1281. パンズ・ラビリンス
映像描写がいちいちグロテスクで怖い。 特に2番目の試練は強烈で、確実に夢に見て魘されると思います。 怖いのが苦手な僕からすると、ほとんどホラーと言っても過言ではない。 それでも、内容的にはかなり真面目なファンタジー作品で、幻想的な世界観が興味深かった。 しかも、完全に虚構に嵌まり込まず現実とリンクし続ける構成が素晴らしい。 あと、この作品に対してPG12指定というのは生温すぎる。 大人の僕ですらトラウマになりそうで、つまみ食いする度にフラッシュバックしそうです。 [DVD(吹替)] 8点(2010-07-20 15:18:03) |
1282. アバター(2009)
これは壮大なウルルン滞在記ですね。 ウルルンの場合は最後には帰って来なくちゃいけないので泣けるわけですが、この作品ではそのまま居残ってしまうので、別れの悲しみみたいなのはありませんけどね。 映像の斬新さには感心するし、ストーリーもわかり易くて良かった。 戦争じゃなくて、話し合いで解決できたらもっと良かったんですけどね。 あの石っころだけ取らせてあげるとかね。 [DVD(吹替)] 8点(2010-07-19 16:33:40) |
1283. サッド ヴァケイション
とりあえず絶望的に音声が聞き取り難い。 辛うじて聞き取れるレベルにはまで音量を上げると、セリフ以外の音が大変なことになる。 でも、まあ、音声が聞き取れたとしても大して変わりはなかったかも知れない。 ストーリー展開が雑で、何故そんなことになるのか理解に苦しむことが多い。 ラストのオチも意味不明で、何が言いたかったのかよくわからなかった。 役者が豪華なだけに非常に残念でした。 [DVD(邦画)] 4点(2010-07-15 10:57:51) |
1284. スパイ・アニマル Gフォース
これは想像を超える出来栄えのアクション超大作でした。 実写とCGの融合が完璧で、モルモットたちの動きも素晴らしかった。 愛らしいのはもちろんだけど、かなり有能。 ほんとモルモットはもっと評価されてもいい。 あと、モグラのことも好きになろうと思いました。 [DVD(吹替)] 8点(2010-07-14 10:04:00) |
1285. BALLAD 名もなき恋のうた
現代から戦国時代にタイムスリップして活躍するというアイデアは良かったと思うけど、どうも説明臭いセリフが多過ぎてテンポが悪かった。 ランクルが来てちょっと面白くなりそうだったけど、終盤は完全に失速。 つまんない理由で戦争を始めたかと思えば、一騎打ちで決着とか意味不明の展開でげんなり。 ラストのオチも泣くには至らず残念な感じでした。 あと、どうでもいいことだけど、夏川結衣と筒井道隆を見てると、いつ栗山千明が出てくるんだろうと期待してしまったけど、最後まで出てきませんでした。 [DVD(邦画)] 4点(2010-07-13 13:05:28) |
1286. 恋極星
純愛物かと思いきや随分あっさり体を許してしまいましたな。 やりたいことをやりに来たという正直さには感心するし、死ぬ前に1回やっておきたかった気持ちも理解できる。 でも、物語の展開としてはプラトニックのまま我慢するべきだったのかも知れない。 戸田恵梨香とやれるなら明日死ぬとしても本望としか思えなくて、悲しいというより羨ましいという思いしか湧いて来なかった。 あと、どうでもいいことだけど、弟の演技はどうにかならなかったんだろうか。 [DVD(邦画)] 4点(2010-07-03 21:28:42) |
1287. なくもんか
小ネタはいちいち面白いんだけど、変に人情話を持ち込んだのが失敗してるような気がする。 最後までコメディとして押し切って欲しかった。 沖縄のシーンをばっさり切ってしまってもいいくらい。 [DVD(邦画)] 5点(2010-06-29 14:37:11) |
1288. 瀬戸内少年野球団
《ネタバレ》 この作品は野球とか戦争とかどうでもいい感じで、少年と少女の淡い恋物語として見ると面白い。 終戦直後の混乱を滑稽に描くことで、話が重くなり過ぎないようにバランスが取られているし、無邪気な子供たちの日常も活き活きとしていて魅力的だった。 僕は男の子なのでよくわからないけど、おしっこの音云々というのは本心じゃなくて、別れの悲しみを和らげる為の乙女心だったんでしょうかね。 そう考えるとラストの別れが更に切なく感じられます。 [DVD(邦画)] 7点(2010-06-29 14:14:00) |
1289. 僕の初恋をキミに捧ぐ
僕なら無駄に生き長らえるより、ピンクのブラを見て死ぬ方を選ぶだろう。 そんなわけで、いまいち感情移入できないし、話の流れも唐突だし、こんな糞映画に貴重な2時間を費やしてしまったことに後悔していたけど、平井堅の曲が流れ出した途端になんだかいい作品だったような気がしてくるのが不思議だ。 [DVD(邦画)] 4点(2010-06-28 11:10:28)(笑:1票) |
1290. 麻雀放浪記
麻雀放浪記という割にはそんなに放浪しない。 どちらかと言うと、権利書が放浪する。 最終的には元に戻ってくるのでハッピーエンドということなんでしょうかね。 死んだら負けという論理が極悪非道で、ほんとは勝ってたんだから勝ち分を家に届けてあげるべきでしょう。 死体なんて届けられても困ってしまうと思う。 そういう非人道的なところが面白いわけですが・・・。 [映画館(邦画)] 7点(2010-06-25 11:27:26)(笑:2票) |
1291. かいじゅうたちのいるところ
冒頭の家族の紹介みたいな部分はつまんなかったけど、かいじゅうたちのいるところに行ってからは面白くなった。 何か楽しいことが始まりそうなワクワク感があった。 まあ、その後の展開はかなり切ないものだったけど、最後は心が通じたような気がしたので良かったと思う。 そして、最初はどうしようもないくらいにつまんなかった現実世界がなんだか懐かしくもあり、無理解で憎たらしい存在だったお母さんが愛しい存在に思えた。 僕も少し大人になれたのだろうか??? [DVD(吹替)] 7点(2010-06-24 12:06:41) |
1292. 曲がれ!スプーン
まさかこの展開で泣かされそうになるとは思ってなかったので油断してました。 ただ面白いだけじゃなくて、ちょっといい話になってるところがいいですね。 カフェ・ド・念力の中だけで物語が完結してたら満点でも良かったくらいに笑えました。 作中では軽んじられていた透視ですが、どう考えても1番魅力的な能力に思えます。 何しろ長澤まさみのおっぱいですからね。 [DVD(邦画)] 8点(2010-06-22 14:04:01)(笑:2票) |
1293. ティンカー・ベルと月の石
内輪でちまちまと揉めていた前作とは違って、今回は冒険に出るワクワク感があって良かったです。 アトラクションを体験してるような楽しい映像もグッド。 ティンカー・ベルの性格も僕のイメージに近付いてきた印象。 あと、どうでもいいことだけど、何の説明もなくイケメンの地位が上がってたことに妖精の世界の厳しさを垣間見た気分です。 [DVD(吹替)] 7点(2010-06-22 10:19:51) |
1294. 火天の城
まともな作品かと思ってたら、こんなとんでも映画だったとは驚きです。 いろいろと間違ってるとは思うけど、つまんないアクションとかいらないので、もっと真面目に築城して欲しかった。 たくさん人が死ぬけど、どうでもいい感じに軽いです。 登場人物たちは泣いているけど、何が悲しいのかわからないくらいに気持ちが伝わって来ない。 あと、お笑い芸人が登場した途端にコントの空気になってしまうのが残念。 [DVD(邦画)] 3点(2010-06-11 22:54:46) |
1295. ティンカー・ベル
ピーター・パンの世界観が大好きなのでそれなりに楽しめましたが、本作でのティンカー・ベルは素直ないい子として描かれていて、やや毒が足りない印象。 僕のイメージとしては、騙される方じゃなくて、騙す方なんですけどね。 子供向けアニメとしてマイルドに仕上げられてるといったところでしょうか。 ラストのオチはいい感じで好みでした。 あと、ネズミが異常に可愛い。 [DVD(吹替)] 6点(2010-06-08 04:57:29) |
1296. バトル・オブ・リガ
ラトビアの独立を賭けたリガの戦いを描いた作品ではあるけど、壮絶な戦争映画という感じではなくて、登場人物たちを取り巻くロマンスやら友情やらを織り交ぜた軽い仕上がりになってます。 世界史に詳しくない人にとっては、ラトビアがどこにあるのかすらわからないだろうし、世界史に詳しい人にとっては、結局ソ連に併合されちゃうよねっていう中途半端な作品になってしまってる。 意外と人も死なないし、意味不明な殴り合いが始まって、なんだかどうでもいい話に思えてくるのが残念でした。 [DVD(吹替)] 4点(2010-06-03 15:56:35) |
1297. 春の居場所
自主制作っぽい雰囲気が上手く再現されていて、そんな安っぽい映像の中に堀北真希が居るというのがなんだか贅沢に感じる。 つまんないストーリー展開のお陰で堀北真希の可愛らしさが強調されていて、ただ堀北真希を眺めるだけという有意義な時間を過ごせます。 終盤は何を血迷ったのか堀北真希の出番が減ってしまいますが、つまんないことに変わりはないのでどうでもいい感じでしょうか。 [DVD(邦画)] 3点(2010-06-01 12:26:21) |
1298. 私の中のあなた
この物語に登場する生と死はとても特殊なケースで、世の中の多くの人には関係のない話かも知れないけど、この物語に登場する生と死に関するいくつかの名言は、世の中の多くの人に投げ掛けられたメッセージだったように感じる。 悪人らしき人は一切登場しないのにここまで対立してしまうのは、この問題がとても難しくて答えの出ない問題だからなんだろうけど、自分がどうしてこの世に生まれてきたのかという素朴な疑問には答えが出たようで良かったと思う。 その答えに関しては僕も納得したようで、本編中はどうしても止められなかった涙がいつの間にか止まっていました。 ただ悲しいだけの物語じゃなくて、少し救われたような気のするラストシーンに安らぎを感じました。 [DVD(吹替)] 9点(2010-05-25 13:00:18)(良:1票) |
1299. タナカヒロシのすべて
突き抜けない感じの生温いコメディ。 驚くほど行動が非常識ということもなく、どこにでも居そうなキャラではあるけど、どこか滑稽な雰囲気を漂わせている。 物語としては切ないというか、他人事ではない切実さがあったけど、共感はできなかった。 結局、ユンソナに落ち着くところが在り来たりというか、登場したヒロイン候補の中でいちばん普通で面白味のないキャラだったかも。 市川実和子の俳句で笑わせるセンスの良さには感心したし、小島聖のエロさに走っても良かったはず。 単純に見た目と都合の良さで言うなら矢沢心もあり。 修羅場覚悟で西田尚美に行くという後ろめたさも捨て難い。 [DVD(邦画)] 5点(2010-05-24 13:34:24) |
1300. くもりときどきミートボール
映像は凄いけど、内容はゼロに等しい。 大騒ぎしただけで後には何も残らない感じ。 まあ、世界中に残飯は残ったけど・・・。 あと、どうでもいいことだけど、日本だったら朝から御飯と味噌汁と納豆が降ってくるんでしょうかね。 [DVD(吹替)] 5点(2010-05-20 14:39:29) |