的にはまるで絵画のような美しさで、名画をテーマにした作品に相応しいレベル。 物語としては平坦な感じで、特に大きな事件が起こるわけでもなく、やや退屈な印象もあったけど、絵そのものの説得力がそれをカバーしていたように思う。 完成した絵をなかなか見せようとしない演出が冴えていた。 真珠に纏わるエピソードだけはいまいちピンと来なくて、もう少し感動物語に仕立てても良かったんじゃないかと思う。 ラストのオチも喜んでいいのかよくわからない複雑な心境です。 [地上波(字幕)] 7点(2011-01-28 03:13:00) |
1231. 天国からの手紙
とりあえず邦題が酷い。 どう考えてもそれは禁句なのに。 あと、薄情な韓国女も酷い。 序盤の展開は明らかにピュアなラブストーリーの勢いだったのにあんなことになってしまうなんて、都会って恐ろしいですね。 どちらかというと薬局女の方がヒロインに相応しくて、そっちとハッピーエンドでもまったく構わなかった。 ラストは悲しいというか、可哀想というか、馬鹿というか、なんだかやり切れない感じです。 気が付いたら泣いてしまってたので、そんなに悪くない作品だったのかも知れません。 [DVD(吹替)] 6点(2011-01-21 13:07:06) |
1232. バイバイ、ママ
頭のおかしい女の話を延々と聞かされる前半は不愉快なだけだったけど、ラバーボーイが産まれてから多少は見られる内容になった。 負の連鎖というのは恐ろしいもので、これを断ち切るのはなかなか難しい。 ラストはハッピーエンドかと思いきや確りと連鎖は続くというブラックなオチに恐怖を覚えました。 あと、サンドラ・ブロックは大好きなんだけど、存在理由がいまいち見えて来ない役どころで残念。 あのエピソードが物語にどう絡んでくるのだろうとちょっと期待してしまったけど、 結局はよくわからないままでした。 [地上波(吹替)] 5点(2011-01-16 05:29:25) |
1233. バーティカル・リミット
これは笑えた。 ここまで壮大なコメディは珍しい。 次はどんな死に方してくれるんだろうとワクワクさせてくれる。 特に笑いながら死に逝くシーンは絶品。 [地上波(吹替)] 7点(2011-01-15 03:57:47) |
1234. 失恋殺人
とりあえずエロい。 艶かしいとかいう感じじゃなくて、ストレートにエロい。 しかも、エロシーンが長い。 それが作品全体のテンポを悪くしてるように感じた。 いいおっぱいなのは間違いないので、それ目的で見るなら損はないけど、 推理やらサスペンスといった方向性で見るとがっかりかも知れない。 [DVD(邦画)] 6点(2011-01-14 03:33:14) |
1235. 山のあなた 徳市の恋
基本的につまんないけど、役者がいいので意外に見られてしまう。 特にマイコの時代背景にそぐわない雰囲気がいい。 現代劇だと平凡な印象なのに時代劇だと何故か映える。 その他の役者も豪華な顔触れで、エンドロールだけなら名作の勢い。 コメディの演出が陳腐でまったく笑えなかったけど、それ以外は落ち着きのあるいい雰囲気でした。 [DVD(邦画)] 5点(2011-01-13 04:50:53) |
1236. マイマイ新子と千年の魔法
なんで金魚すぐ死んでしまうん?と言ってたかどうかはさて置き、そこはかとなくジブリ作品をリスペクトしてるのがいい。 キャラクターも背景画もいい具合に劣化ジブリの様相。 最近のジブリ作品が迷走してるように感じていたので、これがほんとのジブリだよなぁって、ちょっと懐かしくもありました。 これでストーリーが良かったら完璧にジブリのパクリだったんですけど、残念ながらそこまでは真似出来なかったようで、千年の魔法はどこに行っちゃったんだろうかって感じでした。 もうちょっと上手く千年前とリンクさせることができたら名作になってたかも知れないだけに残念。 あと、大人の諸事情がいちいち重いのもマイナス点だろうか。 ポニョ探しや身分を越えた友情だけでも子どもの世界では大事件のはずで、感動的な物語になってたはずなのに、大人の諸事情が重過ぎて全部吹っ飛んでしまった感じでしょうか。 [DVD(邦画)] 5点(2011-01-12 05:21:15) |
1237. HACHI/約束の犬
実に手堅い感じのリメイクです。 過剰な演出はなく、淡々と描かれているのが逆に物悲しい。 ストーリーを知っているので、泣くほど感情は揺さ振られなかったけど、改めていい物語だなぁって再確認しました。 [DVD(吹替)] 7点(2011-01-07 05:10:30) |
1238. 食堂かたつむり
一応、最後はちょっといい話になってるんだけど、いまいち心に響いてこない。 基本的に嘘っぽい作りなので、最後になって突然真面目に語られても俄かには信じられない感じ。 出てくる料理は美味しそうだったし、エルメス食ったのには感心したけど、シナリオとしてはつまんないというのが正直な感想。 あと、ラストのオチは鳥獣保護法に抵触しないのか気になった。 [DVD(邦画)] 4点(2011-01-05 18:26:16) |
1239. 9<ナイン> ~9番目の奇妙な人形~
映像的には素晴らしいんだけど、ストーリーが残念な感じ。 何かもっと驚くような謎が解き明かされたり、数字に何らかの意味があったりするのかと期待したけど、特に何もないまま昇天してしまいました。 キャラクター的には7が魅力的でした。 [DVD(吹替)] 6点(2011-01-04 09:01:28) |
1240. タイタンの戦い(2010)
映像的には進歩してるのかも知れないけど、いまいちワクワク感がなかった。 クリーチャーの異形感が薄れてしまって、不気味さをあんまり感じなかったのが敗因だろうか。 神々の描写は相変わらずまぬけな感じで良かったと思うけどね。 あと、フクロウが懐かしかった。 [DVD(吹替)] 5点(2010-12-20 05:45:29) |